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愛する牛、その可能性を開花させる。~私が大学で学んでいること~【内定者ブログ】

こんにちは。

21卒内定者の緒方です。

今回は「学校で学んでいること」についてお話しさせていただきます。




私は現在、大学院で動物の繁殖学を学んでいます。

今取り組んでいる研究のテーマは「黒毛和牛の精子の運動性に脱リン酸化阻害剤が与える影響について」です。

現在、私たちがおいしい牛肉や牛乳を安く手に入れることが出来るのは、人工授精技術が発達してきたおかげです。しかし、近年では人工授精による受胎率(妊娠が成功する確率)の低下が世界的な問題となっています。

一回の人工授精で妊娠が成功する確率が下がると、疾病の可能性や仔牛不足などに繋がり経済的な損失が出てしまうのです。

そこで、私の研究では受胎率向上にむけて、その原因の一つとされる「人工授精に用いる凍結精子の運動性」を様々な面から調べています。

将来的には、日本だけでなく世界の畜産業界を支えることになる研究なので、今後の学生生活も研究に邁進していこうと考えています!

研究室で3年ほど過ごしている中で、世界中で進められている研究をリアルタイムで、より正確に知ることが出来る方法はないのだろうかと思うことが多々あります。

就活を終えて、このような目の前の不便を解決するような事業に強く興味を持つようになりました。

そんな中で、コロナウイルスの影響で国際学会がオンラインで開催されたことを耳にしました。ネガティブな要因ではありますが、これまで想像もできなかったことが次々に実現されている世の中なので、今後の可能性を考えるのがより楽しくなったと感じています。

今後も身の回りの不便や違和感に一つ一つ関心を持って過ごし、研究もしっかりとやり遂げて来年の4月には良いスタートを切れるよう尽力したいと思います!

最後まで読んでいただき、ありがとうございました。

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