株式会社SAFELYは、失敗を恐れず、常にチャレンジすることを大切にしてる会社です。
今回は、株式会社SAFELYの代表取締役である岡野 健二さんに「失敗」についてインタビューしました。失敗をどのように捉えているのか、失敗した際の対処法などを紹介します。
失敗とは、成功するうえで必ず通るプロセス
-岡野さんにとって「失敗」とはなんですか?
失敗とは、目標達成や成功に向けたプロセスの中で必要になるものだと考えています。なぜなら、“失敗”と呼べる経験を積み上げることで、目標に向けた調整ができるようになるからです。
ここで大切になるのは「なんとなく発生した失敗」と「考え抜いた出来事での失敗」では、得られる経験値がまったく違うということ。
考え抜いて失敗した場合は、自分の行動をより深く見つめ直すことができ、さらに今後の改善に繋がります。そのため、成功に導くためには必須な経験とも言えるでしょう。
-失敗をしたからこそ、大切にしている想いはありますでしょうか?
失敗を人のせいにするのではなく、自分に原因があったと考えることを大切にしています。いわゆる自責思考です。たとえ、自分の責任が大きくなかったとしても、「どのように行動していたら回避できたか」を考えられる方は、成長スピードが早いですね。
弊社では自責思考を持っていただくため、失敗事例を紹介しながら取るべき行動を紹介しています。例えば、「今回の事例は自分のせいではなかったとしても、こんな考え・行動ができたら、今後に活かせて自分の成長にも繋がります」など、すべての出来事を自分事としてと捉えてもらえるよう何度も伝えています。
失敗を恐れず挑戦してほしいからこそ、全力でサポートやフィードバックを行う
-失敗を恐れずに挑戦できる環境をどのように作っているのでしょうか?
失敗したとしても、報告さえしてもらえたら一緒に対処法を考え、サポートしています。
失敗を恐れてばかりいると新しいことに挑戦できなくなり、最終的には面白くない職場になってしまうでしょう。そのため、失敗しても他の社員やマネージャー、あるいは私が全力でサポートしているのです。
マネージャーに対しては、失敗した部下に対して怒らないように指導しています。一度でも怒ってしまうと、失敗を隠す社員が増える可能性があるからです。また、部下の失敗を自然とマネージャーも一緒に解決してあげられる風土を目指しています。
-「失敗」した社員に求めることは何でしょうか?
「何が原因で失敗したのか」を認識していただき、次に活かすための行動を共有してもらうことです。問題を自分自身で解決できない・なぜ失敗したのか分からない場合も、報連相していただいています。
あらかじめ予測できるかつ、1人で解決できない失敗に関しては、周りに助けを求めることが重要です。失敗を隠さず周りに助けを求められる文化にするため、全体会議では失敗の対処法について口酸っぱく伝えています。
また、マネージャーに求めることは、失敗に対する提案をプラスしていただくこと。失敗によってどのような影響が出ているのかを確認し、改善策を講じているのであれば、正しい方向なのかどうかをフィードバックできるためです。
-社員が失敗した際、どのように接していますか?
私のところまで上がってきた問題は解決できていない可能性が高いため、まずは社員に安心してもらうことを心がけています。起きてしまった問題は上層部でしっかり対応し、状況を適宜社員に共有します。
その後、本人から「今後の改善策」を出してもらい、最終的には会社から明確なフィードバックを実施。「このように対応すればいいんだよ」と伝えることで、本人の成長に繋がれば嬉しいですね。
失敗が今の株式会社SAFELYを作っている
-これまで実際にどのような失敗をしてきたのでしょうか?
日々業務をする中で、“失敗”と呼べる経験はいくつもあります。
例えば、Webサイトを最適化するためにABテストを実施していますが、言ってしまえばどちらか片方は失敗しているようなもの。広告運用の際も仮説検証を行いますが、失敗はつきものです。
しかし、何度もPDCAを回して「良いもの」を追及していくと、実は数字が大きく成長していたり、プロジェクトが成功したり、なんてことはよくあります。全体に対して1%の改善にしかなっていなかったとしても、地道に回数を重ねれば大幅な改善が見込めるのです。
前述のとおり、いわゆる失敗と呼ばれるものは単なる失敗ではなく、「成功するために必ず通るべき道」。ですので、失敗を恐れずにどんどん挑戦し、会社一丸となってより良いサービスを提供したいですね。
-失敗から反省を経て、会社として成長した経験はありますか?
会社をはじめる前の話ですが、Webサービスをはじめたばかりの頃は、経験が浅くサイトが止まったり、ウイルスにかかったりと、ご迷惑をおかけしたこともありました。対策をしていれば未然に防げた可能性もあったため、非常に反省しています。
このような経験から、次に同じことが起こっても即座に復旧させるフローができるなど、サービス品質を向上させることに成功しました。結果として、お客様の満足度にも繋がっており、当時失敗してしまったクライアントさんとは、今でもお付き合いしていただいています。
まとめ
株式会社SAFELYは、失敗を恐れず、社員が常にチャレンジできるよう、会社全体でサポートする環境が整っています。考え抜いた挑戦を応援してくれる会社で働きたい方は、ぜひ一度お気軽にお話しましょう。弊社に興味がある方は、以下のリンクよりお気軽に面談に応募してみてくださいね。お待ちしております。