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社員インタビュー#2~年齢に関係なく、誰からも学んでいきたい。35歳で飛び込んだIT業界~

【自己紹介をお願いします】

SNS事業部のインサイドセールス(=以下IS)を担当しています、松尾基行と申します。

年齢は40歳です!

【リプカに入る前はどのようなお仕事をされていましたか?】

新卒で事業者融資の会社に2年勤めていました。その後、投資ファンドに転職し金融商品の販売等を行う仕事に従事して、そこには約10年勤めていました。

その後、WEB制作会社に転職しITの世界に入りました。この時が35歳でしたね。そしてそのあと株式会社リプカと関わることになります。

【長年関わられた金融業界からIT業界へ転向したのはなぜですか?】

この時は、お恥ずかしい話ですが必要に駆られてということもあります。

もともと大学生の時にヘッジファンドを研究していて、金融業界・投資業界で仕事をするのが夢でした。

さらに社内の雰囲気も好きだったので、一生その会社に勤めるだろうなと思っていたのですが、ちょうど法律改正の関係もあって会社が閉まることになってしまったのです。

その中でどう転職しようか?と考えたときに、「せっかくだから、やりたかったことをもう一度自分自身の中で振り返ろう」と思ったんです。

それで思い出したのが、元々学生時代から自分でホームページを作成したりして、ITの世界に興味があったことです。さらに、今後ITはすべての企業にとって無くてはならない世界になるだろうと考えて、足を踏み入れようと決意しました。

【まったく新しい分野への挑戦に、不安はありませんでしたか?】

そうですね、私はある意味でリスクジャンキーなのだと思います(笑)

そのあたりの感覚は、投資の世界にいたというのも大きいでしょう。

このまま同じ世界に居続けることと、あえてリスクをとってそのあと得られるであろうキャリアビジョンを考えたときに、どっちが得るものが大きくて、どっちがリスクが大きいか?を天秤にかけたとき、あえてリスクを取る方が得られるものが大きいと考えたので、覚悟ができました。

【前職のWEB制作会社からリプカに入社しようと思ったきっかけ、決め手は何ですか?】

共通の知り合いを通じて代表塩谷と出会い、初対面から仕事に対する考え方などで意気投合したのが出会いのきっかけです。

WEB制作会社で仕事をしていく中で、ITの最新情報に長けているのは常に若年層だと痛感していました。しかし前職の会社は、周りの社員の様子を見ていると、ITツールの導入などの意思決定に時間が掛かっていたり、若年層の考え方を取り入れるよりも、古い固定概念に縛られている事に僕は危機感を持っていました。そんな最中、代表塩谷から「会社を立ち上げるから手伝ってくれませんか?」と声をかけてもらいました。塩谷の話を聞き、ITを通じて困っている人を助けたいという想いや、常に他人を思いやることを最優先する考え方に共感し、一緒にやろうと決意しました。

【仕事をする上で大事にしている事を教えてください】

常に学び、常にリスペクト精神を持つ。というところを大切にしています。

年上年下関係なく、人それぞれの良い部分を見つけ、常に取り入れていきたいと思っています。

【ISはどのようなことをするのですか?】

主に、お問い合わせを頂いたり資料ダウンロードしてくれたお客様に連絡をとって、SNS運用代行のサービスで価値貢献できる成果を出していただけるかどうかをヒアリングによって確かめます。

そして、SNSの運用代行と合いそうなお客様の場合、フィールドセールスメンバーとの商談に誘導するというお仕事になります。

【そもそもなぜリプカでISという役割が設けられたのですか?】

2年前にリプカのSNS事業部で、apoliの原型となった手法でリード獲得をしていった時、実際に案件化できるリードは全体のうち少数だったので、効率化を目指したのがきっかけでした。

【その上で、なぜ松尾さんがISを担当することになったのですか?】

まず、代表の塩谷からの依頼を受けました。

ISは比較的新しく生まれた職種ということもあり、社内には経験者がおりませんでしたが、
私がオンライン上でのコミュニケーションに長けていると塩谷が気づき、ISに向いているのではと提案してくれたこともあり、やってみようと決めました。

【ISとして学んでいること、工夫していることはありますか?】

1つ目は、自身の仕事やお客様の課題に対して、常に前向きに向き合うために、コーチングを学びました。

2つ目の工夫としては、相手に見えてないとはいえ、顔の表情は常に意識しています。
楽しそうな顔をしていないと、楽しそうな声は出ないですからね。表情筋を鍛える為にも毎日顔体操していますよ(笑)

また、自分の録音を聞いて随時修正していく様に努めています。聴こえ方の分析をしていき、相手が小学生でも伝わりやすいような言葉のチョイスを心掛けています。

そして以下のようなツールも積極活用しています。これらによって、セールス全体の生産性向上を後押しできたと思います。

■Fondesk(受電代行)

会社の固定電話にかかってきた一次受けの電話を代行して受けてくれるものです。

ISとしては、お客様の電話に集中して効率よく対応できるようになりました。

特に現在、リプカのISが1人ということもあり、重宝しています。

■kintone(CRM)

SFAの要素も取り入れてカスタマイズしていて、顧客情報をしっかり蓄積する場所として使用しています。

お客様はどんなサービスでapoliを利用したいのか、どんな課題を抱えているのかといった、お客様へのアプローチ方法を考えるのに必要な情報を溜めています。

■メール商人(メールマガジンスタンド)

メールで読み物を配信するためのツールです。

営業に関するお役立ち情報だったり、リプカのサービスが役に立つ事をお客様にお伝えする為に使っています。

■どこどこjp(アクセス解析)

問合せがあったお客様がホームページやサービスサイトに来た時にどこの会社か把握するためのものになります。

例えば、半年経った時にもう一度アクセスしてくださっている場合もあるので、お客様の行動やニーズの状況を把握するために使っています。

■ミーテル(通話管理・分析ツール)

電話がすべて録音されて、それがすべてクラウド上で管理できるので、分析に役立てています。お客様と自分が話している比率などが可視化されますので、自分の良くなかった点などを聴くことが出来、トークの修正に役立っています。

【ISに向いている人はどんな人だと思いますか?】

結果が出なかった時、他者の責任にしないことは重要と思います。

電話だけのやり取りで、また企業の顔になる役割ですから、失敗するとお客様からの印象が悪くなってしまいかねません。そこで失敗を糧にしつつ、もっと工夫の余地があったのではないか、もっとお客様の為に伝えられたのではないか、という精神を大事にできる人は向いているでしょう。

お客様のために情報提供する役割ですから、相手の気持ちを尊重することも重要です。

【今後、ISという職種はどのように発展していくと思いますか?】

コロナの影響もありリモートワークが急速に浸透した今、ISは誰にとってもメリットしかないと思いますし、無くてはならないものになってきていると私は思います。

お客様とお話しする中でも、本格的な商談を行う前に情報を収集した上で精査を行い、必要と感じた会社とだけ商談をするというお客様が増えた印象があります。また、オンラインでの打ち合わせに対して嫌悪感を抱くお客様も少なくなった印象があります。

これからの日本企業においては、ISがマーケティング部門とセールス部門の架け橋となり、企業全体の趨勢を左右する部門となっていくのは間違いないでしょう。

ISが企業の経営を担う中心人材として機能していくためには、ISという仕事の裾野をもっと広げていかなくてはならないと思っています。

今の国内では、ISのトップセールスとして有名な方は数人いらっしゃいますが、出回っている情報が専門的過ぎて関心を集めきれていないところもあると感じています。

だから私は、IS業界の“池上彰さん”みたいに、初心者にも分かりやすく伝えられるような存在になりたいです。

現在はapoliというサービスのISをしていますが、まずはリプカ内で新規事業が増えた時にも、再現性を持ってIS立ち上げができる様に仕組みづくりをしていくのが目の前の目標です。

【リプカに入社してから、仕事・ライフスタイルなどで変わったことはありますか?】

トライ&エラーでの悩みを仲間と共有しながら、結果に結びつけるように出来るようになったのは1つ成長したことかなと思いますね。情報収集の速度、伝える力、ITツールの使いこなしは、以前に比べて格段に成長出来ていると感じます!

私自身、会社を1から立ち上げるフェーズは初めての経験でした。今までは、仕組みが出来上がった中で仕事をしてきたので、やれることが限られていました。今は、自ら作り上げてきたものを修正、改善出来るところが楽しいですし、それが結果に結びつくと嬉しいです。

ライフスタイルに関しては、メンバーみんなが家族を大事にしようというマインドを共有していることがとっても嬉しいですし、助けられています。今はフルリモートでもあるので、さらに家族との時間が増え、家族一同喜んでいます。

娘と話す時間も増えましたね。前職の時は仕事から帰ってきたら娘は既に寝ているし、休日出勤もしてしまうというのが私の仕事のやり方でした。家庭的とは程遠い父親でしたのでずいぶん寂しい思いもさせてしまっていたと思います。

今はほぼ毎日家族と一緒にご飯を食べて、娘との時間も取れています。歯磨きの手伝いをしたり、寝かしつけもしたりしています(笑)

【松尾さんはどんな方がリプカに合うと思いますか?】

挑戦する心、思いやる心、探究心が強い人が間違いなく合う方だと思います。

リプカのメンバー全員に共通しているところは、

『思いやりの心を持っていて、勉強熱心な人たち』ということです。

常に最先端のものが社内では話題になり、学ぶ機会があったり、良いものはどんどん導入していったりなどの楽しさがあるところはリプカの一番の魅力です!

また、みんなそれぞれ、メンバーの良い部分をリスペクトしようという心を持っています。

“相手の良い部分を自分のものにして、常に新しいことへ挑戦していこう”

このような人は合うと思います。私自身、メンバーにリスペクトしかないです!

【最後に、松尾さんの今後の抱負を教えてください】

まずはISとしてリプカの事業成長の中核を担うのはもちろんですが、人数が増えて会社が大きくなっていけば新入社員の教育でも貢献していきたいですね。組織が大きくなっていった時に起きる弊害を、自分の経験から未然に抑えられる様に働きかけたいと思います。そうして会社の拡大と成長により貢献したいと考えています。

そして将来的には、ISのスペシャリストを目指したいです。これはISという職種が今後の日本企業の中核を担うと信じているからです。

常に学び、常にリスペクト精神を持つことを忘れずに、成長しつづけたいと思います。

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