こんにちは!リゾーム採用担当の中塚です。
私自身、過去にエンジニアとして開発現場に立っていた経験があり、現在は採用担当として日々多くのエンジニアさんと面談でお話しをしています。
IT業界では「AI活用」や「上流工程の重要性アップ」など激しい変化が続いていますが、中途面談のなかでエンジニアの皆様から特に多くいただくのが、次のようなお悩みです。
- 「スキルアップをしたいけれど、何から手を付けるべきか分からない」
- 「今の現場経験のままで、今後キャリアをどう活かしていけば良いか分からない」
- 「このまま定年までエンジニアとして第一線で活躍できるか不安」
面談でお会いする多くの方は、現在の案件内では新しい技術を身に付ける機会がなく、「個人の自習だけで何をどう頑張ればいいのか」と一人で頭を抱えていらっしゃいます。実務経験が積めない以上、個人の努力だけでは限界があるのも事実です。
だからこそリゾームでは、エンジニア一人ひとりに寄り添うキャリア伴走を行い、全社を挙げて社員のスキルアップ・キャリアアップを組織として支援しています。
今回は、「なぜリゾームが個人任せにせず『人・お金・時間』というリソースを投資して支援に取り組んでいるのか」、その背景にある思想と具体的な施策についてお伝えします!
目次
なぜリゾームは「社員のスキルアップ・キャリアアップ支援」に取り組むのか?
技術のモダン化、クラウド移行、DX推進、そして近年のAI技術の台頭と、IT業界のトレンドはこれまで以上に目まぐるしく変化しています。
そんな変化の激しい業界の中で、リゾームがエンジニアの皆さんにお約束しているのは「エンジニアとして定年まで働くことができる環境」です。
定年まで長く活躍し続けるためには、時代が変わっても「市場(お客様)から求められる価値の高いエンジニアであり続けること」、つまりエンジニアとしての市場価値を上げ続けることが不可欠です。
しかし、何を学び、どうキャリアを伸ばすべきかをエンジニア個人の「自己責任」にして放置してしまえば、日々の業務に追われて市場価値の維持は難しくなります。だからこそ会社が率先してトレンドを捉え、教育や環境に直接投資を行うことで、社員の市場価値向上を組織全体でバックアップしています。
「市場価値の高いエンジニア」の3つのポイント
では、具体的に「何があれば市場価値の高いエンジニアと言えるのか」。リゾームでは、単にコードが書けることだけでなく、以下の3つのポイントを重要視しています。
なぜこれらが重要視されるかというと、生成AIなどで単なる実装作業の自動化が進む現代において、顧客に真の価値を提供し、プロジェクトを成功に導くために不可欠な要素だからです。
1.トレンドへの「適応」の速さ
変容するITトレンドをいち早く捉え、新しい技術や手法をクライアントのプロジェクトへ提供できる力です。効率的な開発環境を選定・活用できるエンジニアは、現場の生産性を劇的に向上させられるため、非常に高い評価を得ることができます。
- 例: Web・オープン系バックエンド(Java, C#, Pythonなど)のモダンフレームワーク、クラウド環境(AWS/GCP/Azure)、AI駆動開発の実践など
2.クライアントへの「提案」の質【技術面 + ビジネス面】
指示された仕様通りに実装するだけでなく、主体的に「+1のアイデア」で顧客に価値を提供できる力です。顧客自身が気づいていないリスクやメリットを先回りして察知できるエンジニアは、単なる「作業員」ではなく「パートナー」として重宝されます。
- 技術的な例: CI/CDの導入による開発自動化、リファクタリング、SQLチューニングによるパフォーマンス改善など
- ビジネス的な例: ミーティングのファシリテーション、サービスデザイン思考に基づいた要件定義など
3.クライアントから「選ばれる」ことの追及【プロ意識・マインド面】
「1」「2」のスキルに加え、プロフェッショナルとしての基礎力と周辺知識を兼ね備え、顧客から「またリゾームのこのエンジニアと仕事がしたい」と指名される存在であり続けることです。いくら技術が高くても、信頼関係を築けなければ重要な工程を任せてもらえません。
- マインド的な例: 挨拶や適切な報連相といった「当たり前のことを当たり前にできる力」、良好な人柄、チームワーク、後輩指導など
- 知識的な例: 担当する業界のドメイン知識(金融、EC、医療など)
この3つが高い水準で揃って初めて、「参画した案件で大きな成果を出せる市場価値の高いエンジニア」になると私たちは考えています。
市場価値UPに向けた、会社からのバックアップ
リゾームでは、上記の3つのポイントをエンジニアが身に着け、磨き続けられるよう、個人の努力だけに丸投げせず会社としてきちんとコストをかけた制度・環境を整えています。
1.教育体制の充実
主に「提案の質」や「選ばれる力」を高めるための取り組みです。年間2,000名を育成する自社の研修事業「ITCOLLEGE」の知見とノウハウを活用。「案件配属前に未経験のフレームワークを集中して学ぶ」といった若手の底上げから、「スクラムマスター」などのマネジメントや上流工程を見据えた高度研修まで幅広く提供しています。

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2.開発環境への投資
主に「トレンドへの適応」を加速させるための投資です。有料AIツール(Gemini、Claude Code等)の利用費、技術書の購入、オンライン講座(Udemy)の受講費、有料セミナー参加費などを会社が全額負担。実務内だけでは触れにくい最新技術やビジネススキルを、いつでも学べる環境を用意しています。

スキルアップへの取り組み
3.エンジニア主体の環境
エンジニア自身の「主体的な提案力」や「理想のキャリア設計」を後押しする環境です。現場で働くメンバーの意見を積極的に吸い上げ、事業部運営や各種制度にダイレクトに反映しています。

私たちのDNA
特に「3.エンジニア主体の環境」については、現場メンバーの声を元に直近導入した実績についてご紹介できればと思います!
現場発案!直近で導入した実績
特に「3.エンジニア主体の環境」については、現場メンバーの「こんな制度が欲しい」「このツールを試してみたい」という声をきっかけに、直近でも以下のような取り組みを導入・実施しました。
- AI活用支援
- 全社員に有料版Geminiを提供。さらに事業部ごとにGitHub CopilotやNotebookLM、月200ドル分のClaude APIを開放しています。参画先案件のセキュリティ制約により現場でAIを使えないメンバーでも、業後や勉強会で最新のAI開発ツールに触れ続けられる環境を整えています
- 全社員に有料版Geminiを提供。さらに事業部ごとにGitHub CopilotやNotebookLM、月200ドル分のClaude APIを開放しています。参画先案件のセキュリティ制約により現場でAIを使えないメンバーでも、業後や勉強会で最新のAI開発ツールに触れ続けられる環境を整えています
- 技術向上コミュニティ
- 月1回の部署勉強会(対面/リモート)を実施。会社側で業務調整を行い、月ごとの「テーマを決めた勉強会」や「もくもく会」に参加しやすい体制を構築しています。テーマ勉強会では「エンジニア向けWill-Can-Must分析」など、開発実務だけでは身につきにくいキャリア・ビジネススキル向上の場も設けています。
- 月1回の部署勉強会(対面/リモート)を実施。会社側で業務調整を行い、月ごとの「テーマを決めた勉強会」や「もくもく会」に参加しやすい体制を構築しています。テーマ勉強会では「エンジニア向けWill-Can-Must分析」など、開発実務だけでは身につきにくいキャリア・ビジネススキル向上の場も設けています。
- 実力底上げの教育投資
- Udemyの全額補助に加え、マイクロサービス研修や、1人あたり25万円かかる「スクラムマスター研修」へ会社が直接投資。現場でチームを牽引し、高い視座で開発を進められる人材を育成しています。
- Udemyの全額補助に加え、マイクロサービス研修や、1人あたり25万円かかる「スクラムマスター研修」へ会社が直接投資。現場でチームを牽引し、高い視座で開発を進められる人材を育成しています。
- 学び続ける姿勢の支援
- 組織全体で「学び続ける」文化を醸成するため、2024年は年間100万円超を投資し、最新技術書の購入や資格取得費用をバックアップしました。
モダンなスキルセットやAI開発の実績に繋がる結果
こうした会社ぐるみのバックアップと個別のサポートを継続した結果、社内エンジニアが参画する案件の技術スタックや環境は着実にアップデートされています。
現在、社内のバックエンド開発では「Java+Spring Boot」「C#+ASP.NET Core」「Python+Django」、フロントエンドでは「TypeScript」「JavaScript(各種MVCフレームワーク)」、インフラ面では「AWS、GCP、Azure」といったモダンなスキルセットを活用する案件が主流となっています。
さらに直近では、AI導入(AI開発ツールの利用やAI駆動開発)を行っている案件の割合が全体の5割を突破しました。現場でAIツールが使えない残りの5割のメンバーについても、会社が提供するClaude環境や帰社勉強会を活用し、着々と最新のAI開発スキルを習得しています。
最後に
冒頭でお話しした通り、IT業界はトレンドの変容が非常に早いです。「定年までエンジニアとして働く」ということは、「定年まで新しい技術をキャッチアップし続ける」ということでもあります。
しかしリゾームでは、そのために必要な「何を学ぶべきかの道筋」や「学ぶための環境・お金・時間の投資」を、エンジニア本人だけに丸投げすることはありません。
会社が率先して業界のトレンドを掴み、「今どんなスキルが求められているのか」を発信しながら環境を整えることで、エンジニアと一緒に定年まで走り続けられる会社でありたいと思っています。
AI台頭時代において「これからどんなスキルを身に付けるべきか」「今後のキャリアをどう描くべきか」に悩んでいるエンジニアの皆様、ぜひ一度お話ししてみませんか?
