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一通のスカウトから、コンサルタントとして人生を充実させているお話

本noteでは、主に転職活動でRELATIONS株式会社に興味を持っていただいた方に、業務のやりがいやメンバーの人柄などについて知っていただけたらと思い、対談形式で取材した内容を公開しています(記:RELATIONS広報)

今回お話を伺ったのは、弊社でコスト改善コンサルタントとして活躍している山本さん(入社4年目)と、柿木さん(入社2年目)です✨

おふたりに共通しているのは、「転職活動時にRELATIONSからスカウトメールを受け取り、入社に至った」という点です。

もしかしたらRELATIONSからスカウトメールが届き、どんな会社か気になって、このnoteを覗いてくださった方もいらっしゃるのではないでしょうか?

そこで今回はおふたりの実体験を元に、スカウトを受けた際のリアルな気持ちや、入社してみてどう感じているか?などについて、赤裸々にお話ししていただきました。ぜひ少しでもRELATIONSやメンバーのことを知っていただけたらと思います!

ふたりの自己紹介

――ではさっそくですが…おふたりの自己紹介と、RELATIONSに入社するまでの経歴を簡単に教えていただけますか?

山本:山本といいます。RELATIONSには2018年7月に入社しました。

今年40歳で横浜市在住、家族構成としては妻と小学生2人がいます。釣りや旅行が好きで、日本全国を自家用車で旅してまわったりと、休日もアクティブに過ごしています。

私がRELATIONSに入社する前は、人材総合サービス(人材派遣)の会社に13年勤めていました。主に営業職でしたが、最後の数年間は大型事務センターの業務請負を担当していて、現場スタッフを統括するような立場でした。

当時の業務は、上流(依頼主&コンサル会社)が期待する業務イメージの指示を私が受けて、それを元に「どのようにすれば、現場の数百人のスタッフに同じ作業手順で、ミスなく生産性高く実行してもらえるか」を設計して、プロジェクト全体を動かしていく…といった内容でした。

でも、その時に上流から下りてくる指示というのは、まさに「絵に描いた餅」だったんですね。綺麗に整った内容であっても、現場の事情を何も分かってもらえていない感じで。

現場を動かす身として、私から何度も問題点は伝えたんですが、依頼主とそれを請け負う側という立場の違いから、なかなか話が通らずモヤモヤしていたのを覚えています。

それならばと、自分自身が上流に立って、絵を描くだけじゃなくて最後までやりきる仕事ができたら面白そうだなと思って、転職を決めました。

とはいえ、前職では色々なことにチャレンジさせてもらいましたし、当時は営業部門の2番手のポジションで、出世のレールには乗っていたので、退職することに対して少なからず葛藤はありましたね。

柿木:柿木といいます。僕は2021年2月にRELATIONSに入社しました。

今年30歳で、妻と3歳の娘と一緒に横浜に住んでいます。出身は京都で、学生時代は滋賀で過ごしました。休日はRELATIONSの先輩と一緒に、草野球をしたりしています。

僕は新卒で証券会社に入社して、名古屋で新規開拓の営業をしていました。でも、当時付き合っていた彼女(現在の妻)は地元の香川に住み続けたいという希望があって、社会人3年目の時にリクルートジョブズ(現リクルート)の香川営業所配属で転職しました。

そこでは4年ほど、「タウンワーク」といった求人情報メディアの営業と原稿制作などを担当していました。当時チーフとしてチームのマネジメントも担っていた中で、上司と将来のキャリアについて話す機会があって。その時に内省を目的としたワークをしてもらったら、「あれ、僕がいるべきなのはリクルートジョブズじゃないな」と気付いてしまったんです。

そこから転職活動を始めたんですが、ちょうどその頃にRELATIONSから届いたスカウトメールが入社のきっかけですね。

なぜスカウトを受けることにしたのか?

――転職を考えている時にRELATIONSからスカウトメールが届いた時は、率直にどのように感じましたか?

柿木:HPを見ても全容が掴みにくくて。ミッションとして掲載されていた「ええ会社をつくる」って何やねん!というのが第一印象でしたね(笑)。
あと、「コンサルタント」には高飛車な印象があったので、業務内容に興味を持ったというわけではありませんでした。

でもスカウトメールを読んで印象的だったのが、よくあるテンプレのような文面ではなくて、職務経歴書をきちんと読み込んで、それが本人にも伝わるように熱意のあるメッセージを書いてくださっていたことですね。1人ひとりのことをちゃんと見てくれているんだなと思いました。

山本:私は35歳の時に転職活動をしていたので、未経験の職種への転職は難しいだろうなと思っていたんです。でも、「未経験からでもトップコンサルタントに」といった記載があって、それに惹かれましたね。

あとは、「お客様に深く入り込んでしっかりと伴走する仕事」という内容が、前職で経験した"絵に描いた餅"のような仕事とは違うなと感じて、興味を持ったのを覚えています。

選考ステップや面接官の印象は?

――カジュアル面談以降は、複数人のメンバーとの面接やワークサンプル選考があったと思うのですが、その時の印象はどのようなものでしたか?

山本:私の時は採用までに6人の方と会う選考ステップだったので、多くの企業の一般的な選考ステップよりも多かったかなと思います。でも、私はどのような人たちと一緒に働けるかを重視していて、会う人みんなと波長が合った感じでどんどん惹かれていったので、純粋に楽しかったですね。

代表との面接では全然手応えがなくて、「終わったな」と思いましたけど(笑)。

また、当時はオフライン選考だったので、オフィスで面接を受けていた日にたまたま「ごちゃまぜゴチ」という全社員が一緒にランチを食べる会があったんです。そこに混ぜてもらう機会がありました。

その日は節分が近くてみんなで恵方巻きを食べたんですが、メンバー同士のやり取りを見ていると、上下関係のないような分け隔てない雰囲気があって、すごく心地良かったんですよね。

前職は管理型のトップダウンの組織だったので、上司は役職で呼ぶのが当たり前の環境で、私自身は役職で呼ばれるのがすごく嫌だったんです。でも、RELATIONSはそんな感じではなかったし、目上の共同創業者に若いメンバーが仲良さそうに絡んだりしていて、その空気感が新鮮でした。

柿木:僕はコロナ禍の転職だったので、すべてオンラインでの選考でした。ステップの多さやワークサンプルの選考があるところは、正直面倒くさいなと思いましたね。

でも、最初お会いした方の印象がすごく良くて、この人と一緒に働きたいと感じましたし、同じ会社出身の先輩が在籍していたのも安心感に繋がりました。やはり僕もRELATIONSの「人」に惹かれましたね。

RELATIONSと競合他社のどちらに入社するか迷った

――山本さんは、コンサルティング企業としてRELATIONSの競合であるX社の選考も受けていて、その両社から内定オファーがあったと聞いています。その時のエピソードを教えていただけますか?

山本:X社は「きちんとした企業」という印象でした。HPから受ける印象もそうですし、事業戦略や上場計画などもしっかりと設計・公開されていて。

一方で、RELATIONSは全体的にカジュアルな印象でしたね。前職が堅い企業だったこともあって、実は妻からはX社への入社を推されていました。彼女としては出張の多さなどに不安もあったようです。

そこで、RELATIONSの採用担当の方に率直に相談したところ、出張の回数をはじめ、不安に感じていた部分を詳しく調べてすべて開示してくださって。ここまで個人のために動いて、寄り添ってくれる会社なんだと驚きました。

また、「自分が心の底から楽しめる会社はどちらなんだろう?」と考えた時に、やはり選考でお会いしてきたRELATIONSの人たちに惹かれる気持ちが強くて、最終的にRELATIONSへの入社を決めました。

入社当時のリアルな気持ちは?

――おふたりともスカウトを受けて、「人」に惹かれて入社されたとのことですが、実際に入社した当時はどのようなことを感じていましたか?

山本:まず、「みんなは何でこんなに先輩に対して、率直に意見を言ったり質問したりできるんだろう」と思いました。前職では、偉い人が話したことに対して、部下が物申すなんてことはあり得ないことだったので。

全社会議もわいわいした雰囲気で、司会にガヤを飛ばして盛り上げる人たちもいて。良い意味で壁がなく、くだけたコミュニケーションが取られていたので、自分も早くそうなりたいなと思いました。

また、私が入社して間もない頃に「外部の人に対して全員が正しく会社説明できるようにする」という取り組みを任せていただいて、全社員を巻き込んだ活動をしました。

その時に、会社が大事なものだと掲げたことに対して、社歴関係なく重要な役割を担うことができるのはRELATIONSの強みだし、手を挙げれば何でもできる環境なんだなと感じました。

柿木:僕は、前職のリクルートでも役職問わず名前やあだ名で呼び合っていましたし、上司をいじることも自然な社風だったので、入社した時は「小さなリクルート」に来たような感覚でした。違ったのは、仕事への価値観などの観点で、RELATIONSのメンバーは「大人」だなと感じました。

どの企業もそうであってほしいですが、RELATIONSでは真っ当なことを言う人が多いというか、「仕事したくない」「だるい」といったような低レベルな発言をするような人はいないですね。

山本:あと、私の入社当時は、全社員で受ける能力開発の外部研修や、花見やサマーキャンプといったイベントも活発に行っていました。コロナ禍の今でも、感染対策をしながら合宿や研修・イベントを行うことがありますが、RELATIONSの人たちは「仕事も遊びも本気」という印象がありますね。

「コスト改善コンサルティング」の仕事とは

――おふたりが入社後から主に担っている「コスト改善コンサルティング」とは、どんなお仕事内容ですか?

柿木:概要をお伝えすると、顧客企業が契約している複合機などのあらゆる経費は、知らず知らずのうちに、適正値からほど遠い高値で契約しているケースがあります。その場合には私たちとお客様でチームを組んで、取引先に単価・運用を改善するための交渉を行って、適正な状態に整えていくといった仕事です。

山本:RELATIONSのコスト改善の特徴として、以下のようなものがあるかなと思います。

  • 一方的にコンサルティングするのではなく、お客様とプロジェクトチームを組んで、チーム一丸となって活動する
  • 深く入り込むことで、お客様のことをお客様以上に理解して、より良いやり方を考え抜いて動く
  • コスト改善活動で深く関わる中で、組織課題などの相談もいただき、長期で組織全体を良くするための支援をさせていただくこともある

最近はこの「組織課題に対する支援」というステップアップも加速しているので、以前と比べてもLTVが向上していると思います。

仕事における自分自身のこだわり

――そのようなコスト改善活動の中で、おふたりがこだわっていることはありますか?

山本:端的に言うと、「お客様のためにより良いものを」と真摯に考えながら活動しています。

コスト改善においてどのくらいの価格水準を目指すかは、私たちとお客様次第なので、言うなればどの段階でも活動を終えることができます。

その判断をする時に、「今の価格水準で活動を終えることが本当にお客様のためになるか」は常に自分自身に問いかけますし、一方で交渉相手である取引先に無理な要求はせずに、それぞれが納得する形で完了できるように気を配っています。

そして、ひとつの活動を終えると、「お客様にとってこの手法や結果が最適だったのか、もっと良いやり方があったのではないか」を考え抜いて、それを次の支援先での活動に生かすということを繰り返しています。

あとは、書籍や研修などの自己研鑽に予算を使える「超進化制度」や、輪読会などで自身の能力を向上させたり、1on1で内省を深めたりしながら、日々の仕事に生かしています

柿木:僕は面接の時に、前職でも意識していたこととして「お客様のために汗をかける人はたくさんいると思いますが、僕はお客様にも汗をかいていただくようにしています」と伝えました。

というのも、RELATIONSのコスト改善で言えば、コンサルタントである僕たちだけで価格を適正化して終わらせるのは簡単ですが、それではお客様自身に変化をもたらすことはできません。

なので、支援が終わった後もお客様がコスト改善を継続されて、より良い経営状況を作っていただけるように関わることが大事だと思っています。

そのために、経営陣には現場で何が起きているのかを理解していただいて、「今後は自分たちだけでもコストを下げていこう」という気持ちを持っていただけるように関わっています。

あと、経営層に最短距離でアプローチできるというのは、この仕事の特徴のひとつだと思っています。今僕たちが関わっている多くの企業様は、企業規模から考えれば役員同士でないと対面すら叶わないことが多いはずです。

でも、実際はコスト改善コンサルタントとして、社長や役員の方と直接お話しさせていただく機会も持てているので、とても貴重な経験ができていると思いますね。

その分、支援先の方々と一緒に活動する中で聞こえてきたお悩みや生の声を、僕が現場の方に代わって上層部に上げたりなど、具体的な動きに繋げるように意識して日々活動しています。

仕事をしている中でのやりがいは?

――実際にお客様と一緒に活動される中で、嬉しかったことはありますか?

山本:これまで10社以上担当し、累計約5億円のコストを改善しました。1社で3年以上ご支援しているお客様もいます。

その中で、あるお客様におっしゃっていただいた「仕事の仕方やコミュニケーションの取り方が勉強になるので、自分の仕事が楽しくなった。山本さんと関われて良かった」という言葉が、とても嬉しかったですね。

柿木:僕は、最初に担当させていただいた企業様に、「柿木さんが来ると現場のメンバーがすごく楽しそうなんですよ」とおっしゃっていただけたことです。
自分の関わりで何かポジティブなものが生まれるのは嬉しいですよね。

RELATIONSに入社してみての総括

――では最後に。RELATIONSに入社してからこれまでを振り返って、どのような想いが浮かびますか?

山本:今の仕事はプロジェクト開始時にお客様と目標設定(改善金額、納期)をするため、時間に追われることがあったり、改善金額に対するプレッシャーがあったりします。

また、日本全国にお客様がいるため、出張が多かったりして肉体的にも精神的にもツラい時はあるんですが、「月曜日が来るのが嫌だ」と思ったことがないんです。大変だけど楽しいって思えているのが、すごく良かったなと思っています。

あと、基本的にリモートで働いているので、合間に家庭のこともやりながら仕事できますし、手を挙げればやりたいと思ったことが何でも実現できるというのは、あらためてすごく良い環境だなと思います。

柿木:僕は近々関西に引っ越す予定なんですが、実はこれは妻の希望だったんです。普通は家族から離れた土地に引っ越したいと言われたら、転職しか選択肢がなかったりもするんですが、RELATIONSには最近できた「遠隔地居住制度」があるので、勤務を継続しながら全国の好きな土地に移住することもできます。

このように、メンバー発信で今はない新しい制度を作ることもできるので、その柔軟性がとても良いと思っています。

また、僕はこれまでオフィス移転活動や、福利厚生・社内環境を向上させる取り組みなども積極的に担当してきましたし、広報にも携わるようになったので、コンサルタント以外にも色々な業務に携われるのが魅力ですね。

おそらく、会社規模や知名度などの安定を企業に求める方や、誰かに指示を受けて動きたい方にはRELATIONSはフィットしないかもしれませんが、自分でどんどん動いていきたい方にとってはすごく合う会社だと思いますね。

僕自身はこれまで勤めた企業の中でRELATIONSが1番好きですし、好きな人と働けていて、すごく良い職場だなと思っています!(了)

今回は、「スカウトを受けてRELATIONSに入社した2人」のエピソードをご紹介させていただきましたが、いかがでしたでしょうか?
少しでもRELATIONSの雰囲気や仕事のやりがい、メンバーの人柄などを感じていただけたら嬉しいです。

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