エステティシャンの仕事内容を紹介|エステティシャンに転職したい人のための職務経歴書の書き方 | モアリジョブ
エステティシャンはお客様を美しくするトータルビューティーのプロフェッショナルです。お客様が来店されたときにカウンセリングをしてお客様の要望を聞き、その要望に応えるようにフェイシャルからからボディケア・脱毛・痩身などの全身美容を施術します。 ...
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今回紹介するのは、エステティシャンを経て2018年にリジョブに中途入社し、営業メンバーとして活躍する髙田 燦(たかだ きらら)さん。エステの求人を探す際は、求職者としてリジョブの求人サイトを使ったこともあるという彼女にとって、「手に職をつけ、自分の手技でお客様を癒す」エステティシャンは非常にやり甲斐・手ごたえを感じられる仕事だったそうです。
「計5年間、エステティシャンとして悔いなく思い切り働きました」と語る彼女がなぜ、現場を離れ営業職としてリジョブへ入社したのか?話を聞いてみました。
リテール営業Div. 髙田さん:埼玉生まれ・神奈川育ち。エステティシャンを経て2018年中途入社。営業担当として、美容・セラピスト業界のお客様の採用活動支援に携わる。新規営業をはじめフォロー営業など、その時必要とされるポジションで成果を挙げてきた、リテールの「助っ人」的存在。
大切にしている言葉:自分の決断に誇りをもつ
エステティシャンには「根っからの美容好き!」という方も多いのですが、私はそういったタイプではなく(笑)、「接客業が好き」というのが入り口でした。元々、直接お客様と接するサービス業が大好きで、学生時代は居酒屋など飲食店でのアルバイトに熱中でのめりこんでいました。
また、母が働いていた事もあり、自分の中で「長く働き続ける」ことは当たり前の価値観だったのですが、飲食業は大好きでも 「30代、40代になっても」働き続けるイメージがあまり湧きませんでした。そこで「①大好きな接客業」「②手に職がつく」、そして「③何か、生活する上でプラスになるような仕事」という観点からエステティシャンを志すように。
1社目は痩身を扱う個人サロンに、2社目も痩身メインですが美容機器も増えサービスの幅が広がって、よりやりがいを感じられるようになり、計5年勤めました。今思うと、小5から高2まで続けていたダンスを通して「体のメンテナンスに気を配る」習慣が身についていたことや、野球強豪校でのマネージャー経験、そして年の離れた妹弟の世話を通して「誰かが健やかでいられるようサポートする」役割がしっくりきていたことも、エステティシャンという仕事を選んだことに、間接的に結びついていたのかもしれません。
※成人式時に、妹(現在高1)・弟(現在小2)と!
実は私、元リジョブユーザーなんですよ。会員登録し、スカウトメールもよく読んでいました。「指名 エステ 求人」でしょっちゅう求人サイトを検索しては、気になるお店の「コンセプト」「夢・想い」など確認していましたね。
3年半在籍した1社目は、「親会社が不動産会社」という少し面白い会社でした。オールハンドによるリンパマッサージを扱い、扱うメニューは痩身とフェイシャル。メインメンバー2~3名で現場をまわしていて、忙しいけれど学びも多く、充実していました。そんな中で、売り上げ目標を半年間連続達成したこと、そのお店で学べることをすべてやりつくしたと思えたことや、本社の経営状態の変化などが重なり、転職活動を行いました。
2社目は「少し規模の大きい所で、よりエステティシャンとしての技術を高めたい」という視点で決めました。扱う機械も必要とされる技術も多くて、沢山のメニューがあり、様々な人が働いている企業。1社目と2社目に共通するのは「スタッフ全員で店舗の売上を達成しよう」と、チーム力を大事にしてくれる社風というところでした。
熱意と成果があれば雇用形態に関係なく尊重される店舗の中で、「メインメンバーとしてお店全体のために働く」ことが一番のやりがいでした。裏方事務も施術も、自分が中心となってこなしつつ、新人メンバーや仲間にも伝えていく。エステティシャンとひと言で言ってもお客様への施術だけでなく、マルチタスクが要求されましたし、それが今のリジョブの仕事にも活きているように思います。
※リジョブが運営する業界応援マガジン「モアリジョブ」による、仕事内容紹介はこちらです↓
転職のきっかけは、2社目のエステでも施術を一通りこなせるようになったこと。そして「規模が大きなエステ」での仕事の流れが掴めてきて、そろそろ違うことをしようか?と考えたことが大きかったです。この先長く働くことを考えた時に、独立してサロンオーナーになる道も、エステティシャンの仕事をこの先何十年と続ける道もイメージが湧かなかった、というのもあります。
美容業界は一見華やかで、女性も多い職場ですが、休日出勤や長時間労働は当たり前。やりがいと同時に、決して「働きやすい業界」とは言えない側面も味わってきました。そこで、エステ業務の中でも施術チケットをお客様にお勧めする「セールス」が好きで得意だったことから、営業職に絞り求人を探していました。「オフィスワーク」にシフトチェンジするなら20代のうちに、と考えたことも理由の一つです。
この、エステティシャンから営業職へキャリアチェンジをする際は、「一生働き続けられる場所」を探したいと、20社以上に応募し本格的に転職活動をしました!転職活動ではエージェントを使っていて、「以前、求職者として使っていたリジョブだ!」と、当初は介護事業部の営業職求人を見つけたんです。担当者から「エステをやっていたなら美容の方が、強みを活かせるんじゃない?」と提案があり、介護ではなく美容営業職で応募しました。
人事・サロン営業・法人営業など、様々な部署のマネージャーの方々との面談を5~6回は繰り返したでしょうか。それぞれの方の視点から真剣にお話いただいたことで、営業職として働く自分の姿をイメージできるように。
最終的に内定をいただいた4社の中で、「私という人間をしっかり見てくれた」のも、「会社で働く方々の人柄や考え方を伝えてくれた」のも、「事業や業界貢献について、真剣に話してくれた」のも、この過程にじっくり時間をかけてくれたのも、全てリジョブが一番だったことが、転職の決め手となりました。この過程があったから、現在とても、自分にしっくりくる環境で働き続けられています。
正直に話すと、リジョブに入ってすぐは「みんな、レベル高い!」とすごく思っていました。仕事に対する意識の高さだったり、“チームで達成する”ことに対する考え方だったり。エステ時代も“マルチタスク”だったとはいえ、営業スキルも事務スキルも、みんなに追いつけるよう磨かなければと、必死でした。その為、入社してしばらくは「今の私は、目の前の仕事で精一杯になっているな」と、周りと比べて萎縮してしまうこともありました。
けれど「営業の原点は何だろう?」と立ち返った時に、「自分が心からいいと思ったものを売る」スタンスだったなとハっとしたんです。エステの時も「キャンペーン中だから」といった理由でなく、自分自身が「これはこのお客様に絶対効果がある」と思っているものが、結局売れたんですね。
そう考えると、元ユーザーだったこともあり、リジョブのサービスに対する信頼感はものすごくあるよなと。ではその信頼感を言葉に落とすとどうなるだろう?と、根本から組み立て直していきました。今は大阪支社にいるTさんに、営業スタイル・話し方・雰囲気・スタンスなどをマンツーマンで教えていただいた相乗効果で、徐々に成果を挙げられるように。同時に営業の楽しさに目覚めていきましたね。
※マネージャー&チームリーダーの先輩と!
自分がエステ時代に「人が増えることのありがたさ」や「この仕事に携わるみんなが、どうしたらもっと長く働き続けられるのだろう?」と感じてきたこともあり、採用支援を通して目の前のお客様のサロンが心豊かな場所へと変わっていき、その小さな積み重ねが業界全体を明るくしていくことに繋がればと思っています。そしてエステ時代とリジョブの経験両方がお客様のお役に立てている、そこに手ごたえを感じますね。
また、営業職は基本外勤なので、「お客様と商談する時間」「移動時間」「社内で資料をまとめる時間」など、オンオフを切り替えられる働き方も自分にしっくりきていますね。新規営業以外にもコロナによる緊急対応だったり、 以前サービスをご利用いただいたお客様へ改めてご提案をしたり、オプションプランを提案するチームで働いたりと、幅広くプロジェクトを担当させていただきました。とても貴重な経験で、様々な視点を持つことで視野が広がり、想いを馳せられる範囲が広くなったと感じています!
そして最近、1周回って新規営業チームへ戻ってきました。新しいメンバーも増え、リジョブのサービスや美容業界に今後どう貢献していきたいか?といった事を、チーム内でがっちり話し合う機会もあります。ここしばらくは思い切り、新規営業に没頭したいと思っています。私が日々、商談させていただくのは、経営者や採用責任者などの責任ある立場の方々なので、引き続き自分も進化していかなければと…!
「人と話すのが好き」「誰かのお役に立ちたい」という方にとって、対面でお客様のご相談に乗る営業職は、楽しくやりがいを感じられる仕事だと思います。
もちろん営業職である以上、数値のプレッシャーはありますが、リジョブでは「どうしたらチームみんなで目標を達成できるか?」「そもそも、目標を達成することで美容業界がどう良くなるのか?」という所を大事に掘り下げていて、達成への課題やこれからやるべきことなどを、チームでフォローし合う体制ができているので、営業未経験の方でもやる気と根気があれば、きっと成果を出すことができます。
また、自分の入社理由のひとつに「長く働き続けられる、キャリアアップが叶う仕事」というのがあったのですが、若くても実力があればチームリーダーを任されたり、女性のマネージャーが活躍していたりと、リジョブは年齢や性別に関係なく活躍できる組織ですね。
私はもとエステティシャンですが、元美容師・元セラピストなど、美容業界を経てリジョブへ入社したメンバーも多く在籍しています。そういった、現場のやりがいと大変な環境を両方味わってきたメンバーに共通するのが、「大好きな美容業界を、少しでも働き続けやすい業界にしたい」という想いです。
そして大学生の時のイギリス留学だったり、エステティシャンとして働いた経験だったりと、一見“寄り道”に見えるかもしれない自分の経験が、いつか巡りめぐって今の仕事やお客様の課題解決につながっていたらいいな、と思っています。
※イギリス留学の際の、ルームメイトとの写真です。
…リジョブの面接ではそんな、“寄り道”と思える経験についても、その時々で何を大事に決断してきたのか、という所をじっくり掘り下げていただきました。だからもし、「未経験だけれど営業職にチャレンジしてみたい」「美容業界を支える側の仕事に興味がある」といった方は、ぜひ話を聞きにいらしてみてください!