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「採用を仲間集めに。」ミッション誕生の軌跡。@2019年第1回リフカム未来会議

こんにちは。リフカムの代表取締役の清水です。

先日、Qに1回開催される「リフカム未来会議」にて
・(過去)創業から今までの軌跡
・(現在)私たちのミッション
・(未来)これからのビジョン
についてお話させてもらいました。

社外の皆さんにも、見ていただきたいので
内容をこちらにまとめました。

創業から今まで

現在のRefcomeを開始する前に、多くの失敗と学習を回してきました。
その失敗が、会社の企業文化になっているので紹介していきます。

事業を決めるきっかけ

起業を志したとき、実は、どんな事業をやるのか決めていませんでした。しかし、どうせやるならば「自分がとても共感できる課題解決をしたいということ。より多くの人との、大きな課題を解決できることをしたいということ。この2つの視点で事業を考えました。

そのときに、自身がスタートアップの創業メンバーに非常に困ったこと。そういった課題を持っている起業家が周りに多くいたことから、この課題解決に取り組もうと考えました。

そこから生まれたのが、スタートアップの仲間集めプラットフォーム「Combinator」でした。

事業のマネタイズの失敗

「Combinator」は、リリースをして2ヶ月で2万人のユーザを獲得しました。これは、「世の中の課題を上手く取れた」と実感しました。

しかし、思うようにマネタイズができなかったのです。「創業メンバー集めをする個人や、起業家」は、仲間集めに対して予算をかけることが難しい場合がほとんどだったのです。

当時、私は課題解決をすれば売上は後からついてくると考えていましたが、必ずしもそうではないということを学びました。

組織の崩壊

創業時、清水はスティーブ・ジョブズみたいなマネジメントスタイルでした(笑)
めちゃくちゃこだわりが強く、トップダウンで、マイクロマネジメントをしていました。

しかし、そういったマネジメントによってチームが崩壊してしまったんです。
ある日、朝礼に誰もいない。という状態になりました。

そこから、成功するためには、「1人が経営者であるよりか、全員が経営者として会社を作れたほうが良い」と考えたのです。

今のリフカムの「透明性・フラット・自律型」を大切にする企業文化は、
「成功するため」に考えられました。


私たちのミッション

このような事業の変遷があった中で、ミッションも日々変わっていました。
そこで今回、リフカムはミッションを刷新します。

「採用を仲間集めに。」

私たちは、採用を「仲間集め」という新しい概念に変革していくことでより良い社会を作っていきたいと考えています。このミッションをどのようにして考えたのか紹介します。

ストーリーがあること

1つめに重視したことは、リフカムという会社として、一貫性のあるストーリーがあることでした。この会社は、仲間集めを起点として、世の中に価値あるものを提供しようとしています。

遠すぎず、近すぎないこと。

2つめは、遠すぎず、近すぎないことでした。

Sansanは、僕がいた2014年のころのミッションから、刷新されたそうです。

経営陣ではあえて「ビジネスでの出会い」「名刺管理といった事業領域」から攻めることで、
このビジョンまでを取りにいけるという戦略があったのだと思います。

なので、あえて領域に制限したミッションを掲げることで、
求心力を得たのだと思います。

僕たちは、「採用を仲間集めに。」
と言ったミッションを掲げることで、採用といった領域から攻めに行きます。

これが実現できたときに、
さらに強いミッションを描くことが出来ると考えています。

自分たちで意味を作っていけること

3つめに、自分たちで意味を作っていけること。ということを大事にしました。どんな辞典にも、採用とか、仲間集めの意味ってそんな深い定義はないと思います。

でも、それを僕たちがいう新しい概念に変えていきます。

ワンピース的な仲間集めをイメージする人もいるかもしれません。敢えて、そういった余白があることで、自分たちが世の中に意味を作っていけるということを重視しました。

これからのビジョン

「採用を仲間集めに。」を実現したとき、どういった状態を手に入れるのか?
具体的に考えてみたいと思います。目指す規模感について

市場規模で考えてみる

1.2兆円のうち、3000億円くらいはリファラル採用の市場に
リプレイスするくらいの動きをしないといけないと思っています。

旧態依然の採用市場に、風穴を開けるくらいの動きをしないと
採用は、再定義されないと思っています。

「課題の大きさ×人数」で考えてみる

僕たちは、採用市場を仲間集めにリプレイス変えていきますが、実際に届けたい価値としては、仕事に生きがいを感じられていない人たちの課題に立ち向かいます。

そして、働く人たちの生きがいを増やしたいと思っています。

「イノベーション理論」で考えてみる

日本には、僕たちがターゲットにしている会社は5.7万社います。イノベーション理論によるキャズム超えは、16%です。つまり、9000社です。

その16%をいかに早く獲得するか、が勝負だと考えています。

さいごに

僕たちが変えるべき未来。

僕たちがいても、いなくても、もっと便利な「採用サービス」は出てくるはずです。
けど、仲間集めを概念とした採用サービスはこの先、僕たちがやらないと出てこないと思っています。

これは、どれだけ世の中がいろんなビジネスによって過ごしやすく、便利になっても、働く人と、働く会社を「採用」といった概念でマッチングし続ける限り、良い出会いは「運」でしかなくなってしまいます。

GDPにおいて、日本は3位ですが、幸福度58位という日本はそれを実証していると思っています。

僕たちは世直しプロジェクトチームである

採用というものを、仲間集めに思いっきり変えるのか。

それを目指してナイストライだったね。といって解散するのか。
僕は、正直、どちらかで良いと思っています。

ちゃんとやっていれば、5億、10億の売上の会社は作れると思います。
けど、そんなことにここにいるみんな、興味ないですよね。

3000億、世の中の採用を再定義していく、そのミッションのためにやりきっていきます。
僕たちは、世直しプロジェクトチームだと思ってます。

誰もが働きやすい良い会社と、
ミッションを追求する世直しチームはイコールではないと思っています。

まだまだ全く成功していませんし、まだまだゴールは遠いです。
だからこそ、清水個人としても創業期以上の気持ちでこれから、戦っていきたいと思っています。

第2Q以降。よりお客様に採用が仲間集めに変わったな。
と実感してもらえるように頑張っていきましょう!!

第1Qは、お疲れ様でした!

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