こちらの社員インタビューでは、リビタではたらく社員のリアルなストーリーをお伝えしていきます。それぞれの具体的な仕事内容だけでなく、事業の裏側で社員がどんな思いをもって働いているのか、インタビューを通して感じていただけますと嬉しいです。
今回は、運営事業本部 プロパティマネジメント部のシェア型賃貸住宅の営業や運営・管理の仕事について、入社2年目のおふたりにお話しを伺いました。
運営事業本部 プロパティマネジメント部
八巻凜香さん
23年度卒新卒入社(2年目)
建築学部を卒業後、直すだけでなく付加価値を加えていくリノベの世界に興味を持ちリビタに入社。
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運営事業本部 プロパティマネジメント部
村田直紀さん
京王電鉄に23年度新卒入社後リビタへ出向(2年目)
大学・大学院で街づくりを学び、街のコンテクストを活かした開発に興味を持って京王電鉄に入社。物件を”育てていく意識”に惹かれ、リビタへの出向を希望し今に至る。
長く関わり、物件を育てる
ー八巻さんは新卒入社、村田さんは京王電鉄への新卒入社後の出向ということで、様々な部署に配属になる可能性があったと思いますが、シェア型賃貸住宅を扱うプロパティマネジメント部(以下、PM部)に配属になったときの感想について教えてください。
八巻:学生時代に建築を学んでいたので、もともとは建築の仕事を希望していました。私以外の同期6名全員がシェアハウス経験者で、シェア向きの同期が多いなか自分がシェア型賃貸住宅の担当ということで最初はおどろきましたが、逆に俯瞰して見れるのではと考えるようになりました。
リビタの新卒社員は入社から半年間は各部をローテーションで回って研修を受けるのですが、その新卒研修で1か月間PM部を経験していたので、なんとなくやっていることは理解していました。体力勝負なイメージがありましたが、個人的にイベント企画・運営は学生時代から好きだったので、その経験が活かせるなと感じていました。
村田:リビタに出向して、物件を育てて売るフェーズを経験できたらなと思っていたのですが、PM部は物件を育てるという視点ではどの部署よりも物件に長く関わることができる点が魅力だなと感じています。PM部の中でも、営業担当と管理・運営担当と役割が分かれており、自分はどちらも兼務しているので、まずは営業を経験してから管理という流れになっています。リビタに出向して最初の約2か月間は営業を担当し、現在は管理業務をはじめて2か月になるところです。
「どんな生活をしたいのか」をもとに物件を提案する反響営業
ーシェア型賃貸住宅の営業の特徴を教えてください。
村田:リビタの営業は基本的には反響営業なので、HP等からお問い合わせをしていただいた方にメールや電話でまず何を求めて入居を検討しているのかを聞くようにしています。どの物件もそれぞれひとつは強い特徴があるので、ご案内時にはそのポイントを伝えています。特に、リビタのシェア型賃貸住宅はどの物件もラウンジに特徴があり、一人暮らしでは手に入れられない共用部があることは、魅力のひとつだと感じています。
交流を求めている人には、この物件にはこんな人が住んでるよとお伝えしたり、リモートワークが多めで出社頻度が少ない方には、郊外の自然豊かで比較的広さにゆとりある物件をおすすめしたりと、お客様の求めている生活に合う物件を提案するようにしています。
ーシェア型賃貸住宅にはどんな方がお住まいですか?
村田:賃料設定や物件の規模によって住んでいる人の特性が大きく異なるのですが、比較的郊外の物件は年齢層が低いのが特徴です。敷地が広く結果シェアスペースが広くとれるため、交流が盛んなことが多いです。
一方で、都心の物件は、周辺でバリバリ働いている30代後半などの方が多いです。その他、フリーランスや個人事業主・会社の代表が多い物件などもあります。
共用部に大きなテレビがある物件では、最近は海外サッカー観戦がアツいとか、入居者同士で海外旅行に行ったという話を聞いたり、ふるさと納税で取り寄せたものをシェアし合ったり、旅行や出張のお土産を渡し合ったりすることが盛んな物件もあります。
一人暮らしでは体験できないような、いろんなものに触れられることが、シェア型賃貸住宅の魅力だと思います。
ニーズの変化を捉えて新たなシリーズに挑戦
八巻:コロナ後の現在の稼働率はコロナ前と比較して戻ってはきたのですが、入居している人の層は変わってきたなと感じています。交流を求めているけど、ある程度距離は保ちたいという方が多いです。女性の方は部屋の中に水回り必須という方も多いです。
リビタのシェア型賃貸住宅は、もともとは「SHARE PLACE」というブランドで水回りもシェアするタイプのものが主流でしたが、2022年9月からトイレやシャワーなどの水回りが専有部にある「Well-Blend」というシリーズをスタートしました。一般賃貸とシェアの間の需要が広まってきているように感じます。
よりプライベートな空間が確保されたシェアができたことではじめて検討するようになった層も一定数いらっしゃいます。
イベントを通してご入居者様との関わりを持ち続ける
ーご入居者様同士が居心地の良いコミュニティを育んでいくには、どんなことが大切だと思いますか?
八巻:まずは物件に合った方に入居していただくことが大切だと思うのですが、イベントという切り口で入居者コミュニティをよい状態に持続することができるのではないかと考えています。例えば、ウェルカムパーティーを物件の中で開催するのも良いですが、みんなで桜を見に行ったり外部の施設で運動会をしてみたり、はたまたご入居者様の特技を活かしたイベントを開催してみたりと、イベントを多様化していけると、より多くの入居者様に楽しんでいただけるものになるのではないかと考えています。また、イベントを対外的に発信することで入居者様以外の方にも広く知ってもらいリーシングに結び付けたり、他の物件の方と触れ合うことで、「リビタの物件に住む」というリビタへの愛着につなげていけるといいなと思ったりしています。
アートなどの制作活動をしていて自分の活動を発信をしたいという入居者さんと一緒にイベントを開催するなど、一緒にコトを起こしていきたいという話もしています。
営業と管理・運営が一丸となって、数値目標も入居者満足度も高めたい
ー仕事をしていて楽しいと思うことはどんなことですか?
八巻:運営面では、もともと学生時代からイベント運営が好きだったので、仕事でイベントを通して入居者さんと仲良くなって、物件に行く度に声をかけてもらったりして、どんどん距離が近づいていく感じが面白いなと感じます。
イベントは入社して1年間で、ウェルカムパーティ・ハロウィンイベント・キッチン掃除イベント・菜園イベントなど…5つほど企画・実施しました。現場で喜んでもらえる姿が見れるので、準備は大変だけど毎回やってよかったなと思います。
営業面では、初対面の人と話すのが面白かったり、部内コミュニケーション面では、PM部は若手が多く、年が近い人が多いので心強いです。いろんなことをフランクに聞けるのはありがたいです。
村田:営業と管理・運営、それぞれのグループが情報交換しながら仕事を進めているので、営業担当としてご案内した時に、コミュニティになじめるかな?とすこし不安に思っていた入居者さんが、イベントに参加して楽しんでいる姿を部会の報告などで目にすると、入居してもらってよかったなとやりがいを感じます。
家賃は人生の中でも高いサブスクなので、早く出たいと思って住むのではなく、長く住みたいと思ってもらいたいですし、そのくらい満足度を高めて住んでもらいたいと思っています。
ー逆に大変なことはどんなことですか?
八巻:猛暑の中の案内は大変です…!笑 その他にも、時には雨漏り、設備系の不良が重なることもあるので、対応に追われることもしばしばあります。エアコンの故障などは、突然発生するものなので、急ぎで対応する必要があり大変です。
各物件ごとにビルメンテナンス会社が入ってはいるのですが、別の会社の方が早い、安いという場合はそちらに依頼することもあります。最初はトラブルが起きたら都度上司に聞いていましたが、1年ですこしは慣れてきたように思います。
村田:大変なときこそ、チームプレイが大事だなと思います。ノウハウがある先輩たちがたくさんいるのが心強いです。
▲オフサイトミーティングでのPM部の様子
ー今後挑戦したいことはどんなことですか?
八巻:まだPM部の業務を1周できていないので、まだまだ経験していきたいことはあるのですが、特にシェア型賃貸住宅をさらに盛り上げていくにあたって、これからのイベントのあり方を考えていけたらと思っています。物件外でのイベントや、アート関連のワークショップ、展覧会などもやってみたいです!
村田:建築、不動産の様々なフェーズにかかわりたいという思いがあります。今は賃貸(営業・管理)を扱って、次は買う、売る、作るなどいろんなことに挑戦してみたいです!一番最初に、一番長く関われるシェア型賃貸住宅の運営に関われたのは良かったなと思っています。
まちづくりやリノベーションに興味を持って入社したおふたりのお話し、いかがでしたか?
入居者さんとの長いかかわりが作れるシェア型賃貸住宅の運営業務の具体的な業務内容や働く社員の思いを感じていただければうれしいです◎
こちらのお仕事に興味をもっていただいた方はぜひ、下記よりご応募ください。お待ちしています!
▼新たな暮らし方を広めていく!シェア型住宅の営業メンバー募集
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