Rebaseは、さらなる成長に向けて、オフィス移転を行いました。
上場から約3年半。事業も組織も着実に前進させてきた一方で、「このままでいいのか」という感覚が、どこかに残り続けていました。
そこで私たちは、事業や組織のあり方だけでなく、それを支えるオフィスという場にも向き合うことにしました。
私たちにとってオフィスは、単なる「働く場」ではなく、カルチャーやコミュニケーションを支える土台です。
そうした考えから進めた今回の移転。そのコンセプトは「縁を紡ぐ」です。
なぜ今、オフィス移転を決断したのか。
そして、この場所からどんな「はじまり」を生み出そうとしているのか。
移転という大きな意思決定の裏側にある想いを、代表取締役の佐藤にインタビューしました。
目次
- なぜ、今このタイミングでの「オフィス移転」という環境変化を選んだのか。
- Rebaseにとって、このオフィスは何を実現する場所なのか。
- この場所から、どんな「はじまり」を生み出していくのか。
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なぜ、今このタイミングでの「オフィス移転」という環境変化を選んだのか。
——今回の移転を決めた理由は何だったのでしょうか?
上場から3年半が経ち、上場前と比べても事業も組織も着実に成長してきました。その一方で、飛躍したとはまったく思っていません。上場はゴールではなく、その先で大きく成長するための通過点です。そう考えると、今の自分たちはまだ全然足りない。
ありがたいことに心強い仲間が増えてきて、物理的に手狭になってきたというのももちろんあります。ただ、それだけだったら今回の決断には至っていない。今日に至るまでのこれまでの成長曲線の先に、自分たちがみたいと願う景色は決して見ることはできないと思ったんです。これまでやってきたことを否定するつもりは全くないんですけど、これまでと同じ環境、同じ顔ぶれ、同じ考え方、同じ行動、そして同じような日々を継続していては、決して飛躍することはできない、と。
だからこそ、一つに環境を変えようと考えました。働く場所を強制的に変えることで、自分たち自身をアップデートしていかなければならないと思ったんです。
——今回の移転を一言で表すとしたら、どんな言葉になりますか?
ビジョンである「Where It Starts / ことのはじまり」とは別の言葉をあえて選ぶとしたら、「飛躍へのきっかけ」ですね。新たなオフィスもまさに何かがはじまる場所でありたいと思っていて、ここからこれまでの延長線上にはない景色を見に行くべく、様々な出会いや挑戦を生み出していきたいです。
共創する執務エリア「SYNAPSE」
——今回オフィスのテーマは、「縁を紡ぐ ― 関係や絆を育んでいく」 ですが、この背景にはどんな想いがあるのでしょうか?
前回のオフィスでは、「糸を編む ― 個々の個性の結束」をテーマに、一人ひとりの違いを尊重しながら、チームとしての基盤を築いてきました。
今回も引き続き、オフィスデザインをCLOCKさんにお願いしているのですが、「縁を紡ぐ ― 関係や絆を育んでいく」というアイデアをいただいたときに、すごくしっくりきたんです。
というのも、自分一人の力でここまで来たとは、全く思っていなくて。
これまで本当にいろんなご縁があって、今のRebaseがある。創業してからも、カフェを転々としたり、間借りさせてもらったりしながらやってきました。
そういう一つひとつの出会いが積み重なって、今ここにいる感覚なんですよね。
このオフィスも、単なる働く場所ではなくて、また新しい縁が生まれていく場所にしたいなと思っています。
士気を高めるエリア「BUILD」
——改めてRebaseは出社前提の働き方をしていますが、そこにこだわる理由は何でしょうか?
スタートアップって、何かを生み出してこそ価値があると思っているんです。既存の仕組みを運用することが中心のビジネスをしているのであれば、出社せずにフルリモートでも十分に成り立つかもしれません。でも自分たちはそうではない。まだ見ぬ新たな体験やこれまでにはない付加価値の提供をどうしたら実現できるか?常にクリエイティブであろうともがきながら、それらを追求している組織なわけです。必要な時間だけオンラインでつながる働き方は、効率という意味ではとても合理的です。ただ、顔を合わせる中で生まれる何気ない会話や、そこから広がるアイデアまで含めて考えると、今の自分たちには違うと感じていて。同じ空間で試行錯誤を重ねるほうが、より良いものを作れるという確信があります。
また、自分たち自身が最初、場所がなくて困っていた経験も大きいです。Rebaseは四期目までカフェで仕事をしてオフィスがない時期もあったし、企業の一部を間借りさせてもらっていた時期もあったからこそ、今度は自分たちが場所がなくて困っている人たちやかつての自分たちのような人たちに何かを返していきたい、還元していきたい、と思ってるんですよね。
物事を前に進める会議エリア「PROGRESS」
Rebaseにとって、このオフィスは何を実現する場所なのか。
——今回の移転で、変わることと、変わらないことは何だと思いますか?
変わらないのは、「ことのはじまり」を生み出す存在でありたい、という軸ですね。
一方で、そのための環境や手段はどんどん変えていきたいと思っています。
Rebaseがいてくれたから、Rebaseが提供するサービスがあったから、自分のやりたかったことに挑戦できたとか、自分の人生が一歩でも前に進んだ、などと思っていただける方を増やしていきたいんです。
——このオフィスがうまく機能している状態って、どんなイメージですか?
すごく具体的なんですけど、社員が家族や取引先などに「こんなにいい会社で働いてるんだよ」って話しているのが聞こえてきたらうまく機能していると思えるし、なによりも純粋に嬉しいですね。
仲間の一人ひとりが、Rebaseに属していることを誇りに思えている状態ですね。
このオフィスを好きになってくれて、「こんな環境で働けていることが嬉しい」と自然に感じてもらえるような、そんな光景や会話が増えていったら成功だと思います。
また、仕事だけじゃない関係性が社内外でさらに生まれてほしいなと思っています。
今回、PARKというR&D(Research and Development / 研究開発)を目的としたエリアがあるんですが、そういう場所を通じて、趣味や興味関心でつながりが生まれていくイメージです。共通の体験があるだけで、関係性って一気に深まるじゃないですか。
そういう意味で、人としてつながるきっかけが増えていくといいなと思っています。
新しい可能性を芽吹かせていくR&Dエリア「PARK」内のシアター
——この場所を社外に対してどのように開いていきたいと考えていますか?
いろんな会社やコミュニティが、気軽に集まれる場所にしていきたいですね。企業に限らず、いろんな人が交わる場所になっていったらいいなと思っています。
この場所から、どんな「はじまり」を生み出していくのか。
——このオフィスから、最初に生まれてほしい「はじまり」は何ですか?
まずは、自分たちがこの環境を使い倒すこと。その「はじまり」からですね。
雑談や偶発的なコミュニケーションが生まれるエリア以外にも、集中して作業に向き合えるFOCUSエリアや防音ブースなど、これまでにない環境もあるので、いろんな働き方を試しながら、生産性の向上やアウトプットの質を上げていきたいと思っています。
その中で得たものをプロダクトやサービスに反映させ、いずれ外部にも提供していきたいです。
集中して作業に向き合える「FOCUS」
——これからのRebaseは、どんな挑戦をしていきたいですか?
ちょうど2025年度をもって干支が一周したんです。つまり、丸12年が経った。
なので、ここからは二周目というか、第二章の最初の1年目というか、とにかく第二創業くらいの気持ちでやっていきたいなと。
これまでの成長の延長線上ではなくて、新しい視点で挑戦していく。
慣れたものを剥がしてでも、やってこなかったことに挑戦していきたいですね。
——最後に、Rebaseに関わる皆さんへメッセージをお願いします。
ここに来るまでに、本当にいろんな出会いと別れがあって、今があります。
だからこそ、これまでのご縁を大切にしながら、これまでに経験したことがないほどの飛躍を実現してみせたい。
そして、その姿を、これまで関わってくださった人たちや、これから関わる皆さんにしっかりと見せていきたいですね。
「Where It Starts / ことのはじまり」というビジョンのもと、この新しいオフィスから、どんなはじまりが生まれていくのか。
Rebaseの次なる挑戦は、すでにはじまっています。