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今回は、代表取締役社長の神田と、人事担当の長谷川、広報担当の高橋が、展開している事業の特徴からリアブロードのカルチャーや働き方、採用方針などについてお話ししました。
2023年5月23日更新日
海外留学を身近にするリアブロードが目指す「みんなの成長」とグローバル展開
現在活躍している企業の働き方をお伝えしていくこの企画。今回は海外留学に関するさまざまなサービスを提供する株式会社リアブロードを取材させていただきました。
株式会社リアブロードとは
株式会社リアブロードでは、留学サービス「スマ留」、留学に関わる全てをウェブで完結できるオンライン留学手配サービス「warple」、留学・語学メディアの3つを柱とした事業展開をしています。社会情勢が戻りつつあり、留学への需要が増えていることなどから、売上・社員数を順調に伸ばしています。
会社名株式会社リアブロード住所東京都渋谷区代々木2丁目11-17 ラウンドクロス新宿6階事業内容・海外留学サービス「スマ留(スマートな留学)」の運営
・オンライン留学手配サービス「warple(ワープル)」の運営
・「マナビジン」「俺のセブ島留学Pro」の運営
・留学先の紹介並びに留学手続きの代行
・留学セミナー企画運営設営
・企業へのグローバル研修設立2014年12月11日公式ページhttps://reabroad.co.jp/
今回は、代表取締役社長の神田慎さん、マーケティングチームの高橋麻菜さん、アドミニストレーションチームの長谷川菜穂さんに、事業内容や社内カルチャー、求める人材などについてお話を聞かせていただきました。
本日お話を伺った方
株式会社リアブロード
代表取締役社長
神田 慎さん
株式会社リアブロード
マーケティングチーム
高橋 麻菜さん
株式会社リアブロード
アドミニストレーションチーム
長谷川 菜穂さん
目次
- 株式会社リアブロードとは
- 海外留学をもっと気軽に。リアブロードの3つの事業留学費用が従来の最大半額!低価格の理由とは
- 成長軌道を描くリアブロードの独自性・優位性とは
- 新卒5年目で部門長に。若手の活躍を積極的に評価する環境若手の成長を促す「まず、やってみよう」
- 株式会社リアブロードの求める人材
海外留学をもっと気軽に。リアブロードの3つの事業
編集部
まず最初に、御社の事業内容についてお聞かせいただけますでしょうか。
神田さん
リアブロードでは、留学サービス「スマ留」、留学に関わる全てをウェブで完結できるサービス「warple」、留学・語学メディア「マナビジン」「俺のセブ島留学Pro」を主な事業内容としております。
留学サービスの「スマ留」は従来の最大半額、競合他社と比較してもかなり安価に留学できることが大きな特徴です。
■「スマ留」の詳細はこちらから!
https://smaryu.com/
「warple」は留学に関するさまざまなこと、例えば、学校検索や見積作成、留学準備や学校の空き状況の確認や申し込みといった全てをwebで完結できるオンライン留学手配サービスです。
■「warple」の詳細はこちらから!
https://warple.jp/
旅行についてはオンラインで予約するのが今や当たり前になっていますが、留学についても同様に、もっと気軽に手配できることを目指しています。
「マナビジン」は、国内で英語を学びたい方のための英会話学習メディア、「俺のセブ島留学Pro」は海外留学で英語を学びたい方のための留学情報メディアとして、多くの方々にご利用いただいてます。
また、リアブロードでは、現在のところ、日本のお客さまが海外に留学するお手伝いをしていますが、将来的には世界各国の留学したい方々のお役に立てるような、グローバルなサービスにしていく構想があり、ブランドフィロソフィーも「Make The World Your Stage.」(この世界をあなたの舞台に)としています。
▲ブランドフィロソフィーも「Make The World Your Stage.」
編集部
留学したくても高額な費用が負担になってあきらめたという人は多いと思います。そんな人たちの救世主となるようなサービスですね。
ちなみに、神田さんがこの留学ビジネスを立ち上げたきっかけは何だったのでしょうか?
神田さん
私がオーストラリアのメルボルンに旅行をしていたときに、偶然、語学留学に来ていた前職の後輩に遭遇したんです。翌日、後輩が通っている語学学校に飛び込みで体験させてもらったのですが、午前中と午後で生徒数が大きく違うことに気づきました。学校側に「生徒数の少ない午後や夕方の授業の時間帯に送客すれば、その分金額は安くなるの?」と訊いたら「そうしてくれたら最高!」という話だったので、そこから始めたといったところです。
よく「留学経験のない神田さんが、どうして留学の事業を立ち上げたんですか?」と訊かれますが、きっかけは偶然です。
編集部
偶然とはいえ、「生徒数の少ない時間帯に送客すればビジネスチャンスになりそう」という当時の直感が、今の事業に実を結んだ形ですね。
留学費用が従来の最大半額!低価格の理由とは
編集部
リアブロードさんの「スマ留」を利用すれば従来の最大半額で留学できるというのは驚異的ですね。どのようにして価格を抑えているのでしょうか。
神田さん
リアブロードでは、シェアリングエコノミー(※)のビジネスモデルを活用しています。語学学校の授業は基本的に、モーニングクラス、アフタヌーンクラス、イブニングクラスの3つの時間帯で構成されていますが、アフタヌーンクラスやイブニングクラスは稼働率が低い、つまり生徒数が少ない状況です。
(※)モノやサービスなどの資源を共同で利用することで有効活用すること。一例:カーシェアリングやAirbnb(民泊)など
ですから、先ほども少しお話しした通り、弊社では稼働率の低い時間帯に授業を受ける代わりに授業料を安くしてもらう交渉をすることで、留学費用を抑えています。授業の内容(コマ数)・場所・教師は他社と何一つ変わりません。
神田さん
また、これまで留学エージェントを通すことで人的工数と費用が発生していた見積作成や学校への申し込みといった手続き関連も、webで完結できるオンライン留学手配サービス「warple」により、低価格を実現できるようになりました。
その結果、留学エージェント10社におけるブランド調査(※)でも「認知度」「価格満足度」「口コミ」の3つで1位を獲得することができました。
※留学エージェント10社におけるブランド調査(2023年4月期)。
調査対象は18〜29歳の直近5年以内の留学経験者618名。
▲「warple」による低価格実現の仕組み
編集部
留学エージェント10社の中で3冠というのはなかなか難しいことではないでしょうか。それだけ低価格で質の高いサービスを提供しているということですね。こうした評価の高いサービスを提供する環境に身を置くことは、自分自身の成長にもつながりそうです。
成長軌道を描くリアブロードの独自性・優位性とは
▲成長と同時に社員数も増員中
編集部
2020年からしばらくの間、留学自体が難しく、売上も厳しい状況が続いていたと推察します。元の社会に戻りつつある現在、御社の業績や社員数についてはどう変化したのでしょうか。
神田さん
現在、業界としては需要がようやく半分程度戻ってきたという状況ですが、リアブロードでは売上・件数ともに2020年以前を上回っています。そのため、2022年には50名ほどだった社員も、新卒を中心に大幅に増員し、2023年4月時点で90名近くになりました。新入社員の2割以上は弊社のサービスの元利用者です。
今後は留学市場も再拡大すると予測されているので、弊社もさらなる拡大が期待できると考えています。
編集部
元利用者が御社への入社を志望するというのは、御社のサービスに満足したからこそかもしれませんね。順調に成長基調にある理由は、同業他社にはない独自性や優位性があるからだと思いますが、リアブロードさんの強みは、どんなところにあるのでしょうか。
神田さん
先ほどお伝えした「低価格で留学できる」ということはもちろんですが、「SMARYU RESIDENCE(スマリュウレジデンス)」という専用宿泊先を保有している点が、他社と比較したときの優位性といえます。高品質な専用宿泊先があることにより、留学成約率が上がりますし、自社でレジデンスを保有することで原価を下げ、収益を改善することもできます。
編集部
利用者からすると、宿泊先の確保は気がかりなところですから、高品質な専用宿泊先を提供してもらえるというのはありがたいですね。
神田さん
レジデンスには弊社のスタッフが常駐しているので、継続的にお客様をサポートすることができ、満足度の向上につながっています。
▲カナダ駐在スタッフ。顧客満足度の向上から紹介・リピートにつなげている
神田さん
また、インフルエンサーとコラボした留学企画など、弊社独自のオリジナルプログラムがある点も独自性といえるのではないかなと思います。
▲スマ留ではYoutuber・インスタグラマーを活用したオリジナルプログラムを展開している
神田さん
さらに、特に若い方の中には、留学したくても費用が工面できないという方はたくさんいらっしゃいます。そうした方にリゾートバイトを紹介して費用を調達できるようにしたり、大手信販会社と提携して、留学費用の分割払いができるようにしたり、最近では円安により「出稼ぎ留学」という言葉も流行っていますが、ワーキングホリデーを前提に、現地での就労先を事前に手配するといったこともしています。
編集部
時代の要請に合わせて、試行錯誤していらっしゃるのですね。経済的な理由で留学できない方に留学「できる」ためのバックアップをする、そのような工夫も大きな強みですね。社員の皆さんも幅広い経験が積めそうですし、やりがいがありそうです。
新卒5年目で部門長に。若手の活躍を積極的に評価する環境
編集部
先ほど、リアブロードさんでは新卒を中心に社員数を大幅に増員したというお話がありましたが、その方々の研修などフォロー体制について教えてください。
神田さん
まず全体研修中に各部門から「私たちはこんなチームですよ」とプレゼンする機会を設け、それをもとに新入社員に興味を持った部門を第3候補くらいまで書いてもらい、各人の強みなども考慮しながら各部門に配置しています。
基本的な研修は全体で行い、そのあとは各部門の責任者が中心となって教育していきます。新卒であっても4月中旬にはお客様の前に出ることもありますし、早く現場で活躍できるようスピード感を持って対応しています。
そのためリアブロードでは、新卒2〜3年目で中間管理職をしている社員も多いですし、新卒5年目で部門長になった社員もいます。
編集部
新卒5年目で部門長というのは、たいへんスピード感のある活躍です。リアブロードさんは、どんどんステップアップをしていきたいという熱意のある方が向いてそうですね。社内表彰制度があると伺いましたが、どのような方が表彰されているのでしょうか。
神田さん
目標を達成できた社員やリアブロードの理念を体現できている社員が対象ですが、入社1年未満の社員もたくさん表彰しています。
編集部
入社年次に関わらず結果を出せば評価してくれる点は、社員の皆さんにとっては嬉しいことだろうと感じます。
若手の成長を促す「まず、やってみよう」
編集部
リアブロードさんで若手の方が順調に活躍できるのはなぜでしょうか。
神田さん
私は日頃から社員に「まず、やってみよう」と言っています。一般的にはチャレンジさせてくれる会社はなかなかないと思うのですが、リアブロードは「まず、やってみよう」というスタンスなので、それが若手の成長を促す要因の一つかもしれません。
編集部
高橋さんと長谷川さんは、日頃の業務の中で「まず、やってみよう」と思うシーンはありますか。
高橋さん
私自身も「まず、やってみよう」は意識して使っている言葉です。仕事をする上でリスクや壁はさまざまにあるのですが、「まず、やってみよう」「壁はあるけど、こうすれば乗り越えられるよね」と、できる方向で考えてみる癖がつきました。
私の所属する広報部門はできたばかりで、何も実績のない状態から始めなくてはなりませんでしたが、「まず、やって」みて、ここからどう改善できるか考えてみようとチーム内で話していて、私だけではなく、他のメンバーも同じ思いを共有していると感じています。
▲チーム内で話し合いながら「まず、やってみよう」の精神で挑戦するみなさん
長谷川さん
私は現在、人事部門に入社して1か月半くらいなのですが、「まず、やってみよう」を日々体感しています。通常は入社したあと、先輩社員に付いて仕事内容を聞いてから徐々に仕事を任せられていくと思いますが、弊社ではみっちり研修を受けたあと、2週目くらいから新卒向けの説明会を担当することになり、必死になってリアブロードのことを調べたりさまざまな部署に話を聞いたりしました。
そうした中で、説明会でしっかり話せるようになり、また、説明会に参加された方全員が選考を希望していただいたりして、成長を実感することが多いです。
まだまだ改善点はあるのですが、「ちょっと言い方を変えてみよう」「反応が良かったところをもっと重点的に話してみよう」というように日々小さなチャレンジをして、「まず、やってみよう」を大切にしながら仕事に取り組んでいます。
編集部
お二人とも、いろいろ模索しつつも前向きに業務に取り組んでいらっしゃる様子が伝わります。「まず、やってみよう」が社員一人ひとりに浸透しているのだなと思いました。長谷川さんは中途入社とのことで、前職とのギャップも少なからずあったと思いますが、いかがでしたか。
長谷川さん
異業種からの転職でしたので、確かに初めは戸惑いましたが、周囲からのサポートがあったので、早めに仕事に慣れることができました。質問したことに答えてくれるだけではなく、進捗状況を確認してくれたり、やり遂げるまでしっかり見ていてくれる点が心強く感じました。
編集部
上司や先輩社員が見守ってくれるというのは助かりますね。新卒であっても、中途入社であっても、安心して仕事に取り組めそうです。リアブロードさんは、若手が「まず、やってみよう」と思えるよう配慮されている環境だと感じました。
株式会社リアブロードの求める人材
編集部
最後に、リアブロードさんでは採用時にどのような方を求めていらっしゃるかお伺いできますか。
神田さん
仕事というのは自分が幸せになるためにするものだと思っていますが、弊社で働く方には「みんなの成長を作る会社」というミッションに必ず共感をしてほしいと考えています。
▲リアブロードのミッション
ですので、このミッションに向かって仕事をしていくことが、自分の幸せに繋がるのかということを自問した上で、リアブロードを選択してほしいです。
また、自分の思う幸せの中に「挑戦し続ける環境」「成長できる環境」がある方には、ぜひ私たちと一緒に働いてほしいですね。
先ほどもお話しした通り、リアブロードでは「まず、やってみよう」が軸になっているので、皆さんが想定しているよりも多くの経験をすることになるかもしれません。ただ、私は、経験があるからこそ成長できると思っています。海外出張や新規事業など、さまざまな経験をする中で成長していきたいという方は弊社にフィットするのではないかなと感じています。
先日行われた東京大学入学式での来賓の祝辞(※)が、「夢に関わる、心震える仕事をしてほしい」と「夢は、探し続けて行動し続ける人にしか見つけることはできない」という趣旨の内容でした。私もこれには同感で、日頃からとても大切にしています。弊社の社員にも、多くの経験をしながら、夢を探し続ける努力はずっとしてほしいと思っています。
(※)公式:東京大学「令和5年度東京大学学部入学式 祝辞」
▲リアブロードのオフィスにも「夢だと言ってないで実現しよう!」の文字が描かれている
編集部
さまざまな経験を積んで成長していくことや、挑戦し続けながら夢を見つけることに意義を見出せる方にとっては、リアブロードさんで働くことはとても幸せなのだろうなと感じました。本日はありがとうございました。
■取材協力
株式会社株式会社リアブロード:https://reabroad.co.jp/
採用ページ:https://reabroad.co.jp/recruit/
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