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【仕事はゲーム】21歳マネージャーが領域立ち上げの1年間を振り返る!
こんにちは!株式会社Radixでマーケティングチームの責任者をしています、田中龍之介です。
関西学院大学の3回生で、現在21歳。Radixに入社してもうすぐ1年と半年が経とうとしています。
数日前に「Wantedlyの記事を自由に書いて欲しい」と言われ、何を書こうかなぁと考えた結果、僕がRadixに入社してから現在に至るまでの振り返りをしていこうかなと思い至りました。
他のマネージャー陣がどんなことを書いているのか見当もつきませんが、Radixのマネージャー陣はとにかく若いんですよね。これを読んでくださっている皆さんと、年齢はほとんど変わりません。
でも、それぞれがチームを持って、数千万円単位の予算を動かして、日々の業務に取り組んでいます。入るまでは皆さんと同じ「普通の大学生」だったのにも関わらず、入社して1年でそこらへんにいる社会人よりもすごいことをしてしまっているのです。
ですので今回は、僕がRadixに入ってから今日に至るまで、何をして、どんなことを感じてきたのかを皆さんにお伝えできればと思います。
端的に言ってしまえば、「難易度の調整がなされたゲームをひたすらクリアし続けてきた」ということですかね(笑)
これを読んでくださった皆さんが、少しでもRadixで働くことにワクワクしてくれたら、とても嬉しいです。
vs 学生 → WIN
Radixの選考って、説明選考会があって、マネージャーとの面談があって、2daysインターンシップがあって、トライアル期間があって、インターン生として働けるんです。毎月採用してるんですけど、毎回50名くらいからの応募があって、最終的に採用されるのが5名とかなんで、倍率で言ったら10倍。まあ、受かるには難易度が高いってことです。
僕もマネージャー面談までは順調に進んでいったんですが、2daysで思うような成果を残すことができず。「これは落ちたな、来月もう1回受けよう」と勝手に頭の中で決意していました。でも驚いたことに、なんと2days合格。奇跡的なラッキーパンチによって、見事選考を最下位で通過することができまして。ここから僕のインターン生活が始まりました。
入社当初は「キャリアコレクション」という就活支援サービスの事業部で、CA(キャリアアドバイザー)をしていました。やっていたことで言えば、テレアポと面談。そもそもテレアポなんてしたことがないし、就活すらやったことがなかったんですね。ただ、選考を通してくれた感謝が強かったので、とにかく頑張ろうっていう気持ちは持っていて、どうすれば最下位の僕でも成果が出せるのか、目の前にある課題をクリアするためにはどうしたらいいのかを必死に考えていました。
特に印象的だったのは、当時の事業責任者の方が僕にした課題設定の方法です。僕、小さい時からゲームが好きで、1人でいるときも、友達といるときも、ひたすらゲームしていたんですよ。勉強も「ゲームみたいにハックしてしまえばある程度はどうにかなる」と思っていたので、それほど困らずにここまで来れて。つまり、何事もゲームみたいにして取り組んできたってことなんです。
ただ、当時の僕が自分のことをそう理解していたかと言われると、絶対にそんなことはなかった。でも事業責任者の方は、僕の性格を見事に理解しきって、課題設定をゲーム方式にしていたんです。
「学生と行う面談の中にもレベルがあって〜」
「テレアポにもレベルがあって〜」
常に、与えられているレベルをクリアすると、次のレベルの課題が設定される。それをわかりやすくゲームのようにしてくれていたので、僕は飽きずに、ずっと楽しみながら仕事に取り組めました。
vs covid19 → LOSE
徐々に面談やテレアポに磨きがかかり、次の課題として法人営業が課されました。これに関しては課されたというよりも、僕の方から取りに行った方が近いかもしれません。言い方は悪いかもしれませんが、学生と向き合う仕事に攻略し切った感覚があって、より難しいものを欲した結果、法人営業だった、というイメージです。
営業を始めて1ヶ月。アポは少しずつ取れてきたものの、それが売上にまで繋がらない。攻略法が見つからず、試行錯誤しているそんな最中に、悪夢が訪れました。
新型コロナウイルスにより、全国で緊急事態宣言が発令。
自粛要請がなされ、企業が開催するイベントや説明会等が全て中止。これは、キャリアコレクションがマネタイズできたポイントを全て奪われたことに等しいです。結果、キャリアコレクションは事業を撤退。
最初は、事業を撤退することの意味があまりよくわからなかったんですよね。事業責任者の方から、「事業を撤退することになったから、会社に残って別の事業部に移るか、撤退と同時に会社を辞めるか」を全員が問われ、とりあえず行き場もなかったので僕は残る決断をし。
その翌日、オフィスに行ってみたら、人がほとんどいなかったんです。そのときに初めて、事業が無くなることって、人がいなくなることなんだってことを知りました。それと同時に、あのとき自分が法人営業を頑張って、売上を立てることができていれば、キャリアコレクションは無くならずに済んだことに気が付きました。
とてつもない挫折感と後悔が、オフィスに漂う寂しい空気とともに僕を襲いました。
僕がやっているのは、ただのゲームじゃない。いくつもの人と、お金と、時間を巻き込んでいる最高難易度の、本気で取り組まないとクリアできないゲームであることに気がついたんです。
「じゃあ本気でやってやろうじゃないか」
そう思って立ち上げたのが、マーケティングチームです。
vs 新規事業立ち上げ → WIN
当時、キャリアコレクション以外に事業部として存在していたのが、現在Radixのメイン事業となったSNS事業部です。このSNS事業部を大きくしていくために、必要なものとはなにか。間違いなく、新たな案件を引っ張ってくる力でした。
しかも、社内にはマーケティングに特化した動きをしているメンバーもおらず、手つかずの状況。僕ひとりしかいない状況で、案件を獲得するためには、どんな方法があって、なにをすれば最短最速で成果に結びつくのか。
そんなゲームにおける裏技的なアクションを探し当てるために、毎日死にもの狂いで頭を働かせ、全力で試行錯誤を繰り返しました。
体力勝負はダサい。いかに美しくゲームをハックするのか。
日々思考し、アクションし、目の前にある課題をクリアし、そしたらまた新しい課題が発生し。ゲームで言えば、圧倒的に最高難易度の、スーパーハードモード、鬼。でも着実に、今日この日まで前進させてきました。
vs YOU → ???
2021年3月。RadixのSNS事業部(名前はSAKIYOMIに変わりました)は、立ち上げ初期のメンバー3人から40人へ。0だったクライアント数は50へ。赤字だった売上は年商が億超え。見事に成長しています。
名前は出せませんが、テレビCMで目にする、絶対にみなさんが聞いたことのある企業さまともお仕事をしていたり、大学のInstagramを運営したり、行政と仕事をしたり、当時誰も想像できない領域にまで到達しています。
「全てが僕のおかげ」とは、もちろん言いませんが、マーケティングというRadixにおいては未開の領域に足を踏み入れ、着実に目の前にある課題をクリアし、ここまで多くのクライアントさまと出会うことができるようになった。
キャリアコレクションを撤退させてしまってから、僕の中にあったモヤモヤを少しでも払拭できたのかな、とも思えるようになりました。それくらい今でも課題は山積みで、新たにハックしたい分野が溢れ出てきます。正直、こんなに楽しいゲームに出会えて幸せです。
さて、僕のこの1年半を、みなさんと一緒に振り返ってきました。きっと読んでくださっているのは、大学生が多いんですかね。もしかしたら、短大生、専門生、高校生なんかも、読んでくれてるかもしれません。
ただ、1つ言えるのは、みなさんがいる環境で、自分と同年代の人たちと争ってゲームをしていても、何も面白くない、ということです。テストで争うのは、常に同い年の誰か。部活動で戦うのも、同い年の誰か。
それは勝って当たり前なんです。そんなゲーム、楽しくないじゃないですか。
ここに来れば、僕たちよりも経験も年齢も上の人たちと戦える、お金というシビアな数字とも戦える。そんなハイレベルなゲームをしたくないですか?
僕と一緒に、この最高にアツいゲームに挑戦しましょう。