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社員インタビュー21人目は、サービスグループ gusukuユニット デベロップメントチームのヒメネス一聖さん(ヒメちゃん)です!
2025年4月に新卒入社したばかりのヒメちゃん。新サービス「gusuku Everysite(エブリサイト)」の検証や、同サービスでのWebページ作成などを担当しています。入社半年、フレッシュな視点を持ちながら、少数精鋭のチームでぐんぐん成長中です。
そんなヒメちゃんに、これまでの歩みや現在の挑戦、そして今後の展望についてお話を伺いました!
プロフィール
サービスグループ gusukuユニット デベロップメントチーム ヒメネス一聖
大阪府出身、在住。趣味はサッカー観戦、スノボ、麻雀。
父親が大学で建築学を教えており、研究・授業でパソコンを扱っていた影響から、幼少期から自然とパソコンやインターネットが身近にあった。高校時代はサッカー部に所属して部活動に打ち込む一方、この頃に読んだ本の影響を受けて、大学ではマーケティングや経営情報学を学べる学部へ進学。コロナ禍での休学をきっかけにプログラミング学習をはじめ、復学後は経営情報学やデータ分析系のゼミで開発の経験を重ねた。2025年4月に新卒でアールスリーに入社し、現在はgusukuシリーズの開発部門でエブリサイトの検証やWebページ作成を担い、日々成長している。
――ヒメちゃん、よろしくお願いします~!大学で学んだことを教えてください。
もともとはマーケティングを学ぼうと思って経営学部に進みました。高校時代にUSJのマーケティングの本を読んだことがきっかけでした。
ただ、入学直後はコロナ禍で、授業はすべてオンライン。半年ほど授業を受けるうちに、「自分のやりたいことは本当にこれなんだろうか?」と感じ、思い切って1年間休学しました。休学中はサービス業のアルバイトをしながらやりたいことを模索し、プログラミングに挑戦してみることにしたんです。オンラインのプログラミング学習サービスでHTML&CSSを学びました。
復学後はデータ分析系のゼミに入り、デジタルサイネージの開発や、自治体と連携してふるさと納税の新商品開発など、社会貢献型のプロジェクトに取り組みました。サイネージにカメラをつけて来訪者数をカウントする仕組みをつくったり、ゼミのOGが経営する会社で生産管理システムを構築したりと、主に開発部分を一人で担当。調べながらコードを書き、何度も試す中で調査力や粘り強さが身につきました。仕組みを形にできた経験が自信となり、プログラミングのスキルも着実に伸びていきました。
――学生時代のアルバイトでも、いろいろな開発経験を積まれたそうですね!
はい、大学3年の後期から、人材系の企業で社内SEとしてアルバイトをしていました。Excelで管理していた顧客情報をシステム化する仕事で、要件の聞き取りから仕組みづくりまで任されました。独学で進めたので修正も多かったのですが、その分「最初の設計をしっかり固めることの大切さ」を学びました。結果的には業務が効率化されて、社員2名分くらいの作業が削減できたんです!週5日、卒業まで続けた経験は今でも大きな財産になっています。
他にも、ゼミの卒業生の先輩の紹介でフロント開発の手伝いをしたこともありました。病院のシステムなど多様な案件にかかわり、少数精鋭の会社ならではの経験を得られました。
――アールスリーを知ったきっかけと、入社を決めた理由を教えてください。
大学院進学を考えていたのですが、ゼミで先生と考え方が合わず「研究者は向いていないのでは」と言われたこともあって、就職を意識するようになりました。そのため、就活を始めたのは4年生の春と遅めだったんです。
ゼミの卒業生の先輩に相談したところ、アールスリーを紹介してもらいました。その先輩にはフロント開発のアルバイトも紹介してもらっていて、いわば師匠のような存在です。紹介してもらってから、アールスリーが登壇しているイベントに実際に足を運びました。北海道や広島でのイベントやセミナーに参加し、金春さんやどりぃさん、ゆっこさんにお会いしました。顧客の課題に寄り添いながら自社サービスを紹介している姿がとても印象的で、「ここならユーザーに寄り添った開発ができそうだ」と感じました。洗練されたスライドも印象的で、他社にはない雰囲気を強く覚えています。さらに、髪色が明るい社員の方もいることを知り、「自由で自分らしく働ける会社なのかも」と感じたのも印象に残っています。
就職活動では3社を受けて、合格したのはアールスリーと外資系企業の計2社でした。ほかにも、アルバイト先の会社からも「うちに来てもいいよ」と声をかけてもらっていました。外資系は待遇面は魅力的でしたが、最終的にアールスリーを選んだのは「顧客目線でサービスをつくっている」点に惹かれたからです。社内SEのアルバイトで顧客視点の大切さを学んでいたので、それを活かせると思いました。
もうひとつ大きな理由は、チーム開発に挑戦したかったことです。ゼミでもアルバイトでも基本的に一人でプログラミングをしてきたので、「誰かと一緒に考えて開発する」環境に身をおいて成長したかったんです。アールスリーには向上心があり、技術的にも尊敬できる人が多く、ここなら成長できると確信しました。
――入社後はどんな業務を担当されていますか?
入社してからは、新サービスであるエブリサイト(ノーコードでWebサイトを構築するサービス)の動作検証やサイト作成、イベントでの登壇などに取り組んでいます。現在はプレビュー版での提供が始まっており、2025年10月の本リリースに向けて準備を進めています。
たとえばエブリサイトで、プレビューポータルサイトやプレビュー版利用申請フォーム、ドキュメントサイトをつくりながら、同時に不具合がないかを検証し、見つけた点は報告しています。実際にお客様に使用していただくサイトの作成と、検証を同時に進めるのが特徴です。
特に印象に残っているのは、プレビュー版利用申請フォームを任されたときです。実際にお客様が触れる部分なので「大丈夫かな…」と怖さもありました。何度もテストを重ね、社内のデザイナーさんと一緒に確認してもらいながら、少しずつ自信を持てるようになりました。自分の裁量で進める部分と、確認してもらう必要がある部分のバランスを見極めるのは難しかったですが、それもチームだからこそ学べたことだと思います。
学生時代から社会で働く方々と接する機会はありましたが、入社して改めて「ひとりひとりが責任を持って取り組む」意識の強さを実感しました。最初に描いていた「仕事のイメージ」との大きなギャップはなかったものの、チームで進めるからこその工夫や難しさを学んでいるところです。
――入社してから、やりがいや面白さを感じるのはどんなときですか?
まだリリース前の新サービスに携われているのは、とても大きなやりがいです。自分のアイデアをミーティングで提案して、それが実際に反映されると「自分の声がサービスに活きている」と実感できます。たとえば、利用申請フォームを担当したときには、多くのお客様に申請していただいて、「もっとがんばろう!」と思いました。
いま担当している動作検証では、「どうすれば不具合が出るか」を考えながら試すのが面白く、バグを見つけたときは思わず「よっしゃ!」となります。サービスの品質を守る役割を担えている実感があり、日々の原動力になっています。
チーム開発だからこそ、自分の作業が遅れると全体に影響が出るので、責任感を強く意識するようになりました。入社前と比べて「他の人の進行にどう影響するか」を考える視野が広がったと思います。
また、日々の業務の中で得られる学びも大きな魅力です。UIをどうすればもっと使いやすくなるかを考えるときには、チームの先輩である日茂さんや鶴さんのフロント開発を間近で見て学んでいます。デザイナーの方と相談する中ではデザインの考え方に触れることもありますし、技術面でもAWSに初めて触れるなど、新しい挑戦が多いです。技術だけでなく考え方や姿勢まで吸収できる環境にいられるのは、とても刺激的です。
――逆に、苦労したことや大変だったことはありますか?
入社当初は修正内容のログを見ても意味がわからず、「本当にやっていけるのかな」と不安を抱いていました。しばらくは「自分が会社に貢献できているのか」という思いもつきまとっていましたね。ただゼミの先生に言われた「まずはやってみる」という言葉を思い出して、とにかく手を動かして学ぶようにしています。
もうひとつの壁は、資格勉強との両立です。kintoneの認定資格を目標にしているのですが、点数を取るための勉強は思った以上に大変で、まだ合格できていません。さらに、実務のタスクと勉強時間のバランスをどう取るかも難しいところです。アルバイトのころは一つの業務に集中すればよかったのが、今は「サイトの作成」「検証」「勉強」と複数のタスクが同時にあり、優先順位のつけ方に試行錯誤しています。
――今後の目標や挑戦していきたいことを教えてください。
エブリサイトのリリース後には、いよいよ開発に挑戦していきたいです。まずはフロントエンド領域から、先輩たちと一緒に設計や実装を経験し、ゆくゆくはバックエンドまで広げていきたいと思っています。最終的には、幅広く任されるエンジニアを目指しています。
そのために、AWSのSandbox環境で試行錯誤をしたり、kintone認定アソシエイト資格の勉強を続けたりしています。資格を取得できたら、自己学習として個人開発にも取り組みたいですね。たとえば、家計簿や献立の管理です。「家にある食材から献立を提案してくれたり、日々の献立をもとに食材や調味料の購入時期を提案してくれたりする」といった、身近な課題を解決できるものをつくってみたいです。
これから半年〜1年の間に、社内の開発タスクに積極的に挑戦しながら、kintone認定カスタマイズスペシャリスト資格にも取り組みたいと考えています。まずは現在のサービスの保守や開発を通して戦力として役割を果たしたい。そして将来、次の新サービスをリリースするときには主戦力として開発を担える存在になりたいです。
最終的な目標は「自分の技術で会社に貢献し、その結果として身近な人を豊かにできるようになること」です。社会人として、人の役に立つ技術を磨き、サービスをつくり続ける。積み重ねによって、目標に一歩ずつ近づけると思っています。
――チームや会社の魅力を教えてください。
デベロップメントチームには、豊富な知識や技術を持ったメンバーがそろっていて、少人数だからこそ意思疎通しやすいのが魅力です。質問すれば必ず答えがあり、1つの質問にも10の視点が返ってくるほどです。技術だけでなく考え方や仕事への姿勢まで学びになるので、新しい発見が多い環境です。学んだことをみんなでシェアする文化もあり、新しいツールや生成AIの活用事例などを共有し合えるのも成長につながっていると思います。
さらに、新人であっても利用申請フォームのように、実際にお客様が触れる部分を任せてもらえます。責任とやりがいの大きさを感じられる環境です!
アールスリー全体としても、社員一人ひとりが責任感を持ちながら楽しそうに働いているのが印象的です。学生の頃は、「社会人って大変そうで、つらいことも多いのかな」と思っていたのですが、実際に入ってみると前向きに取り組む人ばかりでした。自分もやりたいことを大事にして働けているので、その環境に身を置けているのはすごく幸せです。
――最後に、これからアールスリーに入社する方へメッセージをお願いします!
常に「なぜこの行動をするのか?」と考えながら取り組むことが大切だと思います。チームの人たちはみんな、自分の行動に根拠を持っていて、責任感が強いんです。だからこそ信頼されるし、一緒に働いていて安心できます。
それから、向上心を持って楽しめる人が多いのもアールスリーの特徴だと思います。みんな自信を持って仕事をしていて、その雰囲気にも背中を押されます。入社して半年の自分でも、真剣に目の前のタスクに向き合えば、楽しさにつながると実感できています。
責任感と向上心をもって取り組める人にとって、これ以上ないやりがいのある環境だと思います。一緒に新しいサービスを作っていける仲間が増えるとうれしいです!