堀野 隼矢/サービスプランナー
2009年クイックに新卒入社。人材紹介事業本部でコンサルタントとしてトップの成績を残したのち、2010年にWeb事業企画開発本部へ異動。Web集客部隊の立ち上げに携わり、マネージャーとして20名近いマーケターを率いてきた。2020年にサービスプランナーにキャリアチェンジし、看護師向け転職サイトや社内向け業務基幹システムの改修・開発をリードしている。
クイックには、個人が主体的に提案や希望を伝え、組織もそれを歓迎する風土があります。たとえば、本人の希望をもとにマネジメントコースからスペシャリストへキャリアチェンジするといった人事も珍しくありません。
今回は、マーケターを束ねる立場からサービスプランナーへキャリアチェンジした堀野の例をもとに、クイックの柔軟な風土を紹介します。
これまでの経歴について
ーーまずは堀野さんの経歴を簡単に教えていただけますか?
2009年に新卒で入社し、最初は人材紹介事業本部のコンサルタントとして、医療機関向けの採用支援を行っていました。2年目のタイミングで、新たに立ち上げるマーケティング部隊への異動の話をいただき、Web広告運用やCRM、Web広告のインハウスチームの立ち上げなどに携わってきました。
2020年からは、サービスプランナーとして、看護師向け転職サイトや社内向け業務基幹システムの改修・開発に携わっています。
ーーマーケター時代は、マネージャー職も経験されていたんですよね?
そうですね。20名近いメンバーのマネジメントを担当していました。そこから自分の希望でプランナーへ職種変更して今に至るという、当時は社内でも珍しいタイプの異動だったと思います。
マーケターの視点を併せ持つプランナーになるために
ーーなぜマーケターからサービスプランナーへのキャリアチェンジを希望されたのでしょうか?
業務の軸を「サービスを作り上げる側」に変えたいと考えたからですね。
以前から、自分の中には「世の中を良くするサービスを作りたい」「勝つ仕組みを作れるようになりたい」という、2つのやりたいことがあったんです。いわば、マーケターとサービスプランナーの視点を併せ持つ人になりたくて。
ただ、マーケター時代に担当していたのは、どちらかといえばサービスを広めるための仕事が中心で。市場で勝つための仕組みを作るスキルは磨けたのですが、当時の役割的に、サービスを作り上げる経験は積めていなかったんですよね。
そこで、サービスプランナーに転向して「サービスを作り上げる仕事」に軸足を置くことで、自分のやりたいことを叶えようと考えました。
ーー課長職から新たな業務へのチャレンジでしたが、決断するのは大変だったのでは?
そうですね。でも、企画系の仕事をやりたいという想いは大きかったんです。
決断のきっかけになったのは、とあるプロジェクトでの失敗でした。大きめのプロジェクトで、現在のサービスプランナーに近い仕事ということもあり「これは自分がやりたい仕事だ!」という手応えはあったのですが、マネジメント業務との兼任で思うように進まず、そのまま流れてしまって…。Web本部長の小原さんにプロジェクト凍結の判断をさせてしまった苦い経験ですし、リベンジしたいという想いがありました。
この業務を通して、企画系の仕事をやりたいという気持ちが強くなったものの、マネジメント業務をしながらでは難しいこともわかったので、小原さんに相談をしたという経緯があります。
提案をフラットに受け止めてくれる風土が、クイックの良さ
ーープランナーへのキャリアチェンジは、どのように切り出しましたか?
実は、かしこまった場でキャリアチェンジを切り出したわけではなかったんです。
ーーそうなんですか?
先程のプロジェクトが流れてしまったあとで、小原さんが飲みに連れて行ってくれて。その場で相談したことが、キャリアチェンジのきっかけになりました。
ーー具体的には、どんなことを伝えたんでしょうか?
僕からは正直に「自分がやりたいこと」を伝えました。それをもとに、小原さんがこちらの考えていることを引き出し、話を膨らませて、「お互いにとって一番いい状態とは何か?」を一緒に探ってくれたんです。
ーーマネージャーのキャリアチェンジともなれば、普通は組織側の計画もありますし、そもそも難しいですよね。
そうなんです。当時、既に大きな予算がついた仕事や、大人数のマネジメントなど、責任のある仕事も任せてもらっていましたし、小原さんの方でも今後任せたい仕事を考えていたようでした。
ただ、そうした背景がありつつも、僕の意見を受け止めてくれて、自分では言語化しきれていなかった部分まで引き出したりしながら「あるべき姿」を考えてくれたのがありがたかったですね。
そうして二人でいろいろと議論した結果、「マーケターとプランナーの視点を掛け合わせた人の価値って高いよね」という話になり、今回のキャリアチェンジに繋がりました。
「自分が発揮したい価値」が「自分だから発揮できる価値」へ
ーーその後、サービスプランナーへのキャリアチェンジが実現しましたが、どのような業務を担当されてきましたか?
サイトの機能改善といった業務からスタートして、社内の業務基幹システムの構築や、コアメンバーとして新サービスの創出に関わったりもしました。
マーケター時代とは業務の進め方も、考え方も違うので難しさも感じますが、プランナーになってからの約4年間でスキル・ノウハウを蓄積できている手応えもあります。
ーー順調にキャリアを積まれている印象ですが、業務を通して達成感などは得ていますか?
達成感を得ているか、という意味では、まだまだ道半ばですね。この仕事の達成感を味わうところまでは到達していないかな、というのが本音です。
ただ、希望を出した当初にやりたかったことである「マーケター視点も持ったサービスプランナーになる」ことは、実現できている手応えを感じています。ユーザーを見据えた企画と、市場で勝つための仕組みのすり合わせを一人で行えるのは、マーケター出身者ならではの強みですし、実際に仕事のなかで意識的に行ってきました。
今でこそ強みと言えますが、あくまで初めは「自分が発揮したい価値」でした。ですが、仕事を重ねるうちに自信がついて「これは自分だからこそ発揮できる価値だ」という確信に変わってきたので、今では「キャリアチェンジの希望を伝えてよかった・チャレンジしてよかった」と感じています。
強い想いに真剣に向き合ってくれる。それがクイックの魅力
ーー最後に、堀野さんが感じるクイックの魅力を教えてください。
「個人のキャリアも、自分ごとのように一緒に考えてくれる」ところですね。話を聞いてくれる組織って結構あると思うのですが、良い案を一緒に模索してくれたり、考えたことをもとに実際に動いてくれる組織は貴重だと思います。
なぜ個人の声をしっかり受け止めてくれるのか、その理由を考えて思い出したのが、「『その仕事を任せてほしい』という強い想いがある人に任せる方が、仕事は上手くいく」という小原さんの言葉です。
強い想いがある人なら、考え抜いて仕事に臨んでくれるし、最大限のパフォーマンスを発揮してくれる。そんな過去の実績や積み重ねから、個人の声に耳を傾けて、自分ごとのように一緒に考えてくれる組織になっていったんじゃないかと考えています。
ーー個人の希望を伝えることが、組織の成長にも繋がる。そんなWin-Winの関係性を感じます。
加えて「ユーザーファースト」のサービスを追究できることも、クイックならではの魅力として伝えておきたいですね。
クイックが大切にしているのは、ユーザーが本質的に求めているサービスを提供すること。たとえ利益が出るまで時間がかかっても、着実にファンメイクに繋げることで長期的な利益を最大化する戦略もとっています。目の前のニーズを満たす提案も、未来を見据えた提案もできるので、さまざまなアプローチから「ユーザーが求めるサービス」を企画できるのが魅力ですね。
できることの幅が広いですし、ユーザーに喜ばれるサービスを届けたいという強い想いから生まれた企画なら、しっかり向き合ってくれる組織です。ぜひ一緒に、より良いサービスを作り上げていきましょう。
最後までご覧いただきありがとうございました!
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