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自動化を指差し確認する

来期からは新しい会社、新しい組織での運営スタートです。

私が就任した会社にはもともと人事課、財務経理課、など組織があったので、その機能を把握し派遣営業所の再整備などを行い組織図の刷新を進め、営業所も5か所、サテライトオフィス(営業所予備軍)が2か所、請負事業所が3か所とそれなりの組織体となりました。

実際に運営がスタートしてみてどのようになるか不安なことも多々ありますが楽しみでもあります。究極の目標は組織の自動化、自走化です。各拠点、各責任者がそれぞれのミッションに対し自主的に動いていき自動的に目標達成が果たせればこんなに楽しいことはありません。楽をしたいのではりません。それが「あるべき姿」だと思っているからです。もちろん一朝一夕にはいきませんがその理想に向けて第一歩を踏み出すところです。

先日、新幹線の中でパソコンを開きあるレポートを作成していました。その際microsoft365のOneNoteというアプリを使用していたのですが、このアプリは文章を打ち込んでいると自動的に保存するのであえて保存をするという手間が不要です。30分くらいかけてレポート作成し、パソコンを閉じようとした時、私は確かに自動保存されるときの「矢印クルクル(?)」からの保存済み(雲のアイコン)を見て閉じたつもりでしたが、数時間後にパソコンに電源を入れOneNoteを開いた時にはそのレポートはまったく保存されておらず、しばらく呆然とパソコンを眺めていました。

新幹線の中で通信状況があまり良くない感じではありましたが、それでもアプリを閉じるときに保存されたことを確認したつもりでした。やはり「つもり」ではダメなんですね。指差し確認が必要だったのです。保存ヨシ!と声に出すくらいでないとダメなんですね。

これからは「自動化されたものを指差し確認する」というおじさんルーティンを発動します。

自動的にやってもらえることが増えてきて便利な世の中だしそのことで私も多くのメリットを享受しています。自動でやってもらえることへの依存が高まり、もしそれが機能しなかった時のダメージなんて考えることもありません。クラウドのストレージに重要な情報や画像を安心しきってぶん投げたところそこがブラックホールだったなんてことがあったら大変です。OneNoteにレポート作成が保存されなかったことなどはまだささやかなエピソードですが、このことで得た体験を次には生かしたいものです。

スイカのオートチャージ、自動車のスピード制御、スケジュールの管理など日常の自動化にも一定の注意を払いましょう。エクセルでオートSUM集計したものもたまには電卓で検算してみましょう(これはいいか)。

組織の自動化も実現はまだまだですが、日報や週報その他共有されてくる情報に気を配りパソコンの前でいちいち指差し確認を怠らずに組織の自動化道へまい進していきたいと思います。

今もこの下書きはOneNoteです。ビクビクしながら終了します。

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