コンニチワ!PROJECT GROUP株式会社の栗本でございます!
今回は入社5年目で、現在は人事・広報に所属し、PGのWantedlyストーリーを数多く執筆されている「栗本 尊(クリモト タケル)」さんにインタビューさせてもらいました!
「???」と思ったそこのあなた。大丈夫です。今回は自分で自分をインタビューするという暴挙に出ております。
当インタビューでは、栗本さんがどのような経緯を経てPGに入社し、これまでに何を学んだのか。また普段どのような想いでコンテンツ制作をされているのか。あまり表に立つことのない栗本さんですが、本日は腹を割って話し合っていきたいと思います(白目)
本日はお時間をありがとうございます!まずは簡単な自己紹介をお願いします!
コンニチワ!PROJECT GROUP株式会社の栗本でございます!普段はPGの「会社紹介」や「社員紹介」を題材にWantedlyのストーリーを執筆しています。今回は自分が題材ということで大変緊張しております。どうかお手柔らかにお願いいたします!
生まれも育ちも東京です。小さい頃からモノ作りが好きで、小学生の頃は戦車や車のプラモデルを組み立ててジオラマを作ったり。中学では不良少年になって改造自転車を作ったり、中川翔子さんに溺愛してイラストを描いたり。高校では軽音楽部に入ってライブDVDを作ったり。大学ではギター動画を作ってYouTubeにアップしたり。社会人になった今も仕事で色々なコンテンツを作らせてもらっています。
特技はギター。好きな音楽はHEAVY METAL。好きなゲームはフロムソフトウェア全般、サイレントヒルシリーズ、メタルギアシリーズ、モンハンシリーズ等。好きな映画はパルプ・フィクション。好きなドラマはサンズ・オブ・アナーキー。好きな漫画はみどりのマキバオー。車やバイクが好きで、時代を間違えて産まれてきた今年30歳のTHE男趣味お兄さんおじさんです。
強面のせいで初対面の人に必ず怖がられ、空港では無差別持ち物チェックの対象に選ばれる僕ですが、"心優しき漢"であるということ。これだけでも覚えて帰っていただけると幸いです(○゚Д゚)夜露死苦!!
栗本さんはPGに中途入社されていますが、どのような経緯があったんですか?
これまでの略歴をざっと紹介させてもらうと、大学3~4年の就活では国内の自動車メーカーを中心に応募するも全敗。とあるIT企業から内定は頂戴していたものの、「本当にこれで良いのか?」と自分の気持ちに正直になって内定を辞退します。その後は親に頭を下げて計画留年し、音楽好きが転じてハードロックカフェでバイトを開始。約1年間ほど続けましたが飲食業界の闇を知り、「若くして入社するところではない」とバイトも辞めます。結局、大学復帰後に再開していた就活で内定を頂戴したIT企業に入社。紆余曲折の大学後半を送りました。
前職にあたるIT企業は、老舗メーカーが新規事業として「システム開発」を立ち上げるということで、そこの1期生として入社しました。仕事内容はいわゆる技術者派遣。肩書としては「エンジニア」が一番近いですが、もともとコードをゴリゴリ書けるような開発エンジニアではなく、基本的に保守系の仕事がメインでした。これも約1年間ほど続けましたが、労働環境と成長面に対して将来性を不安視したことから早期転職を決意します。
その後、転職活動という転職活動はせずに友人の紹介でPGを知りました。入社理由をざっくりまとめると「若手が稼ぎまくっている」「Web関連の仕事である」「服装自由・自転車通勤」です。前職が年功序列、スーツ・ネクタイ族、2時間の電車通勤だっただけに、すべて逆要素のPGはかなり魅力的に見えましたね。
折角なので「社長の田内さんとの初接点」と「面接の様子」についても軽く語っておきます。田内さんと初めてお会いしたのは採用面接。オフィスで緊張しながら待っていると「徹夜でゲームしてたから眠ぃ~」と言いながら、ペプシ・リフレッシュショットを片手に、寝ぐせの田内さんが登場しました。面接が始まるかと思いきや、雑談がスタート。その後、本人を前にして「頭良さそうだし、採用で良くね?」と、その場で採用が決まりました。これまでの常識が一切通用しない空間に衝撃を受けたことは言うまでもありません(笑)
実際に入社してみて、PGの雰囲気や仕事などはどう感じましたか?
僕が入社した当時のPGというのはゴリゴリの「ベンチャー企業」そのものでした。当時のPGを言葉で表現するなら「実力至上主義」「結果至上主義」「金儲け主義」の3つ。どこか排他的な文化が根付いていたり、プライベートで仲は良いが、仕事に関しては本気でバチバチにやり合う、まさに弱肉強食の世界でした。それこそオフィス内では怒号が飛び交ったり、田内さんもイラつきでソファーをキックしたり、今では考えられないめちゃくちゃな時代です(笑)ちなみに現在のPGは「実力至上主義」「結果至上主義」「品質至上主義」の3つ。マーケティング案件を鬼のようにやった末に「クオリティ・オブ・パワー」「“良いモノ”だけが売れる」という田内さんの考え方が変わった結果です。
初配属となったのは今は無き「WEB戦略事業部」です。主な仕事内容はサイト改善に関するHTML/CSS実装から始まり、ABテストの効果測定、施策立案なども部分的に担当していました。当時は教育制度自体が無く、まるで教育とは呼べない「1週間の適当なOJT」を受けた後、気付けば一人で仕事を任されていました。前職では教育期間が3ヵ月ほど設けられていたのでギャップに驚愕しつつ、同時に「これがベンチャーか、自分で学んでいかないと死ぬな」とすぐに悟りました。
また当時は無理難題を若手にぶん投げるスパルタ文化も健在の時期。僕の場合はメインの仕事以外に、田内さんからの直接命令で「PG公式サイトをリニューアルして」というオーダーでした。HTML/CSSを覚えたての初心者に任せるレベルの仕事じゃないし、その上「完成はいつ?」とスケジュールを突っつかれるあたりも物凄いプレッシャーでしたね(笑)結局、土日もサイト制作に時間を割いたり、弊社のスーパーエンジニア田中さんに手取り足取り助けてもらいながら、死ぬ思いで完成させた記憶があります。
その後「メディア事業部」に異動しますが、どんな経緯があったんですか?
「WEB戦略事業部」で踏ん張っていた僕でしたが、日々のプレッシャーから精神をすり減らしていて、最終的にうつ病で1ヵ月間の休職をすることになります。復帰後は田内さんとの相談で「環境を変えてみようか」ということで、これも今は無き「メディア事業部」への異動が決定。僕にとってはこの異動が、人生の大きなターニングポイントとなってきます。
メディア事業部ではこれまでの仕事とは打って変わって「SEO」がメインの仕事になりました。もちろんSEOも未経験だったので完全なるゼロスタート。ただ僕は「何かしら結果を残したい」と必死だった時期でもあり、まずはSEOライターに求められるスキルセットを確立することを目標にしていました。今でこそ定時上がりですが、当時は深夜0~2時くらいまで仕事に取り組んでいました。懐かしい。
その努力が実る形で、その後はSEOディレクターに就任。これまで通りSEOライティングは継続しつつ、SEO戦略からサイトの解析まで一手に引き受けるようになりました。結果としてSEO事業では約2年で月間346PV→116,904PVを記録することに成功。新たにリスティング広告も担当し、そちらでは記事作成と運用を兼任、年間平均ROAS200%を達成。PGで初めて成功体験をしたのがメディア事業部であり、自分に向いている仕事を見つけられた瞬間でもありました。
ちなみに今でこそライティングは自分の武器になっていますが、異動当初はライティングが嫌いだったという点が自分でも面白いところです。
そんな経験を経て、現在はどのような仕事されているんですか?
現在はPGの人事・広報として働いています。具体的な仕事内容は、Wantedlyをはじめとする採用媒体へのコンテンツ制作、プレスリリース作成、お客様にご協力いただくPGのサービス導入インタビュー、田内さんと他社様のマーケティング対談記事など。その他にデザイン業務、映像編集など「コンテンツ制作の便利屋」みたいな立ち位置にいます。
この中でも比重の重たい仕事はやっぱりWantedlyのコンテンツ作成です。コンテンツ制作の際に意識しているのは“クリエイター視点ではなく、マーケティング視点でコンテンツを作ること”。簡単に言えば「自分が見せたいもの」ではなく、「見ている人が求めているもの」を察知・提供することです。これは自分の中でメソッドに落とし込まれているのですが、ここでは企業秘密とさせてもらいます(笑)
ちなみに最近、新規事業として「採用メディア支援事業」が発足されました。こちらではお客様の採用媒体に掲載するコンテンツ制作も担当しており、取材や撮影といった仕事も任されています。発足したばかりではありますが思った以上に需要がありまして、沢山のご依頼を頂戴しつつ、人材不足の関係から依頼をお断りさせて頂いている状況で少し歯がゆい気持ちでいます。なので...絶賛メンバー募集中です(笑)
PGで得たものはありますか?
一番は“自分の武器”を見つけられたこと、そこから更に“自分が楽しいと思える仕事”を見つけられたことです。
結局のところ、人は好きなものに“最大のパフォーマンス”を発揮する生き物だと思っています。この特性を仕事に持ってくると、楽しいと思う仕事に対して、人は主体的に動き、自身のスキルアップを加速させ、さらに会社に対しても一番恩恵を与える状況になります。実際にやりたいことがなく、仕事に対して否定的だった僕ですが、「情熱を注いで取り組める仕事」を見つけられたことで、面白いほどに世界が変わりましたね。
もちろん「未だにやりたいことが分からない」「やりたい仕事に就けなかったから今がある」みたいな声もあるかと思うんですけど、僕の経験からすれば楽しいと思える仕事は後からでも見つけられます。なんなら好きじゃなかったことも好きになり、最終的に楽しい仕事になり得るんですよね。そして楽しい仕事とは、ある程度「自分が得意なもの」という前提があるので、見つけようと思えば見つけられます。
仕事というのは「好き嫌い」以前に、必ず「得意不得意」があります。僕がハードロックカフェをこよなく愛していても、飲食業界に向いていなかったように「好きなこと=楽しい仕事」ではありません。むしろ、特段好きではないが得意であるもの。そういった得意の中から「自分の武器」を見つけ、仕事に結び付ければ良いと思います。僕の場合はそれが「モノ作り」から始まり、「物書き」に繋がり、物書きをきっかけに「様々な仕事」に発展し、物書き以外のスキル拡張にも繋がってきました。
大事なのは自分の内なる声に耳を傾けて、自分の気持ちに正直でいられるか。「言われたからやっています」そんな仕事は楽しくありませんし、長続きするものでもありません。自分の求める環境がそこに無いなら、自分から環境を変えてしまえば良い。そういった文化もPGにはありますので、“自分探し”にも良いと思いますね。
新規事業「採用メディア支援事業」の人材募集中とお聞きしましたが、具体的にどんな方を求めていますか?
結論から言うと「正社員雇用のライター」を探しています。仕事内容としてはお客様の採用媒体の支援、より詳細な業務内容としては、お客様のオフィスにお伺いして取材&撮影の実施、採用に関するコンテンツの執筆・運用といったところです。
「正社員」にこだわっている理由ですが、やはり“当事者意識”が生まれるからです。僕自身、様々なライターに対して外注経験がありますが、アウトプット物に関しては悲惨なものが圧倒数なのが正直なところです。もちろんスキル云々の話もありますが、そもそも「発注側」と「ライター側」とでは仕事の目的が違うからこそ、こういうことが起きると思っています。
例えば、発注側の目的は記事を投下することで何かしらの「効果」を得ること。採用媒体であれば「応募数の向上」などですね。一方で外注されたライターは「記事を完成させること」が目的です。つまり、重要なのは指定された文字数を超えること。納品期日を守ること。依頼を最少工数でこなすために、出来るだけコピペ&編集で済ませること。本題とは関係のない不要な要素を大量に盛り込んで文字数を稼ぐなど。中には本当に小手先テクニックのオンパレードなんてこともあります。
そういった「完成させること」を目的に作られた記事というのは非常に無機質で、文章にリズムが無ければ、調査足らずでその人の感想文みたいになっていたり、読み手にとって機械的で面白くない記事になります。そういった低品質の記事をお客様に提供することはできない。
PGが定義するライターとは、“お客様の想い”をヒアリングし、形成し、さらに“マーケティング視点”をもって記事に落とし込める人だと思います。やはり「マーケティング視点」はライティングにおいても超重要な要素で、極端な話がその有無で「デキるライター」と「その辺によくいるライター」が決まると思っています。
そういった意味では、PGはゴリゴリのマーケティング会社ですので、学べることは“ライティングに限らず”なのは確か。もし「その辺によくいるライターと差を付けたい!」という挑戦意欲のある方は是非ご応募頂きたいですね!
PGに入社を検討されている方にメッセージをお願いします!
PGは大企業のような「答えのある仕事」ではなく、「答えを探す仕事」がほとんどです。それだけに「言われたことをやっている」だけでは評価も頭打ちなんですよね。ちなみに「ベンチャーの方が稼げる」みたいな話もありますが、これはベンチャーだから稼げるわけではありません。ベンチャーにはチャンスがたくさん転がっているだけ。そして、そのチャンスに挑戦し、モノにするかはするかは本人次第です。
確かに「安定感」という意味では、組織や制度がしっかり仕組み化された大手企業にはかないません。でも「会社に所属していればOK」みたいな時代は終わり、“個人の市場価値”を問われるような大変な世の中です。そういった世の中を生きなければならないという意味では、PGは自分の市場価値を高める場所として面白いんじゃないかなと思いますね。
口で言うのは簡単ですが、実際には血の滲むような努力が求められたりもします。でも、それを単純に「苦」と捉えてしまうのか、「修行」と捉えるのか。その後の人生は大きく変わってくると思います。PGはチャンスに貪欲な方を求めています。そして、そういった真摯な姿勢の人に対してPGは必ず応えてくれます。もし「PGって面白そうだな」と思ってもらえたなら、ぜひ一度お話を聞かせてください!!
本日はインタビューにご協力いただきありがとうございました!
▼プロフィール
氏名:栗本 尊(クリモト タケル)
出生:1992年生まれ 東京都出身
略歴:2017年8月にPGへ中途入社
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