学生時代にインターンでプリメディカに入社し、そのまま正社員として勤務され、現在は国内事業部の営業部長を任されている、池田英生さんにお話を伺いました。
6月からは執行役員にも就任されて、活躍の領域をますます広げられています。インターン生から執行役員にまで上り詰めた、池田さんのサクセスストーリーをお伺いしました!
プリメディカとの出会い
佐藤:なんとインターンからプリメディカで勤務されていたんですね!なぜプリメディカのインターンを希望されたんですか?
池田:元々、自分は大学生活は殆ど授業に出ず麻雀したり、飲み会三昧だったりと、なかなか怠惰な生活を送っているダメダメな学生でした。
ただ、大学4年生になり働くということをやっと意識し始めた時に、大学OBで会社をやっている人の講演を聞いたりして、ビジネスへの興味を持ち始めました。そんな中、いくつかビジネスコンテストにも参加したりして、将来的には自分でビジネスを起こし、世の中にインパクトを与えられるような仕事をしたいと漠然と考えていました。とはいえ、少なくとも数年働く可能性のある環境を、面接だけでは決めるきれる自信がなかったので、働く環境や一緒に働く人はしっかり見て決めたいと思い、インターン経由の採用をしていたベンチャー企業を中心に会社を探していました。
その中で、当時よく使っていた就活メディアの社長からプリメディカの紹介を受け選考に応募しました。その面接で代表の富永さんと出会い、予防医療のビジョンやプリメディカの目指すビジネスモデル、LOX-index®というプロダクトの話を聞いて、この環境がすごくワクワクすると感じて、インターンを志望しました。
佐藤:ちなみに就職活動はされたんですか?
池田:一応、リクルーター面談、大学のOB訪問、説明会など話は色々聞いたりはしていました。ただ、実際に応募するところまではいかず、殆ど就職活動らしい就職活動はしていなかったかもしれません。
大きい企業だと「どこで働くか」「どんな人と働くか」が運の要素に左右されてしまうこと。何より、自分がどんな仕事をするのかさえも、自分で選択できないことが多いので、そこはリスキーだなと思っていました。また、将来的に自分でビジネスをやる、起業するという選択肢を見据えると、やはり0→1で動き出したばかりの若いベンチャーで働くのが自分の経験として得られるものが大きいと考えて、比較的人数が少なく創業したばかりのベンチャーを中心に見ていました。
そのなかで、やはりプリメディカでインターンするうちに、予防医療の社会的意義やサービスの可能性に魅力を感じ、この分野でチャレンジしたいという思いが強くなっていきました。また、インターンの中で会社のマーケティング施策についてプレゼンする機会を頂いたのですが、当時は全く出来なくて、かなり苦労していました。ただ、富永さんや先輩方からもヒントや考えるチャンスを貰い、丁寧なフィードバックを頂けたことで、プレゼンも成功し、この環境に身を置くことは自分自身の成長に直結すると確信したことを覚えています。
医療機関への営業を通じて、成長していく日々
佐藤:入社された当時はどのようなお仕事をされていたんですか?
池田:入社後3年ほどはLOX-index®という脳梗塞・心筋梗塞の検査サービスを導入して頂ける医療機関の開拓営業を行っていました。当時はスタートしたばかりのサービスで、商品の知名度ももちろん無く「どういう紹介の仕方や打ち出し方をしたら市場に受け入れてもらえるか?」「ターゲットはそもそもどこなのだろうか?」など全てが手探りだったので、そこを営業チームや会社メンバーみんなで考えながらやれたのはすごく面白かったです。
この時の「新しい製品の意義や売れるためのストーリーをどう構築していくべきか」という問に対する仮説を持って考える習慣は、今でも新サービスの販売を検討する時にとても役立っていると思います。
佐藤:入社時の開拓営業の経験が今でも活かされているんですね!ご自身も会社も成長していくにつれ、さまざまな経験をされたのではないかと思うのですが、印象深い出来事などありますか?
池田:個人としては埼玉県にある大きなグループ病院の施設の開拓訪問から、その後粘り強く交渉を半年近く続け、ようやく受注できた時はすごくアドレナリンが出ましたね!勉強会の際に、先生達のプロフィールから何から調べられる情報をきっちりと調べて、プレゼンを褒めて頂き、すごく良い検査だと言ってもらえた時にもすごく達成感がありました。
別部門への異動、試行錯誤の末に手に入れたもの
池田:あとは営業を兼務で社長室の仕事を任せられたり、営業から企画部門へ異動した時は今でも鮮明に記憶に残っています。自分が仕事で行ってきた細かな工夫や成果が認められ、企画という新しいことにチャレンジできる喜びですごくワクワクしたのを覚えています。ただ、部署が変わった直後は今までの仕事のやり方では全然仕事が終わらなくて、タスクに謀殺されかけたり、締め切りや時間に追われて中々辛い日々でした。当時は仕事術や時間効率関連の本も十冊くらい読んだりしてました。もちろん、今ではそこの経験も活きているのでとても感謝しています。
また、会社が黒字化した時はとても嬉しかったですね。自分たちがここまで広げてきたビジネスがようやく世の中に認められた瞬間だ!と感じました。
佐藤:今までの努力が報われた瞬間だったんですね!
プリメディカ人生を振り返って成長したことは?
佐藤:6月からは執行役員にも就任されましたね!おめでとうございます!このプリメディカでの7年間を振り返って、変わったことや自分自身が成長したと思われる部分は具体的にどういったところになりますか?
池田:ありがとうございます。まず新卒から3年間の営業経験では「当たり前のことを当たり前にやる力」は鍛えられたと思います。
プリメディカでは会社のPrinciple(行動指針)として①Commitment(責任感)、②Speed(速さに勝るものは無し)、③Detail(神は細部に宿る)、④Healthy(心身ともに健康)という3か条プラス1を掲げています。これはすごく大切なことで、この3+1が完璧ならどこに言っても通用するセールスパーソンになれると思っています。
池田:プロフェッショナルとしてきちんと自分の宣言は守ること。また、営業はお客さんあってのことですので、相手目線を持って素早い対応をお客さんにしていくこと。加えて細部にもこだわったアウトプットでプレゼン、商談をしていく。これが、3年間の営業経験を通じて呼吸のように身についたのはあらゆる側面でも非常に大きかったと思います。
その後の企画部門では、段取り力や仕事における目的意識もすごく鍛えられたと感じています。また、商品の企画や、会社の業務効率化の推進業務、システムの構築なども通して、仕事の全体を俯瞰する力もすごく鍛えられたと思います。
まだまだ修業中ですが、今後は「みんなに気持ちよく、楽しく仕事をしてもらうにはどうすべきか。」「自分を含めメンバーそれぞれの持つ生産性・付加価値をどう高めていけるか。」そのあたりを試行錯誤していきたいと思います。
佐藤:池田さんの周りに対する思いやりは、きっと部下にも伝わっていると思います。
プリメディカのこれからに注目してほしい
佐藤:池田さんはプリメディカのどんなところが好きですか?
池田:まず1つは、会社のメンバーの仕事への意識やコミットメントが高いところですね。
中途入社も、新卒もみんな優秀で仕事への意識が高くていつも刺激を多くもらっています。よく聞く話で、2割が働きアリで残りは駄目アリだ・・・みたいな理論がありますが、プリメディカに限っては当てはまらないんじゃないかと思ったりしますね。笑
あとは、LOX-index®も含めた予防医療サービスの可能性と自由度の高さは私たちの会社ならではの魅力だと思います。今後は「検査でリスクを調べて終わり」ではなく次の領域として疾患リスクを減らすためのソリューションの提供、受けて頂いた方へのサービス提供も通じて、人々の行動を変えていくところまで踏み込んでいきたいと思います。
今後も面白い企画や新サービスをどんどん仕掛けていきたいと思っていますのでぜひプリメディカのこれからには注目しておいて頂ければと思います。
佐藤:今後のプリメディカの発展にぜひ注目してもらいましょう!ありがとうございました!