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創成期のVtuber運営に携わっていた彼がPMAに入社した理由

「人を大切にしないで、何を大切にするんだ。」

これが、株式会社PMAのモットー。

何か、とっても大切なことを言っている気がするけど、どんな想いが込められていのか。社員の皆さんへのインタビューを通して紐解いていきます。


今回のインタビューは、2022年3月に入社した、野水さんです。

まずは野水さんのプロフィールをご紹介します。

東京出身。中高時代は男子校で、周りにアイドルオタクかアニメオタクしかいない環境で、中学時代から地下アイドルオタクとして生きる。週10本のライブ参戦をし続けた結果、大学受験には全落ちし浪人。浪人時代もライブ参戦は継続しつつ、無事合格し進学。オタク生活の中で得たプロデュースやライブの運営の知見が活きて、在学中に創成期のVtuber運営に携わる。プロジェクトマネージャーとして、グループコンセプトの設計・コンテンツ企画制作・ファンクラブ運営などを行う。その他、カメラマンやWEB制作のインターンを経て、2022年にPMAに入社。


―それではよろしくお願いします!さっそく一つめのご質問。PMAに入社しようと決意した一番の理由はなんですか?

入社の理由は2点あります。

1点目は、人です。

現代では多様な働き方がありますが、会社で働くという選択をするのなら、自分が好きな人たち、大事にしたいと思える人たちと一緒に働きたいと考えていました。面接のためにPMAを訪れたとき、社長をはじめメンバーの方々とラフに話す時間があったのですが、会社の良い面だけではなく悩みや課題を包み隠さずお話しいただき、オープンな関係性に惹かれ、一緒に働きたいと感じたのがきっかけです。


2点目は、PMAの業務を通して、自分の理想とするキャリアが積めると考えたからです。

20代のうちは、戦略設計・企画立案などの上流から、クリエイティブの制作・進行管理などの下流まで、幅広いポジションでの経験を積みたいと考えていました

大規模な広告代理店だと関われる領域が限られていて、「営業はこの部署、マーケはこのチーム、制作は同グループの下請け会社」と専門領域ごとに分かれていることが多いです。だから、上流から下流の工程すべてを学ぼうとすると何年もかかりますが、PMAは1年目から一連の工程を一貫して担えます。加えて、取引先の業界や規模が多種多様な上に、他の代理店を挟まずに直接取引していることが僕にとって魅力的でした。いろんな業界のマーケティング課題に携われて、クライアントの生の声を聞きながら二人三脚で取り組める環境であることも、「ここで働きたい」と思わせてくれるものになりました。


―確かに、経験の幅広さを求めていた野水さんにとってはピッタリはまる会社なのかもしれません。

―入社してから一年と半年ほどが経過しましたが、どんなお仕事をされていますか?

企画立案から、撮影や動画編集をはじめとしたデザイン・制作領域、広告配信設計やWEBサイトのデータ分析領域と幅広く担当しています。

幅広く担当するからこそ、それぞれの領域で自分なりに意識しながら取り組んでいます。

例えば、企画の際は、一人の人間として対象の製品やサービスのファンになり、良さや強みを実感した上で考えることをモットーとしています。自分で体験した上で企画するのとそうでないのとでは、提案する内容の重みが変わってくると考えているからです。実際、担当している飲料メーカーのビールブランドのプロモーション企画を考える機会では、そのビールを飲んでどんな美味しさがあるのか、その美味しさがどういった背景から生み出されているのかを徹底的に考えて、すっかりそのビールのファンになってしまいました。そのおかげか、企画のアイデアも考えやすくなり、現在も継続してお仕事をさせていただいています。


また、デザイン系の業務では、データを元にした制作を意識しています。ただなんとなく「これが良い気がする」ではなく、「このデザインで何を伝えられているのか?」「それをユーザーはどう受け止めているのか?」「このデザインによってどんな効果が得られるのか?」を、数字を元にして考えることで、目的のあるデザイン制作をするように心がけています。そうすることで、後から効果検証をする際にも、目的を達成することができたかを指標にすることができて、次の改善提案にも繋がりやすくなります。


―「なんとなく」で仕事をしない、という意識の高さが伺えますね!

―直近ではどのようなお仕事をされているのですか?

上述したビールブランドの音声コンテンツの企画・編集・進行や、同ブランドのパリコレクション協賛イベントの進行をメインで担当しています。

アパレル系だと、とあるブランドが発信する広告の企画・制作・分析を一貫して担当していたり、シューズメーカーの新ラインの立ち上げから、プロモーション企画・広告の企画と制作・商品の物撮りまで携わったりしています。

今の時代、ウェブ広告やSNS広告はマーケティングと切っても切り離せない存在です。クライアントの課題とこれから目指す姿から、今行うべき最適の広告施策を、過去の分析などを踏まえて提案・実施・検証させていただいています。


―本当に幅広く活躍されていますね。

―そんな日々の中で、特に印象的だったお仕事はありますか?

初プロデュース企画として担当したビールメーカーの音声コンテンツにて、企画立案・キャスティング・編集・分析まで、先輩のサポートを受けながら、大半の業務を一人で担当させていただきました。

その初回ゲストとして、元々一人の観る将として尊敬していた将棋棋士の先生をゲストでお招きしたのですが、その先生は元々ビールが苦手と公言されている方で、ビールのプロモーションに協力していただけるかが分かりませんでした。ただ、ブランドが持つ背景・歴史・メッセージとの親和性は非常に高いと考えたので、クライアントもゲストも説得し、出演していただくことができました。

その初回収録後に、出演していただいた棋士の先生に「なぜ出演いただいたのですか?」とクライアントから質問があった際に、「野水さんが口説いてくれたから」とおっしゃっていただけたのがとても心に刺さりました。結果、そのコンテンツは先生のファンの方々にも好評で、企画として狙っていた効果も得ることができ、自分が「これが良い」と考えることに邁進することの大切さと、その先にある感動が、今でも大きな原動力になっています。


―自分が熱を持って取り組んだお仕事で結果を出せたというのは、大きな自信になりますね。

―入社からたくさんの成長を実感されていることと思いますが、特に「成長できたな」と感じる瞬間ってありますか?

「データに基づいた実現可能なもの」としてのアイデアを出せるようになるとともに、目的の取捨選択を考えられるようになりました。

元々お題に対して素早くアイデアなどを返すことは得意でしたが、世の中にあるものをベースに実現可能なものを考えるというよりは、「自分が面白いと思うもの」の返答が多かったです。平たく言うと、独りよがりなアイデアというか…。

ただ、それではクライアントに納得していただくことが難しいことを最初の一年で実感しました。それから、未経験者ではありながらも分析業務に携わるようになり、地に足のついた提案ができるようになってきたと思います。

クライアントとの商談の際に「少額予算でもこういうことをしたい」という要望をいただいたことがあります。その際に、「実現可能なことに絞る必要がありますし、色々とアイデアは浮かびますが、その中ならこれが実現できます」という案を複数提案し、そのままイチオシの提案が採用され、さらにその案が成果を出した際に、大きな成長を感じることができました。


―常に自分を振り返ることで、自分ができることを少しずつ増やせていること、素晴らしいと思います。どんな仕事にも活きる経験ですね。

―それでは最後の質問です。PMAで働くことの面白み、魅力を教えてください。

組織全体がオープンで、チャレンジに対し先輩方が積極的にサポートしてくれる社風なので、挑戦したい人に向いていると思います。

僕自身は「あれもしたい、これもしたい」ってタイプでして、その中の優先順位づけを先輩方にサポートしてもらいながら取り組んでいます。ただ単に僕自身がやりたいと思っていることはプライベートでやればよくて、会社として・仕事として取り組むならそれがクライアントや社会のためになる必要があることを実感しています。

仕事で携わってみたい業界や領域を伝えると、それが叶う案件のチームにアサインしてもらえたりも。積極的に「こんな仕事がしてみたい」と発信するようにしています。

それから、先輩・後輩問わず、みなさんが人として優しい方々なので、公私問わず、時に優しく、時に厳しく親身にサポートしてくれる、そんな会社だと思います。


ーなるほど、ありがとうございました!



経験したことないことでもやってみる、自分がやりたいこと、やるべきことを貫くことの大切さと、それができる会社であることがわかるインタビューでした!

次回は、ここまで社員インタビューをしてきた私、渡邊のストーリーを公開予定!お楽しみに!

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