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大切なのはプロ意識!エンジニアチームの挑戦と成長を促すマネジメントとは【インタビュー後編】

今回は、PNLのエンジニアチームを支えるVPoE飯野さんのインタビュー後編。前編では飯野さんのご経歴や仕事への価値観をうかがいましたが、後編では未来にフォーカス。
(全編はこちらhttps://www.wantedly.com/companies/playnext-lab/post_articles/874183)

今取り組んでいる業務や今後のビジョンについてお話していただきました。

エンジニアチームが目指す未来とは

会社全体でスキルアップをテーマに掲げている現在。エンジニアチームとしては、その目標とどのように向き合っているのでしょうか。

「大事なのは、わからないことを学ぶこと。技術向上に繋がる勉強会を開催したり、若手のプロジェクトマネージャーは、プロジェクトがうまく進むようにアジャイルなどを学んだりして、スキルアップを目指しています。
そして、それぞれの技術をサポートし合うためには、価値観の共有が重要になってきます。多国籍のメンバーが集まっているので、お互いに尊敬して助け合っていくことで、会社のエンジニアチームの一員として自覚が生まれて、多様性にも繋がっていくと思います。」

現在のプロジェクトを進めるだけでなく、最近増えているDX案件や、新しいサービスの開発を通して“未来をつくる”というのもビジョンのひとつ。
技術・多様性・未来の3つのキーワードを軸に、日々の業務にあたっているそうです。

エンジニアの自己成長を促すマネジメント術~答えは言わずにジャブを打つ~

飯野さんは、エンジニアチームをマネジメントする立場。ご自身の役割をどのように捉えているのか尋ねました。

「エンジニアチームが掲げている目標は、個人の評価基準でもあります。年2回の評価の時に、みんなが達成できているように引っ張っていくのが自分の役目だと思っています。一人一人のスキルが異なるので、気になるメンバーは面談で話をします。そうするといろいろな悩みが出てきますね。プログラムが雑に作られていてどうしていいか分からない、朝起きるのがつらい、技術的な不採があるプロジェクトの回収方法が分からない、とか。そういう時はまず、何を課題と感じているのか聞くようにしています。

技術的なところに関しては、ネットで調べたら出てくる場合もあれば、出てこない場合もあります。『検索しても出てこないものを見つけて解消できたら、あなたにとってスキルアップでしょう』と話して、『プロジェクトを進めてきたエンジニアに聞いたらどうですか、いろいろな人と関わり合いましょうね』という感じで解決へのヒントを与えるようにしています。

私が答えを言うとそれで終わってしまって、エンジニアのためにはならないので。

技術面だけではなく、メンバーが自分で答えに辿り着けるようサポートするのも役割のひとつだと言う、飯野さん。適切なアドバイスをするためにも、エンジニアと積極的にコミュニケーションを取っています。その中で、周りの意識が変わってきている手ごたえもあるのだとか。

「エンジニアが自分で調べたり、確認したりするようになっているなと思います。ただ、何時間も調べちゃうことがあるから、タイムマネジメントについても教えていますね。」

今の取り組みを通じて、この先、どんな組織に成長していけそうかと質問すると、少し意外な答えが返ってきました。

「究極ですが、僕のような上の立場が不要な組織になってほしいです。リーダーが全て指示を出すのではなく、全員がそれぞれの役割意識を持って行動し、チームに貢献する組織。

でも、これも直接的には言わず、自分で気付いて動いてねというジャブを打っています。

“いろいろな仕事を振ったり、役割を任せたりしているうちに、気付いたら今まで僕がやっていた仕事がなくなっちゃった”という状態を作っていくのが、マネジメントにおいて大事かなと思っています。」

飯野さんにお話をうかがっていると、一貫して“答えを与えるのではなく、自分で考えるよう促す”という姿勢でエンジニアたちと向き合っているのが印象的。

一方で、プロジェクトを管理する立場として、時には“情をなくす”というのも意識しているのだそう。

「エンジニアメンバーと会話すると情が出て、『大丈夫だよ』と声をかけてしまうことがあるのですが、プロジェクトマネージャーをやっている以上、リスクを管理して安定性のあるプログラムを提供しなければいけません。会社としての責任もありますし。
エンジニアにとって再現性は大事で、前のプロジェクトはうまくいったのに、今のプロジェクトはうまくいきませんだと、どうにもならないじゃないですか。
だからこそ情をなくして、プロジェクトをスムーズに進行させるために、厳しい言葉をかけることもあります。」

エンジニアチームに限らず会社全体でも、問題があった時にお互いに意見をしっかり言える関係性や雰囲気作りを大事にしているとのこと。

「メンバー同士のぬるい関係って、お客さんのためにはなりません。メンバーが多国籍で、年齢も価値観もバラバラだからこそ、プロフェッショナルとしての意識や結びつきが必要だと感じています。
厳しいことも言い合えるチームワークを築くためにも、日々コミュニケーションを取っていますし、その結果として、学校や出身地などの共通項を持った友達よりも濃い仲になるのではないかという期待もありますね。」

プロフェッショナルの意識を持つ人が活躍できる環境

PNLが求めている人材は、チーム作りだけでなく、業務においても“プロフェッショナルとしてのマインド”がある人。再現性と安定性がある人を評価していると言います。

「例えば、一日だけ頑張れる人はたくさんいますが、その頑張りを平日毎日続けるのはけっこう難しい。1か月、1年ずっと頑張り続けられる人って多くないですよね。
プロフェッショナル度が上がるにつれて、高いモチベーションやクオリティを維持できるようになっていきます。会社の制度や評価に関しても、残業して働いた人が得をするのではなく、むしろ短い時間でいい仕事をした人、きちんと継続している人を高く評価するようにしています。
プロのマインドを持っている人は他のメンバーにも良い刺激を与えるので、会社としては大事していきたいです。」

最後に、PNLで働くことを検討している方々に向けてメッセージをいただきました。

「いろいろなことにチャレンジしたいという意欲を持っていれば、やりたいことや興味に合わせて取り組める環境がPNLにはあると思います。それが会社の売り上げに繋がることならもっと良いですね(笑)

今日や明日のことだけではなくて数年先のことまで考えて、今行動できる方、どんなプロジェクトでも一定のクオリティで仕事をする意識がある方と一緒に働けたら嬉しいです。」

インタビューの際、終始穏やかに受け答えしてくださった飯野さん。現在のミッションからチームの課題、今後のビジョンまで、貴重なお話を聞くことができました。

PNLでの仕事やメンバーに興味を持った方は、ぜひ一度お話ししてみませんか。

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