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海外×ITの会社が「飲食×HR」に参入!その目的と戦略は?【PlayNextLab Interview】

"世界の才能と日本の可能性をつなげるプラットフォーム創出”をミッションとし、SI/SES事業、外国人エンジニアと日本企業のマッチングサービス「Talent Hub」を運営するプレイネクストラボ。

2019年8月より外食産業特化の採用支援サービス「食リーチ」の提供を開始しました。(※現在はこの事業は停止しています)

なぜプレイネクストラボが、未経験の飲食業界に参入したのか?

その背景を代表取締役社長の柏 匠と取締役で食リーチの部門長である井出 慎一にインタビューしました。


※以下、普段通り「柏さん」「井出さん」でお送りします。

人材会社の営業として、プレイネクストラボを訪れた井出さん、ジョインのきっかけは?

「僕は元々、人材会社の出身です。当時、新規事業として立ち上げた人材サービスを紹介するために、プレイネクストラボに訪問したのが柏さんと出会ったきっかけです。」と、出会いの経緯を語る井出さん。

初めは、HR領域のビジネスを営む企業同士、情報交換の意味も含めて行われたMTGだったそう。しかしその中で、柏さんが今でも印象に残っている会話があったといいます。

「井出さんの方から『実は海外×HRの事業をずっとやりたいと思っている』という話があったんですよ。当時のデータで、先進国では外国人の就業率は10%以上なのに対し、日本はわずか2%ほどだったんです。その状況を知っていて、強い課題感を持っているという点で、井出さんと意気投合しました。」

井出さんはその後、当時在籍していた人材会社で、新規事業開発を任されるポジションに昇格。そこで、「海外×HR」「飲食×HR」などの新規事業を次々に立ち上げました。

その間も、柏さんとはプライベートで交流が続いていたといいます。

食リーチ立ち上げのきっかけは、「特定技能ビザ」の解禁だった

「海外」と「飲食」のHR市場。この一見異なる2つの領域は、2019年4月の入管法改正により大きく近づきました。

今回の法改正により、「特定技能」という新たな在留資格での外国人労働者受け入れが可能となったのです。特に人手不足が深刻な産業分野を対象としており、外食業もその一つです。

「飲食×海外×HR、この市場は急速に成長すると思います。その成長スピードに追いつくために、大手企業よりも決断の速いベンチャー企業にジョインすることを決めました。」と井出さんは語ります。



それに対し柏さんからも「特定技能の解禁により、年間50億円の新たな市場が生まれるとも言われています。プレイネクストラボが得意とする外国人へのマーケティングで、この市場を取りに行きたいと思っています。」という言葉が。

二人を結びつけた要因として、成長市場への嗅覚と、ビジネスにおけるスピード感も大きなポイントだったのかもしれないと感じた一幕でした。


日本の文化である飲食業界を、HRの領域から元気にしたい

プレイネクストラボが企業として飲食業界に参入する勝機は見えてきたものの、井出さんがどうして転職してまで飲食×HRに取り組まれるのか?その原点についてもお話を伺ってみました。

「食というのは日本の大事な文化だと思っているんです。僕は学生の頃から海外に憧れがあって、海外経験も積んできました。月並みかもしれませんが、色々な国に行って改めて感じたのは、日本の食文化の素晴らしさやホスピタリティマインドの高さだったんです。」

そして井出さんは海外経験を通して、文化や価値観の違いや社会行動、組織論といった分野にも関心を持ち、研究していたといいます。それが、大学卒業後にHR業界へと進むきっかけになりました。

「結果的に僕はHR業界に身を置き、その分野でスキルを身につけました。でも、根底に日本の文化である飲食業界へのリスペクトが変わらずにあります。そして、僕が培ったスキルを、大好きな飲食業界で活かすことができる思っています。切り口はHRですが、食リーチは飲食業界の一員として人材不足の解決に取り組んでいるんです。」



飲食業界への思いに話が及ぶと、普段はクールな井出さんが次々と熱い言葉を口にされ、印象的なインタビューとなりました。

プレイネクストラボでは、"世界の才能と日本の可能性をつなげるプラットフォーム創出”をミッションに、Talent Hubと食リーチ を通してIT業界と飲食業界の変革に同時に挑んでいます。


「日本の労働力不足の問題を、グローバル採用で解決したい」

「日本の食文化と飲食業界を、人材という根底部分から支えたい」


そんな思いをお持ちの方、その分野についてもっと知りたいという方、ぜひオフィスで語り合いましょう!

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