こんにちは。PIGNUS採用・広報担当の上村です。
本記事は、先日投稿したストーリーの後編となります。
前編はこちら↓
前回、緊急事態宣言中の状況下における当社内の動きや採用状況の変化についてお伝えさせていただきました。今回は、6月からジョインしたメンバーのご紹介と、今後PIGNUSが目指す先についてお話いたします。
まずは、6月から社内で新たに立ち上がった組織「クリエイティブラボ」の責任者としてジョインしてくれた大久保洸平さんをご紹介します。
大久保洸平(おおくぼ こうへい):クリエイティブラボ 所長/映像作家
新卒で代表の水戸と同じセプテーニに同期入社。配属先は異なり、クリエイティブの部署に配属後、アドクリエイティブのディレクションから始まる。
その後コミュニケーションプランナーを経て、クリエイティブ組織が別法人化するタイミングで映像部門の責任者に抜擢。映像演出家としてwebCM制作や自主製作に従事し、2020年6月にPIGNUSにジョイン。
クリエイティブの世界で生きるきっかけとなった、映像との出会い
僕の映像との出会いは高校時代でした。たまたま北野武監督の「Kids return」「あの夏いちばん静かな海」という映画を見て、あまりの格好良さと世の中の不条理さに衝撃を受け、いかに狭い世界で生きていたかを痛感しました。そこからは映像の世界に今でもハマり続けています。
前職のセプテーニに入社後まもなくは、Webのアドディレクション 、コミュニケーションプランニングから始まりました。大変なことも多くありましたが、振り返っても、この数年が自分の社会人人生で最も大切だと思えることを学んだ時期でしたね。前職の先輩、後輩にはとても感謝しております。
スキル面では、スケジュール管理とコミュニケーション力とデザインスキルを学びました。前二つは地味で、思っていたのと違うと感じがちですが、クリエイティブ領域において最も必要なことは意外と当たり前のことなんです。
その後は映像制作や演出に携わりました。映像演出は学生時代から独学で学んだり、夜間の学校で体系的に学んだりもしていたので、インプット数も熱意も最もある領域です。クリエイティブにおける自分の肩書きはと言われたら迷わず映像作家と名乗りますね。
演出が非凡だとは恐れ多くて言うつもりはまったくないですが、自分が映像で強みだと思うところを敢えてあげるとするならば、「映像が苦でないこと」「撮りたい映像があること」「古典にリスペクトがあること」ですかね。
実際、クライアントワークや個人ワークでPR映像の制作をしたり、2年前に自主映画などを撮ったりしています。
水戸との縁
水戸とは実は地元が同じで。前職時代の同期でもあるんですが、母親同士が知り合いで、初めはそれでお互いを認識したんですよね(笑)。
入社後は部署も違ったのであまり関わりがなかったですが、たまに社内で会えばお互いの話をしていましたし、共通の関係者からの話や活躍を耳にするなかでいい刺激は受けていたと思います。今になって思いますが、仕事へのスタンスや取り組み方には共通部する部分があるのかもしれないです。
PIGNUSに参画したワケ
水戸から色んな話を聞いたうえで「とてもビジョナリーだ」と思いました。
目指す先の未来やその決意を聞いて、自分とベクトルは違うが、何か一つにこだわっているところにも共感できたんです。特に、「1000億企業にならなかったら解散する」という言葉は刺さりました。しかもそれを社員全員が理解して納得したうえで働いていると。
僕は昔から“ビジョンを持っている人”と一緒にいるのが居心地が良いんです。ビジョンを持っている人は自分が何をすべきかを分かっているから、そこにたどり着くために尋常じゃない努力ができる人がほとんどです。
そして結果にこだわる。無駄なこともしない。彼も社員もみんなも明らかに“そっち系の人”であることが伝わってきて、自分もそんな組織の中で新たなラボ立ち上げをやってみたいと素直に思えました。
また、経営層のみなさんの経歴や、実際にお話を伺う中でも、自分の明るくない領域のエキスパート達で、彼らと一緒にいるだけでも多くの成長機会が訪れることは目に見えていたことも要因の一つです。
さらにPIGNUS内部にはまだ正式なクリエイティブ組織がなく、ラボとして自由度を与えてもらったことで今後の可能性にも魅力を感じています。
新規事業にも積極的に関わるのでその立ち上がっていく様を間近で見ていくのも楽しみです。
クリエイティブの立場から会社を変え、誰もが憧れるような環境を創出したい
クリエイティブ出身の僕だからこそ、PIGNUSを「かっこいい」webエージェンシーにしたいと思っています。「かっこいい」などと稚拙な言葉で表現してしまいましたが、これが全てです。
Webマーケティングが画期的なところは明らかにデータを扱えるところです。一方で、定量的な側面を見ることができるから、定性的な所謂”感覚的”なところが軽視されがちです。
感覚的を換言するならば、クリエイティブには作り手の”思想”が必要です。思想なきクリエイティブに価値はないとまで言い切ることができます。
実際に世の中の作り手たちの大部分が、思想を込めることで表現のレベルを昇華することを自然とやっています。そこを無毛にされては、僕らの存在価値はないと思っています。そういう前提の立場に立った上で下記を述べます。
個人の作品であれば、思想をばらまけば僕は良いと思います。(実際自分もそうなので)
しかし、Webマーケティングのクリエイティブでは、絶対にそうはいかない。本質的にそうあってはならない。
データと思想のバランスが大事です。データが作りだす高い精度をどんどんシステム化する。そしてそのシステムが弾きだした一つの答えを思想で昇華させる。それが僕のビジネスのクリエイティブで、目指している「かっこいい」です。
PIGNUSなら、定量的で、創造的で、思想的で、オンラインマーケティングの戦略から実行までを全て担える、会社間の垣根を超え、本当の価値を創造する組織体になれると確信しています。
「ちゃんとやっている」という納得感を持って、表面的で継続性のないものにならないようにアートをサイエンスする。結果的に、「Webプロジェクトと言えばPIGNUSだよね」と言われる存在になりたいです。
将来的には、山奥とかにラボの拠点を立てて、そこにもの作りの好きな気の良い人を集めて、好きなだけクリエイティブに没頭できるような空間なんかが作れたら素敵だなあなんて考えています。
それをビジネスとして成り立たせながら、みんなが羨むようなこと、してみたいですね。
変わりゆくWebマーケ事業部との関わり
これから新規事業も始まろうとしているPIGNUSでの意思決定の速さに驚いています。水戸だけでなくメンバーひとりひとりのレスや行動が速いからこそ成り立っているのかなと感じます。
実際平均年齢も若くてエネルギッシュなのもありますが、ただ勢いだけで突っ走っているわけではなく必ずアクションの裏には根拠があるなあと。
とはいえまだ全然知らないですが、人として面白い人が多そうだなと感じています。バックラウンドが多種多様で、そんなスキルあるの?って人が多いですね(笑)。みんな守備範囲が広いイメージなので、僕が入ったことで、みんなにクリエイティブのフィールドにももっと目を向けてもらえたらと思っています。
逆に言うと、目を向けてもらえるようなことをしていかないとですね(笑)。
それがコミュニケーションですし、僕がかろうじて皆に与えられる唯一の意義はそこしかないので。
今、PIGNUSは大きな転換期にあります。
「2030年には時価総額1000億円の企業になる」という目標のみを見据え、今何ができるか、目の前のクライアント、さらにはその先のユーザーに対してどうすれば本質的な価値提供ができるかということを突き詰めています。
その結果、これまで積み上げてきたWeb広告運用の実績を基盤にしつつ、そこに付随する戦略設計からコミットしていくといったような事業の方向性を大きく変える意思決定をしました。
大久保のジョインにより、より展開が加速することとなります。
今後はより、私たちの考える「価値提供」の中身に深みをもたらすため新たな仲間を必要としています。
優秀なメンバーと切磋琢磨しあいながら、一般的なWeb広告代理店で身につくスキルとは一線を画したスキルとナレッジを得られる環境で思う存分成長していけます。
また、1000億の価値を提供するための事業展開の1つとして新規事業も立ち上がっていき、そのなかで新たな視点や学びを得るのみならず、自分のアイディアや意見を反映させていく面白さも実感していただけます。
少しでも興味を持ってくださった方、ぜひご連絡お待ちしております!