今回はピアラらしさを体現しているといっても過言ではない、ジョブローテーションやジョブチェンジを経験したメンバーをインタビュー。
ピアラで行われているジョブローテーションやジョブチェンジとは一体どんなものなのか、経験者だからこその気付きや会社やメンバーへの想いに迫りました。ぜひご覧ください!
今回のインタビュイー
手前からジョブチェンジを経験したO・Tさん、Nさん ジョブローテーションを経験したO・Sさん、Uさん
経験者が語る!ピアラの部署異動の実態
ーーピアラではどんなふうに部署異動を行っているんでしょうか?
O・T:私は元々リアルマーケティング部にいて、現在(今年の1月から)はデジタルコンサルティング部に所属しています。
新卒入社してからはずっと(4〜5年ほど)オフライン施策を扱うリアルマーケティング部で営業の窓口をやりつつ、メディアさん側とのやり取りも担当していました。
今後のことを考えたとき、営業のスキルをより伸ばすという意味で、デジタルの領域も知っていけたら良いのではないかと思ったのをきっかけに、デジタルコンサルティング部に転部。クライアント営業の窓口や案件の運用などを担当しながら、これからクリエイティブ業務も行っていく予定です。
ーーNさんはどんなジョブチェンジを経験されたんですか?
N:私は元々、トレーディング本部で3年ほど(入社4年目まで)広告運用を行っていました。
運用チームでは、社内のメンバーとのやり取りがメインになります。そのため「もっとクライアント様と話す機会も持ちたいな」と考えるようになったのをきっかけに、去年の2月に営業部門であるコンサルティング本部へ異動しました。
ーーO・Sさんはどんなジョブローテーションを経験されたんですか?
O・S:私は今年新卒4年目で、入社後すぐにコンサルティング本部に配属となりました。
クライアント様の売上最大化のために、あらゆる支援を行うのがコンサルティング本部。
そしてコンサルティング本部ではソリューション問わず、提案営業ができるコンサルタントを育成するため、ジョブローテーションを活発に行っていました。
そして私も今年の1月から半年間、トレーディング本部の自社運用を行う部隊にジョインし、クリエイティブ業務を経験しました。
ーーUさんはどんなジョブローテーションを経験されたんですか?
U:僕もO・Sと同じく新卒4年目です。入社当初に、コンサルティング本部に配属となり、2年目の終盤まで同部署に所属していました。
コンサルティング本部にいた頃は、クライアント様の売上最大化のために、様々な支援や施策の提案を行っていました。そんな中、僕もジョブローテーションの制度で各部を回ることになったんです。
そして色々な部署を回って運用やクリエイティブなどの現場知識を学び、クライアント様により良い提案ができるようにすることを目的として2020年1月から、デジタルコンサルティング部へ。
デジタルコンサルティング部では営業に加え、運用を行ってくれている外部のパートナーさんたちとセッションをするのがメイン業務でした。そうして1年後の2021年の1月から、トレーディング本部という広告運用を行う部署に異動し、現在に至ります。
今のところ、今年の12月でジョブローテーションを終了し、来年の1月にはコンサルティング本部に戻る予定です。
ーージョブローテーションやジョブチェンジは自分からやりたいと手を挙げたんですか?それとも上長からの提案があったのでしょうか?
O・S:私の場合は、部署側からの提案がありました。 ただその際、トレーディング本部の運用側かクリエイティブ側かは選べたので、元々興味があり、自分の課題感的にもより知見を深めるべきだと考えたクリエイティブチームへの異動を選択しました。
N:私も会社側から提案があったパターンですが、異動のタイミングは自分の気持ちを汲んでもらいました。
異動を決断する前にも、実は「営業にきなよ」とお誘いいただいたことがあって…!そのときは「もっと運用の仕事をしていたい」と思っていたので、「いきます」という返事はしませんでした。
ですが時間が経ち、新しいことにチャレンジしてみたいという気持ちが芽生え始めたタイミングで、再度声を掛けてもらえたので異動を決心しました。
O・S:「もっと運用したい」と思ってから、実際に営業を行うコンサルティング本部への異動を決意するまでには、どれくらい期間が空いたんですか?
N:「部署異動しよう」と決心するまでには、3年くらい期間があったかな。
元いた部署の上司のNさんには、新卒で入ったときからずっと「営業にいった方がいい」と言われていたんですよ。そして現コンサルティング本部 本部長の大熊さんにも時折「営業にこない?」と声を掛けていただいていて。
(成長して組織拡大を目指すフェーズになったときに、どの部署も増員を求めるので、普段の業務で深く関わる他部署のメンバーには、声を掛けやすかったのだと思います。)
ですが、軽い冗談のような感じでお誘いをいただいていたので、私もあまり重く受け止めていませんでした。
O・S:話が出てから実際に異動するまで、そんなに長い期間があったんですね!知らなかったです。
N:そう、声を掛け続けてもらっているし、「行かなきゃいけないかな…でもまだ決心できないな」と考えている期間が結構長かったかな。
運用は社内のやり取りがメインなので、「クライアント様の前に立たないと一人前じゃない」とか「もっと学べることがあるから、社内だけで完結するな」とはいつも言われていたんですけどね。
私の場合は、時間を掛けて徐々に「確かに知らないことも多いから、部署異動してみよう!」と考えが変わり、感覚的には修行の旅に出た感じです。
ーー修行の旅ということは、将来的には運用に戻ることを考えているんですか?
N:今は元の部署に戻りたいとは考えていません。でも、そういう選択肢もあるなとは思っています。
それこそ、違う部署にいったからこそ持てる視点もあるので…!元いたトレーディング本部にも今している経験を還元できたらいいなとか、戻った場合には自分が出来ることは前よりも多くあるのかなと、考えたりはしますね。
O・S:ジョブチェンジを通して視点が変わった後、元いたところに戻るってすごい面白そうですね。
N:ね!でもそれこそ、ジョブローテーションの人がまさに行っていることだよね。
U:O・Tさんは自分で希望して部署異動したんですか?
O・T:私の場合は自分の希望もあり、会社側からの提案もありという感だったかな。
正直入社からずっと、オフライン広告をやり続けていたから、知見を広げるという面では結構限界を感じていました。
ある程度のことは知れているし、できることの幅をさらに広げるとなると、新しいことの立ち上げをやらなければいけないというマインドになるなと思っていて。
そんなときに上司と常務の根来さんと話す機会があり、そこで上司のFさんに「(他の部へ)本当は出したくないけど、O・Tは別の部署にいってこい」と言われました。「O・Tの経験的にも、オフラインからデジタルにいった方がいいと思うし、その方が伸びると思う」と言ってくださったのがきっかけで、ジョブチェンジを決断したという背景があります。
ーーなるほど、O・Tさんの気持ちに一区切りついていることを、Fさんや根来さんは見抜いていたんですね…!
O・T:そうなんだと思います。
今はコロナ禍ということもあり、お酒を飲みながらじっくり話を聞くこともできていないですが、きっとFさんとそんな風に話す機会があったら、「飽きてきたでしょ」と言われるような気がしますね。
ぶっちゃけジョブローテーションやジョブチェンジはいい?悪い?
ーージョブローテーションやジョブチェンジを行って、自分の成長を感じることはありますか?
U:成長したことは、いっぱいありますね。 特に気持ちの面というか、仕事に対する姿勢は変わったと思います。
新しい部署にいくと0から学ばなければいけないですし、無知の状態で配属されるからこそ…変なプライドを持たず、今まで以上に周りの人の言葉を素直に受け止められるようになりました!
N:新しく配属された部署には後輩もたくさんいる、後輩に教えてもらうことも多いし、そういう面では確かに変にプライドを持っていたらやっていけないよね。
O・T:いやぁそれすごい分かる。自分は社歴が長い方で、5年いた部署から今年の1月に新しい部署に異動したので、新卒1年目の子たちに教わることも多かったんですよね。
もちろん、今までやってきたことに関しての自負はあるものの、変にプライドを持ったところで邪魔になってしまうから、新たに知識を得にいこう、勉強させてもらおうという姿勢で臨みました。
N:ピアラは若手から活躍している人も多く、年次に関係なくリスペスト出来る人がたくさんいるので、こちらも変に遠慮せず質問したり、接したりできるのかなと思います。
どんなポジションにいても、相手の優れている部分を素直に受け止められる人が多いのはピアラらしさでもありますね。
ーージョブローテーションとジョブチェンジのメリット・デメリットを教えてください
N:ジョブローテーションにもジョブチェンジにも、メリットはたくさんあると思います。自分ができることの幅も広がるし、受け入れる側の部署も、それまで部内になかった新しい知識(視点が)が入ってくることになるので、良い影響を受けられる。
ただジョブローテーションだと、その部署自体には人材が残らないという点はデメリットかなと思います。
U:ジョブローテーションで1つの部署にいる時間は、半年や1年だけですもんね…!
N:ジョブローテーションをする際は、みんな同じタイミングで異動するわけではないので、受け入れる側はその都度態勢を整えなければならない。これってやっぱり大変ですよね。
O・T:確かに。これからもっとジョブローテーションにトライするメンバーが増えるのなら、教えるという作業が受け入れ側の部署の負担になりすぎないように、仕組み化だったり、人が教えなくてもいいようにツールを活用したりしていく必要があるのかなとは思います。
O・S:しかも1つの部署に滞在する期間も人によって違うんですよね。半年もあれば、1年やそれ以上もある。
回る部署や期間は、都度ジョブローテーションをするメンバーと上長が話しあって決めているんです。だからいい意味ですごく柔軟ですが、明確に決まっていないことが多々あるイコール、現場の人が大変な部分もまだまだたくさんあるということなので、デメリットかなと思います。
ーーそうしたデメリットがある中、「質問しにくいな」などと思うことはなかったですか?
U:質問しにくいなと感じたことはないです。
何でも受け入れてくれるというか、質問にすぐに答えてくれる人が多いですし、僕自身が聞きにくいなと思ってしまったら、一生何も得られないままになってしまうと思うので。
しかも調べても分からないことも結構多いんです。
それをそのままにしてしまったら、仕事は進まないし、時間を無駄に消費することになってしまう。知らないことがあったらすぐに聞いて、スムーズに進めていった方が、受け入れてくれたチームのためにもなると考えているので、臆せず分からないことは「分かりません」と伝えるようにしています。
O・S:すごくありがたいことですが、自分に対して何も分からない前提で皆が接してくれるので、質問も相談もしやすいです。
それに、社内の雰囲気自体も『分からなかったらすぐに聞いて』という感じなので、声を掛けやすいんだと思います。
ジョブローテーション=ピアラカルチャー
ーージョブローテーションやジョブチェンジは色々なことを若いうちに経験できるピアラらしい制度だと思うのですが、実際にそれを経験された皆さんはどう感じていますか?
U:他企業のジョブローテーションの話って、そんなに聞かないですよね。だから僕は、ピアラらしい取り組みかなと思っています。
O・T:自分の場合、オフラインをずっとやっていて、急にデジタル(オンライン)の部署に転部となったので、ジョブチェンジというよりは転職した気分に近いんです。
またジョブチェンジのお陰で、新しい業界というか、今までとは全く違う領域に携わることができるようになった。それがすごく良かったなと感じていますし、こうした機会をいただけたのはありがたかったです。
しかも転職と違い、社内のコミュニケーションは引き継ぐことができる。こんなふうに柔軟な制度となっているのは、確かにピアラらしさだと思います。
N:ジョブチェンジやジョブローテーションの制度があるだけで、未来の選択肢が増えますよね。「ちょっと今の仕事と違うことやりたい」と考えたときに、転職だけじゃない選択肢があるのは、本当にいいことだと思います。
あとは、仮にジョブチェンジした後に「この仕事は向いていなかった」となったとしても、他の部署でまた違ったチャレンジをしてみようと前向きに考えられそうですし、自分にとってプラスになることが増える気がします。
ーーちなみに、他にこれはピアラらしいとか、これはピアラならではの文化だなと思うことはありますか?
N:ジョブローテーションやジョブチェンジの話になってしまうのですが、皆が応援してくれるのはピアラらしさだと思います。
やはり転部する前は、転職するくらいの心構えでいるし、とても緊張するのですが、元いた部署のメンバーがすごく応援してくれて…!皆が「大丈夫だよ」と言ってくれたから、勇気をだして一歩踏み出すことができました。
O・Tさんのお話とかぶりますが、異動しても同じ会社内。営業と運用やクリエイティブは案件ごとにチームを組んだりするので、異動した後も前部署のメンバーと一緒に仕事をすることもあるんです。
そのときのサポートも、気心がしれているからこそ、すごく心強いなと思いますね。
U:それにピアラの人は仲がいいというか、どのチームも良好な人間関係を築いていると思います。
N:確かにうちの会社で「あのチーム雰囲気悪いな」と感じることはないよね。
O・S:だからですかね?若手ものびのびしているし、たくさん活躍している会社だなと思います。
O・T:そもそも若い人が多いというのもあるけれどね。
新卒採用も(コロナ禍とか関係なく)活発だし、若手の中途入社の人も増えて、前よりは平均年齢が少し上がったんだけど、自分もまだ平均以下だったよ。笑
N:そしたら、O・Tさんまだギリ若手ですね。あ、でもピアラあるあるでいうと、3年目くらいから若手じゃなくなりませんか?
O・T:確かに…!結構早い段階で若手という扱いはなくなって、3年目はもう、独り立ちしているくらいだよね。
N:他社と比べても人材の成長スピードはすごく早いと思います。
特に早い人だと3年目で、営業所の責任者に就いた人もいますからね。
ただ、スピード感のある成長を遂げるのは、ピアラではスタンダードなので、若手として扱われるのは1〜2年目くらいまで。これは、入社後すぐに色々やらせてもらえるからこその成長スピードじゃないですか?
O・S:私もそう思います!
「これもやってみたら」と、本当に色んなことをやらせてもらえるので成長が早い。しかも、始めの頃は色々と任せてもらえるだけじゃなくて、ちゃんとサポートしてもらえるから安心してトライできるんですよね。
O・T:社歴が8〜9年目を超えると、会社の中核というか、部長クラスに就く人がほとんどだしね。
N:それこそ、コンサルティング本部部長のSさんもとても若いですからね。
O・T:確か今、入社9年目だったよね?
N:私が今のSさんと同じ歳になったときに部長をしているのは全然想像できないです…!実際にピアラらしさを体現されている先輩方をみると、本当にすごいなと思います。
『ジョブローテーションを経験してピアラがもっと好きになった!』
ーージョブローテーションやジョブチェンジを行った感想を教えてください
O・S:私は会社がもっと好きになりました!
O・T / N:へえ〜!どうして?
O・S:コンサルティング本部で教わったことを引っさげて、トレーディング本部へいって。
分からないことばかりの中でも、手を挙げたら色々やらせてもらえるだけではなく、「こういう気持ちで広告を作ったり、運用をしてもらえていたんだ!すごくありがたいな」と、より実感することができました。
ジョブローテーションを通して、新卒入社したばかりの頃から色々学ばせてくれたコンサルティング本部への愛も深まったし、社内の違う部署の人たち同士が色んなところで繋がって、支え合っているんだなと、改めて感じることができたんです。その結果、ピアラがさらに好きになりました!
U:僕は表面上でしか分かっていないことが多かったんだなと、それぞれの部署を実際に回って気付くことができました。
例えば、運用について、前はこれはこうしたらいいじゃないかなって漠然とした考えで話していたんですが、実際に自分で行ってみると、予想していたものと全然違ったり、理解しきれていなかったなと気付いたりすることが多々あって。
ジョブローテーションの目的でもありますが、色々な経験を自分の手を動かして積むことで、クライアント様への提案の幅も広がり、説得力も確実に生まれているんじゃないかと感じています。
N:私は転職するぐらいの気持ちと「新しいことを全部学ぶぞ!」という意気込みを持って、ジョブチェンジをしました。
運用者から営業になったので、実務は全く違うものの、考えることや、やらなきゃいけないことの大枠は変わらないという点に気付きました。
部署が変わっても最終的な目標である「クライアント様の売上を最大化して、ピアラもクライアント様もWin-Winの状態にするぞ!」というのは変わらないんです。だから、これからジョブローテーションやジョブチェンジにトライする人たちには、怖がらないでほしいと伝えたいですね。
O・T:自分はどんな些細なことにもちゃんと感謝できるようになったかなと思います。
それは当たり前ということも聞かないと分からない状態で新しい部署にジョインしているので、ちょっとでも時間を作って教えてもらったり、説明してもらえることが、本当にありがたいなと実感する日々の連続でした。
ジョブチェンジを通して、自分の仕事や周りに対する姿勢も変わったなと実感しています。
ーー最後に、ジョブローテーションやジョブチェンジを経験したからこそ、掲げる目標があれば教えてください
O・T:うまく言えませんが、今自分が行っていることを突き詰めていけば物を売るスペシャリストになれると思うんです。
だから市場価値の高い人材になれるよう、やれることは全てチャレンジしていきたいですし、人との繋がりの幅や自分の視野を広げていける人間になりたいと考えています。
N:私は、自分を俯瞰してみれるようになりたいですね。そうすれば、どんな仕事もうまくいくと思うんです。
O・S:私は自分の役割を全うしたいです。
クライアント様の一番の味方でいることは大事だなと、ジョブローテーションの経験を通して改めて思いましたし、自分をさらに成長させてくれたトレーディング本部にも還元できる人になりたいです。
U:僕は、本当の意味でクライアント様のプラスになる働きや売上を伸ばすことができるコンサルタントになりたいと思っています。
自分の手を動かして、実際にあらゆる経験を積んだコンサルタントは多くないと思うので、人材としての価値も高くなると考えています。
今まで複数の部署を回って色んなことを学び、経験させていただいた分、ジョブローテーションが終わった際には、自分もそういった価値の高い人材になり、お世話になった部署への恩返しができたらいいなと…!