【2020年同期入社組が本音トークを展開】パーソルキャリア データビジネス部の雰囲気・働きやすさ・社内での存在感ってどんな感じ?
パーソルキャリアのP&M本部 データビジネス部は、転職サービス「doda」のデータ利活用全般を担っている部門です。今回はデータビジネス部内でデータを活用したレコメンド施策やロジック開発を推進するデータサイエンスグループ所属の若手社員が集合。2020年新卒入社・同期3人組の目から見えているデータビジネス部とはどんな部門なのでしょうか? 職場の雰囲気や働く環境、社内での存在感など、3人の思いをカジュアルに語っていただきました。
(写真左から)
岩附千裕(いわつき ちひろ)/リードストラテジスト
大学では計量経済学を専攻。データでビジネスを変えていこうとする会社の姿勢、幅広いデータに触れられる環境に魅力を感じてパーソルキャリアへ入社。現在はdodaのレコメンド施策の企画立案、他事業部とのDX関連施策推進・ロジック開発などを担当中。
上田純也(うえだ じゅんや)/ストラテジスト
大学で電気電子工学を専攻し、大学院では応用数学の研究に従事。就職活動時、人生の大半を占める仕事との向き合い方に興味を持ち、パーソルキャリアへ入社。現在はdodaにおけるデータ活用施策やレコメンド戦略、ユーザー体験の向上などに関わる幅広い業務を担当中。
横山達也(よこやま たつや)/エンジニア
大学では計量経済学を専攻。学生時代から統計学や機械学習に強い興味を持ち、データサイエンティストを志す。パーソルキャリアで半年ほどインターンを経験した際に、事業会社でデータを扱う魅力に気づき、そのまま入社を決める。現在は機械学習システムの開発やデータ活用施策の企画・推進を担当中。
社歴・年齢に関係なく重要な案件を担当できるフラットな組織
--皆さんはP&M本部 データビジネス部 データサイエンスグループで働かれている同期社員同士とお聞きしていますが、職場の雰囲気はいかがですか?
横山:一言でまとめるなら「フラットな組織」だと思います。私たちは入社4年目で、世間一般ではまだまだ若手と呼ばれる年代ですが、社歴が浅いとか年下だからといった理由で理不尽に抑圧されることもないですし、僕らが「何か新しいことにチャレンジしたい」と言えば、いろいろな人が相談に乗ってくれる職場です。
上田:横山さんの言う通り本当にフラットですよね。一人ひとりの主体性を尊重してくれる雰囲気があるし、誰かが主体的に進めようとしていることに対して、周囲の人が積極的にサポートをしてくれる雰囲気があります。これはデータビジネス部だけの雰囲気ではなく、P&M本部全体を見ても同じようなカルチャーがあると思います。
岩附:今はほとんどの人がリモートで働いていますが、部門共通のワークスペースに「ちょっと困ってるんですけど、これってどう思いますか?」と投稿すると、みんながそれに答えてくれたりするので、直接会えない状況でも気軽に議論することができます。そういうコミュニケーションの壁の低さはすごくいいですよね。
--どうしてそんなにフラットな組織が実現しているのでしょうか?
岩附:「フラット=一人ひとりが担当している案件の責任の重さ」なのかなと思うこともあります。上田君はエージェント事業部の重要な案件を担当しているし、私や横山君はプラス事業部の案件を担当していますが、私たちは年次が上の人から指示をもらって仕事を進めているわけではありません。各自が要件定義から実装、効果検証までのすべてを一貫して担当し、自分の案件や施策に責任を持ちながら動いているんです。そうした責任を持っているからこそ、誰とでもフラットに意見を交換せざるを得ないというか、対等に意見を求められる立場に置かれているというか(笑)。
横山:めちゃくちゃ同意です。基本的に皆さんが人柄の部分で優しいというのはありますが、間違いなく若いうちから主体性を求められる組織だし、年次に関係なく「責任ある仕事をしているメンバーの一人」として受け入れてもらっているからこそ、フラットさを感じられるのかもしれないです。
上田:友人と仕事について話したりしますが、僕らの職場はフラットだなと感じるときがあります。パーソルキャリアのEM(エグゼクティブマネジャー)やGM(ゼネラルマネジャー)って、他の会社で言うところの本部長や部長クラスですが、僕たちは普段からEMやGMの人たちとも肩書きや立場を超えて仕事をしています。若いうちからそういう人たちと一緒に働ける会社は珍しいのかもしれません。
社内におけるデータビジネス部の独自性とプレゼンス
--文化や雰囲気の面でパーソルキャリアの他部門との違いを感じることはありますか?
上田:パーソルキャリアの他の部門と比べると、P&M本部やデータビジネス部は新卒入社の人が少なく、中途入社の人が多いです。僕たち3人は新卒入社ですが、部署全体を見回してみると中途入社の人が多く、多様な組織だなと感じます。
横山:僕らより下の世代は新卒入社が増えてきてるけど、まだまだ少ない気がしますね。
岩附:他部門の方々と一緒に仕事をすることも多いのですが、価値観や考え方の違いを感じることはあります。私たちはデータを扱っている部門なので、施策全体の数字で評価することが多いのですが、実際に法人のお客様と向き合っている部門の方々は、お客様との関係性や、個別の採用状況を重視していると感じます。どちらの視点も忘れずに仕事をしたいですね。
横山:P&M本部はどちらかと言えば個人のお客様の方を向いて仕事をしているし、法人のお客様の方を向いて仕事をしている部門もある。そうした面でスタンスや考え方の違いを感じることはありますね。会社としてはそれでバランスが取れているのかもしれません。
--パーソルキャリアの中でのP&M本部やデータービジネス部のプレゼンス(存在感)についてはどのように感じていますか?
上田:僕たちのいる組織が立ち上がって5年ほどになりますが、今はかなりプレゼンスが上がっている時期なのではないかと思います。他部門の人たちと共同で取り組む施策も増えてきたし、先日の社員総会でも新しいレコメンドを作ったデータビジネス部の先輩が表彰されていました。
岩附:テクニカルソリューショングループのSさんですよね。普段からいろんな論文を読んでいて、レコメンドを一から実装したり、いろんな実験に取り組んでいたり、本当に技術レベルの高い方なんです。それでも普段は非常に気さくな方で、私の相談に気軽に乗ってくださったり、逆に意見を求めてくださったり…私もいつかそんな存在になりたいと思っています。
部門自体のプレゼンスに関してはそこまでの実感はないものの、社員総会での社長の話の中にもAIやデータの話が年々増えてきていると感じることがあるし、他部門の方から「データを使ってこんなことをやってみたいです」という相談を受けることが少しずつ増えてきたかな、という印象です。
横山:そうですね。プラス事業部やエージェント事業部との個々の取り組みの中でデータビジネス部の存在感が高まってきていると感じることは増えています。今後は個別の取り組みだけではなく、全社から「dodaのAI組織」「dodaのデータ活用組織」として認知されるような組織を目指していきたいですよね。
ユーザー体験の向上を実現し、dodaをより良いサービスにしていくために
--今後、データビジネス部の中で取り組んでいきたいこと、あるいはご自身のキャリアの中でチャレンジしたいことがあれば教えてください。
岩附:データを活用してモデル開発などを行いつつも、それらが「どれだけビジネスに効いているのか」を見極めながら、さまざまな企画を提案・推進していきたいと考えています。現在はデータサイエンスを推進する一担当者ではありますが、将来的にはAIやDX施策を推進するプロジェクトマネジャーのようなポジションで活躍してみたいですね。
横山:エンジニアとしては、求人情報にアクセスできる仕組みを一方的にプッシュするだけでなく、ユーザーの方々の要望を取り入れた上で対話的に提供したり、より簡単に望んでいる情報にアクセスしたりできる仕組みを作っていきたいです。また、スピーディに検証が回せて、1の変更で10の改善を実現できるような仕組みを整えていきたいとも考えています。
上田:僕は今年の春から美大の大学院に入り、デザインやアートを使った課題解決の手法を学ぶ予定です。さまざまな形でデータの仕事に携わってきましたが、世の中にはデータサイエンスだけでは解決できない課題があることも知ったので、データによる課題解決方法と、それらとは対極にあるデザインやアートによる課題解決方法を掛け合わせることでdodaのサービスをさらにより良いものに変えていけたたらいいなと思っています。
--それでは最後の質問です。皆さんはどんな人と一緒に働きたいと考えていますか?
横山:dodaを使っていただいているユーザーの方々の体験向上のために、泥臭く仕事ができる方と一緒に働きたいです。データを使った仕事ということでスマートなイメージを持たれる方もいますが、粘り強く、泥臭く、真摯に打ち込めるタイプの人がいいですね。
上田:横山君が言うように「ユーザーの体験を向上させる」ということが僕たちの仕事の一番のポイントになると思っています。僕たちはデータサイエンスを武器に仕事をしていますが、それはあくまでも手段の一つだと思います。最終的な目的はdodaをユーザーにとってより良いサービスにすることであり、僕たちはユーザーの体験を向上させるためにデータを活用しています。こうしたプロセスや考え方に共感いただける方と一緒に働きたいです。
岩附:私も同感です。あとは「やりたいことがある人」がいいですよね。他の部署と一緒に仕事を進めることも多い部署ですが、データビジネス部発信で案件を生み出すような取り組みも進めていますし、自ら周囲に発信できる人と仕事をすると私たち自身もいい刺激をもらえるので。
上田:会社としても仕事を待っている人ではなく、仕事を生み出せるタイプの人を求めているのは間違いないよね。
岩附:そうですね。さらに付け加えるなら、人材業界ならではの仕事に魅力を感じてくれる人ですかね。レコメンドを見た個人のお客様が自分にマッチした企業と出会い、さらにその企業への入社が決まれば、私たちとしてはすごくいい出会いを提供できたことになります。そんな出会いを創出することにやりがいを感じられる人と一緒に働くことができれば、私たちとしても嬉しいです。