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CTO of the year 2018 に参加(凸)しました!!

 こんにちは。GVATECH 株式会社の岩城です。今回は2018/11/21(水)に行われたCTO of the year 2018 に参加したお話をしたいと思います。

CTO of the year とは
 CTO of the year とはスタートアップ企業のCTO(最高技術責任者)によるピッチコンテストで、技術によるビジネス貢献度を審査するというイベントです。独自性、先進性、業界へのインフルエンス、組織運営などが評価対象となり、1で年最も輝いたCTOが選出されます。

当日の会場の雰囲気について
 後ろに構えられた3台のカメラ、手書きスケッチ風の歴代受賞者の肖像画が飾られた会場は音とスポットライトに溢れとても華々しい雰囲気でした(登壇者とっては最高に緊張しそうな状況ですが...)。個性豊かな過去の受賞者によるパネルディスカッションを経て7人のCTOのピッチコンテストが始まると、登壇者、審査員、聴講者全員は真剣そのもので大盛況でした。

弊社CTO本田によるピッチ
 弊社からはCTOの本田が登壇し技術的/組織運営的な取り組みなどについて熱いピッチを行いました。我らが本田は3番目のピッチで、「リーガルテックへ凸って見えた楽しい踊り方」と題して「シンプルなアーキテクチャ」や「技術の積極導入」、「チームでいい会社にすること」について熱弁しました。


本番当日に向けて遅くまでピッチ資料の用意に勤しみ何度も練習をしてきた弊社CTOの姿を間近に目にしてきた身としては、聴講中まるで我が事のように緊張してしまいました。比較的反響の大きかった話題は開発初期における混乱エピソードやCPOの創設と権限委譲の話だったように思えます。惜しくもCTO of the yearの座は逃しましたが、少なくとも同じようにスタートアップで頑張る企業へ刺激となる発信ができたのはないでしょうか。「凸って踊る」はとてもユニークな表現ですが、新しい分野へ積極的に挑戦し、直面する課題を果敢に乗り越えようとする精神として会場の皆さんへ伝わったと信じています。


(写真の最前列左から3番目が弊社CTOの本田です)

他登壇者のピッチと個人的な感想
 他のゲストスピーカーのお話も大変興味深いものばかりでした。CEOの見地からの抽象的組織論などは見聞する機会が多いですが、このイベントのようにCTOの立場からの技術目線で組織課題を解決する考え方が共有されるチャンスはあまりないと思います。個人的に印象に残った話題は、「AIとルールベースの共生」や「OSS貢献を通じた会社の成長」、「人数が増えても開発速度が落ちない組織運営」、「疎結合とマイクロサービス」などです。これらは普段から社内でメンバーと議論しているような話題でもあり、共感できる部分が多々ありました。

最後に
 CTO of the yearのようなイベントを通じてスタートアップ企業同士がそれこそ互いに「踊り出しちゃって」業界全体を活性化させる存在になれたら素敵ですね(そのためには、自分もエンジニアとしてもっと踊りださなくては)。当日発表したCTOの試みや他社から受けた刺激が振り返ってみれば最高な会社になる原動力だったと言える日がきっと来る、そう感じた CTO of the year 2018 でした。

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