Wantedlyをご覧の皆さん、こんにちは!ペネトレイター採用チームです。
企業選定をする中で、1つの要素となるのが「会社の教育環境」。特にリスキリングが注目される昨今において、人によってはかなり重要な要素にもなり得ます。そこで今回はペネトレイターの教育環境をご紹介!
ただし、ペネトレイターは事業部毎に教育プログラムがそれぞれ異なるため、今回は『RPA事業部の研修内容』にフォーカスしました。
今回は当事業部の2人に教育環境や社員の成長具合について質問してみました!
RPA事業部の新人研修はどういった内容ですか?
梁:RPAの基礎知識を学ぶ「1週間の座学研修」、実践形式で学ぶ「最長2ヶ月間のOJT」が研修プログラムの中身となっています。
2ヶ月間のフルパッケージ座学研修プログラムをやっていた時期もありましたが、やはり座学のみでは実際の案件とのギャップも多く、ブラッシュアップを重ねて“実践形式の教育”に重きを置く、今のスタイルになりました。
宮岡:ちなみに内定者の方から「入社までに学んでおいた方が良いことはありますか?」とよく聞かれますが、結論として特に無いです。世の中には各ベンダーが提供しているオンライン講座がたくさんありますが、独学すると変な覚え方をしてしまうことがあるんですよね。
強いて言うなら、ロジカルシンキングをはじめとする考え方のフレームワークを勉強しておくと、仕事でも役に立つと思います。あとはその都度、気になることがあれば話を聞きますし、希望があれば個人面談もしますので、入社前も特に不安なく過ごせると思います。
座学研修では何を学びますか?
梁:座学研修は「事前準備」「基礎知識」「確認演習」「実践演習」の4カテゴリに分かれており、予め決められたタイムテーブルに沿って研修を進めていきます。
教育担当は固定のメンバーではなく、全社員で行います。意図としては、“新人が各社員とコミュニケーションを取る機会を設けたい”というのが一点。もう1つは、“先輩社員に教える機会を与えたい”ということで、このようなシステムにしています。
イメージとしては研修の各項目ごとに教育担当の先輩が、入れ替わり立ち替わりで交代していくような感じですね。
ちなみに研修中はタイムテーブルを守ることに意識してもらいたいです。よく研修生には「1時間の研修で30分が経ったら、半分まで終わっているか確認してください」「終わっていなければ、その時点でアドバイスを求めてください」とお伝えしています。重要なところとしては報連相を徹底して、分からないことがあれば即座に自ら聞きに行くような癖を付けて欲しいというところですね。
OJTでは何を学びますか?
梁:OJT期間中は実際にプロジェクトに身を置き、より実践的にRPAに関する知見を付けてもらいます。
具体的には、まず先輩社員と会議に参加したり、設計書やフロー図の作成を一部担当し、これからどんなBotを作るのかを理解していきます。
その後は作成した設計書を基に、簡単な部分のBot開発を担当したり、完成したBotにテストデータを流してバグがあれば改修したり等々、RPA開発の一連の流れを先輩と一緒に学んでいきます。
ちなみにOJT期間はプロジェクト次第で変化します。なかなか開発に至らないプロジェクトも中にはありますが、そういった場合は過去のプロジェクトで作ったBot作成を課題として出し、レビューを通じて開発能力にムラが出ないようにしています。
あとは弊社独自の教育として、RPA知識を共有しあう仕組みがあります。昨年から始めた取り組みですが、RPAに関するWebメディアを立ち上げ、そこに記事を投稿する形で共有しています。
知識のアウトプットの場としてもそうですが、「人に説明できるほどRPAを理解しているか」「持っている情報に価値はあるのか」といったことを実際にコンテンツ化することで、自身の現状を再確認する場としても活用しています。
一人前になるにはどれくらいの期間が必要ですか?
梁:早くて半年くらいですかね。少なくとも2ヶ月間の研修だけで一人立ちできる人は今のところいないですね。
宮岡:プロジェクトメンバーの一員としてなら2ヶ月なんですが、一人でお客様を持てるかどうかと言われるとそうではない。現場でしか得られない経験やスキルが必要になるので、早くても1年は掛かるというのが正直な感想です。
梁:そうですね。現状だと1年でリーダー昇格した方が最速で、大体1年半〜2年というケースが多い印象ですね。
ちなみにリーダーは自身のスキルレベルだけでなく、マネジメント能力・スケジュール管理能力・コミュニケーション能力のそれぞれが必要になるので、ただ仕事ができるだけではちょっと難しいです。 逆に、その素養がある方はこちら側からリーダー就任をプッシュすることもあります。
宮岡:あとは相手視点に立てるかどうかですね。これは当社に限る話ではないですが、最も重要なのは「相手が何を求めているのか。」という視点でコミュニケーションをとること。ビジネス上のコミュニケーションの基本はそこにあって、「僕はこう思っている」「僕は頑張っています」とか、そういうことではない。
結局、二人称、三人称の視点が持てず一人称でのみ会話してしまうと、独りよがりなコミュニケーションしかできなくなってしまう。そうするとお客様とのコミュニケーションはもちろん、社内的にもリーダーを務めるにはちょっと難しいよねという話ですね。
どのような人に育って欲しいですか?
宮岡:RPAなどの技術に依存しないコンサルタントになって欲しいですね。今でこそコスト削減にRPAが話題を呼んでいますが、10年後は別のものが主流になっていると思います。なぜなら、これまでのITの歴史から見ても分かる通り、技術と言うのは絶えずして移り変わっているからです。
ゆえに技術的なスキルを伸ばす以上に、課題解決に必要な思考プロセスを育てていくことに価値がある。実際、上流工程の仕事は「いつまでに」「どのように」「どれくらい」成果を出すかという話がメインですし、極論ではありますが課題が解決されるのであればツールは問われないんですよね。
現場次第では使える技術やツールに制限が掛かる場合もありますし、そういった時に柔軟に対応できる力を持った人。いわゆる課題解決能力を持った人になって欲しいですね。
梁:「どこでも戦える人材を育てる」というのが、ペネトレイターの方針ですからね。うちの会社は売上増加をマーケティング事業部、コスト削減をRPA事業部がそれぞれやっていますが、お客様の利益を増やすという点では共通しています。
だから、それこそコスト削減についてある程度学んだから、マーケティング事業部に行ってみるのも大いにアリだと思います。かく言う私も元々マーケティング事業部だったんですが、やはり双方を知っている方が、コンサルタントとしてもアドバンテージがあると思っています。
どのような人がペネトレイターに向いていますか?
梁:まず単純にプログラミングやIT知識を持っている方は、RPAツールの習得などは早くなると思います。ただ、それだけでなくコンサルティングに必要な対人スキルも求められます。その両方を持っている方はかなり良いと思います。ツールの知識は後からでも身に付けられますが、相手が求めているものに対して最適なIT知識を提供するのが我々の仕事だと考えています。
性格的なことで言うと、何事も目標を決めてスケジュールを立てて進めたり、効率重視とかコスパ優先みたいな考え方が好きな人に向いていると思いますね。
宮岡:個人的には技術力以上にコミュニケーション能力が重要だと思っています。お客様の課題を解決することが大前提ですが、時にはお客様に対して別の方法論を提案することが必要なケースもあります。その提案力や交渉力がないと言われたままにやり続ける他なく、最終的に手詰まりになってしまうこともある。
他にも、RPAの場合はお客様側の業務担当者がITに詳しい人とは限らないので、開発を進める上ではこちらが欲しい情報を上手くコミュニケーション能力でカバーして聞き出す必要が出てくる。
ロボットを開発するというゴールに対して、必要な要素を整理し、コミュニケーションを取るスキルが必要になるので、ゴールに対して何が必要になるのかということを考えられる、説明できるという能力を身に付けたい人が向いているのかなと思います。
最後に転職活動中の方へメッセージをお願いします!
宮岡:年始で5名だったRPA事業部ですが、おかげさまで現在は15名まで増えました。来季は28名体制を目標としていますので、今期も採用活動に注力していきたいと思っています。ポストにも空きがありますので、そこにチャレンジしたい方はぜひご応募いただきたいですね。
ただし、先ほど言ったようにツールを扱う人を採用をしているわけではありません。もっと広い意味で活躍できるコンサルタントになりたい方に来ていただけると非常に嬉しく思います。
梁:ペネトレイターの魅力は、常に最新のIT技術に触れられることだと思います。さらに20代の若いメンバーが中心になり、中にはリーダーとして活躍している人もいます。 チャレンジしようと思えば、チャンスはいくらでもありますし、挑戦意欲のある方にとっては魅力的な環境になると思いますね。
また社内外問わず、社長をはじめ上位職の方々と接する機会が豊富にあります。一般的な会社では経営的な話を聞く機会は少ないと思いますが、うちではそういった機会が数多くあり、それゆえに得られる知識もたくさんあります。経営視点を学ぶチャンスにもなると思いますので、将来的に独立したい方などはぜひお話を聞かせてください。
本日はインタビューにご協力いただきましてありがとうございました!
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