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【社員紹介#01】精神保健福祉士になるも自分がメンタルブレイク。そんな彼女が畑違いのIT企業に飛び込んだ理由。

ペネトレイター採用アカウント, 杉山葵

人事部

ペネトレイター採用アカウント

ペネトレイター株式会社 / 人事部

杉山葵

on 2024-01-05

まずは自己紹介をお願いします！

RPA事業部のリーダーとして働かせていただいている「杉山葵」と申します。年齢は25歳、ペネトレイターには2022年3月入社の現在1年9ヶ月目になります。

趣味はゲームです。好きなのは「APEX」や「VALORANT」といったFPS系、「原神」や「ゼルダの伝説」といったオープンワールド系など。給料とボーナスを貯め、30万円くらいのゲーミングPCを購入して毎日ガッツリやっています（笑）

プライベートの過ごし方も、基本的にはゲームですね。いわゆるネットのゲーム友達だったり、大学時代の友達だったりと幅広く色んな人とゲームをやっています。

ゲーム自体は両親の影響もあって小さい頃から好きでした。それこそ最初は犬の育成ゲームやポケモンみたいな可愛いところから始まったんですけど、YouTubeで実況動画などを見ているうちにFPSみたいな大人なジャンルにハマっていっちゃったみたいな経緯です（笑）

学生時代について教えてください！

飽き性な性格だったゆえに、色々チャレンジするタイプの学生だったと思います。例えば、小学生の頃は習い事でピアノと書道。中学はバスケ部、高校は軽音楽部でギターを弾いてました。どれも「興味があったからちょっと触ってみた」みたいなノリでした（笑）

大学では「精神保健福祉」の分野を専攻していました。入学理由は中高くらいまで精神疾患の方と関わる機会があり、その時に支援者の方を見て「人を支えるような仕事」に憧れて、自分もその道を選ぼうと思ったからです。

勉学以外では、いわゆる生徒会みたいなところに所属して、各サークルの運営資金管理に力を入れていました。今まで生徒会的な活動を経験したことが無かったというのと、最後の学生生活だからやってみようと思って入ったのが経緯ですね。

就職活動の軸は何でしたか？

私の場合は少々特殊で、国家資格の試験を受けて「精神保健福祉士」になる前提のゼミに入っていました。なので、大学2年時には「医療機関に勤めよう」と既に決めていた感じですね。

病院にも色々種類があるんですけど、私が選んだのはスーパー救急※。それを軸に病院の規模感だったり、保有する施設などを見て大きめの病院をメインに選んでいました。

あとは職場環境だったり、忙しさの部分ですね。スーパー救急自体がそもそも忙しいんですけど、中で働いている人の様子を見て「すごい疲れた顔してないかな？」「どういう感じで働いているんだろう？」みたいなところは、ちょっと気にしながら就活はしていたと思います。

※スーパー救急：精神科救急医療を中心的に担う高規格の精神科専門病棟のこと

前職からペネトレイター入社までの経緯を教えてください！

精神保健福祉士として働いていたんですけど、半年ほどで体調を崩して転職を決意しました。

理由は、一生懸命になりすぎて無意識に長時間働いてしまうこと。患者さんに感情移入しすぎて自分のメンタルがやられてしまうこと。やりたい仕事ではあったんですけど、自分に向いている仕事かと言われれば、そうでは無かったという感じですね。

転職活動については、未経験採用をしている会社を軸に営業・事務・ITの業種で探していました。結果的にITを選んだわけですが、あまり動き回る仕事ではない点。元々ゲーマーだったのでPCを使う仕事に抵抗感が無かった点が主な理由になりました。

ペネトレイター入社の決め手となったのは面接での印象でした。どの会社も決まった質問をして「結果を連絡します」というのが基本だったんですけど、ペネトレイターは数いる面接者の1人ではなく、1人の人間として面接対応をしていただいたのが好印象だったんですよね。

入社後にギャップなどはありましたか？

"良い意味"でのギャップはありました。

というのも、少人数の会社だからこそ既にコミュニティがあったりするじゃないですか。その輪に入れるか不安でしたし、目上の方ばかりだったらどうしようとか思ってたんですけど、実際はそんなことも無く。

同世代の若い方も多いですし、上司やリーダーも率先して話しかけてくれたり、新人が孤立しないような職場環境みたいなものが見えて、そこがすごく好印象でした。社員同士の仲も良くて一緒にランチに行ったり、中にはプライベートでも遊ぶ人がいたり、お互い気軽でフラットな関係性がありますね。

現在、どのような仕事を担当していますか？

現在は、お客様の業務改善や自動化を目的とした「RPAツールの開発・改修」をメインに担当させていただいています。

仕事の詳細については、お客様から「この業務を自動化したい」といった要望をヒアリングした上で、具体的な設計のプランに落とし込む。そこから実際にロボットを作成し、出来上がったものをお客様に納品・確認いただくというのが基本的な開発業務の流れになりますね。

私が担当したRPA案件としては、研修資料制作の自動化などがあります。各方面から資料が送られ、手作業でクレジットやページ付けを行う業務を2人で3時間かかっていたところを、RPAによって30分で終わらせられるようにしました。

実際に手を動かす必要が無くなり、目に見えて効果を実感できるというところで、お客様も物凄く喜んでいただいて、私としても達成感がありましたね。

仕事のやりがい、大変なことは何でしょうか？

お客様に喜んでいただけることも勿論なんですけど、自分のスキルアップを実感できる点も大きなやりがいに繋がっています。

これまでは知識不足だったり、効率の悪さから開発にもすごく時間が掛かっていたんですけど、最近は素早く仕事をこなせるようになっています。自分の成長が純粋に楽しくて、それがそのまま仕事へのやりがいになっています。

大変だったことは、ロジカルシンキングを養うことですね。もともとロジックを組み立てるような経験が無く、ロボット設計も当てずっぽうでやっていた節があって、「なぜエラーが出てるのかわからない」みたいなこともよくあったんですよ。

その後ちょっとずつですが反復練習をして、入社から1年くらいですかね。少しずつロジックの組み立ても出来るようになってきたわけですけど、最初1年間はすごく苦労したことを覚えています。

会社から得たものはありますか？

やっぱり、ロジカルシンキングですね。

以前は「こうしたい」「ああしたい」に対して無計画にやっていたんですけど、今は事前に計画を練ってから実行に移す癖が付いています。それこそプライベート旅行なんかでも、観光スポットや交通機関を予め調べて旅行プランを立てるようになり、そのおかげか両親から「最近しっかりしてきたね」と言われるようにもなっています（笑）

またロジカルシンキングにも紐づくんですけど、目的意識はかなり養われたように思います。例えば「将来こうなりたい」に対し、達成のために何が必要かを考えるようになったんですね。いわゆるロードマップを引けるようになったということなんですけど、今までは全然出来なかったことなので大きな成長だと思っています。

あと、これまで何かに悩んだ時も漠然と不安に駆られるだけだったんですけど、今は要素分解をして「どこを直せば現状が良くなるのか」を模索できるようになりました。ポジティブな思考に切り替えられるようになったことで、自分のメンタルの安定性も増したように思います。