こんにちは、日本PCサービス株式会社の採用担当です!
今日は、Wantedlyのトレンドにある<#私の就活>に乗って、採用担当の新卒時代の就活についてお話したいと思います。
就活は、ある日突然始まりました。
大学の授業で「キャリアデザイン」に関する項目があり、そこでインターンシップに関する案内を受け取りました。その時私は初めて(改めて?)大学を卒業したら就職するんだという事実に気づきます。インターンシップには行っておいた方が良いということで、大学の紹介を受けてイベントのコンサルティングを行う事務所にお伺いさせていただきました。そこには、現場のスタッフさんなどはおらず5名程で事業運営されていました。仲介や企画によって売上をあげている会社でした。今までのアルバイト経験では実際に手を動かしてお金をもらっていましたから、仲介や企画でお金が発生することにとても驚いた記憶があります。
大学時代のわたしは、アルバイトを4つ掛け持ちしていました。
・大学1年生からはスパゲッティがウリのカフェでの接客・調理補助
・大学2年生から、マジシャンが店長を務めるマジックバーでの接客・マジック補助
・大学3年生から、通っている大学でのパソコン授業のアシスタント
+コーヒーや紅茶の輸入・販売をしている会社での事務
これらの経験から、【実際に人と接することが好き】【単調なデータ入力などは苦手】と考えるように。世の中には”営業”か”事務”しか無いと思っているレベルの大学生だったので、”営業”に絞って就職活動を始めました。ちなみに、4つ掛け持ちしていたのは「業務内容に飽きた」という理由でした。ただ人間関係に愛着もあったので辞められず結果としてこんなスケジュールの大学4年生になっていました。
9:00~11:00:輸入販売の会社で事務
11:00~12:00:移動 兼 昼食
12:00~16:00:授業参加
16:00~17:30:パソコン授業のアシスタント
18:30~21:00:カフェでの接客
22:00~01:00:マジックバーでの接客やマジック補助
興味のある会社の選考に参加するときは、いずれかのアルバイトを休んでいました。こんな生活に充実感があったので【とにかく忙しい仕事がいい】【様々な場所に行ける、色々な人と会える仕事がいい】とも考えるようになりました。
こんな話を大学のゼミの先生にすると、「テレビやラジオ、もしくは新聞や雑誌などのディレクターやライターみたいな仕事がいいんじゃないか」と言ってもらい、関西のテレビ局のディレクターさんを2名紹介してもらえました。実際に局に招待してもらって、案内を受ける中ですごく魅力的な仕事だと感じました。しかし、各局の選考の話を聞くと【総合職】だと案内を受けました。場合によっては経理や総務になる可能性もあるとのこと。(今思えば、私の経歴であればなるはずが無いとわかりそうなものですが…)必ずいろいろな人と関わる仕事がしたかった私は、「必ずディレクターになりたい」と言い続けながら東京・大阪の局の選考に進んでは、3~4次面接くらいで落ちる、を繰り返す大学生でした。
こんな就職活動とアルバイトを両立する私でしたが、もう1つ続けていることがありました。それは、アクセサリーの作成と販売です。
痛みに弱くてピアスの穴を開けられていなかった私は、イヤリングを着けていました。しかし、当時かわいいアクセサリーは全てピアスになっていることが多く自由にお洒落を楽しめていませんでした。ある日お店で見かけたアクセサリーを「作れそう」と思った私は、手芸店に赴き各パーツを取り揃えて作っては着ける、を繰り返すようになります。そんな日々を繰り返していると、同じようにピアスの穴をあけていない友人から「私も作ってほしい」と話をもらい対応する内に、友人や先輩の中でどんどん輪が広がるようになりました。次第に「この浴衣に合う髪飾り作れないかな?」「好きなアイドルのライブに行くからメンバーカラーに合わせたワンピース作れないかな?」といろいろな相談をもらうようになりました。話は広がり、心斎橋のアメリカ村にある店舗に定期的に納品するようにもなりました。
店に納品するようになってからは、「もっと納品先を増やせば売上があがるのでは?」と思うようになり、新規開拓を行うようになりました。当時は「新規開拓」なんて難しい言葉は知らなかったので単純な好奇心から様々な店舗をめぐり、関係構築を行って納品先を増やしていきました。
こんな経緯から【1人ひとりに合わせた対応をするのが好き】【多くの人に見てもらえるとやりがいを感じる】【新しい販路を見つけることが楽しい】と思うようになりました。アルバイト経験やアクセサリーの販売経験を通じて出来上がった就活軸は
・実際に人と接する仕事
・単調なデータ入力などが無い仕事
・忙しい仕事
・いろいろな人に合える、いろいろな場所にいける仕事
・1人ひとりに合わせた対応をする仕事
・自身の手を動かした結果が多くの人に見てもらえる仕事
・新規開拓ができる仕事
となりました。
この結果から、オーダーメイド系のメーカー営業を見るようになりました。実際に内定をいただいた企業は自社に工場を持っていて0から1を生み出すことができる企業で、すぐに内定を承諾しました。
テレビか何かで有名な方が「好きな名詞では無く好きな動詞に関わる仕事が天職」と言っていましたがわたしも本当にそうだと思っています。自分は何を”する”のが好きなのか、皆さんも是非考えてみてください。
ちなみに、入ってからも仕事内容のミスマッチはありませんでした。むしろ、自身の強みが最大限に活かせる仕事だと感じました。そんな私が人事を志すようになったのは…いつかお会いできたときにお話しましょう♪