2021年に新卒社員としてパクテラ・コンサルティング・ジャパン(PCJ)株式会社(以下、パクテラ)にジョインした高貫さん。新卒でパクテラに入社した経緯や決め手、入社後に直面した困難を乗り越えた経験を語って頂きました。
【プロフィール】幼い頃から芸術や音楽に携わっていた経験から、大学では芸術学を勉強し2021年4月にパクテラに新卒入社。DI事業dCXチーム所属。大手生命保険会社向けのデータ利活用支援、ベンダー切り替え支援を担当
大学では音楽を専攻し、新卒でコンサルタント業界に挑戦!
ーー高貫さんはどのような学生時代を過ごされましたか?
高貫 幼い頃から音楽に触れて育ちました。学生時代はピアノや吹奏楽、合唱に参加しており、特に小学生の時に所属していた合唱部は、東日本大会や全国大会に出場するような部活でしたので、合唱部での活動を通して学生時代から「コミットする」とか、「プロフェッショナルとしての意識」が培われたと思います。
音楽に関わる時間が長かったこともあって音楽の教師を志望するようになり、大学進学の際は音大などへの進学を検討していました。しかし、受験自体は失敗し、最終的には音大ではなく、青山学院大学の文学部比較芸術学科で音楽について学びました。
ーー専攻されていた音楽ではなくコンサル業界を目指した理由を教えてください
高貫 中学生、高校生の時は音楽教師を志望していましたが、音大受験の際に、実技の練習が1番辛かったので、就職活動は、違う業界を見てみようと思っていました。就職活動を進める中で、私は大きく2つの軸を設定しました。1つは成長環境です。圧倒的に自分が成長できる職場を探しました。もう1つの軸は収入です。初任給もそうですが、最終的な生涯賃金を考えた時に、コンサル業界やIT業界がいいのかなと考え、業界を絞っていました。
ーー数あるコンサル会社の中からパクテラに入社した決め手はなんだったのでしょうか?
高貫 就職活動当初、パクテラについては全く知りませんでした。新卒採用のアプリに登録していたのですが、アプリの中でパクテラから説明選考会の案内をいただいたことがきっかけで、パクテラを知りました。最終的にはパクテラを含め3社から内定をいただきました。いずれも希望していたコンサルやIT業界で、かつ、自分が求める成長環境や収入面でも納得できる企業でした。
その中で、パクテラを選んだ理由は、社内がすごくフラットな環境であることが垣間見えたことです。内定をいただくまでの面談でお会いした方たちとのやり取りの中で、「ここだったら私も馴染めそう!」と思いました。また、先輩社員の方との面談の中で「高貫さんにとって本当に良い会社はどんな会社だろう」とパクテラを抜きにして考えてくれました。そのように接していただいて、逆に信用できると思ったことが入社の決め手でした。
ーー入社してみてパクテラはどのような雰囲気ですか?
高貫 入社前に感じていた通り、会社全体としてフラットな環境です。例えば、私が言ったことに対して、本当にそれがいいのか悪いのか意見してくれます。部下だからということを抜きにして、純粋にそのやり方自体がどうなのかを評価してもらえますし、遠回しではなくストレートに意見やフィードバックを伝えてくださるので、とてもありがたいです。
ーー新卒でコンサル業界に挑戦してみてどのように感じました?
高貫 コンサル業界は、激務と言われますが、自分なりにメリハリをつけて働けていると思います。休日は友達と会ったり、個人的に学びたい分野の勉強や読書をしています。また、アトラクションが好きなので、連休があると遊園地やテーマパークにいくことも多いです。個人的にはプライベートなどのリフレッシュの時間もとても大切だと思っています。
仕事そのものは「外資コンサル=花形」みたいなイメージを持たれがちですが、どちらかというと泥臭い作業や、人目につかない作業が多いと思います。例えば、プロジェクトに関連する膨大なデータの分析や、資料の作成、会議の議題設定やどのように会議を進行するかなど、プロジェクトをスムーズに進めるための準備や検討がほぼ8割を占めます。人目に付いて花形と言われるような業務は1割〜2割あれば良い方だと思いますが、
それでも、私はこの働き方やこの仕事が好きです。人目につかない、泥臭い業務がプロジェクトやクライアントの事業を前進させるためにとても重要だと思っています。
自信を持てる実績ができた!
ーー現在はどのような業務をされていますか?
高貫 現在はDI事業部のdCXチームに所属しています。主に保険会社のクライアント向けに、データ利活用やDX化の支援をしています。クライアントの課題整理からはじめて実際に計画を立て、実行に移すところまで行う予定です。
私はその中で、データを可視化する業務と、可視化したデータを継続的に運用する仕組みを作っています。
ーー今までで1番印象に残っている案件や業務はありますか
高貫まだプロジェクトは終わっていませんが、現在のプロジェクトが1番印象的です。1年目、2年目の時に従事していたプロジェクトでは、先輩が捌いてくださったタスクをこなすことがメインでした。1年目、2年目を通して少しずつ自走できるようになり、3年目の今は自分の経験や知識も深まりましたし、チームと上司が代わり、より主体的にプロジェクトに参加できるようになりました。マネージャーの枡井さんは私が挑戦したいことを任せてくださるので、スケジュール作成や、タスクの洗い出しといった、タスクを作り出す・管理するといった、新しい領域の仕事を担当するようになり、仕事の幅が広がりました。責任を感じることも難しいと思うことも増えましたが、上手くいった時には枡井さんがよく褒めてくださるので、「自分がやったんだ!」という自信になっていると思いますし、やりがいも感じています。
困難を乗り越え、成長していくために!
ーー難しい業務をどのように克服していますか?
高貫 苦手を克服する為には物理的な方法とマインド的な方法があると思っています。
例えば、私は話すことが苦手だったのですが、物理的な解決方法として、プレゼンテーションスキルの本や話し方の実用書で勉強しました。5〜6冊ぐらい読むと共通項があり、大事なポイントが分かってくるので、それをまとめて自分の中で方針のような物を作っていました。
マインド的な解決方法としては、自分の中でハードルを低く設定して、少しでもできたら自分で自分を褒めていました。話すことの中でも、特に会議を円滑に進めていくことを難しく感じていましたが、そんな中で、最初は会議の中で一言でも話せたらOKというハードルを設定していました。「自分の中で低めのハードルを作って少しずつ超えていく」というふうにモチベーションを保っていました。
ーー苦手克服のための取り組みを継続できるのはなぜですか?
高貫 大きく2つあります。
1つ目は負けず嫌いなところでしょうか。新卒1年目の時は、同期の中で1番になることを目標にして仕事をしていました。今でも自己研鑽を続けないと同期に負けるのではないかと思い自分を奮い立たせています。最近は同期の幅を超えて後輩や先輩を含めて1番になりたいと思っています。
2つ目は、周囲の先輩方の期待です。新卒の時に週に2回、「今日の高貫」というプレゼンの機会をいただいていました。毎回、前回の「今日の高貫」からどんなことをしたのか、どんな成長をしたのかと言った内容のプレゼンテーションを9ヶ月間、7月から翌年の3月末まで行っていました。10分くらいのものですが、私のために時間を頂いている以上は、必ず成長したところを伝えたいと思っていました。厳しいフィードバックや指摘もありましたが、それ以上に「高貫を育ててやろう!」という気持ちをすごく感じていたので、その期待に絶対に応えたいという気持ちで取り組みました。
パクテラはOJTを通して業務を学ぶ体制で、先輩方の業務を間近で見ながら、悩んだ時にはフィードバックをいただけます。すぐに問題解決できますし、できることが増えたと実感できる環境なので、恵まれていると思います。
また、今年から私自身にも後輩ができました。後輩のOJT担当になったことで、今まで培った知見を言語化する機会が増えました。後輩の指導を通じて、自身も学び続けることができる環境が整っているように思います。
機械学習やAIなどの技術面では、データサイエンティストの先輩が勉強会を開催してくださるので、毎回参加してスキルを高めています。
自分の理想像を持ち続ける
ーー新卒でパクテラへの入社を検討されている方に向けてメッセージをお願いします!
高貫就職活動の段階では「やりたいこと」が決まってなくてもいいかと思います。学生や新卒の時に考えられることには限界があって、経験を積まないと分からないことが多いと思います。
しかし、「自分がどうありたいか」については考え続けた方が良いと思います。私の場合、めちゃくちゃお金を稼ぎたいですし、入社当初から同期で1番になりたいと言っていますが、ずっと思っていることは、クライアントやパクテラの社員問わず、「高貫さんと一緒に働けてよかった」と言ってもらえるような人材になることです。
「やりたいこと」は職場の環境や時間が経つにつれて変わることも多いので、その時に見えたものや感じたことに取り組むのが良いと思います。ですので、具体的に「これがしたい」ということよりも、「自分はこうありたい」などのある種、野望に近いものを持っているといいのかなと思います。
終わりに
最後まで本記事を読んでいただきありがとうございます。
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