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独立リーグでプロ野球選手を目指した若手が語る外資コンサル転身への想い

はじめに

今回は日本独立リーグ野球機構 四国アイランドリーグplusの徳島インディゴソックスでプロ野球選手を目指していた勝田さんに、パクテラ・コンサルティング・ジャパンに入社したということでインタビューをしました。プロ野球選手とコンサルタントに共通する部分から見える野球選手時代の苦悩、そして入社理由とビジョンをインタビューした様子をお届けいたします。

Agenda

  • 自己紹介
  • 野球選手時代の苦悩
  • コンサルタントと目指した訳とは
  • コンサルタントとしてのビジョン


はじめに自己紹介をお願いします

勝田悠斗(カツタ ユウト)と申します。岡山県の久米南町という川柳の発祥の地の出身で、県内の進学校である高校に入学し、大学は国立の愛媛大学 社会共創学部に1期生として入学しました。スポーツから見た地域創生や地域活性化、スポーツ生理学等を学び、大学4年生の秋に徳島インディゴソックスからオファーをいただき入団しました。入団後は2年間にわたり主に投手としてプレーし、2022年の2月からパクテラ・コンサルティング・ジャパンで勤務しております。


野球をプレーしながら勉強も文武両道ですごいですね。
では次にプロ野球を目指していた頃のご経験や野球人生での苦悩をお聞かせください。

小学生のころから野球には興味があり、プロ野球選手になれたらいいなという淡い夢を抱いていました。中学生時代に軟式野球、高校生時代に硬式野球をはじめ、高校3年生の夏に野球で大きな挫折を経験しました。大会の前々日に手術をするほどの肘の怪我をました。術後投げられるようになるのは1年後、1年半後と言われ、半ば野球を諦めようと思っていました。ですが、大学が決まり親や高校の顧問の先生の後押しがあり、大学でも野球をプレーすることに決めました。練習での評価が良く、1年生ながらに春のリーグ戦に出場することができましたし、全日本野球選手権にも参加させていただきました。出場はできませんでしたが、ベンチに入れていただいて、自分には野球の可能性がまだあると思い、野球を続けようと決意したのが大学1年生ですね。大学2年生の秋リーグを終えた11月頃に、野球雑誌の「野球太郎」というものに取り上げられ、それ以降毎年載るようになりプロ野球選手を意識し始めました。ですが2年生以降の2年間は伸び悩んだ時期で良い成績が残せず、その中で野球をまだ諦めきれない想いがあったので、1番プロ野球に近い場所でプレーできる独立リーグを目指しました。中でも当時5,6年連続でNPB(日本プロ野球)輩出をしていた徳島インディゴソックスだったら、プロになれる可能性が一番高いのではないかと思い目指しました。


そこで勝田さんはスカウトを受けてということですか?

そうですね。自分は左利きでサウスポーなので、スピードボールを多く出せるというのと元々母数が少なく希少価値が高いっていうのでスカウトされたと思います。あとは身体能力が高いからというのもオファー内容でありましたね。

徳島インディゴソックス時代は、自分は国公立での野球経験しかなかったので、私立や所謂強豪の野球部から来た選手との価値観や考え方、練習の取り組む姿勢のギャップを受け入れるのに苦労しました。自分はそれまで練習に直向きに取り組み、上手で人間性においても素晴らしい選手が試合に出る、所謂みんなに認められないと試合に出られないですよっていう場でずっと野球をしてきました。練習をしなくても実力がある人や様々な選手がいる中で何故この選手が出るんだろうと思うことや自分はこれだけやっているのに、どうして他の人はしないのだろうとか思うことはよくありましたね。

(写真左が勝田選手)


なるほど。そのプロを目指されていた2年間のなかで、野球を引退されてコンサルの道へ進もうと考えた理由はどういうところにあるのでしょうか?

コンサルを目指していた訳ではなく、とりあえず働かなくてはいけないな、働きたいなという思いで転職活動を始めました。徳島インディゴソックスのスポンサー企業さんの試験を受け、飲料メーカーと不動産、商社、パクテラの4社から内定をいただきました。待遇や福利厚生も満足のいくものを提示されていたのですが、大手企業だと一駒として働く可能性もあるなと考えたことや自分の実現したいことがパクテラではできるなという印象を受けパクテラに決めました。コンサル業界はまだ伸びる業界だと感じているのと、コンサルタントは野球選手やアスリートと似ている部分があるなと思っていて、自分が同じような練習をしていて、伸び悩んだときにどうすれば改善できるのかを分析しなければいけないイメージがあり、考え方や発想の転換などが野球と似ていると思い、コンサルっていいなと思いました。あとは東京にすごく行きたかったというのもありますね(笑)


そうなんですね。コンサルタントとして働くなかでのビジョンや想いは何か持っていたりするのですか?

自分としてはいつか徳島に自分の培ったものを還元したい、恩返ししたいという想いがあります。いずれは起業して、まだ発展が乏しい四国に東京や首都圏のものを持っていき、四国を盛り上げたいなと思っています。関東地方だと東京、九州地方だと福岡、中国地方だと広島というように地区を代表する県があると思うのですが、四国には今は無いじゃないですか。徳島の場合、ビジネスだけでなく人間性や言葉遣いといったところでもあまり良いとは言えない環境があると思います。主要都市と地方の極端な格差が広がっていき、日本全体としてこのままで良いのかなという想いがあるので、格差を埋められるような形で貢献できたら良いなと考えています。

ただ今は、社会人として全然働いたことがないので、基本的なビジネススキルや知識を身につけたいなと思っていて、研修ではExcelやパワポの基本操作、議事録の取り方、データ分析の手法を学んでいます。直近では今度、配属先のグループ向けにプレゼンをしなければならいので、その情報収集に全力を注いでいます。自分を追い込むみたいなことが好きな部分はあるので大変なお仕事も頑張っていきたいです(笑)


ありがとうございます。最後になりますが、何かこれだけは言っておきたいことはありますか?

独立リーグについてですかね。野球選手というと、結構華やかでキラキラしているイメージが多いと思うのですが、独立リーグの野球選手は全くそういうイメージのものではないということです。野球選手ではあるのですが、月給10万もらえるかもらえないかの世界で、月給がもらえずにタダで練習だけする練習生といったものも存在します。自分の夢を追って、自分でなんとかやりくりしている選手が多いのが現状で、こういった苦労の部分は全然認知されていないのかなとは思っています。ですが、私は独立リーグや自分の夢を追いかけている人たちを応援したい気持ちがあるので、今後パクテラでこういった現状に少しでも貢献できるような事業であったり、ビジネスをしたいなと考えています。

ありがとうございます。勝田さんの熱い想いが伝わってきました。
パクテラで一緒にお仕事頑張っていきましょう!


終わりに

最後まで読んで下さりありがとうございました。

いかがでしたか?今回のインタビュー記事を読み、すこしでも弊社にご興味をお持ちいただけたら幸いです。弊社はこの他にも様々な社員インタビュー記事を公開しておりますので、ご興味ありましたら、ぜひ他の記事も読んでみてください!

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