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ハーフランスを約2か月経験して生まれた変化

ここのところ急に寒さが増してきて、すっかり冬らしい陽気になりましたね。相変わらずバタバタと過ごしていますが、季節もあっという間に移り変わっていきます。
私は、事業推進部長としてオズビジョンで働いていますが、2017年9月末をもって雇用契約を終了し、今は業務委託契約を締結しています。契約形態を変更した理由は、労働基準法による制約が真の意味で自由な働き方の制限をかけているのではないかという仮説検証のためです。

私がオズビジョンに参画した目的は、日本一の働きがいと働きやすさを実現した組織を作り、イノベーションを起こすことで、世界に通用し多くのユーザーさんに価値あるサービスを生み出したいと考えたためです。

オズビジョンではイノベーションの創出に向け、メンバーの可能性を最大限に解き放つ必要があると考え、自律型勤務制度を導入しています。
しかしながら、労働基準法の制約がある限り、(管理監督者だとしても)完全に時間や場所にとらわれない働き方とすることは難しいです。当社の働き方は、労基法に照らすと管理監督者とコアタイムのないフルフレックスの2パターンです。フルフレックスの場合は、深夜・休日の制約があり、所定労働時間に満たない場合は欠勤控除が発生します。(当社は発生しませんが)

また、管理監督者の場合は、休日の概念はありませんが、深夜についてはフレックスと同じく割増賃金の対象になり、労働安全衛生法の観点からは時間管理を行うことが望まれます。

以上のような制約を取っ払うためには雇用契約をやめてみるか、ということで実験をはじめました。ちなみにタイトルの「ハーフランス」とはフリーランスと正社員の間ということで、私の恩師が表現してくれた言葉を使わせていただいています。

良かったこと

新しいロールへの挑戦と複数組織を経験することによる気づき

私は今、オズビジョンを含めて4社と仕事をさせて頂いています。

メインはオズビジョンで、事業推進部長というロールで管理部門全般を管掌する仕事です。具体的には組織開発を中心に、採用や広報、人事制度の企画や運営、教育・研修、総務や労務、経理・財務や法務、情報システムまでをメンバーと一緒に推進しています。
続いての2社は、人事コンサルティング的な役割で月に1~2回、1回あたり2~3時間の訪問をさせて頂いています。銀座にあるIT系の会社と新宿にある不動産系の会社の組織課題解決を支援させて頂いています。最後にONDという会社は「物件ファン」というサービスを提供しているスタートアップですが、社外取締役として参画しています。私にとって取締役というロールは初めての経験です。

オズビジョンとONDはベースにある思想が近く、完全自律した組織を目指しています。ONDは生まれたばかりの分、より自由度が高いため、理想の組織に向けてさまざまなことを試しています。そこで得た学びや気づきをオズビジョンにもとりいれることで、相乗効果が生まれていると考えています。

悪かったこと

個人事業主に切り替えるに当たっての事務手続きが面倒

想像以上に結構ありましたw

・個人事業主の開業届
・国民年金への加入
・健康保険の任意継続
・401k(確定拠出年金)の加入と移管
・(ルーティンとして)経費の管理、などなど

とはいえ、管理部門で働く自分としては、これらも勉強の一つなので、経験としてはプラスになったと考えています。

まとめ

正社員よりもフリーランスはリスクを伴うということや、中小企業・スタートアップよりも大企業が安泰という時代ではないと思います。当社が掲げている「自己実現」すなわち自分の可能性をどれだけ最大限に開花させ続けられることができるかが、これからの時代を楽しく働き続けるコツなのではないでしょうか。自由な働き方には責任も伴います。まだまだ挑戦できるぞと思ってモヤモヤしている方、ぜひオズビジョンで一緒に働きませんか?

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