- ビジネスプロデューサー
- Rubyエンジニア
- セールス・営業
- Other occupations (3)
- Development
- Business
今回は、新米マーケターとして新しいキャリアを歩み始めた向井香音さんに
入社の経緯や、想いについてインタビューを実施しました。
ーーこれまでの経歴を教えてください。
神奈川県にある大学の体育学部を卒業後、
社員数5000名ほどの会社で、SEとして要件定義、設計、実装、試験などシステム開発の上流から下流まで一通り経験させていただきました。
2年目に常駐として配属されたプロジェクトでは、スマートフォンアプリの仕様検討、運用保守、リリース対応まで元々お客様が行っていた作業を巻き取り、基本的に全て1人で担当しておりました。また、新卒の講師に抜擢され、500名ほどの新卒社員の指導経験もあります。
ーーSEとは異なる職種で採用されましたが、転職を決意したきっかけはありますか?
就職活動の時に思い描いていた理想の自分とのギャップを感じたことがきっかけです。
私は「周りの人をワクワクさせるような価値を届ける仕事がしたい」という想いで就職活動をしていたのですが、前職は「クライアントが決めたことをその通りに期日までに進める」という仕事が多く、想像力を求められることがあまりありませんでした。また、エンドユーザーの顔が見えなかったので、誰にどんな価値をどれくらい与えることができているのかが分かりづらかったんですよね。
そんな中でも、自分に出来ることを探して「とにかくやってみること」をモットーにしていました。会社全体の方針を発信していくチームに所属したり、大手のクライアントに対して、業務改善や新規機能の提案をしたり様々なことにチャレンジをしてきました。
しかし、提案することまではできても、決定権がなく仕事の幅に限界があると感じるようになりました。
ただ、その時点では自分のやりたいことが明確に決まっていなかったので、
今転職活動をしてもきっと同じ状況になるだろうと思っていました。
そこで、「どんな時に幸せを感じて、どんな時にワクワクして、将来どんな人になりたいのか?」時間がかかってもいいから納得感のある選択をすることに決めました。
とはいえ、自己流で考えていたので、半年以上何も行動しない日々が続きましたね。
…どう考えても長すぎますね!笑
ーーそうだったんですね。なぜ社会人3年目というタイミングで転職を決意したのですか?
転職の思考法という本を読んで、自分の市場価値が全くないことに危機感を覚え、20代の時間を絶対に無駄にしたくない!と強く思ったからです。
本の中で、世の中には何をするかを重視する「todo型」と、どんな状態でありたいかを重視する「being型」という2種類の人間がいると書かれているのですが、私はbeing型の人間だと思っています。
だからこそ、「どんな人間でありたいか、どんな状態でありたいか」など自分の価値観に徹底的に向き合うことにしたんです。
すると、それまで言語化できなかったやりたいことが言語化できるようになり、やっと転職に踏み出す決断ができました。
とはいえ、新人賞を取ったとかMVPを取ったとか明確な実績を残していたわけではなかったので、「職種を変えて転職なんて出来るのだろうか?」と不安も多くありました。
スキルが身につくまでこの会社に在籍し続けるという選択肢もあるかとは思いますが、自分のキャリアの延長線上にいち早く身をおき、専門性を高めていきたい。
とにかく今この悩んでいる時間が勿体無すぎる!と思い、3年目というタイミングでの転職を決意しました。
ーー勝負の年だったんですね。向井さんの転職の価値観を教えていただけますか?
私は、誰かに勝ちたいとか社会に対して大きなインパクトを残したいというより、
身近にいる人をどれだけ幸せにできるかが大事な価値観になっています。
だからこそ、今後の人生で様々な分岐に当たった時に、
自分の人生を自分で選択できるように、今一番自分がワクワクする仕事や環境で事業に責任を持ち、スキルや経験をなるべく早く身につけていきたかったんです。
そこで、以下の3つを転職の軸や大事な価値観として転職活動を進めていました。
①自社の事業やサービスを持っている会社で、自らがお客様に価値を届けられること
②会社のビジョンやミッションが社員全員に浸透している環境で、顧客視点に立って働けること
③新規事業やサービスの立ち上げに携わる経験を活かして、人を育てる人材へとステップアップできること
その他にも、「20代で専門性を高めて、自分の市場価値を上げられる環境」「スピード感をもって成長していける環境」「事業領域と人に魅力を感じること」なども重要視していました。
ーー価値観や転職の軸に合う企業であれば、他にもたくさんありそうですが、なぜオースタンスを選んだのですか?
面接で出会った方々が、まだ入社してもいない私のキャリアや過去の経験に本気で向き合ってくれたことに惹かれたためです。
他社との面接では、仕事の経歴やスキルについて聞かれることが非常に多かったです。しかし、オースタンスでは、過去の経験を徹底的に深堀っていただいたんですよね。いつ・どんな時に・何を感じて・どう行動したのか人柄や価値観について一緒に考えていただいたことから、個人の考えや想いを大切にする会社なんだなと実感しとても魅力を感じました。
元々、シニアに対して強い興味があったというわけではないのですが、
過去の家庭環境や部活動での挫折経験から「身近にいる人が困っているときに、自分の力で解決できるようなスキルや人間性と経済力を身につけたい」と考えていました。そのため、これまでお世話になってきた人への恩返しに繋がる事業に関わりたいと強く思いました。
また、自分達の未来を作っていく事業領域や、高齢化が進む社会に対して大きな価値を届けていくことが出来ることに魅力を感じて、「なんて素敵な会社なんだ!私絶対オースタンスに入る!」と内定ももらってないのに1人でワクワクしていました。笑
内定までは、計5回の面接をしていただいたのですが、2回目が終わったタイミングで前職の上司に辞めることを伝え、他の企業の選考をストップしたので、もはやオースタンスに入ることしか考えていませんでした。笑
スキルも実績も何もない私をポテンシャルだけで採用していただけたことにすごく感謝していますし、この素晴らしい環境で、価値を返していきたいと強く思っています。
余談ですが、初めてHPを拝見させていただいた時に、なぜか直感で「あ、私多分ここで働くわ」と感じたこともオースタンスを選んだ理由の1つですね笑
ーー運命を感じたのですね笑 現在は、どんな仕事をしているのですか?
現在は、ソリューションチームで新規事業開発、マーケティング戦略立案、コンサルティング業務、営業などを担当させていただいております!
金融業界、地方自治体、医療業界など様々な業界の大手パートナー企業様と非常に難易度が高い案件のお仕事をする機会が多いのですが、シニア領域の知見を活かし常に新しいことにチャレンジできることがとても魅力的です。
また、私はSEからのジョブチェンジとなりますが、
開発に関わる案件も多数あるので、これまでの知見を活かして要件定義やテストにも携わることができることも魅力的なポイントの1つですね。
毎日スキル不足・知識不足をすごく実感しているのですが、
「伸び代しかない!」と思いながら期待値を超え続けられるよう日々前向きに業務に取り組んでおります!
ーー元々、5000人規模の会社に在籍していたとのお話がありましたが、社員数の少ないスタートアップに転職することへの不安はありましたか?
自分が決めた道なので、仕事に対しての不安はありませんでしたが、
人数が少ないからこそ、人間関係については不安がありました。
しかし、入社してみるとオースタンスは本当に良い人で溢れているので安心しました。
平均年齢27歳と非常に若い会社ではありますが、熱量の高いメンバーが揃っていて、
個人や組織としての目標を本気で目指し、応援し合い、そして高め合える存在です。
1人1人の裁量が大きく、良い意味で「やらなくてはいけない」環境が整っているので、
スピード感を持ってスキルや知識を身につけていくことができる最高の環境だなと思っています。
ーー最後に、今後の向井さんのビジョンを教えてください。
オースタンスでは、「歳を重ねて、楽しみがある人生に。」というビジョンを掲げています。
このビジョンのように、世界中の人が歳を重ねることをポジティブに捉えることができたらとても素敵な世界になるなと心から思っていますし、そんな世の中を作っていく人でありたいと思っています。
この先の人生で起こるであろう良いことも悪いことも全て含めて、
過去を振り返った時に、自分の選んだ道は正解だったと思えるよう、これからも今を楽しんで未来にワクワクしながら生きていきます!
ありがとうございました。