株式会社オロ's job postings
- Web Director
- フロントエンドエンジニア
- Consulting
- Other occupations (22)
- Development
- Business
- Other
オロでキャリアをスタートさせた新卒社員にリアルな話を聞いていく座談会企画。今回は、クラウドソリューション事業部のZAC導入支援コンサルタントとして仕事している新卒のうち、4人にご参加頂いた座談会の内容を書き起こしてみました。
佐藤さん(左上)国公立大学院 理系修士卒
研究室で、化学反応のシミュレーションプログラムを自作し、思い通りに動かすことに成功したこと。英語の論文を読みながら、未経験でプログラムを組んでいくことはとても苦労しました。
加登さん(右上)私立大学 文系学部卒
学科のコース代表とサークルの幹事が同時期に被り、約1年間いろいろな企画や運営が立て続けとなって多忙を極めながらも最後までやりきれたこと。後輩には大変な姿を見せまいと自分を奮い立たせて頑張りました。
大山さん(左下)国公立大学 文系学部卒
小中学生向けの野外活動運営スタッフとしてキャンプやお祭りなどの企画を数週に1回のハイペースでまわし続けたこと。大変でしたが参加した子から「大きくなったらスタッフになる」と言ってもらえたのが嬉しかったです。
簗田さん(右下)国公立大学院 文系博士卒
論文執筆中、ちょっと前に進んだと思ったらすぐに先が見えなくなってしまうような辛い状況の中で、思いつきで実家に帰ってみたとき。家族が何も言わず迎え入れてくれたときはなぜか涙が流れました。
佐藤さん)就活は「やりたい仕事が出来るか」を軸にしていました。数字を見たり考えたりする事が好きだったので、何かしらの形で数字に関われる仕事がしたいと思っていました。
大山さん)私は逆にやりたいことはざっくりと考えていて、「自分らしく働ける場所か」を大事にしていました。自分で考えて動けるのが良いといいますか、教育体制が整いすぎているが故にやることが定型化している、という環境は自分に向いていないなって思っていました。
加登さん)これを一番大事にしたい!っていう明確な基準はなく、重さ・軽さが異なる色々な要素の全体的なバランスを大事にしていました。ただ漠然と、自分が求められている所に行きたいなって思っており、例えば日本語学を勉強してきたバックグラウンドが活せる等、「自分の力が出せるところ」を重視していました。
簗田さん)ずっと勉強をしてきた人間で考えることが得意な方かなと思ったためコンサルタント職に就きたいと考えていました。さらに年齢も少し上なので、ジョブローテーションでジェネラリストを目指していく環境よりも、特定領域の「エキスパートを早く目指せそうな環境」を探していました。
佐藤さん)ZACが会社の色々な数字を蓄積していくシステムだった点が純粋に良いと思ったのと、その先に管理会計などの新しい学問との出会いも続いていそうで面白そうだなと思えたことですかね。どんな仕事がやりたいかを選考過程で聞いてくれたので配属リスクも小さいと思いました。
大山さん)自分らしく働けそうなイメージが一番持てたからっていうのが答えになるんですが、オロは面接以外に色々な現場社員さんと面談させてくれる機会が他社と比べても一番多かったからだと思います。自社に誘うというよりも、ちゃんと就活生のことを考えて会社のことを教えてくれる感じが良かったですね。面談を通じて、趣味で勉強していた会計学がこの職種で活きそうだと感じましたし、プライベートのこともしっかり訊くことができたので、ここなら安心して両立していける環境があるのかなって思えました。
加登さん)雰囲気がイケイケ過ぎず暗すぎず、直感的に「オロが一番マッチしそうな会社だな」って思えたんです。例えば活動指針は、ただ掲げているだけで浸透しておらず形骸化しているのは嫌ですが、かといってひたすら暗唱することを求め続けられるのも違和感があるなと思っていました。その点、オロは地に足ついていそうな感じがありましたね。あとは日本語学を勉強してきたバックグラウンドを活かそうと考えてみたときに、人とじっくり何かを伝えあえる場があると良いなと思い、それがこの職種にありそうだなと思えました。
簗田さん)確かに経営理念や活動指針が愚直でカッコつけていない感じが良かったなと自分も思います。あとは他の人も言っていますが、面談の機会をよく設けてくれたのが助かりました。自分の場合、実は入社直前の12月にオロの選考を受けていて、短い時間で結論を出さなきゃいけなかったんです。そこで人事さんが、上司になる可能性の高いチームリーダーの人と複数名お会いさせてくれたので、安心して入社を決めることが出来ました。
佐藤さん)面談などでは個を大切にしてくれそうな印象をとても感じましたね。訊きたいことがあったら何でも訊けました。
大山さん)そうですね、どんどん面談で好きなことを訊いたら良いと思いますね。仕事はもちろん、プライベートやライフプランとかも詳しく教えてくれたりするので。
簗田さん)ホワイト企業だなって思いました。例えば、有給を取りたいなって思えばZACからパッと申請できてすぐ承認してもらえたり。経営理念に書かれているステークホルダーとして意識すべき順番が「同僚」から始まっているんですが、それが体現されているなって感じます。
大山さん)良い意味で放任してくれてますね。導入コンサルでは主担当・副担当と役割が分かれていて、プロジェクトに副担当として入ればそれは自分の責任範囲とみなされます。わからないことは訊けばいいし、訊けば教えてもらえます。また、自分で考えて動いてみるなかで「それはダメ」って押し付けられることもないです。ですが、逆にかっちり決まっていないから満点の進め方がわからないってこともあります。それは周りの先輩の経験を参考にしながら自分で調整して動いていくことが求められますね。
佐藤さん)今年はリモート勤務が入社日から続いていたんですが、その対応も円滑に進んでいてよかったなと思いましたね。
加登さん)みんな個性があって多様性のある組織なんですが、一緒に居てしんどいなって人が居ないのが良いなと思います。"わたしはわたし、あなたはあなた"という個性を尊重した風土が有ると感じました。
大山さん)自分は自分のままで居て良いんだなって安心感がありますよね。
佐藤さん)先輩も優しいですし、敬語で丁寧に接してくれます。歳が離れていても意見に耳を傾けてくれるのがありがたいですね。
加登さん)「ヤバい人いないから働きやすいよ」っていうのは、これを読んでる学生さんに伝えたいですね(笑) 長いこと居るであろう場所だからこそ、一緒に居る人がしんどいと日々もしんどいじゃないですか。そういう意味で良い人・尊敬できる人が周りにいるのはとても大事かなと。
佐藤さん)ZACを通じて色々な会社の業務や日々の運用を知ることができるんですよね。その上で、お客様の課題をZACの運用で解決できそうな点が見つかったりすると面白いなって思います。
簗田さん)ZACの導入支援プロジェクトはお客様と相互に協力しながら数ヶ月掛けて進めていく仕事なので、その中でZACの価値最大化をお客様と目指していく点がやりがいにつながってますね。ただ、最大の達成感を得るのはまだこれからだと思います
大山さん)プロジェクト完了報告をして、カスタマーサクセスに引き継ぐ日を早く体験したい(笑)
佐藤さん)プロジェクト完了報告はやくしたいー!
加登さん)わたしたちは未だ最大のやりがいを感じられそうな瞬間には段階として辿りついていないのですが、日々のなかで感じるやりがいでいくと、お客様とのやり取りを通じて「ありがとうございます」という反応をもらえると嬉しいなって思います。
佐藤さん)ZACは巨大なシステムなのでお客様にご理解頂くのに時間がかかりますが、徐々にお客様からZACに関するクリティカルな質問が投げかけられるようになると、こっちも頑張ろうって気持ちになりますよね。
大山さん)あとはお客様との信頼関係の構築がすごく大事だなって思います。プロジェクトを進めていく中で時には問題や壁が生まれることもあったりします。そこで信頼関係を崩すことなく、いい塩梅を探りながら前に進めていく。その瞬間はいつもより緊張感が増しますが、甘い環境やダラダラした環境よりもずっと良いですし、超えていかなければならない壁があるというのはいい事ですね。
加登さん)個人としてレベルアップをしていくことで、社内・社外から頼られる存在に成りたいなって思うんです。今は先輩に聞いて頼ってばかりの状態なんですが、いずれは頼られたりする立場に変わると思うので、そうなったときに安心して頼れる人で在りたいなと。
佐藤さん)規模・期間・業種など色々な案件があるので、まずはそれを通じて経験値を増やしていきたいですね。その後はオロの生産性を更に上げていくことに挑戦していったり、求められそうな機能をZACの製品開発に還元していくような動きをしていきたいなって思います。
大山さん)私はさらにコンサルティング要素の強い仕事に関わっていきたいです。今はZACをどう使ってお客様の課題を解決していくかサポートしていく要素が大きくて、解決すべき課題と大元の問題はお客様自身が考えて頂く点が多いと思うんです。理想は、お客様から現状をお伝えいただき、お客様の気づかないところまで解決提案を自分からしていけるようになっていくことです。
簗田さん)確かにただ説明をしたり、サポートしたりする仕事の付加価値は相対的に下がっていく可能性がありますよね。技術の台頭によって今の仕事内容が変わったり無くなったりするかもしれないですし。この導入支援にはお客様からお金を頂いているからこそ、高度なコンサルティングができるように付加価値を上げて頑張っていきたいですね。また、その努力を通じてホワイトカラー向けのERPとしてNo,1を目指していくことにも貢献していきたいと思います。
大山さん)ZACを扱う仕事に就くなら、やっぱり会社の業務の流れや会計に関しての知識はあったほうが良いと思います。というよりビジネスマンとして知っておいたほうが絶対にお得です。経理の仕事とか知っておくと、色んな仕事の理解も進みますし。
佐藤さん)あとは文章の書き方を勉強しておくのも大事だと思います。ドキュメントやメールなどで複雑な概念を文章でまとめて伝えるのは難しいと感じました。また、いまはリモート勤務もありますので、文字を使ったコミュニケーションの重要性はより増してると思います。
加登さん)正直、いましか出来ないことをやりなさいって言葉に全力で甘えて良いと思います。確かにやっておけばいいことはたくさんありますが、それは入社後に仕事をしながら吸収すればいいこと。その努力を先にやるか・後にやるかの違いってだけで、何かやりたいことが他にあるなら思い切って後回しにしていいと思います。
大山さん)例えば長期間の旅行とか。社会人になっても有給をとって旅行には全然いけます。でも休み明けには溜まった仕事がある(笑) 大学生の期間ならそれはないので、気ままに旅行に行けると思います。私もオロで早期インターンをしていたけど、入社直前はお休みをもらっていっぱい旅行に行ってました。
佐藤さん)早期インターンもやっていてよかったですね。
大山さん)早めに慣れることができますしね。でもオロとは全然違う業界や業種でインターンをするのも良いんじゃないでしょうか。
簗田さん)簿記やITパスポートで勉強したことが直接的に仕事に活きるか、と言われるとそうとは言い切れないですね。ビジネスマンとして大事な知識を得るという意識を持つ事が大事だと思います。
大山さん)一時期ファイナンシャルプランナーの勉強をやっていたんですけれど、社会人になって一人暮らしを始めた際に自分で色々決める事が多くて、もっと勉強しておけばよかった!ってなりました(笑) 旅行も、インターンも、勉強も、すべては今後の公私含めた人生に活かすための大事なものだと思ったほうが良いと思います。
大山さん)就活している最中はとても辛くて大変な方もいるかもしれません。けれど、就活はあくまで通過点にすぎませんので、自分の将来をイメージして、自分自身のために取り組んでみてください!就活は自分自身を知る良い機会ですので、ぜひ自分を見つめ直す時間を作ってくださいね。
加登さん)コロナ禍の中で就活も例年通りにはいかず、手さぐりになったり、不安になったりして苦労する場面が多々あるかと思います。心が折れそうになったりすることもあるかもしれませんが、ぜひ「ここで仕事がしたいな」と心から思えるところを探してみてください。この座談会の記事などからオロに対してそう思ってくださる学生さんがいらっしゃれば、私としても嬉しいです。
佐藤さん)就職先についてはたくさん悩んでいいと思います。考え抜いた末にオロに入社していただけたら非常に嬉しいです。案件にアサインされて一緒に働ける日を楽しみにしています。
簗田さん)お客様はもとより、全ての利害関係者に対して誠実であることが社会人として大切なことだと感じています。就活の波に揉まれても自分らしさを見失わずに素のあなたを見せつけてやりましょう。