- Web Director
- フロントエンドエンジニア
- Consulting
- Other occupations (22)
- Development
- Business
- Other
こんにちは!
今日は新しく生まれ変わった東京本社について、その過程と様子をインタビューも交えながらお伝えします。
今年1月にリニューアルした東京本社。コンセプトは以下の3つです!
1)コミュニケーションの向上
2)生産性の向上
3)自社ブランド力の向上
まずは大きく変わった共有スペース「canvas」の移り変わりをみてみましょう!
1日目:電気が取り外されました
2日目:現場担当の方がなにやらお話し中。
4日目:天井が剥がされて、いよいよ始まった感じがします。
8日目:機材も次々に運ばれ、天井がさらに剥がされています。床にはたくさんのバミリが。
そして次の日。
ん?canvas扉の前に何か貼ってある。
んんん?!?!?!
というわけで中に入れなくなりまして、定点観測は1週間ほどで終了しました。
そして完成した共有スペース「canvas」がこちら!
会社にいることを忘れてしまう、カフェのような落ち着いた空間に!
劇的ビフォーアフター!
執務室はこんな感じです。
休憩室までフルリニューアル!
社員からも喜びの声が届いています!
CS事業部の植山さん
『毎朝利用しています!少し早めに出社しcanvasでリラックスしてから始業を迎えるので、仕事への集中力もアップです!』
DX事業部の高木さん
『canvasにある大きなカウンターは、たくさんのコマやカードを使うボードゲームに高さ&広さがちょうどよく、部活動で大活躍しています!』
高木さんがおっしゃっているのは、上のカウンターのことです笑
こだわりぬかれたオフィス空間
そして、今回のリニューアルあたり、デザインをご担当頂いた「bazik」の滝澤雄樹さんと「STUDIOBIUM」のヨコヤマヨシフミさんにもお話を伺うことができました!
ーリニューアル前のオフィスをご覧になって感じられたことを教えてください。
【滝澤さん】
エントランスのモダンな雰囲気や、ロゴから受ける印象と違い、
オフィスの執務空間は、入り口に立った時に全ての要素が目に入り、
雑然とした印象をうけました。
【ヨコヤマさん】
滝澤さんがおっしゃっているのと同じ印象を受けました。
効率を重視したデスク配置、機能ごとに明確に分かれたゾーニング。
「オフィス機能に必要な構成要素をフロアに並べた」という、少し単調に感じるレイアウトでした。
オロ東京本社のエントランスと旧執務室
ー今回のオフィスリニューアルで意識されたことやこだわっていただいたことを教えてください。
【滝澤さん】
レイアウトに抑揚を持たせることで、空間にリズムを作り自然にコアを中心に広がりを持たせる、あるいは集約することです。
オフィスは発想の転換、新しいアイデアが生まれるきっかけとなる場所です。オフィス空間にこそリラクゼーションが必要と考えました。
【ヨコヤマさん】
oRoのワーキングエリア(執務室)は増床も含めると3フロア約1700㎡となり、
予算を全てのフロア・エリアに割くことは難しい状況でした。
そこで、エレベーターホールから入った最初のエリアにコアとなる場所を作り、コアを必ず通ってからワーキングエリアに抜けていくような動線を導きました。
コアエリアはワーキングエリアに比べると照度も低く設定し、オープンな打合せの出来るテーブル、磨りガラスでプライバシーのある会議室、作業や立ちながら意見交換が行えるカウンターなどをレイアウトしデスクに座って行う作業以外の行動が取れる場所としました。
執務室内のコアエリア。奥の執務スペースと比べ、照明が落とされ、カウンターやオープンな会議スペースがあります。
canvasエリアはコアエリアより更に照度も落とし、社員全員がリラックスできる場所にしています。
社員が昼食をとったり休憩をすることはもちろん、可動式のテーブルを動かすことでまさに大学の講義室の様に勉強会や講義、発表などを行えるエリアです。
初期のコンセプトを滝澤さんと構築している途中では、植物をたくさん盛り込んでアーバンジャングルみたいでもリラックス出来て良いよね、と話していました。
新しくなったcanvas。中央の植物や木目調、ダウンライトの雰囲気がとても落ち着きます。
ーコンセプトが一番表れている部分はどこでしょうか。
【ヨコヤマさん】
社長である川田さんがoRoのブローシャ(会社紹介冊子)でも大学の様にフレキシブルで多様性のある会社を目指している、とおっしゃっていましたが、canvasエリアはまさに大学構内のように多様な使い方のできる場所だと思います。
ー今回の弊社オフィスリニューアルに限らず、普段からデザインされるうえで大事にされていることやごだわっていらっしゃることを教えてください。
【滝澤さん】
お客さまが求められていることを感じ取り、自分なりの言葉に置き換えそれを空間に表現し、最終的には求めているもの以上の価値を予算の中で創り出すことです。
【ヨコヤマさん】
人との共通点の中に違いを見出すことです。
滝澤さん、ヨコヤマさん、ありがとうございました!
自分の会社を誇らしく思えるように
そして最後に!今回のリニューアル担当の責任者を務められたDX事業部の佐藤さんにもお話を伺いました!
佐藤 央さん|DX事業部 プロデューサー
営業や受注後の進行管理、ブランディング、チームマネジメントなど、幅広くお仕事をされている佐藤さん。現在は主に小売りや製菓メーカーなど大手企業を中心にさまざまな案件でご活躍中です。
ーまず、今回のリニューアルの経緯を教えてください。
今までの東京本社は、4階~6階の3フロアでした。会社規模もだんだんと大きくなってきたタイミングで、ちょうど、たまたま3階が空いたんです(笑)
増床をするこの機会に、リニューアルをしよう!というのが経緯ですね。
ーベストタイミングだったんですね!
リニューアルで佐藤さんが一番こだわった部分はありますか?
一番は、各執務室内にあるコアエリアです。今までの執務室は、話したい人がいるとその人の席にわざわざ行ったり、会議室を予約してからでないとコミュニケーションがとりづらい環境でした。
なので、もっと気軽にコミュニケーションがとれるように、立ち話できるカウンターを設置したり、オープンな会議スペースを設けて、座っている人にさらっと声をかけられるような環境創りを意識しました。
ー苦労された点などはありますか?
図面や設計図から完成形をイメージすることが難しかったですね…図面を見てイメージしていたものと、実際に出来上がったものが違ったりして(笑)
その都度、修正をお願いすることもありました…
ーさまざまなご苦労があったかと思いますが、今完成したオフィスを見てどう思われますか?
今の本社は、どこか垢抜けたというか…働いている環境に愛着が持てるオフィスになったなぁと思います。オロはクリエイティブな企業なはずなのに、今までのオフィスはあまりこだわりがなかったように思うんです。今回のリニューアルでクリエイティブを謳う企業らしい姿に近づけたかなと。
ー最後になりましたが、今回のリニューアルを通して、どんな会社になってほしいと願われますか?
以前、内装がとがった会社に勤めていたことがあって。そのオフィスに出勤するときは、どこか自信がもてて、誇らしい気持ちでした。オロ社員のみなさんにも、そんな風に、自分の会社を誇れるようになってもらえたら嬉しいなと思っています。
あとは、会社に来るのが楽しくなったり、仕事って楽しいと思えるようになったり。そんな風になるといいですね。僕自身も、仕事を楽しめることが大事だと思っています。仕事内容は自分でコントロールしないといけませんが、環境はコントロールできます。今回のリニューアルでその環境は整ったなと。あとはこの環境を社員みんなでしっかり維持、運用していきたいですね。
佐藤さん、ありがとうございました!
目黒にお越しの際は、このこだわり詰まったオフィスにぜひ遊びに来てくださいね!
お待ちしています!