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こんにちは!
事業拡大につき、一緒に働く仲間を大募集中の弊社ですが、
「中で働く人の様子、というか代表のことが表に出てなさすぎて面接に来るまでのハードルが高すぎる!」という(多分最近入社したみんなが)思っていたことを、代表の山本(以下、郁さん)にぶつけてみました。最初の返答は、
「えーだって出るの嫌やもん。俺の会社じゃなくて、みんなで創っていく会社やから 。代表感!みたいなの出したくないな。」
郁さんは、みんなで創っていく会社だから俺は前面に出ない、という考えなのですが、スタートアップ企業では代表がどんな人か、どんな考えかというのは結構なウェイトをしめていると思うのです。
今回は知られざる郁さんの福岡時代についてインタビューしてきました。
創業する前の、郁さんの仕事遍歴を教えてください
18歳の時初めてした仕事が「インターネット回線・電話回線」を売る仕事です。この仕事は順調ではありました。ただ、
「1日に直接訪問できるお宅は限られているから、成約率を高めても今の10倍の売上にはならないぞ」ということに薄々気付き始めます。
次にしたのは「着物の販売」。19歳だったので「僕も来年成人式なんですよー!」をセールストークとし、青森県八戸市から宮崎県まで着物の行商を数ヶ月やっていました。着物は宅配便でイベント展示会場に配送し、僕と先輩は鈍行列車で移動。半年間はサウナ・ネットカフェが寝床でしたね。
今思えばめっちゃブラック企業で、「半年間給料なし」「その後月給3万円」という待遇でした笑。入社から数ヶ月立った頃、当時の社長さんが急逝され、このタイミングで会社を離れました。
その後、人生で初めての「就職活動」を見様見真似で行うわけですが履歴書を会社に送付しても返ってきちゃうんですよ。もう直接アタックするしかない!と思って、アポなしで会社に突撃したことも。突撃したところから内定をいただくも明らかにヤバそうな会社で、、丁重にお断りさせていただきました。18-22歳までは会社に勤めたり、自分で何かやってみたり、文字通り「なんでも」やりましたね。
「なんでもやる」「何をやっても結果(利益)を出す」
今までやってきた仕事は、葬儀屋の電話案内、デイサービスの介護職員、野球場でビール売り、土方、火災報知器取り付け、などいろんな仕事をさせてもらいました。自分1人でやったものも、当時の会社の仲間と一緒にやったものもあります。一緒に働く仲間も「気合」はめっちゃあるんで、みんな何でも一生懸命にやりました。そして、必ず結果=利益を出しました。とりあえず受けた仕事でも、「利益を出す」。「利益を出すためにはどうするか?」を徹底的に鍛えた数年間でした。それが今につながっているのだと思います。
そして22歳の時、「通販事業」の道へと進みました。
EC通販の面白さ。どうすれば売れるかが、”見える”
訪問販売・コールセンターの経験からダイレクトにお客様との関係性を築く方法は心得ていて、楽しさとやりがいを感じていました。そこにEC通販を掛け合わせ、PDCAを回して数字をみていると、「何が売れるか」「どうすれば売れるか」がどんどん”見えて”きた。
広告運用で何が売れるか見えてくると「もっと売れるにはこんな商品がいい!」というアイディアが出てきたんです。前の会社でも商品開発からクリエイティブ、広告運用まで一通り経験させてもらって、もっと作りたい商品が出てきて自分でやりたい気持ちがどんどん出てきました。
当時の通販会社社長には本当にお世話になって、「100%子会社で応援する」と言ってもらえたのですが、ゼロから自分の力で作る道を選びました。ちなみにその時の僕の貯金は40万円です。
本当にいろんなお仕事をしてきた、着付けもできるIT社長の郁さん。
地上波デジタル放送開始・ブロードバンドインターネット回線の普及時に、インターネット回線の販売の仕事。消防法が改正されたと同時に、火災報知器取り付けの仕事。
EC市場の第二次成長期に通販事業の仕事に就いたのですね。なんだか常に新しいことをしていて、ORGNIC GROUPが “事業が多すぎる次世代商社” として、福岡県に養鶏場があることや、つい最近まで熊本県でクラブ経営してたのも納得です...!
最後までお読みいただきましてありがとうございました。