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代表の松下がオプティマインドのエンジニアの実態を明らかにする連載です。三回目はMapチームの坂さんが登場です。オプティマインドでの業務内容や格好良いプライベートのお話をしました。
(写真はDoctor=博士課程のDです)
連載はこちら
#2 量子コンピュータの研究者がオプティマインドで目指す世界
#5 Watercooler chat with a Front End Engineer
#7 GPSデータを使うデータサイエンティストはどんなことしてるの?
地図エンジニアはどんな業務をしているか
松下:坂さんがしている仕事は、主にドライバーさんがLoogiaを使って配送した時に取得できるGPSデータを分析することですよね。
坂:そうですね。ドライバーさんが配送した時に取得できるGPSの情報をもとに、作業時間や移動時間を分析しています。
松下:使用技術はどんなものがありますか。
坂:私が主に使用している言語はpython、分野としては統計解析ですね。
松下:配送業務におけるGPS分析ならではの難しさはありますか。
坂:データのちょっとしたブレによって判定が変わってしまいます。ドライバーさんが作業中なのか、移動中なのかっていう判定がなかなか難しいです。
松下:例えばユーザーさんが配送先の近くでおにぎりを食べている場合は、作業時間になっちゃうとか。(笑)
坂:そうなんですよ。(笑)
現段階では目的地情報と、緯度経度をもとにした停車判定のみになるのですが、将来的には機械学習なども絡めながら改善していきたいところですね。あとは現場の業務プロセスをしっかりと理解することも求められますよね。
松下:実際現場でどんなことをされているかって、僕たちも現地で体験してみないとわからないですよね。
坂:はい、少し前に実際に現場に行き数日働いてみて、すごく勉強になりましたし、めちゃめちゃ面白いかったです。
松下:なるほど、何か面白いエピソードとかありましたか。
坂:トラックに同乗して業務も体験させていただいたんですけど、まさかの椅子を28脚で。しかも駐車場から納品場所までがかなり離れていて、相当大変でした。(笑)
坂さんってどんな人
松下:坂さんって、とにかく車好きですよね。
坂:そうですね。仕事でも、実際に自分でLoogiaを使って試走したり、お客様の立場になってサービスを考えることにはやりがいを感じますし、プライベートでも車いじりとバイクいじりばっかりしてますね。(笑)
松下:仕事だけじゃなくてプライベートでも!それはモトクロスをやっている影響が大きいですか。
坂:それが1番ですね。5歳の頃からやってますしね。
松下:長いですね!大会にも結構出てたんですか。
坂:はい、全日本選手権(国際B級クラス)に出場していました。
レースのために北は北海道から南は熊本まで日本全国飛び回っていましたね。
松下:無理やり感ありつつ聞きますが,その経験って、今の仕事にも活かせたりしますか。
坂:うーんそうですね。体力はつきました。(笑)
松下:そこは体力なんですね。(笑)これからも続けていくんですか。
坂:そうですね。最近ちょっと太っちゃったのでダイエットして、またレースに出たいなと思っています!
坂さんの思う、オプティマインドとは
松下:オプティマインドのいいところってどんなところだと思いますか。
坂:業務としては、その先にお客様がいるっていうことが感じられるところですかね。実際のお客様の声を聞いたり、トラックに同乗して現場を知ることができるのは魅力だと思います。
松下:なるほど。LoogiaというIT×リアルのサービスならではですね。
坂:あとは社員がみんなフラットで、どことなく研究室っぽいところですかね。(笑)
松下:研究室っぽいというのは、例えばどういう部分ですか。
坂:みんなとにかく技術にアツいんですよね。最近プライベートでの関わりも増えてきて嬉しいです!
松下:人が増えてきましたもんね!
坂:皆の前で話すのは緊張しますけど楽しいですし、イベントとか皆で出かけたりっていう機会もコロナが落ち着いたらできたらいいですよね。
これからの展望を聞かせてください
松下:これからのオプティマインドを坂さんはどんな風にしていきたいですか。
坂:Loogiaをもっとユーザーさん目線に立ったものにしていきたいですね。
松下:例えばどういう点ですか。
坂:例えば計画時に見積もる配送先の作業時間の精度向上とかですね。最初は納品物を組み立てるところまで作業するつもりだったけど、スペースがなくて渡すだけになってしまったり。作業時間の見積もりがまだまだ難しくて、ずれてしまうことも多々ありますね。
松下:そうですよね。納品物や荷量によっても変わりますし、納品先が店舗なのか個人なのかによっても変わってきますし...ドライバーさんのスキルによってでも変わるので難しいですよね。(笑)
坂:例えば子どもがいて安全運転のドライバーさんなのか、すごく走るの好きで飛ばしちゃうドライバーさんなのかとか...そういう情報、データから判断して応用できたら面白そうですね。(笑)
松下:そんな未来も遠くなさそうですね。
松下:大学の研究も活かせるのではないですか。
坂:そうですね。大学では渋滞などのマクロでの交通を研究していて、仕事では駐停車の判定やそれに伴う作業時間の推定といったミクロでの交通を扱っていますが...それらをかけ合わせて、地理的情報から見た停車可能位置の予測だったり、そういうこともやっていけたらいいなと思いますね。
松下:おお!それはすごく楽しみですね。これからも一緒に頑張っていきましょう!