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受験勉強だけが強みだった僕がオフィスもない会社の立ち上げにゼロから関わった話。

インターン生インタビューシリーズも定番になってきましたが、今回は弊社の立ち上げ期から関わり続けてくれている鈴木くんにインタビューをしていきたいと思います。2年以上関わり続けてONERを支えてきてくれたインターン生の一人として、ステキなお話が聞けるんじゃないかとワクワクしながら行ってきました。


ー以前にもインタビューをさせていただいたことがあったかと思うのですが、改めてお願いします。

はい、お願いします。(ニッコリ)

ー鈴木くんがONERに関わることになったきっかけを改めて教えてください。

僕はONERが法人化する前の段階から関わっているんですけど、当時は書籍出版のプロジェクトとして動いていました。
クラウドファンディングで勉強方法に関する書籍を自費出版し、その後商業出版まで持っていって塾を立ち上げよう!みたいな流れでしたね。

僕はその時、大学1年生でした。


それまで何してたかって話なんですけど、東大受験を学年1位で突破したことで、普通に大学生活を楽しんでいました。勉強はかなり得意な方で、毎年僕の高校からは何十人も東大に入るんですけど、同じ高校から東大に行った人の中で1番良い成績で合格することができたんです。

いざ東大生としての大学生活が始まってしばらく立つと、周りの勉強以外ですごい人が目立つようになってきました。
受験勉強で相当大きな結果を残したつもりだったのに、周りには勉強以外の課外活動でも結果を残している人がゴロゴロといました。

特に、近くにいた高校の同期が模擬国連で世界大会まで行ったり、クイズ研究会を立ち上げて全国大会まで出場したりしていて。


「こいつら、勉強だけじゃなくてやりたいことでも結果を残してるのか。」

と、受験勉強以外のことで結果を残している人に憧れていたんです。
受験勉強にはない、全く別の魅力がそこにはあるなと思いました。

そう思ったからにはさっさと行動しようと、自分にあった課外活動を探し始めたんです。その時にみつけたのが、この書籍出版のプロジェクトでした。

僕の得意な勉強のやり方を書籍にして出版し、その後に塾事業にまで発展させるといったビジネス経験を積むことができることに魅力を感じて、すぐにジョインしました。


(クラウドファンディングで資金を集めて自費出版から商業出版まで持っていった勉強法の書籍)


ー思い立ったら、すぐ行動できちゃうってすごいですね。実際、そのプロジェクトに鈴木くんはどういった関わり方をしていたんですか?


書籍を出版するところまでは、勉強方法を一つの本にまとめるといった作業をプロジェクトメンバーみんなとしていたのですが、塾事業として法人化してからはONERで運用している勉強法のオウンドメディアに載せる記事をひたすら執筆していました。

記事執筆といっても、もちろん、ただ文章を書くだけではありません。
Googleでの検索順位がどうやったら上がるのか、どういったユーザーに何を知ってほしくて書くのか。
細かいところまで考えて書かなければならないので、苦戦しました。


ーやはり東大生も初めてのことには苦戦するんですね。ちなみに、当時の自分に点数をつけるとしたら何点くらいですか?


当時の自分に点数をつけるなら、65点/100点くらいの働きだったと思います。
この微妙な点数がどこからきているかといった話ですが、自分の仕事との向き合う姿勢に対しての点数です。
当時、僕の持っているポテンシャルの2~3割くらいしか仕事に反映できていなかったと思います。
自分の力を100%出し切れている気が全くしませんでした。
力を出しきれない分、成長も遅く、無駄なところに時間を割いて疲弊して働けるキャパも狭かったと思います。
仕事に慣れていないこともあり、仕事に対しての視座もそんなに高くなくて、全力を出し切って取り組むという姿勢をなかなか持てずに苦労しました。


ーえぇー、そんな時期があったんですね。いつ頃から今のように効率よく仕事ができるようになり始めたんですか?

ONERにオフィスが出来た頃ですかね。
あ、そうそう。うちの会社って設立してから10ヶ月くらいオフィスがなかったんですよ。
立ち上げメンバーはみんな渋谷のスターバックスにこもって朝から晩まで作業していました。笑
高田馬場にある今のオフィスができた辺りから自分の働き方に変化していきました。

多分、2つくらい理由があると思ってて、

1つ目は、単純に慣れです。
この時点で半年以上ほど記事を書き続けているので、トータルの作業時間が蓄積されて、仕事自体に慣れ始めました。

2つ目は、オフィスが出来たことで1日あたりの仕事をする長さが増えました。
混んでいるスタバで席を確保しなきゃいけなかったり、パソコンの充電がなくなったり、Wi-Fiの接続が悪かったりといった無駄な心配ごとがなくなり、働きやすくなりました。
その頃、大学がちょうど暇な時期だったということもあって、週に5~6日仕事をすることへも抵抗がなくなっていました。
次第に任される仕事の量も増え、責任のある立場に立つ機会が増えて、最終的にはONERのメイン事業の収益に直接的に影響がでるような仕事もこなすようになっていきました。

"与えられた仕事をこなす"という意識から、仕事自体がやりきりたいことに変わっていき、自発的にコミット量が増えました。


(できたてのオフィスで宴会している様子)


ー仕事に集中できる環境と働く時間でこんなにも意識が変わるんですね。ところで、これだけタフに仕事をこなしてきた中で、最も成長を実感した経験ってありますか?


僕の場合は、メディアで集客した高校生を塾につなげるためのリアルイベントを企画した経験ですね。
新しいプロダクトをゼロから設計し、リリースまで持っていく経験は記事執筆をしていた頃とは全く違った成長ができたと思っています。

特に、このイベントはONERの主軸となる収入源にもなるので、責任を感じながら慎重に取り組みました。
何が正解かもわからない中で、自分で正解の状態を定義し、それを実現させるために仕事をこなしていく経験はかなり自分の中では大きかったです。しかも、当時自分がつくったイベントから、塾の契約まで持っていく動線を引けたときは達成感がありました。

今までの仕事の中でも一番印象に残っています。

ーかなり重要な仕事まで任されていたんですね。そんな今の鈴木くんがONERの立ち上げ期にしていた業務をしたら何点くらいの仕事ができると思いますか?

それが、多分65点なんですよね。笑


点数同じで成長してないじゃん!

って言いたくなりました?なりましたよね。
でも、この65点は当時の自分につけている65点とは評価基準が違うんです。

当時は仕事に向き合う姿勢に対しての点数でしたが、今の自分は100%の力を出し切って仕事をしていたとしてもいい点数をつけることはできません。やはり、仕事ってそれだけじゃダメなんです。

自分で仕事を作り出して、やりきる。

これが仕事の評価軸に加わってしまいました。
その観点で言えば、今の自分もまだまだなんです。
でも、2年前の自分よりは確実に一つ上のレベルに上がったと思います。
ですがきっと、この評価は仕事をすればするほど上がり続けていくもんだと思っているので、もしかしたらずっといい点数を取ることはできないかもしれないです。笑



きっと、これがONERに2年以上関わってきて僕が一番体得したことなんだと思います。
常に、自分が出せる全力をいかにその仕事に注げることができるか。
最初はできないことがあっても仕方ない。できないことがあっても、全力である一定以上の時間取り組めば見える基準が変わってくる。
僕は、このサイクルを高速スピードでできる人が成長スピードの速い人だと思っています。
結局、僕自身がONERで一番身についたことは、成長スピードなんだと思います。

ー2年間働いたことで成長スピードが一番身につくってちょっと意外でした。鈴木くんは成長スピードが速くなったことで何か役に立ったことってあるんですか?


僕、実はもう就活終わったんですよ。外資系コンサル複数社から早期内定をいただきました。
これが一番わかりやすい成果ですかね。
何が評価されたかというと、自分で目標設定をした仕事を進めて改善していくスピードの速さです。
これがリーダーシップという言葉にまとめられて評価してもらうことができました。

就活だけじゃなくて、実はこのスキルを利用して、最近アフィリエイトサイトの構築も進めています。
独自ドメインを取得し、全体設計をして記事執筆をしています。

自分でこういった行動ができるようになったのも、ONERで身につけたスキルがあってこそです。
もはや、全体設計をしてからやるべきことを逆算して行動することは僕にとって自然な動作になりました。もちろん、その上で圧倒的なコミット量が必要になるのですが、それも身をもって体験したので、つくるからにはしっかりコミットしようと思っています。




ー大学3年生の時点で就活も終えて、自分でサイト構築まで進められるようになるもんなんですね。そんな鈴木くんからONERでのインターンを検討している画面の向こうの大学生に一言お願いします!

最近はインターンができる環境なんてたくさんあると思います。
その中で、僕が重要だと思うのは、インターン生に裁量権をしっかりと持たせてくれる環境を選ぶことだと思います。ONERにはたまたまその環境があり、僕はここまで成長することができました。

もちろん、ONERだけじゃなくって他にも裁量権を持たせてくれる企業はたくさんあると思います。
でも、そんな中でONERを選ぶ理由があるとするならば、ここにいる人たちは異なる強みをもっていることだと思います。

学業面でずば抜けている人が多くいるのはもちろんですが、全体設計からの逆算ができる人から、勢いで突破する力が強すぎる人まで。
エンジニアとしての力をゼロからONERでのインターンで身につけた人もいます。

多様な強みを持っている人が集合している場所だからこそ、自分の強みは何なのかを考るきっかけになり、その力を伸ばすことに注力もできる環境だと思います。

ONERの代表は個人の成長にかなりフォーカスしてくれるので、その人がどんな適正があって、どうやったら成長していけるかを考えてくれるんです。
ここは、伸び伸びと成長していける環境だと思うし、みんな仲がよくて学生でも仕事もしやすい。
もし、今僕のインタビューをみて少しでもインターンに興味をもったなら、話だけでも聞きにくればいいじゃんって思っています。

教育や受験勉強のインターンはちょっと違うな、と思うなら、3月8-9日に1泊2日で課題解決型のイベントもやるのでこっちでもいいと思います。
ONERって"人の役に立つこと"を軸とした事業展開を行っているので、切り口が色々ある会社なんです。

内容は上野の地域課題を解決するといった内容だけど、グループワークで2日間を通してビジネスアイディアを作り上げていく体験ができるから、短期のインターンみたいな感覚で取り組めると思います。

それに、上野の地域課題の解決だから、堅苦しい内容でもないし、誰でも気軽に取り組めるはず。
もし気になる人がいれば、連絡してみてください。
ONERのインターンの話じゃなくて、課題解決プログラムの話を聞きに来ても全然いいと思います。

ここまで読んでくれたってことは、何かしら今の現状を変えたいと思っている証拠だと思います。
もし何かこの文章を読んで感じてくれたらなら、どんなに小さい行動でもいいから動き出してみてほしいと僕は思います。

結局、挑戦していかないと変わらない。
記事を読んでるだけじゃ現状は変えられないです。

きっと、1年生の頃に受験勉強に成功した自分をずっと正当化させ続けていたら今の僕はなかったと思う。

それに、挑戦してもし合わなかったらすぐ辞めちゃえばいいと思います。
やってみて、違ったんだからそれはしょうがない。
僕の場合は、一つの小さな挑戦で早期内定と自分のサイト構築まで繋がってるから、リターンの方が大きいなって思っちゃうんですよね。

最初はうまくいかないことも多かったけど、コスパいい時間の使い方したなーって今なら自信をもって言えます。

何か僕に相談にのれそうなことがあればいつでも連絡ください。
僕は今まで導いてもらう側だったので、次は僕が導く側になれたらいいなと思ってます。



ー鈴木くん、素敵すぎるメッセージをありがとうございました。きっとこの言葉に勇気付けられる人もたくさんいると思います。ONERでのインターンだけではなく、地域課題解決のプログラムまで提案してくれて、読んでくれている人も行動の幅が広がったと思います。

鈴木くんが紹介してくれたプログラムの内容の詳細だけ張っておきますね。
こちらに興味のある方も、「話を聞きに行きたい」からご連絡ください。




【現地の人にヒアリング調査を行いながら地域課題を解決!】
〜ソーシャルビジネス体験プログラム”Sea”開催〜

前回の開催が好評だったため、第2回目の開催が決定!
1泊2日で4人チームで地域課題の解決に挑戦!優秀者は1200万人が訪れるうえの桜まつりで実際に施策の実行が可能です。

■プログラムのポイント
✔現地に足を運んで観光客にマーケティングしながらチームで課題解決!
✔事前面談・後日面談必須で個人の成長に特化!
✔同世代の優秀なメンバーと仲良くなれる!
✔当日の参加は事前面談を通過した優秀な大学生限定!

■イベント詳細
日時:2019年3月9-10日
対象者:大学生、新大学1年生、大学院1年生
参加人数:20名限定
開催場所:上野

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