1
/
5

動画の会社を超えて、物語の会社へ。

ワンメディア代表の明石です。

「正直、おれはもうダメかもしれない」
これは、今年の3月に緊急事態宣言が出て間もない頃、僕が吐いてしまった弱音です。

コロナショックで、ワンメディアは大変な損害を被りました。
会社史上最高の金額で受注できた案件、海外ロケハンまで完了していて後は撮影するのみだった案件、僕らにとっての2020年を象徴するような数々の案件がキャンセルになっていきました。

僕の涙声の弱音を画面越しに受け止めてくれていたのは友人である三浦崇宏(The Breakthrough Company GO)でした。メディアで見せる不敵な笑みなど一切せずに、ただ静かに僕の話をきいてくれた彼は、数日後、手紙のようにこんな言葉を届けてくれました。

NEXT ONE MEDIA
『必要なもの』なんてない、『本質的なもの』だけが残る。
20年代以降、人類の消費が大きく変わった。
コロナショックで『不要不急のものことは控えなくてはいけない』
この時代の要請を受けて、誰もが考えた。
『必要』なものってなんだろう?
あえて、いうならば、我々が大事に残さなくてはいけないもの。
それは、『必要』なものではない、『本質的』なものだ。
イエスキリストは『人はパンのみで生きるに非ず』と言った。
その通りだ、アート、宗教、エンターティメント・・・
我々は、心を潤し、
生きる意味を教えてくれるものをいつだって欲している。

『共感』を集めろ!! 勝ちたいならば。
人間が『本質的なもの』だけを求めるようになった今、
市場で勝つための競争戦略も変わる。
『規模』の時代、『機能』の時代を経て、
最新の市場で勝つためのルールは『共感』を集めることになった。
速い車より、エコな車より、優しい車が欲しい。
高い服より、かわいい服より、アガる服が欲しい。
有名な会社より、給料のいい会社より、気持ちのいい会社に入りたい。
いずれも、生活者という顔の見えない群衆ではなく、
特定の『あなた』が『共感』したからこそ選ばれるのだ。
他の人には必要ないかもしれない、
だが、私にはなくてはいけないもの。
これが、これこそが、『本質的なもの』だ。

だからこそ、物語なんだよ。
『共感』は感情だ。
論理ではないから説得しても仕方ない。
共感を生むトリガー、それは物語だ。
なぜ、それが世界に存在しているのか。
それがあることで世界がどう変わるのか。
それが生み出されるまでに
どれだけの人の感情が動いたのか。
ダサいくらい、恥ずかしいくらい、
涙が出るくらい、本気で語れ。
本音をさらけ出せ。真実はそこにある。
物語のない人も、商品も、プロジェクトもない。
過去の記憶と未来の希望をつなぐ一本線を、
人は物語と呼ぶのだ。

物語の会社へ。
ONE MEDIAは世界でも類い稀な物語の工場だ。
最も素早く(短尺・短納期)
最も鮮やかに(スマホネイティブの制作手法)
最も深く(過去の映像産業へのリスペクト)
世界に潜む物語を発見し、紡ぎ出す。
『動画』という飲み込みやすいパッケージに加工する。
サプリのように手軽で、
ハンバーガーのようにちゃんと美味くて、
タピオカのようにキャッチーだ。
もちろん持ち運べる。
世界の企業やブランドの物語を商品化し、
あらゆる個人の感情を動かし、
社会を素早く、激しく、揺さぶっていく。

ONE MEDIA
The STORY MAKERS この世界に、物語を。

自分のやっていることが意味のあることなのか、向いている方角は正しいのか、そういうことがわからなくなる夜が人生にはあります。

そんなとき、消えかけた炉窯に薪をくべ、再び心を燃やしてくれるのは誰かの「言葉」です。
正直なところ彼の「言葉」が無かったら、僕はもうこの仕事を続けられなかったかもしれない。
自分を奮い立たせてくれた「言葉」、そこに普遍性と体験がつなぎ合わせることで「物語」が生まれます。

これが物語の持つ力です。

「映像の世紀」が終わり「動画の世紀」が始まる

「映像と動画の違い」を掲げて、これまで戦ってきました。
ワンメディアはもう動画だけの会社じゃなくていいのかもしれない。
コロナショックで多くの「これまでの当たり前」が失われ、僕らはずっと身軽になりました。
荷物が軽くなった分、ずっと遠くの「これから」に向けて歩いていけるはず。

スマートフォンと5Gというテクノロジーがもたらした環境変化の中で、ストーリーを世の中に送り出すやり方にも変化が求められています。

映画やテレビ番組といった2時間かけて楽しむ長距離走のストーリー。
CMという30秒で心を掴む短距離走のストーリー。
これらが「映像の世紀」の主役だった物語たちです。

これからの「動画の世紀」では、5分で伝える中距離走のストーリーが主役になるでしょう。
ストーリーによって生み出される社会を前進させる最も強いパワー。
それが “共感” です。

規模や機能を争う時代を越えて、共感こそが競争戦略において最も重要なものになっていく。
その共感を、動画という飲み込みやすいパッケージに加工して届ける会社がワンメディアです。

物語の会社へ。
ワンメディアは物語の技術を駆使して、共感経済の時代をつくります。
この冒険が、次の社会を鮮やかに、豊かにすると信じているから。

Invitation from ワンメディア株式会社
If this story triggered your interest, have a chat with the team?
ワンメディア株式会社's job postings
4 Likes
4 Likes

Weekly ranking

Show other rankings
Like Takako Honda's Story
Let Takako Honda's company know you're interested in their content