こんにちは！株式会社ノベルワークス採用広報担当です。

今回は、実際に弊社サービスである「kintone開発サービス」を導入いただいた、株式会社ジャストコンサルティングさんと対談。

どこまでも顧客第一主義である株式会社ノベルワークス。

• ノベルワークスではどんな開発を行ってるの？
• どのような開発方針なの？
• 入社したらどんな案件に関われる？

を実際の案件内容を通じてご紹介します。

クライアントと二人三脚で悩みを解決したい、コンサルタントとしてスキルアップしたい！とお考えの方には大変刺さる内容となっています。ぜひご覧ください。

お客様ご紹介

お客様名：株式会社ジャストコンサルティング様
事業内容：経営コンサルティング
導入した業務：顧客管理・案件管理・行動管理
URL：https://www.just-c.net

お客様の課題や導入の経緯について

▼ノベルワークス

どのような悩みでkintoneを導入するに至ったかお聞かせください。

▼ジャストコンサルティング

もともと営業管理システムとして、kintoneとは別のクラウドサービスを利用していたのですが、システム自体の使いづらさを感じていました。

とにかく管理が面倒で...。入力項目が多く、業務フローの変更があった際に、登録内容を少し変えるのも難しいため、仕方なくそのまま利用するという日々でした。

そして、もうひとつ大きなネックは「業務の見え辛さ」です。「誰が何を担当していたのか・次のアクションは？」をシステムで把握できず、顧客フォローに課題がありました。

また、登録した情報を社内で見る、共有するという文化が根付いてはいなかったので、今回システム導入を決意しました。

お客様の課題を解決した方法

▼ジャストコンサルティング

弊社の課題に対して、どのように解決したのですか？

▼ノベルワークス

「顧客管理」「案件管理」「行動管理」と非常にシンプルな構成で、kintoneを導入・構築しました。

担当者は案件が発生すると、顧客管理から案件を登録します。登録はアクション機能というkintoneの標準機能を活用し、必要最低限の情報を作業者が簡単に登録できます。

案件の種類によってフィールドの表示、非表示を行う機能が必要でしたが、ここはkintoneの標準機能では実装できないため、javascriptを使ってカスタマイズ（プログラム）にて実装しました。

ここでポイントなんですが、

プログラムで実装してしまうと、今後アプリや入力方法を変更する際、プログラムも合わせて修正する必要があり、プログラマーがいないと修正できません。

kintoneの良さは、現場の方がマウス操作でアプリを作ったり、簡単に修正が出来ることなのに、この良さを潰してしまうんですよね。

なので今後フィールド内容の変更にも担当者がマウス操作で設定が変更できるよう、kintoneプラグインというプログラムをUIで変更できる形で実装させていただきました。

▼ジャストコンサルティング

以前作ってもらったシステムは開発期間も長かったですし、修正するにも別途費用がかかり大変だったのを思い出しました。。。

▼ノベルワークス

他にも、「案件の失注理由を必須入力に変更する」という機能も実装しています。

「選択肢によって指定されたフィールドを必須入力に変更する」機能は、プラグイン形式のため、他のアプリでもこの機能を利用できます。

担当者は案件管理アプリから「行動管理」を登録。案件管理アプリで各案件にかけた工数を計算・受注金額からの利益率を自動算出させました。

結果的に、工数カットや利益率の見える化を実現しました。

▼ジャストコンサルティング

情報を記入すると自動で計算してくれるので、工数が大幅に減りました。案件の工数や利益率が社内で見えるようになったのもよかったです。業務を管理しながら、顧客分析・業務効率化にも大変貢献しました。

また、自動通知設定も簡単に設定できるのでお客様へのフォローも万全になり顧客エクスペリエンスの向上にも役立っています。

ただ導入をするのではなく、弊社の課題に寄り添った開発をしてくれたので感謝してます。

開発期間は？

▼ノベルワークス

本案件は、「kintoneの標準機能＋プラグイン」というプログラムを書かない機能拡張を活用した開発でした。そのため、開発期間は実質２か月と短めです。

▼ジャストコンサルティング

２か月って通常のシステム開発からすると、とっても早いですね。そのスピードの秘訣は何でしょう？

▼ノベルワークス

やはり、kintoneというローコードツールを利用したことが大きいです。

データベース、入力画面はローコード、マウスの操作で作ることができるので、１からプログラムを書かないので開発スピードは段違いです。

開発している中で、どうしても修正も発生するのですが、それも５クリックで出来ちゃいますからね。

そして、１からプログラムを使って開発しない分、現状の把握を行うため、今の業務内容や手順をお聞きする時間にしっかり充てることが出来ました。

課題の整理、要件が見えてきたら実際にkintoneでアプリを作りながらの開発です。

実際に見えるものがあるので、ジャストさんもイメージがしやすく、確認→修正を繰り返しながら完成に近付いたので、手戻りも少なくスピード感をもって開発できました！

まさにアジャイル開発ですね。

開発で気をつけていたこと

▼ジャストコンサルティング

どのような開発方針でプロジェクトを進めてくれたのですか？

▼ノベルワークス

とにかく「使いづらさを感じている」という課題を忘れないようにしました。

どんなシステムを作るか、現場の方の声を聞くと「あれもこれも」と出るので、それを全て反映すると、どうしても複雑なシステムになってしまいます。

▼ジャストコンサルティング

あれもこれも言ってしまい申し訳ないです（笑）

▼ノベルワークス

いや、むしろ課題の分析・特定に役立ちました！

私達は第三者の立場として、現場の声を反映。そして根本の問題である「いかに使いやすいシステムにするか」をコントロールすることが、私達の力の見せどころなのかなと感じますね。

システムが導入されてどうでした？

▼ノベルワークス

我々が携わったシステムは、実際いかがでしたか？

▼ジャストコンサルティング

業務の見える化、情報の共有の解決はもちろんです、思わぬプラスの効果が2つもありました！

思わぬ効果①現場で改善

▼ジャストコンサルティング

困った際に、すぐに自社でアプリを作って業務改善できるようになりました。マウス操作で簡単に業務アプリを作ってくれたおかげです。

従来のシステムは、設定自体が非常に複雑・マニュアルも無いようなもの。改善したくても、自分たちでは解決できず...。

一方で、導入していただいたkintoneはマニュアル・カスタマイズ例も豊富です。使いやすく、すぐに実用化できるアプリを作成できます。

まずはkintone内で解決する方法を考えるので、ペーパーレスが進み、属人管理が減りました。

▼ノベルワークス

自社だけでカスタマイズ・管理・運用できる状態がベストですので、大変うれしい限りです。

思わぬ効果②社内から改善案が大量に来るように

▼ジャストコンサルティング

導入前のシステムでは、社員からの改善案があっても、ほとんどが対応できず、気づいたら社員の要望が減ってました。

現在はkintoneのスペースで、「ご意見箱」を設置した結果、社内からどんどん要望が集まるように！すぐに解決してくれると社員が認識してくれたからです。ノベルワークスさんが土台を作ってくれて、弊社内でより使いやすいシステムにカスタマイズしています。

ノベルワークスの進め方は？

▼ノベルワークス

サービスに大変満足していただいて幸いです。御社から見て、弊社の特徴や社風はどのように映りましたか？

▼ジャストコンサルティング

ノベルさんは営業ではなく、まるでコンサルティングでした！利益優先の営業をするのではなく、要望について解決策を提案・システムに反映していただけました。

ただの開発会社ではなく、まるで社員、いや仲間のような頼もしさがありました。

▼ノベルワークス

弊社が目指している社風なので嬉しいです！！！

▼ジャストコンサルティング

あとはやはり、ハートを感じたところですね。様々な課題や要望にも親身になって対応していただき、満足のいくシステム導入が行えました。

案件の面白さ

▼ジャストコンサルティング

システムの導入にご協力頂きありがとうございました！実際に今回の案件って、ノベルさん目線でいかがでした？（笑）

▼ノベルワークス

正直なところ短期間でシステムが構築できたのは、ジャストさんのご協力もあったからこそです。

私達もジャストさんの一員になった気でいたので、お客様という感じではなかったですね！

今はこの案件以外のところで、お仕事のご相談やお手伝いさせていただいてます。

近い距離で、お客様と一緒に開発できるのは貴重な体験だなと感じます。自分で言うのは何ですが、ここまで顧客と距離が近い開発会社は無い気が（笑）

喜びの声、リアクションを直接聞けるのはやっぱ最高です！

今回の開発でこだわったことは、「ジャストさんだけで自走できる状態にすること」。

保守運用など含めて御社自身が回すように開発したので、これからはジャストさんにバトンタッチです！

これからどんなシステムに育っていくのか、なんだか自分も非常にワクワクしています！そんな楽しみは、普通のシステム開発では感じられないので、すごく面白いなあと改めて感じますね。

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