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こんにちは!ナンバーナイン採用チームです。
当社は「すべての漫画を、すべての人に。」というミッションのもと、漫画を創り、届け、広げることで、その価値を最大化するIP創出カンパニーです。
ナンバーナインは社員だけでなく、インターン・アルバイトも活躍しています。今回は、ナンバーナインで活躍するインターン生3人にインタビューをした、インタビュー座談会の記事を転載します。
普段の働き方や業務内容はもちろん、オフィスではなかなか話すことがない社員、社長、会社のことまで、根掘り葉掘り語ってもらいました。貴重な学生時代をエンタメの会社に捧げる3人の話を通じて、ナンバーナインで働くリアルを感じてもらえたら幸いです。ナンバーナインに興味をお持ちの方は、ぜひご一読ください!
ーー 以下、転載記事。
* * *
(写真左から)東京科学大学(旧・東京工業大学)在学中のたくみさん、青山学院大学在学中のもねさん、東京大学在学中のふみほさん
三者三様のナンバーナインの入社経緯
ーー今日はよろしくお願いします! 早速ですが、皆さんはどういうきっかけでナンバーナインでインターンを始めたんでしょうか?
ふみほ
僕は高校3年生の頃から漫画編集者になりたいっていう夢があって。ベタですけど「漫画編集 インターン」ってググって出てきた一つが、ナンバーナインでした。インターン入社前までは一年ぐらい塾講師でアルバイトをしていました。
もね
私は両親がクリエイティブ系の仕事をしていて、漠然と創作に関わる仕事がしたくて。でも自分がクリエイターになるよりも、クリエイターを支える仕事のほうがしたくて、就活では出版社を考えていました。
先輩たちの入社エントリとか見ると、やっぱり経験者が多かったんですよね。それで私もどこかでやったほうがいいのかなと思って、大学3年生の頃に探してIndeedで見つけたのが、ナンバーナインのマーケティング部署の求人でした。
ーーお二人はもともと出版業界志望だったんですね。他社と比べて、ナンバーナインにしようと思った決め手はあったんですか?
もね
私は大学でマーケティングを専攻していて、その知識が活かせたらいいなと思っていたのが大きいです。どうしても求人は編集の現場が多かったので。
ふみほ
僕は当時のナンバーナインはまだ発展途上というか、(いい意味で)整っていないように見えて。当時『神血の救世主』が連載前だったし、正直ナンバーナインのことは何も知らなかったんですけど、ナンバーナインが年1回主催する「漫画家ミライ会議」を見て、面白そうだなと思っていました。
ーーたくみさんはいかがですか?
たくみ
僕は二人とはちょっと入り方が違っていて、所属しているサークルが運営しているハッカソン経由で、ナンバーナインを知りました。
ナンバーナインって実は『DIGI-CON HACKATHON』という、東京科学大学(旧・東京工業大学)・大岡山キャンパスを拠点に活動する創作・プログラミングの総合サークル『デジタル創作同好会traP』のハッカソンに協賛しているんです。
僕もこのハッカソンに出ていて、これからエンジニアとして何か仕事していきたいなと思っていたときにちょうど、声をかけてもらったのが入社のきっかけです。
ーー皆さん、入社の経緯はバラバラですね(それだけ間口が広いということなのか)。ところで、漫画は普段から読んでいるんですか?
もね
私は読んでいるほうかも。作品だと、丸尾末広さんの『少女椿』が好きです。
たくみ
僕も漫画は親が好きなのもあって、そこそこ読むほう。最近読んだのだと『図書館の大魔術師』がお気に入りです。
ふみほ
僕は高校2年生まで漫画をほぼ読んでいなくて。コロナ禍のステイホーム期間にどハマりして『バクマン』をずっと読んでいましたね。
一同
あ〜(納得)。
ーー漫画が好き!というのは社員もインターンも共通なんですね。ちなみに、皆さんの世代だと、WEBTOON作品も普段から読むことが多いのでしょうか?
もね
私はK-POPのオタクだったので、日本で主流になる前からWEBTOONはちょっと知っていました。でも、積極的に読んだことはなかったです。
たくみ
ランキングの上位にあるWEBTOON作品を買うことはあります。僕の周りも漫画を読む人は多いけど、WEBTOONはあまり多くないかも。
ふみほ
僕はそもそも漫画を読み始めるのが遅かったので、まずは横読み漫画を読むのに忙しくて、WEBTOONは仕事のために読むこともありますが、プライベートとなると後回しになってしまいがち。
もね
ナンバーナインで働く人はジャンルは違えどみんな、漫画が好きだなというのは感じます。
そういえば最近、友達が「アニメは”ながら見”ができるけど、漫画は”ながら見”ができないから読まない」って言ってて、私的には結構、衝撃を受けました。もしかすると同世代だと好きな人同士は近いけど、意外とそもそも漫画が好きな人は少数派になってきているのかもしれないですね。
楽しいことも修羅場も経験できる。ナンバーナインで働くリアル
ーー皆さんはそれぞれ違う部署でインターンをされていると聞きました。具体的に皆さんの業務について、教えてください。
ふみほ
僕はクリエイターサクセス局とクリエイティブ局でインターンをしています。
ナンバーナインは4月から組織体制が変わったんですけど、僕がいるのはデジタル配信サービスをより良くするためのプロダクト運営・開発を行う「クリエイターサクセス局」と、実際に漫画編集の現場で作家と連載を目指して作品をつくる「クリエイティブ局」です。
基本リモートで勤務することが多いですが、漫画づくりの現場を経験できるので、すごく刺激的な環境です。
もね
私はマーケティング局に所属しています。マーケティング局はデジタル配信サービスでお預かりする作品、自社オリジナル作品など、ナンバーナインが関わるすべてのIPをより多くの読者に届けるための局です。
私の他にも数名のインターンがいて、SNS運用を主に担当しています。私は出社することもあって、社員さんとご飯に行くことも。週に3日ほどインターンをしています。
たくみ
僕はエンジニアとして、ナンバーナインがかかわるサービスの主にバックエンド開発を担当しています。あとは「もっとこうなったらいいのに」といった、皆さんの業務効率を上げるための仕組みを整えるようなこともしています。
僕らも基本リモートで勤務することが多いです。
ーー実際にインターンとして働いてみて、いかがですか?
全員
楽しいです!
ーーこれまで関わった仕事を振り返ってみて、何か印象的だったエピソードなどがあれば伺いたいです。
もね
私は入社して3〜4ヶ月目にやったクラウドファンディングのプロジェクトが印象的です。
漫画編集者が個人でつくるwebマガジン「comicgift」の紙単行本化を目指すプロジェクトで、作家さんの才能(=gift)を、“商業誌”というフィルターを通さずに、贈り物(=gift)として届ける、というwebマガジンのコンセプトに共感して、私から手を挙げてプロジェクトチームに入れてもらったんです。プロジェクトマネジメントから実際に手を動かすところまで、幅広くやりました。
ただ、やってみて感じたんですけどクラファンって本当に大変で……。無事に達成できたので良かったものの、ずっとハラハラしますし、何かと締切に追われ続けて入稿ミスも経験しました。でも、おかげでタフになれた気もします。
ふみほ
印象的というか、初めての作家さんとの打ち合わせが僕は忘れられません。
僕のインターンの仕事の一つに、作家さんと打ち合わせをすることがあって。結構それもインターン一人でやるんですよね。で、初めて自分でアポを入れて組んだ打ち合わせがオンラインであったんですけど、時間になっても、相手の方がいらっしゃらなくて……。
僕にとってはそれが初めての打ち合わせで、さすがに初回ということもあって、社員の方にも同席いただいていたんです。でも、相手が来なかったので打ち合わせはリスケ。その社員さんに「こういうこと、よくあるんですか?」って聞いたら「3年に一回ぐらいだね」と。
その後、別日に無事に打ち合わせができたので、結果的には良かったんですけど、初回がそんな感じだったので、トラウマになるかと思いました。おかげで、前日にリマインドを送ることの大切さを身にしみて感じました。
ーー忘れられないですね……。
たくみ
僕もトラウマというか、忘れられないのはある時の「創作BL大豊作まつり」締切前の金曜日のこと。「創作BL大豊作まつり」は、ナンバーナインが定期的に開催する、創作BL作品を盛り上げる人気キャンペーンで、総勢330名以上の作家が参加する一大イベントです。
そのキャンペーンに参加するには、作家が自身で作品をアップロードするんですけど、その画面に少しアップデートをかけたんですよね。もちろん上司に相談の上で。でも、運悪く週末にエラーが起きてしまって。
ーーええ! それはその後、どうなったんですか……?
たくみ
休日返上して(※)なんとかエンジニアチームで対応しましたが、そこから得た教訓として、金曜日にアップデートはしない、という鉄則が生まれました。
※編集部注…休日稼働分の給与はしっかり支払っております
ーーインターンとは思えない予想以上のエピソードばかりでちょっと引いていますが、それだけ裁量があるってことなんですかね。
インターンから見る、ナンバーナインの「人」
ーーここまで皆さんのお話を伺っていると、社員とインターンの関係がすごくフラットだなと感じました。
ふみほ
部署にもよりますが、たしかに任せてもらえる部分は幅広いと思います。それに人数が多いわけではないので、距離が近いです。
困ったときはなんでも相談できますし、さっきも出てきましたけど、漫画の話で盛り上がることも多いです。
ーーそんな皆さんから見てぶっちゃけ、ナンバーナインで働く社員はどんな人たちですか?
もね
イケイケなオタクの人たちです(笑)。働く前、ベンチャーってキラキラしているのかなというイメージがあったんですけど、でも漫画っていうサブカルなものを扱うから、どんな人たちがいるんだろうと私も気になっていたんです。
実際に社員の方とも話していて感じるのは、皆さんどこかオタクっぽいところがあるなということ。社内の会話や飲み会なんかの話題も、だいたい漫画や映画といったコンテンツの話が多いです。好きなものを仕事につなげているんだなと感じます。
ふみほ
たしかに「あれ読んだ?見た?」みたいな会話、多いよね。ちなみに僕もナンバーナインの『BLEACH』好きが集う『BLEACH会』に参加させてもらっています。
たくみ
オタクっぽい人が多いというのは僕も同感です。
ふみほ
ちょっと観点がずれるかもしれないけど、理論派で考える人が多い気がする。会社のバリューの一つでもある「<超仮説>主義」が徹底されているというか。
ーーすごい、よく見ていますね。ちなみに、社長はどう見えている?
全員
(少し沈黙)……社長だなって感じがします。
ーー(笑)。というと?
ふみほ
覇気があるっていうんですかね。毎週、全体朝礼の時間があって社長が話す時間があって。インターン生も聞くことができるんですけど、いつも会社のビジョンを語っていて。例えるならキングダムの王騎将軍みたいです。
たくみ
会社で同じフロアにいると、オーラを感じます。
ーーここまで仕事のこと、社員・社長のことなど様々聞いてきましたが、座談会も終盤ということで。ズバリ、ナンバーナインという会社を一言で表すと?
ふみほ
中島みゆきさんの「糸」でしょうか。縦読みの漫画も、横読みの漫画も扱っているので。
一同
(笑)。
たくみ
真面目な話をすると(笑)、ナンバーナインっていう会社はとにかくなんでも早い、速いと思います。企業としての意思決定や動き、目標の数値の伸び、そして社員に相談したときに返ってくるレスのスピードも。
普段、開発側にいると、売上などの数字をリアルに感じづらい部分はありますが、それでも会社として急成長しているのは実感します。
ーー逆に、もっとこうなってほしいなというところってありますか?
ふみほ
なんだろう。今は結構リモートでの勤務が多いので、もっといろんな人と交流できる機会があったら嬉しいですね。
もね
同じ部署のインターン生とは話すけど、部署をまたいで話す機会は少ないので、もしあったらぜひ参加したいです!
ーーインターン座談会の定期開催、良さそうですね! 最後に、皆さんの今後の目標を教えてください。
もね
絶賛、イーロン・マスクに振り回されていて難しいことも多いのですが、年内20万人フォロワーの達成を目指して、SNS運用を頑張ります!
そして、ナンバーナインが掲げる「すべての漫画を、すべての人に。」というミッションに少しでも貢献していきたいです。
たくみ
エンジニアとしてサービスの開発やアップデートはもちろんですが、皆さんの業務効率化を推進していきたいと思っています。
僕から見ても、まだまだナンバーナインのデータ連携とかって自動化できていないところが多くて。「ここ、こうすればもっと楽になるのに!」と感じているところがあるので、縁の下の力持ちとして、チャレンジしていきたいです。
体感だと、あと80%ぐらいは自動化できるところがあると思っています。
ーー頼もしい! ふみほさんはいかがですか?
ふみほ
目標は漫画編集者になることで変わっていません。卒業するまでにナンバーナインのインターンとしてやってきた業務の明文化を完遂させたいと思っています!
ーー皆さんの今後の活躍を楽しみにしています。ありがとうございました!
<採用強化中>ナンバーナインで一緒に働く仲間を大絶賛募集中!
ナンバーナインでは、現在採用強化中です!様々なポジションで募集を行っておりますので、興味をお持ちいただける方はぜひご応募ください!
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<取材協力>「なんもしない時間を過ごす」がコンセプトの焚き火バー・CityCamp
取材場所は恵比寿にある恵比寿の焚き火バー CityCamp / シティーキャンプにて
今回、取材・撮影にご協力いただいたのは、恵比寿にある恵比寿の焚き火バー CityCamp / シティーキャンプ。「なんもしない時間を過ごす」ことをコンセプトにした空間で、オーナーが手がけるクラフトコーラ「オフコーラ」を味わうことができます。
恵比寿の焚き火バー CityCamp / シティーキャンプ
〒150-0022
東京都渋谷区恵比寿南1丁目13番地3号 GOLD3階
https://www.instagram.com/citycamp.jp/
編集・構成: ころく@ナンバーナインCXO
執筆: Moriya Ayuka
取材協力: CityCamp