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Nintで働く人ってどんな人?社員インタビューVol.11:ERPディビジョンMgr.編

こんにちは!Nint採用担当です。
Nintのメンバー紹介第11回目は今年1月にジョインされたERPディビジョンMgr.の川島和弘さんです!

すでにNintでのMVP表彰であるバリューヒーロー賞も受賞された川島さん!これまでのキャリアとどういった事業や組織を目指してチームを牽引されているのか、その想いを伺いました。

ー川島さんのご経歴を改めて簡単に教えていただけますか?

大学卒業後、実家が飲食業を経営していたこともあり、株式会社ワタミのインターンを経て株式会社サイゼリヤに新卒で入社しました。その後リクルートの人材広告代理店、CRMを生業とする広告代理店を経まして、コールセンター大手のTMJへ進みました。その次がAmazonなのですが、奇妙なご縁でTMJの同僚の方がアマゾンジャパンに先に転職されており、その方から面談の機会を頂き、思い切ってチャレンジした結果入社する事になりました。Amazonの入社のバーは非常に高いのですが、その時の採用責任者の方が”ガッツのある営業が欲しい”という従来とは異なった基準の人材を求めていたこともあり、何かの間違いでご縁を頂くことになりました。結果的に6年間お世話になることになり、自分のキャリアの中で最も長く在籍した会社になりました。

ー飲食業界からキャリアがスタートし、その後はセールスを軸としてのキャリアを積んでこられたんですね!

そうですね。飲食業も広義では営業といえると思いますが、とにかく毎日たくさんのミラノ風ドリアを焼いてきました。実はサイゼリヤは数字と仕組を大切にする会社で、どうしたらお客様に低価格で高品質の商材を届けられるか、生産現場の計画から提供現場のオペレーションの細部にまで数字を入れてこだわった改善を重ねていました。今思い返すと自分のキャリアの源泉になっていると思います。

そこからリクルートやCRMの会社を経験しましたが、その時に自分は「お客様と直接話し、最後まで責任が取れる仕事がしたい」という事に気づきました。リクルートでは営業アシスタントという役割でしたので、営業が受注した仕事の原稿を書いたり、写真素材の加工などをしていました。その時、仕事で自分がミスをしたのですが、謝罪に行きたいと申し出た時に「これは営業の仕事だから」と先輩がかばってくれました。ありがたいと同時に悔しかった記憶があります。

機会があってCRMの代理店へ転職したのですが、その時は営業をすることに迷いはありませんでした。素人同然であった私にゼロから仕事を仕込んで頂いた当時の上長や仲間には今でも感謝しています。営業は、受注して数字が作れると幸せですが、受注がないときは逆に本当に苦しい仕事です。それでも1枚の発注書で報われる、この瞬間の多幸感を知ってしまうとやめられません。

ーそのほかにも、営業/セールスとして大事にしている価値観はありますか?

もう1つ営業で大事にしている事があります。それは、相手の成功が先に立つ提案をするべきという事です。営業で頂く対価は、自分が提供する商品を使って頂き利益を生み出す、その一部である事が重要と思います。Win-Winというフレームワークがありますが、常に顧客のWinが先で、次に自分のWinという事を心掛けています。これを実現するためには営業だけではなく商品開発のチームとも一体になって、多くのお客様に喜んで頂く商品を生み出していかねばならないと思います。Nintに関わるお客様が漏れなく事業成長して頂き、その結果として私たちも成長できたら嬉しいな、と思います。

ーなるほど、お客様の事業成長の先に私たちの成長があるんですね。直近ではAmazonでの在籍が長かったと思いますが、Amazonではどのような業務をされていたのでしょうか?

Seller Service(マーケットプレイス)の営業、Retail(直販部門)のバイヤー、SCM(サプライチェーンマネジメント)物流幹線事業部でのプランナーと3つの部署で経験を積ませて頂きました。Amazonでは社内異動を積極的に支援する仕組みがあり、意欲があれば比較的自由に部署を移る事が出来ます。この3つの部署で今の自分を形成する大切な核を形成できたと思っています。

最初のSeller Serviceという部署では、Account Managerという職種につきました。平たくいうと、Amazonというモールに出店されている販売店様の売上を伸ばすための提案を行い手数料として頂く収益を最大化するための営業です。ここではECの基礎となる販売や流通、物流に関する知識を得ました。加えて最も大切な「商売人の魂」を学ばせて頂きました。Seller時代のお客様は今でも勝手に師匠と思わせて頂いています。多くのご縁があり、営業成績も残しつつ、物流会社様と新しいサービスを作るなどこれまでで最も大きなチャレンジと成功を頂けた時期でした。

次はRetail(直販部門)のハードライン事業部でPC・モニタ・プリンタのバイヤーに着かせて頂く機会を頂きました。Seller Serviceで大手家電量販店を担当したことをきっかけに、ご縁を頂いた役員の方にお声がけ頂いたことがきっかけでしたが、ここで自分のキャリアのターニングポイントを得ました。それは「勉強はお金になる」という事を学ばせて頂けた事です。それまで、結果を出せば過程は関係ない、その時その時に頑張ればよい、そんな考えがありました。しかしRetailでは過程を伴わない結果に意味はない、とこれまでと全く逆の見識を得ました。Retailでは毎週月曜日に週次報告の定例会があるのですが、その場にて結果に対する説明を細かく求められます。その結果の良い悪いにかかわらず説明ができる事が非常に重視されていたのです。それは、説明ができる事が物事を構造化して理解できている証明であり、証明できることは再現性ができる、という事と理解しました。実は今の上司である今田さんがこの時の上司でもあり、これらすべて教えて頂いた先生です。個人的な見解ですが、営業畑を歩いていると結果至上主義の観点が強くなり、再現性や構造化などフレームからは遠ざかる傾向があると思います。今田さんは営業・交渉人として現役のバイヤーとしてご活躍の半面、経営・組織運営の知識や統計の技術も両軸並び立っており、これまで見たことのない人種の方でした。とにかく暇があると勉強しているイメージがあり、勉強がお金になる、すなわちキャリア形成の重要な要素を構成している事を繋げて見せて頂きました。この時の実感がその後の成長に繋がったと思います。しかしながら事業部の事情もあり、チームは早くに解散となってしまいました。

この経験を活かすため、次に選んだのがSCM物流幹線事業部です。学んだ知識と経験をもう一度、自身の成功体験がある物流の世界で試してみたい、そんな気持ちでチャレンジしました。ここではAIS(Amazon Inbound Service)という、発注先のベンダー様がAmazonの倉庫に効率的に納品する有料サービスの事業責任者を経験しました。この時に、Seller Service・Retailでの経験・知識が混然一体となって収益の最大化という大きな成果に繋がりました。結果論ですが、最後に大きな成功体験を積めたことが今の自分のキャリアを支えてくれる自信につながったと思います。この時、またしても上司に恵まれました。コロナなどの外部環境と社内環境で複雑な状況でしたが、物流業界で多くの経験を積まれ、営業力と知識を兼ね備えた素晴らしい方と出会うことができました。数字へのこだわり・アウトプットのわかりやすさ・交渉力、厳しくご指導いただきました。共に過ごした時間すべてが勉強であったと思います。

ー幅広い業務を経験されてきたんですね!そこからNintに興味を持ったきっかけや入社を決めた理由を教えてください。川島さんは今田さんのご紹介でNintに興味を持ってくださったんですよね?

きっかけは今田さんからのご紹介です。

直属の上司としてRetailでご一緒しましたがチーム事情もあり長くはご一緒できませんでした。しかしいつかまた一緒に仕事をできれば、そんな思いで繋がっている中でこのご縁を頂きました。Amazonという会社は他社を見ず、常にお客様を見るべし、という教えの会社で他社に目を向ける機会が少なかったのですが、今田さんにNintを教えて頂いたときに目からウロコが落ちました。外の世界に広大なECの世界がある、これまでは漠然としたイメージであった世界が明確に数字を伴って見える、しかも商品単位で!これは衝撃を受けました。世の中に必要なサービスだ、詳細をご説明頂いたときにそのような感想を持ったことを覚えています。

ー川島さんにとっては大きな衝撃だったんですね!改めてNintECの魅力を伝えるとしたら何でしょうか?

一言で言うとECの伸びしろがわかる事、だと思います。個人的な意見ですが、データ分析とは比較する事と考えています。自社とそれ以外の他者、例えば競合他社やカテゴリ全体のトレンドを比べてGAPを見つける、そのGAPを構成する要素に自社の成長の可能性のヒントがあると思っています。Nintの名前は「Next Hint」の略ですが、まさにこの由来を体現したサービスだと思います。

ーAmazonでの出会いが今のNintの縁につながり、今はERPディビジョンのMgr.としてご活躍されていますが、具体的にはどのようなことにチャレンジされているのでしょうか?

多くのEC事業者様にNintを使った事業成長機会をご提供する事にチャレンジしています。

Nintはデータを提供するツールを提供するだけの会社に見えますが、私たちが広げたいのはツールではなく、データを使って事業成長を実現したという成功体験です。Nintは「データで世界を自由にする」というMissionを掲げていますが、それはデータ提供をする事だけではなく、データを使った戦略策定や事業運営が何よりも自社の成長を豊かにする、その信念と考えています。ERP Divでは、主に大手のメーカー様と販売店様を対象に新規営業とカスタマーサクセスの2つの機能をもっていますが、どちらもお客様にご提供するBenefitは一緒だと考えています。それは1)価値 2)成長 3)利便性の3つです。新規営業としてご案内した内容をカスタマーサクセスは実践し、ご契約頂いた時のご提案を証明する必要があります。証明し続ける事が契約のご継続に繋がり、新しいビジネスの可能性を広げていきます。お客様も私たちもともに成長するために、今の活動を磨きつつ、常に新しい提案ができるよう精進したいと思います。

ー多くのチャレンジをされている中で、この先川島さんが成し遂げたいことはどのようなことでしょうか?

EC事業に関わる人全てが「事業成長にデータが必要だ」と考える世の中を実現する事です。

個人的な所感ですが、成果にこだわればこだわるほど、自分自身の過去の成功体験に頼ってしまうことが多いと感じます。データはその呪縛から逃れる唯一の方法ではないかと思います。ビジネスは決断の連続と思いますが、そのためには根拠と思考の軸が必要と考えています。その瞬間、データは決断の根拠として常に寄り添う事ができます。世の中にはデータ提供事業者がたくさんおり、諸先輩方のたどってきた道を勉強しながらも、データ提供のその先の未来を常に語れる人材として成長を続けていきたいです。

ーNintの良いところや川島さんが共感するポイントを教えていただけますか

MVVを大事にする社風がある事です。

特にValueに対する取り組みが素晴らしいと思います。この取り組みのすばらしさに気づけたのは前職での経験によるところが大きいです。AmazonにはOLP(Our Leadership Principles) という14個のValueが存在していますが、社員は14個全て何も見ずに言う事ができます。これは会社の実現したい方向性を社員が理解している事を指しています。これは会社の理念に共感して、などという理想論ではなく、そうなるべく仕組化されている事が大きいです。評価がOLPに沿って行われる、自らの成果をOLPに沿って審査される、など会社のあらゆるシーンに登場するため、覚えないと業務や評価に支障を来たすためです。NintではAmazonと同じく、あらゆるシーンにValueが登場します。会社と社員が同じ方向性を向いていると何が起きるか、Amazonで体験したことをNintでも目指せるのではないかと考えています。

ー最後に、川島さんは今後どのような方と一緒に働きたいか、そしてどんな方がNintにマッチすると思うかを教えてください。

一緒に働きたい方を一言で言うと、「内発的動機付けに基づく問題解決力があり、結果を提供する事ができる方」、です。私たちは5期目のまだまだ若い会社なので、成長のタネも課題も自分たちで探して、育てて、正して進めていかねばならないと思っています。逆に言うと”伸びしろ“しかない、と考えています。この状況にわくわくできる方はNintを楽しんで頂ける方ではないかと思います。

よく仕事で「結果にコミットする」とおっしゃる方がいます。結果はもちろん大事です。が、それ以上になぜ成果が出たのか、どうすれば再現できるのか、どうすればもっと高い成果に繋がるのか、そんな振り返りにこそより高い価値があると思っています。人生は長く、Nintに限らず勤労の日々はまだまだ続くと思います。1日1日が大切な時間と思いますが、もし皆さんとご一緒できたら幸いです。

実はプライベートではバンド活動を20年以上も続けている川島さん。(ギター/ボーカル)
コロナ禍で思うように活動ができていないようですが、一緒にバンドができるメンバーも募集中です!

Nintでは川島さんのように、常に新しいチャレンジに対し、前向きに探索していきたいという方を募集しています!ぜひお気軽に「話を聞きに行きたい」をお願いします!

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