こんにちは!ニジボックスのデベロップメント室でフロントエンドエンジニアをしている三村です。
先日、同室で開発合宿が開催されましたので、その様子をご紹介したいと思います!
開発合宿とは
テーマに沿ったアプリケーションをみんなで丸1日かけて開発するという、ハッカソン的なイベントです!
筆者は今回企画・運営メンバーとして携わりましたが、当日は一メンバーとしても参加しました。
合宿は過去何度か開催されているので、ぜひそちらの様子も以下記事からご覧ください!
https://blog.nijibox.jp/article/react-training-camp/
https://blog.nijibox.jp/article/react-camp-2/
開催日時点で、デベロップメント室には100名以上のメンバーが在籍しております。
そのため今回は
- 室全体の技術力底上げ、ナレッジシェア
- グループ横断のコミュニケーション活性
を目的として開催されました。
また今回は初のオフライン&オンラインのハイブリッドでの開催となり、現地にはグループ会社であるリクルートのメンバーのakfm.sato(あっきー)さん(https://github.com/akifumisato/)、Takepepeさん(https://github.com/takefumi-yoshii)、Quramyさん(https://github.com/quramy)にもメンターとして参加いただくことになりました!
合宿までの準備
開催日1ヶ月前くらいから参加者の準備が始まりました。
まずは参加者全体で4~5名ずつのチームに分かれ、制作物のテーマや技術選定について会話してイメージを固めていきました。
(制作物テーマ例)
・Next.jsを用いて記事投稿サイト開発
・NIJIBOX専用の調整さん
・Slackのtimesのチャンネルランキング(メンバー数、リアクション数、...etc
当日までに顔合わせをしてチームビルディングしたり、仕様や技術面の詳細について議論するチームもあり、どのチームもとても和気あいあいとしていました。
いよいよ当日!
当日は10時から作業スタート!
任意参加のイベントながら、会場参加者は50名弱、オンライン参加者は15名も集まりました。
ホワイトボードを使って技術詳細について熱く議論するチーム、お菓子をつまみながら和気あいあいと会話するチーム、ひたすらもくもくとコーディングに没頭するチームとそれぞれ作業スタイルに個性が出ていました。
ランチタイム。今半のお弁当はかなり好評でした。午後もファイト!
会場では運営メンバーが各チームの様子を見回り、技術的なフォローをしていただくことでみんなモチベーションが上がっていました!
18時からの成果発表に向け、夕方からは各チームラストスパート!
みんなPCに真剣に向き合っており、会場の熱もかなり高まっていました。
そして成果発表!
まずは現地参加チーム、その後にオンラインチームが発表しました。
どのチームもオリジナリティのあるテーマで、WebアプリだけでなくIOSアプリ、Chrome拡張、GASなどさまざまでした。とても1日で設計・開発したとは思えないクオリティの高さのものも多かったです。
個人的にも利用してみたいなと思ったものを以下2つご紹介します。
①AIでエリアからおすすめの飲食店を提案&Slackに共有するブラウザ拡張
②画面上に付箋メモを投げたり落としたりできるデスクトップアプリ
またどのチームもモダンな技術スタック(Next.js App Router、ORMのPrisma、Tailwind CSS、..etc)を積極的に採用し、発表を聞いているだけでも非常に学びが多かったです。
終始にぎやかな雰囲気で進行し、予定よりかなり時間が押して後半はかなり巻き気味でした。。ですが盛り上がったので良しとしましょう。
発表タイムの盛り上がりはそのままに次は懇親会!
立食形式で、みんなで成果をたたえあったり親睦を深めていました。
振り返り
今回の合宿参加を通して、以下2点を強く実感しました。
①チーム開発の難しさ、やりがいの実感
1日という長いようで短い時間の中で、初めて協業するメンバーたちと課題を解決しながら着実に前に進んでいくプロセスが、非常に難しくもやりがいを感じました。
通常業務でもチームで開発をしていますが、色んな技術的バックグラウンドを持つメンバーとの協業はとても楽しく、多くの刺激をもらえました!
②モダンフロントエンドのナレッジ獲得
昨今のモダンなフロントエンド技術について、案件外で積極的に試せる場としてとても有用だと感じました。
またフロントエンド開発の第一線で活躍されているメンバーから直接アドバイスを受けられる機会はとても貴重でした。
(ちなみに社内では定期的にメンバー主導の技術共有会やApp Routerの勉強会が開催されています!いつもありがとうございます!)
開催後に実施したアンケートでも、
「かなりレベルが高くいい刺激をもらえた!」
「チームで考えながら開発をするというのがほぼ初めてで新鮮だった!」
といったポジティブな声も多くいただくことができました。
また、
「普段関わりのないメンバーといきなりチーム開発するのが不安」
「参加したいけど業務都合がつかない」
という理由で不参加の方も一定数いたため、次回開催時は運営側ももっと工夫ができればなと思いました。(目指せ参加率100%!)
また次回開催が楽しみです。
以上、開発合宿のご紹介でした!