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こんにちは、採用担当 牧野です。
毎度ストーリーの始まりには「採用担当」と言ってご挨拶していますが、実は採用の他にも広報や人事労務・会計なども担当しています。(いわゆるバックオフィス全般というやつですね)
そんなマルチな活動の中、広報活動の一環で他社様とやり取りする際や、新メンバーを迎える時の入社オリエンテーションで話している際に感じているのが...「ナイトレイのこと、どこまで理解してもらえているかな」ということ。
そもそもナイトレイが扱っている人流データ自体、「ロケーションビッグデータ」「位置情報ビッグデータ」など世間での呼び方も様々ですし、スマホで「位置情報の使用を許可しますか?」という表示は見慣れていても、その位置情報データを使ってビジネスをしている人たちがいるとは想像しにくいですよね?
そこでこのストーリーではナイトレイのMISSION・VISIONや、何をしているか(事業・領域)、どんな仕事をしているかを簡単にご紹介したいと思います!
ナイトレイのMISSION・VISION
HPにもそれぞれ書いていますが、両方をまとめて端的に解説すると...
MISSIONである「人々の生活を豊かに、社会をよりスマートに。」を実現するために、「ロケーションビッグデータ(人流データ)とテクノロジーの可能性に挑戦していく」ことをするのがナイトレイのやりたいこと。
では、なぜ社会をよりスマートにするために人流データなのか?
それは創業者である代表の石川が地理(自然地理や地図)が好きだから。
もう少し真面目に補足すると、地理や地図が好きで、そこから人々の生活を想像する>>>その発展として「移動データや滞在データからタイムリーな消費者動向を探るシステムを作ろう」と思ったのがきっかけだったそうです。
そして同じくらいテクノロジーも好き。
数十年前、石川がまだ「石川少年」だった頃、インターネットの普及によって世界と繋がれることに一種の衝撃を受けたそうで、「ネットすごい!」というより「テクノロジーってすごい!」という印象だったようです。
その頃の気持ちを忘れず、常に「最新技術を使ってイケてるものを作りたい!」そういった考えがあります。実はナイトレイの社名も「Nightly build(ナイトリービルド)」という毎日/毎晩プログラムを更新していくことに由来していて、常に最新のものを取り込んでいきたい、常にアップデートしていきたいという想いがあります。(実際石川が社内で一番最新のAI情報などをアンテナ張って調べていたり)
そこで人流データとテクノロジーというキーワードになったわけですね。
▼人流データについて
「ナイトレイが取り扱う位置情報ビッグデータ(人流データ)とは?」
https://www.wantedly.com/companies/nightley/post_articles/924292
地域活性化"支援"について
そして石川が新潟出身ということもあり、「地域を活性化したい、課題を解決してマイナスをゼロにするのではなく、プラスにしたい」ということで、ナイトレイとしては地域の活性化を支援しています。
ここがちょっとポイントですが、「地域活性化」ではなく「活性化支援」と書いたのには理由があります。
私たちナイトレイでは人流データの分析や、データ活用を通じて地域の活性化に取り組む方々を支援したり、分析した結果が地域振興計画のベースになることがありますが、地域おこし協力隊のように地域に入り込んで直接的な活動を行ったり、地域の行政機関に出向することはありません。
(ワークショップや講座に登壇するために地域に行くことはありますが)
このように直接地域で活動を行っている会社様は既に他にあります。
ナイトレイは、ナイトレイにしかできない人流データというまだ世の中で比較的新しいデータを使って社会・世界そのものを変えていくことを目指しています。(ここでMISSION・VISIONにつながります!)
...時々、「地域でイベント企画がやりたい」とナイトレイに応募してくれる方もいますが、上記内容を伝えつつ、私たちが知っている会社様の名前を例に出して「ああいう会社様の方が良いと思います」とご案内することもあります。wantedlyのページだけではわかりにくくて誤解させてしまうこともあるかもしれませんが、ぜひこのストーリーをきっかけに、「逆にナイトレイが目指してること壮大だな、面白そう!」と思ってもらえたら嬉しいです。
ここまで地域活性化支援についてご説明しましたが、ここまで聞くと何だか限定的なサービス展開を想像されるかもしれませんが、実はここからがちょっとワクワクするところ。
ナイトレイでは上記の通りMISSION・VISIONを掲げてビジネスを行っていますが、実はその中身としては法人・個人・観光・まちづくり・防災...etc、領域は全く限定していません。
「ナイトレイってインバウンドの会社ですよね?」
「ナイトレイって観光の会社ですよね?」
「ナイトレイってtoBモデルですよね?」
この3つはよく聞かれる内容ですが、ナイトレイではインバウンドも日本人データも扱っています。
観光だけじゃなくてまちづくり課の方々と道路の利用調査分析も行います。
一見toBモデルですが、過去にはtoCアプリも作っていました...
従って、全部間違いじゃないけどそれだけじゃないんです!というのが回答です。
もちろん、その時々で観光領域からの引き合いや自治体案件などが多くなることはありますが、「領域を問わない、意義のある仕事をする」という想いに変わりはありません。
領域を問わないからこそ、全く新しい人流データ×⚪︎⚪︎みたいなことに挑戦してみたくなりませんか?
それで、具体的には何をしている会社なの?
これも端的に解説すると...
様々な地域のまちづくりや観光課題解決のために、人流データを活用して地域の分析をしたレポートを作成したり、人流データをわかりやすダッシュボード形式で加工して納品しています。(解析したデータのみを納品することも)
そして未来を見据えた取り組みとして、人流データとテクノロジーを組み合わせたサービスも開発しています。(目指すは2本柱)
従って、社内にはクライアントワークに対応するセールス&分析する部署と、開発部署があります。
セールス部署は何をしているの?
セールス部署では、いわゆる営業職が自治体やコンサル系の会社の方と商談し、「こういう調査をしたいんだけど、人流データを使っていくらでできる?」というご相談を受けます。
それに対して「この人流データとこっちの人流データを使えばこんなことができます」という提案をするのがナイトレイのセールスです。
"いわゆる営業職" と表現したのも、コンサルティング提案の要素が近い仕事でモノを売る仕事ではないため、あえてこんな表現をしてみました。
実際、コンサル経験のある人の方が案件受注数が多く、レポーティングとの相性も良いのですが、営業職の中には「営業が楽しい」「レポートは苦手」という人もいるでしょう。
もちろん、そのためにデータ分析メンバーがいますので、「営業」と「データ分析」を分業することはできます。ただ、営業職として受注した案件はクライアントに満足していただける内容になっているかを確認し、進行していく責任はあります。
「責任」というと逆に抽象的に聞こえるかもしれませんが、営業兼プロジェクトマネージャーとして管理していくと捉えてもらえると間違いないと思います。
レポート納品案件の場合、営業職がクライアントとの窓口になってご要望を伺ったり分析提案を行いつつ、社内では開発部がビッグデータの抽出にかかり、データ分析職がそのデータを使って分析・レポーティングしていきます。こうして案件単位でチームが出来上がり、営業職が各メンバーから進捗状況を聞いて管理したり、場合によってはクライアントと再度擦り合わせを行ったりします。
このように社内だけでも関係者が複数名いる中、外部に発注する必要があるデータを使用する場合は、パートナー企業様とのやりとりも発生します。外部データの納期、金額、取得できそうなデータサンプル数の確認などなど...
案件の分析量によりますが、100ページくらいのレポートを書く案件だと2-3ヶ月ほどのプロジェクトになりますので、その間に多くの人と多くの過程をこなしていくことになります。
そこに達成感ややりがいを感じていただけるタイプの方だとめちゃくちゃ面白い仕事だと思います!
...っとまぁ営業職について手厚めに語ってしまいましたが、ここでは話せなかったデータ分析職の仕事内容については別のストーリーでご紹介していますので、宜しければご覧ください。
(最近、データ分析=Tableauになりつつありますが、スキルについても書いていますのでぜひ)
▼データ分析職について
「ナイトレイのデータ分析職ってこんなことしてます〜スキルから事例までギュッと解説〜」
https://www.wantedly.com/companies/nightley/post_articles/943463
▼営業職募集記事はこちら(応募受付中です!!)
https://www.wantedly.com/projects/1982855
開発部署は何をしているの?
開発部署にはセールス部署と一緒にクライアントワークに携わるメンバーもいれば、クライアントワークに直接関わらずに自社サービスの開発を行なっているメンバーもいます。
ナイトレイでは人流データを主商材としているため、地理空間解析エンジニアの活躍が非常に重要です。
位置情報を示す数字の羅列のようなデータを、数億レコードのデータの中から分析要件に合わせてSQLで抽出し、QJISでマッピング化していきます。
「車両走行データだから道路の上下線の区別はこうして...」というふうに、一重に人流データと言っても車両走行データやキャッシュレス決済データなど様々な種類があるため、案件ごとに工夫をしながら対応していきます。
▼地理空間解析エンジニアの仕事について
「【GISチームインタビュー】ナイトレイの主要業務を担う~建設コンサル出身社員とカナダ留学中インターン生の業務内容について~」
https://www.wantedly.com/companies/nightley/post_articles/907778
そして数万件・数億件のビッグデータを処理・活用していく上ではインフラエンジニアの活躍も求められます。ビッグデータを扱うにはデータベースが必要で、データベースは適切に管理しないとサーバー代が高くなってしまう...などなどあるんだそうです。(ここの領域は専門的すぎて...説明が...)
ナイトレイでも数年前からSnowflakeを取り入れていますが、データベースに関わるメンバーの間では業務が効率的になったり役立っているそうです。(2度言いますが、ここの領域は専門的すぎて...ちょっと...)
自社サービスの開発に携わっているメンバーも、「このサービスはどういう人にどのように使ってもらうのか」「どういう結果が出れば満足してもらえるか」といったことを考えながら、開発の中に人流データを取り込んだり、セールス部門がやり取りしているクライアントからヒアリングさせてもらったりして開発に励んでいます。
社風ってどんな感じ?
社長のことを"さん付け"で呼ぶくらいなので、あまり上下の意識はない社風ですね。
むしろセールス部署の現マネージャーは年齢的にも役職的にも上の立場ですが、誰よりも敬語で、誰よりも紳士です。(そして誰よりもオシャレです)
組織が大きくないので、チームリーダーといったポジションがなく、一人一人がある程度の裁量を持って自分で業務に取り組んでいることが多く、よく言えば「大きな目的の下に自分で考えて動く」という感じですし、悪く言えば「細かいやり方まで指示されない」という環境のため、自分で考えてある程度自由に動けることが楽しめる人には良い職場ですが、指示待ちタイプだと結構辛いと思います。
ちなみに部署間の関係は良好で、私はコーポレート本部ですが1人だけ開発部の島に席があって、「今日の開発部MTGどうだった?」「最近案件対応忙しそうだね」なんて話しかけまくっています。
出社メンバーが多い金曜日にはセールス・開発・コーポレートメンバーみんなでランチに行きますし、たわいの無い会話をして休憩を過ごしています。
▼過去の社風について書いた記事(本文中の役職は当時のもの)
「服装自由」からわかるナイトレイの社風」
https://www.wantedly.com/companies/nightley/post_articles/436152
いかがでしたか?ざっくりと解説しましたので、是非それぞれの詳細を知りたい方は本文中のリンクをご覧ください。
前半で石川が「地理・地図好き」と書きましたが、実際ナイトレイに応募してくださる方の中には「鳥瞰図が好きなので」「地理が好きなので!」という方も多くいます。
地理や地図が好きで地理空間解析エンジニアを志望してくれる人もいれば、地域活性化に興味を持って営業職を志望してくれる人もいます。
エンジニアの中にはもちろん「開発技術が一致したので」「好きな分野だったので」という技術よりの声も多くありました。
ナイトレイでは技術的なプロフェッショナルも求めていますが、それ以上に「ナイトレイって面白そう」「人流データってもっと活用余地あるんじゃない?」「自分ならこんなことできるかも!」という強い想いに出会えることを日々期待しています。
今日このストーリーを読むまで人流データに興味がなかった人も、是非「人流データとは」というストーリーを読んでいただき、人流データを主商材としているナイトレイの今後に興味をお持ちいただけると嬉しいです!
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