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ネクストビートの保育士バンク!パレット テックリードの安岡さんに、2023年4月に制定されたTech Vision「全員CTO」について、インタビューを実施しました。
「全員CTO」の詳細に関してはこちらをご覧ください。
安岡 裕助
「保育士バンク!パレット」のテックリード。
電気通信大学大学院 情報理工学研究科を卒業後、2022年に株式会社ネクストビートの新卒として入社。保育士・幼稚園教諭の定着促進と組織改善のためのマネジメントツール「保育士バンク!パレット」の開発を担当し、新卒2年目で同プロダクトのテックリードに就任。
「全員CTO」というTech Visionについてどう感じた?
私はテックリードですが新卒2年目という立場でもあるので、最初はすごく難しいことを要求してるなとは思いました。
ただ、私が新卒で入社した時から、エンジニア組織のカルチャーとして「高度な技術を扱うための技術研鑽をする」「その技術を用いてビジネス課題を解決する」ということが当たりまえで、その方向性が全員CTOと一緒だったので、違和感は全く感じなかったです。
今までのカルチャーをより進化させたような印象でした。
私がテックリードを務めている、保育士・幼稚園教諭向けのマネジメントツール「保育士バンク!パレット」は、2022年3月にリリースしたばかりの新規プロダクトです。新規施策を考えることもあるため、ユーザーがどういった課題を抱えているかといったビジネス観点の知識も必要だと感じています。
まさに、CTOの目線で物事を考えなければいけない中で、自分としてはまだまだできていない部分も多いですが、高い水準を要求されていること自体が、モチベーションに繋がっています。
高い水準を要求されているからこそ、知識を身に付けよう、勉強しよう、というサイクルが生まれるので、成長の好循環になっていると思います。
「全員CTO」を目指す組織って、どんな環境?
常にストレッチゾーンにいる感覚
新しいこと、やったことがないことも、知識の幅を広げるために少しずつ挑戦させてもらえます。成長のフレームワークで、コンフォートゾーン・ストレッチゾーン・パニックゾーンという3つの区分があると思いますが、そのストレッチゾーンにずっといる感覚です。
自分が新卒1年目でメンバーだった時も、当時のテックリードが少しずつ新しいことに挑戦する機会をくれました。例えば、要件定義段階に関わらせてもらったり、インフラに関連するタスクを任せてもらったりしました。
新卒2年目でテックリードを任せてもらえているのも、その挑戦の一つだと思います。
また、新しいことに挑戦するだけでなく、挑戦している最中も困ったことがあれば粒度問わず、すぐに相談できる環境があることも、パニックゾーンに行かずストレッチゾーンにいられる理由だと思います。
ネクストビートは3領域で国内10事業、海外1事業を展開していますが、ほぼ技術が統一されているので、上長だけでなく、別プロダクトのテックリード、エンジニアリングマネージャー、CTO、同期等、組織内で誰とでも相談できます。
ちなみに、当時のテックリードは、今は別のチームに異動していますが、保育士バンク!パレットの名誉顧問として見守ってくれています(笑)
今でもいろいろな質問に答えていただき本当に助かっています。
作ったものをすぐ見てもらえる、フィードバックが得られる環境
私の担当プロダクトの保育士バンク!パレットは、新規プロダクトかつプロダクトの特性的にエンジニアの意見が非常に重要なため、新しい施策をエンジニア発信で考える必要があると感じています。
同じプロダクトを担当している他職種のメンバーと、物理的な距離も近いので「こういう機能があったらどうですか?」というのをすぐに聞いて、フィードバックがもらえる環境が良いなと感じています。
ユーザーが求めているものを作るためにもフィードバックはどんどん貰いたいと思っています。
どれくらいの近さかというと、後ろに営業とCSのメンバーがいますし、隣にはプロダクトマネージャーが座っています。ものすごく近いです。
他職種のメンバーとコミュニケーションを取ることで、ビジネス観点の知識も得られるので、視野が広がっている実感も湧きます。
「全員CTO」を目指す上でのプロダクトや組織の課題とは?
保育士バンク!パレットは、市場環境的にもプロダクト的にもいろいろな施策を試すことができる、言ってみれば「なんでもできる」フェーズにあります。
だからこそ、ユーザーやプロダクトが抱えている課題を特定し、何をすべきか見極める必要があると感じています。
ネクストビートにはさまざまなフェーズのプロダクトがありますが、全員CTOとして意思決定をするためには、もっと課題を特定する力が必要なのではないかと思います。
また、特定した課題を解決するための機能や施策を高品質で実現していくためにも、もっともっと自己研鑽を積んで、エンジニアとしての武器である技術力を磨かなければいけないと思います。