向き合い続けた2年間。レガシー産業の業務システムの受託開発からSaaSプロダクトリリースまでの道のり(苦労話) | Biz-all
ネクスタ代表の永原です。ネクスタは、製造業向けの生産現場を効率化する生産管理クラウドシステム「スマートF」の開発・販売をしており、関西から世界を代表する製造業のバーティカル SaaS 企業になる...
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ネクスタでは半期に1度、全従業員を対象とした決算報告全社会議(以下:全社会議)を開催しています。
この日ばかりは、日本各地やインドでリモート勤務しているメンバーたちも一堂に会します。
この記事では、10月18に開かれた、2025年3月期上半期・決算報告全社会議の様子をダイジェストでレポートします。
ネクスタ創業からこれまでのこと
決算報告
下期目標ーネクスタ第二章の幕開け
各部門からの報告と、目標の共有
成長環境への取り組み
人事発令
ベースアップ
ストックオプション(SO)制度のアップデート
バリュー・カルチャー
人事制度と評価制度
組織活性施策
半期MVP&社長賞の表彰
懇親会
まとめ
ネクスタでは半期に1度、全従業員を対象とした決算報告全社会議(以下:全社会議)を開催しています。
この日ばかりは、日本各地やインドでリモート勤務しているメンバーたちも一堂に会します。
この記事では、10月18に開かれた、2025年3月期上半期・決算報告全社会議の様子をダイジェストでレポートします。
動画でもチェック
全社会議はまず、ネクスタ代表の永原による「事業に対する想い」の共有からスタートしました。
受託開発から始まったネクスタは、創業2年のタイミングで「あらゆる製造業のDXを推進する」という目標を定め、業界の常識を覆すチャレンジをスタートさせました。
永原は、感情を飲み込みながら、当時の苦悩や葛藤について語りました。メンバーたちはネクスタの歴史に真剣に耳を傾けました。
創業当初の詳しいストーリーはこちら
次に、上期の業績報告がありました。ネクスタは、ARR(年間経常利益)が1億円を超えてからも、売上・MRR(月間経常利益)・組織の全てにおいて、継続して2倍以上の成長を遂げています。
これを踏まえて、下期の目標が発表されました。
下記目標の発表にあたって、これからネクスタは「拡大フェーズ」に突入することが明かされました。
その前提のもとで開示された下期の目標は、上期の目標から大きく飛躍した数字でした。
目標が発表された直後、会場にわずかなどよめきが生まれました。
そこで永原は「ネクスタが非連続な成長を目指していくこと」や「目標を高く掲げる理由」について細かく解説。
具体策として「永原がこれまで以上に数字と戦略に責任をもつこと」「さらなるプロダクトのアップデート」「強い組織づくり」などを提示しました。
さらには、組織の成長に応じてメンバーたちが得られるメリットについてもしっかりと説明し、「必ず実現できる」と熱く訴えかけました。
次に各部門長が順番に、それぞれの部署のおける今期の振り返りと来期の取り組みを説明。
普段自身の業務に向き合っていると、どうしても他部署の動きが見えにくくなってしまいます。こうして定期的に各部門の動きを確認しておくことで、高い精度で会社の方向性を理解できますよね。
部門ごとの振り返りを発表する、各部門長ら
今回の人事発令で新たに2人のマネージャーが誕生。
そのうちの一人であるプロダクト開発部の則村篤さんはなんと、入社3カ月という短期間でリーダーからマネージャーに抜擢されました。もう一人の天野由香さんも、入社から約1年とかなりのスピード昇進を遂げました。
天野さんの記事はこちら
則村さんの記事はこちら
則村さんの記事はこちら
ネクスタでは一定の事業目標が達成されるごとに、ベースアップを行っています。
今期もめでたく目標達成!新たな給与テーブルと、将来的な事業成長に伴う給与テーブルの目安として併せて公開されました。
昇給・昇進のスピード感も、急成長の真っ只中にあるスタートアップならではですよね。
現在IPO(新規上場)に向けて躍進しているネクスタ。
上場は、組織だけでなくメンバーにとっても大きなメリットがあり、その一つがSO※です。
今回、より多くのメンバーにSOを付与できるように制度の更新が行われました!
明確な目標と、それに伴う具体的なメリットを知ることで「自分たちが今この会社を成長させていくんだ」という士気につながりますよね。
※将来的に、従業員が一定価格で自社株を購入できる権利。
ネクスタでは、、従業員の成長を促し、強い組織をつくるための行動指針となる「バリュー」と「カルチャー」を定めています。
今回改めてその意図と組織の方向性を確認し、認識を共有しました。
評価制度は随時、組織の体制に沿って適切な形に更新されます。従業員にとって納得感がある制度を整備することで、成長意欲の向上をはかります。
メンバーが増えると、組織全体が自ずと縦割りになり、メンバー同士の関係性も希薄になっていきます。そんな将来を回避するため、下期から二つの取り組みを進めていくという発表がありました。
一つは、チーム単位での、メンバー個人の潜在的な特性の共有。
ネクスタではこれまでも、キャリパープロファイル(心理学に基づく潜在的な能力を導き出す診断)から、その人の特性を数値化し「弱み」と「強み」をフィードバックしていました。これまでは個人に対して行っていたこの取り組みを、今後はチーム単位でも行います。
二つ目は、オフサイトミーティング。
チームごとに、通常業務を離れて相互理解を深めます。
内容は、上長とメンバーが相互に360°評価を行い、その内容をフィードバックするというものです。
いずれも、自身とメンバーへの理解を深め、自己成長を促すという目的があります。
ネクスタは個人の業績よりも、チームへの貢献を評価しています。互いを知ることで、より協働していける組織づくりを進めていきます!
ネクスタでは毎月、企業の価値観を体現したメンバーに対して「月間バリュー・カルチャー賞」を授与していますが、全体会議ではより大きな成果をあげたメンバーを、半期MVPとして表彰しています。
ちなみにマネージャー以上には、社長賞という枠が設けられています。
MVPと準MVP、社長賞の受賞者には、記念品であるトロフィーが授与されます。
そしてなんと、副賞としてご家族ぶんの1泊2日旅行&夕食ご招待!
今回は準MVPに3人、社長賞に1人が選出されました。
各部門長・社長からトロフィーを受け取る受賞者ら
ちなみに受賞者は、後日旅行記をシェアしていますよ!
会議の後は、場所を移動して懇親会。
乾杯のあとは、みんなすっかり気分もほぐれたようです。部署の垣根を超えて、楽しい時間を過ごしました。
急成長の真っ只中にある今だからこそ、目標を見失ってはなりません。
半期に1度の全社会議は、今自分たちが立っている場所と、進む方向性を確認する場でもあります。
ここからネクスタの、次の物語が始まります。
私たちは一歩ずつ確実に前進し、全員で一層の高みを目指していきます!
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