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製造業向けSaaSの転職、製造業のキャリアは活かせる?本音を聞いてみた!【ネクスタ社員インタビュー】

製造業向け生産管理クラウドシステム「スマートF」を開発・販売する株式会社ネクスタでは、さまざまなバックグラウンドを持つ社員が活躍しています。今回は、製造業出身のメンバーに、ネクスタで前職キャリアが活かせるかどうか聞いてみました!

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Profile

プロダクト企画部
西口 美紗

大手電機メーカーにて、カメラの回路設計における電気基板設計や品質評価に従事。他、社内SEや法務業務、営業企画やマーケティングなど幅広い業務を経験した後、ネクスタへ時短勤務としてジョイン。オンボーディング業務を経て、現在はプロダクト企画部所属。入社から約1年でリーダーとなり、ユーザーサポート業務や新人教育、社内からの要件確認回答などを担当。

プロダクト企画部
坂谷 駿輔

医薬品向け包装材料メーカーにて、生産計画や進捗管理など生産管理全般に従事。現在。ネクスタのプロダクト企画部にて、プロダクト概要設計や標準デモンストレーション作成、ユーザー向けナレッジ作成などを担当。

導入コンサルティング部
伊澤 加奈子

自動車部品メーカーと基板メーカーにて、生産管理業務や調達業務に従事。生産管理システムの導入にも携わり、ベンダーとの折衝や社内ルール作りを経験。その後、ネクスタの導入コンサルティング部にてオンボーディングを担当。

事業推進部 コンサルティング営業Gr
足立 翔平

機械系専門商社にて、工作機械やロボット、工具などの新規開拓営業に従事。さまざまな製造業の顧客に対する設備や生産ラインのトータル提案、メーカー・ユーザー間の折衝などを経験。その後、ネクスタにセールスとしてジョイン。

(左から:坂谷・伊澤・西口・足立)

Q1:前職での仕事内容は?

― 早速、皆さんの前職でのキャリアについて教えてください!まずは西口さん、お願いします。

西口:新卒で入社したカメラメーカーに、16年間務めていました。初めの5年間は電子回路の設計を行い、その後は経営企画で予算管理のシステムを作る社内SE、新規事業の法務、営業企画など、いろいろな仕事をさせていただきました。

― 電気系の設計から始まり、システムエンジニアや管理系の仕事まで!1社で築いたとは思えない、多彩なキャリアですね。

西口:よく言われます(笑)。

坂谷:設計からSEって、どこでプログラミングの知識をつけたんですか?

西口:大学院で信号処理の研究をする中で、プログラムを書く必要があったので、自分で勉強しました。プログラミングは苦手ではなかったので、社内SEのポジションには自分から手を上げました。

― 同じプロダクト企画部の坂谷さんの前職キャリアについても、教えてください。

坂谷:僕は医薬品向けの包装材料を作るメーカーで、前職で生産管理全般を行っていました。生産計画を中心に、あらゆる納期調整、仕入先と営業との調整業務などをしていました。

― スマートFのお客様側のような立場だったんですね!

坂谷:まさに、スマートFの営業が前職の企業に来たことがあります(笑)。ネクスタに内定をいただいてから思い出しました。

― スマートFの営業先になるような製造業の企業で、生産管理を行っていたのは貴重な経験ですね。

坂谷:そうですね。あとは、RPA(パソコン上の業務を自動化するシステム)での業務効率化にも取り組んでいました。初めは個人的に勉強して実践していたんですが、その後、会社としてもこの取り組みを評価してくれるようになっていきました。

西口:坂谷さんもシステムは独学だったんですね。

― では次に、導入コンサルティング部の伊澤さんの、前職までのキャリアについても教えてください。

伊澤:私は、自動車部品メーカーで生産管理として10年以上キャリアを積んだ後、調達業務や生産管理システム導入などに携わってきました。短期から長期に渡る生産計画、新機種の立ち上げ、原価管理など、現場に関わる幅広い業務を経験させていただきました。

― 坂谷さんに引き続き、生産管理の経験者!しかも10年以上のベテランですね。

坂谷:新規ラインの立ち上げとかもされていたんですか?

伊澤:はい、新規ラインと新工場の立ち上げに携わったことがあります。どっちも大変でしたね。

西口:新しいラインや工場の立ち上げって、どんな大変さがあるんですか?

伊澤:特に大変なのは、ラインの立ち上げなんですが、社内外の調整や検討事項がとにかく多くて。その分、ラインや工場を無事立ち上げられたときは達成感がありました。

― 伊澤さんはそんな大きなプロジェクトにも関わった後、生産管理システムの導入推進にも携わられたんですよね。

伊澤:はい。過去には、自社仕様にフルカスタマイズされた生産管理システムを、国内外の工場へ導入するプロジェクトにいました。部門や拠点ごとに異なる要望を取りまとめてシステムベンダーに依頼したり、社内での運用ルール作りなどをしていました。

― では、セールスの足立さんも、前職でのキャリアを教えてください。

足立:僕は機械の専門商社に新卒入社して、新規開拓メインの法人営業をしていました。工作機械やロボットなどをメインに、工具なども幅広く販売していました。ライン立ち上げ案件などにも携わっていました。

坂谷:伊澤さんがライン立ち上げ時に要望を伝えていた、設備会社みたいな立場ですかね?

足立:そうだと思います。製造業のお客様から要望を聞いて、メーカー各社をセットアップして提案するような役割です。ライン立ち上げとなると、メーカー1社では完結できないので、それらをまとめるイメージですね。とはいえ、新規営業でそれだけ大きな案件を取れることは稀なので、工作機械単体や工具などの小さい案件を積み上げる事が多かったです。

― 新規開拓営業を経て、さまざまな製造現場を見てこられたのではないでしょうか。

足立:そうですね。中小企業から大企業まで、いろんな現場に訪問しました。ネットで探して電話したり、工業団地を端から飛び込み訪問したり……最初は全然話を聞いてもらえないので、足繁く通って関係性を築くところからやっていました。

伊澤:すごい!めっちゃタフな営業って感じ!

坂谷:僕、その手の飛び込み訪問を断ったことあります(笑)。

足立:そんなものだと思います(笑)。

Q2:転職のきっかけは?

― 製造業でキャリアを築いてきた皆さんが、IT業界であるネクスタへキャリアチェンジしたきっかけを教えてください。

西口:一番の転機は、出産ですね。子どもが生まれて時短勤務になり、関われる仕事の領域が狭くなっていくのがもどかしくて、転職を考え始めました。その折に、転職エージェントからネクスタを紹介してもらいました。

― 西口さんのキャリアでしたら、ネクスタ以外のオファーも多く受けていたのでは。

西口:ありがたいことに、ネクスタの選考に進む前に、すでに3社から内定をいただいていました。とはいえ、内定を持っていた企業は製造業向けコンサルが多く、仕事と家庭の両立に不安がありました。そんな中でネクスタの選考に進み、仕事と家庭の両立ができそう、かつやりがいがありそうだと感じ、ジョインを決めました。

― ネクスタでなら仕事と家庭を両立できそうだと感じたのは、どういった点ですか?

西口:フレックスタイム制があって、リモートワークもできる点です。実際に入社してからも非常に助かっています。前職では子どもが体調を崩したら、半休や全休を取るしかなかったので、どんどん有給が減っていました。ネクスタでは、子どもの面倒を見終わったら仕事にすぐ切り替えられるので、有給も残せて助かっています。

― キャリアも家庭も諦めない働き方が実現できているのですね。坂谷さんはいかがですか?

坂谷:僕も、子どもが生まれたことでキャリアを見つめ直したのがきっかけです。良い会社があれば転職したいと思って情報収集していたところで、ネクスタからのスカウトメールをいただきました。

― ネクスタと出会う前は、どんな会社を見ていましたか?

坂谷:製造業の生産管理を続けるか、RPAスキルを活かせるIT系へ転身するかの2択みたいな状態でした。当時、生産管理ポジションの内定はいただいていましたが、IT系への転職の方が興味がありまして。そんなときに、生産管理とIT双方のキャリアを活かせるネクスタと出会いました。ネクスタが実現しようとしていることは、難しそうだけど面白そうだと思い、ジョインさせていただきました。

― たしかに、製造業とITを掛け合わせた求人って、あまりないですよね。

坂谷:そうですよね。あと、IT系に転身したい気持ちはあったものの、僕が地方住みで都市部のオフィスへの通勤が難しいというハードルもありました。IT系企業って、都市部にあることが多いので。ネクスタではリモートワークができるという点で、そこの不安も解消できましたね。

― 遠方住みの方にとっても、リモートワークは助かりますね。

ー では、伊澤さんの転職のきっかけも教えてください。

伊澤:育児と介護の関係で、地元の大阪に戻ってくることになり、転職活動を始めました。生産管理の仕事が好きだったので、初めは生産管理で求人を探していたんですが、通勤に1時間以上かかるような郊外の工場の求人が多く、悩んでいました。家族のために地元に帰ってきたのに、これでは仕事と家庭の両立が難しいんじゃないかって。

― たしかに、ある程度の規模の工場は地方に多いですね。通勤時間はネックになりそうです。

伊澤:そうなんです。やりたい仕事をするために家族に少し負担をかけるか、家庭を優先して別職種に転身するか悩んでいたところ、エージェントからネクスタを紹介してもらいました。今までIT業界への転職は考えたことがなかったのですが、間接的に生産管理に携われて、仕事と家庭を両立できる環境があるということを面談で知り、ジョインを決めました。

坂谷:たしかに、製造現場からIT業界への転職って、最初はなかなかイメージが沸かないですよね。

西口:製造業とITって、アナログとデジタルって感じで、真逆のイメージですもんね。

ー では、足立さんの転職のきっかけも教えてください。

足立:製造業向けSaaSビジネスにチャレンジしたくて、ネットで「製造業 SaaS」などのキーワードで会社を探していたところで、ネクスタを見つけました。その後まもなくアップされた、PIVOTのトップ層インタビュー動画を見てさらに興味を持って、「面接してください!」と直接問い合わせました。

伊澤:すごいー!

西口・坂谷:営業っぽい!

― 直接応募はレアですね!製造業向けのSaaSビジネスに興味を持ったのはなぜですか?

足立:前職のお客様から、製造業DXや省人化の相談をよく受けていたからです。でも、ハード販売がメインの前職ではシステム関連の協業先が少なく、要望に応えるのが難しくて。製造業のお客様のそういった悩みにも応えられる仕事をしたいと思い、現在主流になりつつあるSaaS業界で転職先を探し始めました。

足立:特に、ネクスタがチャレンジしている生産管理という分野は奥が深くて、セールスの介在価値も高いと思いましたし、大企業で実績を残しているトップ層の熱さにも惹かれました。

― 前職で製造業に関わる中で感じた課題感を、ネクスタで解決できると思えたんですね。

足立:そうですね。あと、皆さんと同じく、子どもが生まれたのもきっかけの一つになりましたね。前職では出張が多く、いつかは海外転勤も必須になる会社だったので、子どもが小さいうちは厳しいなと思いました。

Q3:ネクスタジョインに不安はあった?

― いざネクスタへジョインするにあたって、不安はありましたか?

西口:もちろん不安でした。

坂谷:僕も不安でした。

伊澤:私も正直、悩みました。

足立:僕も……。

ー 皆さん、初めはスタートアップ転職への不安があったのですね。

西口:私がネクスタにジョインした当時は、社員数がまだ20名ほどだったので、大丈夫かなって。

坂谷:たしかに、20人はちょっと不安になりそう。

西口:とはいえ、製造業に必要とされる領域の仕事だと思いましたし、製造業の課題に寄り添って解決していきたかったので、入社を決めました。

坂谷:僕も、家族がいる中でのスタートアップ転職は不安でした。ただ、トップ層のキャリアやオープン経営の姿勢、大手ベンチャーキャピタルから出資を受けていることなどは、安心材料になりました。

伊澤:私は、馴染みのないIT業界に挑戦する不安もありましたし、スタートアップに対して「やる気いっぱいの若い人がバリバリ頑張っている」というイメージがあって、大丈夫かなって。

足立:僕も、IT知識がないのと、スタートアップでバリバリやってきた人たちについていけるのかは不安でした。

ー 実際にネクスタで働き始めてからは、いかがですか?

坂谷:たしかに、世間一般のスタートアップ企業のイメージって、バリバリ働く苛烈な環境って感じですけど、実際ネクスタにジョインしてみたら「結構ふつうの会社だな」って思いませんでした?

伊澤:たしかに、そうかも。

足立:そうですね。

西口:でも、仕事の密度は高いですよね。体感は、前職の3倍くらい濃い時間を過ごしている気がする(笑)。

坂谷:それはそうですね(笑)。

西口:この密度やスピード感は、スタートアップらしいなって思いました。非効率なタスクが見つかればすぐになくすなど、改善サイクルが早いです。

ー スピード感を持って働けるのは、スタートアップの魅力でもありますね。

西口:前職の大手メーカーでは経験できない決定スピードが、気持ちいいくらいです。自分も早く成長できると思います。

坂谷:そういえば、ネクスタに入ってくる人の自己紹介で「成長したかったから」って話している人、結構多いですよね。

西口:そういう人には、ネクスタはぴったりだと思います。

Q4:前職の製造業での経験、ネクスタで活きている?

ー 皆さん、前職の製造業での経験はネクスタに活きていると思いますか?

西口:製造業の専門用語を知っていることで、キャッチアップが早くなっている実感はあります。あと、私の場合はデータベースのシステムを作っていたので、お客様からの問い合わせをシステム開発側に相談する際にもイメージが持ちやすいです。

坂谷:たしかに、製造業には独特の用語や言い回しもあるので、専門用語を知っているのは役に立ちますね。あと、お客様の立場に立った意見を社内で言いやすいとも感じます。社内で機能についての打ち合わせをする際、「僕がこの仕様で生産管理の業務をしたら、使いにくいと思います」と、説得力を持って言えます。

伊澤:私も、製造現場での経験は活きています。工場を直接見ていないお客様でも、この業界ならこういう作り方をしてそうだなとか、こういうところが大変そうだなとか、そういった雰囲気が掴めます。

足立:私も、製造現場の用語知識や、製造現場のイメージが持てることは、役立つと感じています。実際に、展示会で直接お客様とお話していて、話が盛り上がったこともありました。

ー 皆さんはそれぞれ異なる製造業でのバックグラウンドをお持ちですが、いずれの経験も役立っているようですね。

求職者の皆さんにメッセージ

ー 最後に皆さん、これからネクスタにジョインされるかもしれない求職者の方に一言お願いします!

西口:ネクスタは、成長意欲が高い人にとても向いている会社だと思います。前向きで、仕事を通して成長していきたい方と是非一緒に働ければと思います!

坂谷:仕事に真剣に取り組むだけでなく、ときには冗談を言ったり笑ったりしながら、楽しく働ける人、お待ちしています!

伊澤:ネクスタは仕事以外で大事にしたいことも、尊重してくれる会社です。人生において実現したいことや大切にしたいものがある人と、楽しく働ければと思います!

足立:ネクスタには成長意欲が高い方がたくさんいて、切磋琢磨できる環境があります。これからジョインされる方とも、楽しく仕事をしながら高めあっていきたいです!

ー貴重なお話、ありがとうございました!


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