こんにちは!株式会社SHIFT(以下、SHIFT) 採用担当の中里です!
今回はSHIFTの品質サービス統括部エンタープライズサービス部(以下:ES ※Enterprise Serviceの略)で
SAP1グループのグループ長である深津 彩さんから、プロジェクト事例について聞いてきた内容をお届けします。
プロジェクト事例を通し、SHIFTになぜプライム案件があるのか・プライム案件ができるのか、がわかる内容になっていますので、ぜひ最後まで読んでみてください!
【深津さんプロフィール】
前職は大手コンサルティングファームにて財務会計領域担当のコンサルタントとしてSAP導入プロジェクトに参画。
プロジェクトがスケジュール通りに進まず、本番稼働がスムーズに行えない経験をするなかで、SAPプロジェクトの品質課題を実感し、2016年SHIFTへ転職。
SHIFTへ入社後はERPパッケージ開発会社様案件にて、プロジェクトマネージャーとして人事給与パッケージの品質保証体制構築、標準化を推進。
2018年には開発とテストの分業・上流工程からの品質保証を意識したプロジェクト推進などを行うSAP品質保証サービスを立ち上げる。
2019年SAPグループのグループ長に就任し組織運営やサービスの標準化を推進。社内トレーニングや検定制度など、若手SAP人材を育成する仕組みづくりにも力を入れる。
プロジェクト事例
今回は、グローバルに事業を展開している製造業の企業様のS/4HANA導入支援の事例をご紹介いたします。
~参画の経緯~
その企業様ではグローバルテンプレートをベースに国内導入を進めていましたが、グローバル標準の進め方をそのまま適用して導入を進めようとするベンダーの姿勢などから
プロジェクトの進め方、特にテストや品質面での懸念をおもちでいらっしゃいました。そのためテスト計画の見直しや品質強化を期待し、SHIFTへお声を掛けていただいたのが参画の経緯です。
~参画後の取り組み~
テスト推進チームとして参画してからは、全体テスト計画の改善およびUAT計画・方針作成を実施しました。
(事業会社様向けサービスマップ)
参画時点で業務要件・システム要件が決まり切っておらず、具体的なテスト計画やテスト方針を定義していくことがむずかしい状況のなか、
要件の整理・可視化を実施していく活動を提案し、SHIFTはテストという領域に限らずプロジェクト全体の成功のために何が必要かを考え支援していくという姿勢を見せられたと思います。
そのため、当初の期待値はテスト支援のみでしたが、PMOやデータ移行の領域についても相談いただき提案を実施、参画させていただきました。
また、ベンダー様とも定期的にテスト領域の検討を行うミーティングを実施し、ベンダー様が担当しているテスト領域の進め方について一緒に検討したりアドバイスを実施したりすることで、ベンダー様担当領域の品質向上にも貢献しています。
ベンダー様から相談を受けることもあり、ユーザー様・ベンダー様・SHIFTが知恵を出し合ってプロジェクトを進めています。
~今後の展望~
今後はユーザー教育やUATを経て本稼働後にユーザーが新しいシステムを使って問題なく業務を進めていただけるよう、業務・システムの不明確な部分を明確にしたうえで、
教育・UATの方針作成から実施、稼働後のサポートまで、導入して終わりではなく導入後のことをつねに意識しながら推進していきたいと考えています。
(SHIFTのPMOについて)
最後に
・システム導入をゴールとせず、ERPにおけるお客様の本質的な課題に向き合いたい方
・SAPプロジェクトの品質課題を解決し、プロジェクトをスケジュール通りに推進し、スムーズな本番稼働を実現したい方
このような想いをもった方が入社し、活躍しております。
同じ想いをおもちの方がいらっしゃいましたら、ぜひ一度お話ししませんか?
最後までお読みいただきありがとうございました!