こんにちは!株式会社SHIFT(以下、SHIFT) 採用担当の中里です!
今回はSHIFTの品質サービス統括部エンタープライズサービス部(以下:ES ※Enterprise Serviceの略)でグループ長補佐をされている木津 明徳さんから、SHIFTのデータ移行サービスについてお伺いした内容をお届けします。
SHIFTのES部が事業会社様のニーズに合致したサービスを提供していると感じていただける内容となっていますので、ぜひ最後まで読んでみてください!
【木津さんプロフィール】
前職は大手SIerにて大手電機メーカー向けの生産管理システム開発、運用、海外拠点への導入展開を担当。その後同社のSAP導入プロジェクトにおいて、PM兼移行リーダーを経験。2020年にSHIFT入社後は東京/大阪複数企業のアカウントマネージャーとして従事するとともに、移行サービスの企画、推進など新しいビジネス創出をリード。グループ長補佐へ昇格後はメンバー育成、採用活動にも携わる。
前職の転職理由とSHIFT入社理由
前職でのSAPプロジェクトにおいて、プロジェクトを炎上させずに成功させるためには‘データ移行を成功させること’が大きな要素だと感じていました。
また、お客様からもマスタデータの整備や移行作業の代行依頼が多くあったため、炎上防止や工数削減につながる「データ移行サービス」を考えるようになりました。
しかし、前職ではそれを実現できる環境が整っておらず、自分が思い描くものが本当に正しいのか試したい想いが強くなり転職を決意しました。
SHIFT=テストのイメージは強かったですが、調べていくうちに、会社としてさまざまなサービスを展開していることを知り、面談を受けSAPで私の考えていたデータ移行サービスに近い構想もあると知りました。
他社からも内定はいただいていましたが、より「自分のやりたいことができる!」と感じてSHIFTへの入社を決めました。
データ移行サービスとは
システム導入では、発注企業側(事業会社様の情シス部門や業務担当部署)にもタスクが多く発生します。
特に業務担当部署は導入案件に対し専属要員を確保することがむずかしく、日常業務と並行してさまざまなタスクに対応する必要があります。そのため、要員や工数が不足し業務担当者の担当タスクが遅延する場合や、プロジェクトと日常業務の両方に品質低下が発生することがあります。
また、システム開発や導入を担当するパッケージベンダー様や導入ベンダー様も、責任分担の観点やリソース不足によりデータ移行のサービスを提供していないケースも見られます。
そこでSHIFTでは『ERP/SAPマーケット全体の品質向上』を達成するために、業務担当部署をご支援するデータ移行サービスを提供しております。
具体的には、データ移行アセスメント、データ移行マッピング支援、データ移行リハーサル、データ移行作業代行、データ移行検証などのサービスを提供しており、プロジェクトの上流工程から参画しテストも含め下流工程まで一気通貫でプロジェクトの円滑な推進に貢献させていただいております。
事例紹介
具体的なデータ移行サービスの事例を紹介させていただきます。
その企業様は東証プライムに上場し、連結売上高数千億円を超える電子部品などを扱う商社様で、はじめてのSAP導入で社内に経験者が不足しているため、作業の進め方や整備内容に問題がないか懸念がある状況でした。そのため、SAPを導入するうえで必要となる旧システムからのデータ移行作業が難航し、データ移行アセスメントや移行計画の策定、マスタ整備を期待しSHIFTへお声がけいただきました。
SHIFTがプロジェクトへ参画後は、移行計画の策定をするとともに、SAP導入のデータ移行やマスタ整備を細かくサポートすることにより、稼働を延期せずリカバリすることに成功いたしました。
また、データ移行サービスでの実績を認めていただき、ユーザー教育・UAT支援や稼働後の運用保守へ支援領域を拡大するとともに、グループ会社への展開も進めております。
最後に
・システム導入をゴールとせず、ERPにおけるお客様の本質的な課題に向き合いたい方
・ユーザー側タスクの支援を通し、SAPプロジェクトを円滑に進め、お客様がいち早くビジネスに集中できる世界をつくりたい方
・SAP導入における品質の重要性を感じスキルアップしたい方
このような思いをもった方がご入社し、活躍しております。
同じ思いをおもちの方がいらっしゃいましたら、ぜひ一度お話ししませんか?
最後までお読みいただきありがとうございました!