北畠から「明日は珍しく午前のアポがないので、子どもを送って午前は自宅作業します」から始まったエクストリームテレカン。気がつくと「集まれる人は11:10にapear.in集合!」で集まった面々。しかも全員別の場所からアクセス。
左上から時計回りに
高橋→カフェ
佐藤→会議室
香山→錦帯橋(電波の都合により直前に送られた記念写真以降連絡が途絶える)
北畠→自宅
小林→会社裏の公園(蚊に刺される)
松原→とうきょうスカイツリー(家族サービス中)
エクストリームテレカンの発端は……
ある日、PM松原がSlack上でこんな投稿をしました。
これ、求められているリモートワークの現実な気がしてます。エンジニアに限らず。(私の感覚
要は「常時リモート」を望んでいるのではなく、「必要に応じて物理的に出社しつつ、状況次第ではリモートワークができる」という。
ネタ元はこの記事。
そしてCOO北畠のレス。
私はエンジニアではないですが台風とか子育てとかまったく同じ感覚ですね。今のNSも実態として理想的な状態になっているかはともかくこの状態がいいなという意識です。
そして、今月ジョインしたエンジニア高田からも。
エンジニア視点での私の意見ですが、何を開発するかなど議論が多く必要な時は対面でのコミュニケーションが必須で、何を開発するか決まりがっと作り上げたい時はリモートも効率的ではないかと思います。
ちなみに前職では技術的な部署(インフラ、開発基盤)ではかなり自由にリモートで仕事してうまくいっている印象でした。
そして代表小林から。
エンジニアでは無いですが、リモートワークは私も推奨したいです。
理由はシンプルで、クリエイティブな仕事ができるからです。環境が変わることでアイディア出しやオフィスでは持てない新たな角度の視点が思い浮かぶので基本的に合意です。
台風が来るなら自宅待機(リモートワーク)でしょ
8月の台風の時も別のブログで書きましたが、前日の昼には自宅待機(リモートワーク)、状況を見ながら出社の指示が出ました。
翌日は早々に台風が去ったので、メンバーそれぞれの判断でリモートから出社へ切り替えられました。
でも週に1回テレワークデーとか、そういったことをやりたいわけではないんです
冒頭のチャット内容からもわかるように「常にリモート」「出社は週3回」とかを望んでいる訳ではなく、「〇〇があるからこの時はリモートするよ」という権利を自由に行使できる環境を作りあげていく方が、柔軟な勤務に繋げて行くことができるんじゃないかと思い、現在は制度運用も含め模索しています。
リモートワークの利便性を知った上で出社を選択するというのも、対面で話すことの大切さを認識しているからこその選択肢でもあります。これは一度やってみないと加減や実感がなかなかわきづらいところでもあるので、「やってみて考えよう」くらいのノリの方が導入しやすいことは確かです。
各メンバーがリモートワークする理由
「息子のクラスが学級閉鎖になっちゃった」
「病児保育の空きがなかったので」
「昼のアポが自宅近くなので午前中リモートで」
「水曜日は子どものお迎えなので帰宅後に続きやります」
「今日は主夫(婦)の日なので」
等々、色々あります。家庭持ちが多いので家族理由になることが多いですが「昨日帰りに歯医者で親知らずを抜いたら、ものすごく腫れて今日も痛み止めがないとキツくてまた歯医者に……」なんてのもあり得る話です。また、感染症の場合は、体調が戻るまでは療養に専念してもらって、その後「体調は戻ってるんだけど、咳をすると移してしまう」なんていう数日間は、会社にとっても本人にとってもリモートワークでやった方が合理的だし幸せです。
そう言えば、前回の全員ミーティング、1名が出先から、2名が子どもの看護で自宅から、他のメンバーは会社からとappear.inをフル活用で行いました。(私も4ヶ所同時は初めてでした)
セルフマネジメントができるからこそのリモートワーク
まだまだ両手でおさまる人数&大人スタートアップなので、時間管理は自分でできる事・セルフマネジメントが前提、時間をかけるより成果を、ということが自然と行えているからこそ、リモートワークもメンバーの共通認識としてできあがってきています。
しかしそういった「暗黙の了解」は言語化されていない分、忖度して「ちょうど良い距離を測っている」とも言えます。そうなると、まだまだセルフマネジメントにおいては発展途上で「ちょうど良い距離がまだわからない」メンバーの場合は、こういったリモートワークは逆に負担(業務外の時間なのに「やらなければ」と思ってしまうようなこと)になったり、拡大解釈して全く出社しなくなってしまう可能性ももちろんあります。
また、PCを持ち帰ってや社外からアクセスする等、セキュリティの面でもクリアする等課題はたくさんありますが、実現不可能なことはないと思っています。
今後は人数が増えていくからこそ、会社としてのラインは決めつつ、最大限のパフォーマンスを出せるような環境を常に提供し続けていくことが従業員に対する会社の使命ではないかと思います。
これからまだまだ会社そのものを創り上げていく段階ですが、一緒に創ってみたい!どんなふうに創るんだろう?と思われた方はぜひ遊びに来てみてください。あなたの理想のリモートワークもぜひ聞かせてください。
株式会社ニューロスペース's job postings