本記事は弊社の業務を公開することで、みなさんに知っていただき、興味があればぜひお仲間になっていただくための社内情報公開です。
下記の内容はNotion上のリンクなどを除いて、社内に共有している内容そのままです。
弊社のリアルが少しでも伝われば幸いです。
さて、今回は僕たちの理念を実現するための活動を始めた、という内容になります。
僕たちは目に見えづらいがゆえに属人的になっているディレクションスキルの可視化および標準化を目指しています。
その取り組みをついに始めましたので、現職がディレクターの方には特に読んでいただきたい内容となっています!
ではご一読いただけるとうれしいです。
ディレクション型化活動(DKK)
取り組みの考え方
株式会社ニューの理念と価値の実現
僕たちの理念と価値観を体現する取り組みです。
理念
ディレクションを体現し、一人でも多くの人に広める。
ディレクションの真髄は問題や課題を自分ゴトとして捉え、進行方向を示し、的確な判断をして、解決することです。
私たちはディレクションを体現して価値を証明し、できるだけ多くの人に、分かりやすく伝えていきます。
私たちの価値
チームでスキルや経験を共有・活用することで、ディレクションの質を高め、プロダクトに関する問題や課題を根本的に解決することです。
IT業界のディレクターには個々の差が大きく、人や場面によって質が変わるという課題があります。
私たちは、スキルや経験の共有・活用により、この一貫性の欠如を解消し、ディレクションの質を高いレベルで均一化することで問題や課題を根本的に解決します。
これまでクライアントワークの中で行ってきた価値提供は、与えられた業務を行うことで完結していたと思います。
この動きを1歩目とすると、次のステップは複数人での価値提供ですが、現在できているのは先輩社員レビューでしょうか。 短期的な対応であることを考えると、現在の状況は1.5歩目あたりなのかもしれません。
この取り組みによって長期的な効果が見込め、2歩目になる複数人での価値提供が完全実現できると考えています。
なお、3歩目は可視化された知見を活用することで常に一定品質のディレクションスキルが提供できる状態をイメージしています。
活動の概念
目的
短期
ディレクションの知見を可視化し、社内に蓄積することで標準化を図り、メンバーの成長を加速させたい。 また、同じテーマにみなで取り組むことで、業務では共有できない体験を共有する。 成功させてみんなでその体験を共有したい。
長期
社内に蓄積した知見を体系化し、外部へ提供していきたい。
また会社の魅力としても外部にアピールすることで、ディレクションの第一人者企業として存在感を出したい。
対象メンバー
原則、全員で取り組みを行う。
全体のフロー
前提
型化することはとても難しいため、50点版を実際に使ってブラッシュアップしていきたい。 始めから完璧なものは作らない。
フロー
- 現在の自分が一番解消したい課題を上げる
- その課題を解消するためのプロセスをフォーマット化や手順化で型化する
- 成果物のフォーマット例(使えればなんでもOK)
- マニュアル
- チェックシート
- 記入フォーマット
- このとき100点を目指すのではなく70点を目指す
- もし具体的なイメージができなければみんなで意見を出し合って決める
- 型化を始めるときは下記を「30点版の成果物」ページ配下にコピーする
- 30点版の成果物を全員でレビューを行い50点にする
- 50点版になったら「50点版の成果物」ページ配下に移動する
- 50点版をメンバー全員に展開し、展開されたメンバーは実際の業務で使用する
- 実際に使った結果をフィードバックし70点版にする
- 70点版になったら「70点版の成果物」ページ配下に移動する
- 70点版の成果物をSNSやWantedly、コーポレートサイト上で外部に無料公開する
- 以降、使いながら100点版を目指していく
ルール
- 毎日30分、取り組む時間を確保する
- 成果物のレベルは気にすることなく、いまの自分が使えると嬉しいものでOK
- みんなの「いま」は必ず後輩が通る道だよね
- 週1回定例でフィードバックを行う
- 成果物を実際に使う場合は、自社PCからNotion上に作成すること
- 業務PCだと持ち出し不可かつPj離任の際にすべて消えてしまうので、自社PCに残しましょう