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「自分には価値がある」と信じられる社会、「形ないもの」に価値がつく時代へ。

今回お話を伺ったのはクリエイティブディレクターを務める清水彩⾹(通称しみこ)さんです。

清水さんは13歳で演者として映像業界に飛び込んで映像表現の虜となり、その後学業の傍ら映画助監督として活動されました。

日本映画大学を卒業後は新卒で博報堂グループに入社し、車や飲料メーカーのCM制作を担当。その後YouTube制作会社に移り、企画・撮影・編集を一貫して遂行されました。

そして2022年10月に、表現者と作り手の経験を活かし、「クリエイターさんをより輝かせたい」という想いからNateeにジョインされました。

今回はそんな清水さんの仕事に対する想いに迫ります。

「映像」の虜になった学生時代

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ーー本日はよろしくお願いします!早速ですが、しみこさんの1stキャリアについてお聞かせください。

1社目は博報堂グループに入社しました。

意思決定の背景は学生時代の経験に遡ります。実は、中学生の頃から映像映画がすごく好きで、映像制作映画の出演スタッフなどのお仕事をしていました。

大学も、映像に関わる仕事に携わりたくて映画大学に進学しました。そして大学4年生の時、就職のタイミングでも、最初はフリーの映画助監督をしようと思っていたんですよね。映画の道に進みたいと思って。

しかし、内省をしていくうちに「映像というもので、自分は本当に稼ぐことができるのか」という考えが生まれてきました。

そこで、「一度ビジネスサイドに振り切ってみよう」と思い、映像業界で一番多くのお金と人が動く「CM」の世界に行くことを決めました。そうして入社したのが博報堂グループです。

入社してからは「プロダクションマネージャー」という職種に就き、CMの企画から納品まで全てを統括として担っていました。

ーー「映像」という芯が強くあったんですね。実際にビジネスとしての映像に関わって感じることはありましたか?

映像に関係ないことになってしまうのですが、一番は「人との関わり方」を学びましたね。

当時は社会人1,2年目ということもあって、年齢的にもキャリア的にも自分より上の人しかいない環境でした。関わる人数も多く、多いときには100人規模のスタッフをまとめるのが自分の役割だったんです。

その中で時には指示を出したり要望したりしなければならず、それを受け入れてもらうためには、相手をリスペクトし、かつヘコヘコし過ぎず、きちんと「人と人との繋がり」を築いていく必要がありました。

このような環境で仕事をしていたので、人と協働していく上での立ち振る舞いや、上下ではない関係の作り方といったものを、すごく学んだように思います。

ーー厳しい環境で鍛えられた印象です。2社目はどのような背景で転職をしたのですか?

もともと、いずれは自分で全部作れる人になりたかったので、自ら「制作」をする側に再び回ろうと思ったんですよね。

それで、企画、撮影、編集すべてを分業せずに自分で手を動かしてできるという理由から、YouTube動画の制作会社に転職をしました。ドラマやCMだとどうしても分業になってしまうので。

ーーなるほど。クリエイターに戻ってみて感じたことはありましたか?

「映像作品に向き合う感覚」に立ち戻った気がして、楽しかったですね。

1社目では仕事の性質上「人」に向き合っている時間が長かったのですが、2社目は向き合う対象が「映像」に戻りました。

もともとずっと映像が好きだったので、シンプルに楽しかったです。

「クリエイターを輝かせる」ためNateeへ

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ーーそのような中で、なぜNateeへジョインすることに?

これも当初のキャリアプランにあったことなのですが、自分で制作ができるようになった後には、「教える側」「サポートする側」に回りたいと思っていたんです。

自分が手を動かすことからは一旦手を引いて、作り手の方々を教えたり、自分のアイディアや経験を提供することで、その人がもっと輝けるようサポートすることがやりたいなと。

一定期間制作側で経験を積み、こうしたキャリアを考えていたちょうどそのタイミングで、「クリエイターを輝かせる」事業を行っているNateeと出会いました。

ーーそうだったんですね。しみこさんにとって「人を輝かせる」ことにはどのような魅力があるのでしょうか?

SNSの普及で「クリエイター」を職業とする人が増え、芸能人ではなく、身近な人が輝く姿を見る機会って増えてきたと思うんですよね。

彼らの姿を見ていると、「自分であることが個性」であったり、「自分であることを肯定される」ことの素晴らしさを感じるようになったんです。

そういう時代背景もあって、クリエイティブに携わってきた身として、こうしたクリエイターの方々をサポートできればいいな、と思うようになりました。

ーーNateeが掲げている「ありのまま自分らしく生きる人を増やす」に真っ直ぐ繋がっていますね。入社を決断する決め手は何だったのですか?

社員の方々の「熱意」です。

転職活動をしていた当時は、前職の仕事がとても忙しかったので、正直まともに転職活動をできていなかったんですよね。(笑)

ただ「次のステップに行こう」とは思っていたので、見切り発車的にスタートしてしまって。

そんな中、偶然ご縁があり話すことになったNateeの方々は、皆エネルギーがすごかったんです。そして、全員言っていることが同じでした。

皆口を揃えて「人類をタレントに」というミッションについて語っていました。

社会の中で「人」にこういう存在になってほしいとか、「人生」というものをこうしていきたいとか、主語を「自分」ではなく、「人」において話す方しかいなかったんですよね

また選考プロセスにおいても、日中時間が取れない私のために早朝に面接を組んでくださったり、選考以外のカジュアル面談を何度も組んでいただいたりと、形式ばったものではなく「私に合ったやり方」をアレンジしてくれて。

その「一貫性」がとても信頼できるなと思いました。

「自分に価値を見出せる人」を増やしたい

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ーーNateeの選考はユニークですよね。普通だとちょっとあり得ないくらい人生に向き合いますからね。実際にジョインしてみて、面白いと感じる部分はありますか?

1社目の時のような「人との向き合い」に戻った感覚があるのですが、今の自分はそれを面白いと感じています。

日々向き合っているのはSNSで活躍するクリエイターさんなのですが、それぞれのクリエイターさんにカラーがあります

私の仕事は、彼らが持っている自分にはない感覚やアイディアを、マーケティングの観点でより良くしていくというものです。

このように、大勢のクリエイターさんを一気に束ねるのではなく、一人一人のクリエイターさんに「個」としてじっくり向き合い、その良さを引き出していくプロセスが、自分のやりたいことに直結していてとても面白いですね。

ーーしみこさんのWillに合致していますね。逆にNateeで大変なことはありますか?

「作品性」「PR性」のバランスが難しいと感じています。

前提として、私たちがディレクションしているのは企業様からいただいたPR案件の動画です。

普段リップシンクで踊る姿を投稿しているような方からすると、「PR」はクリエイターさんにとっても視聴者の方にとっても「異質」なものでしかありません。

ですが、ただ普段通りの投稿を行ってもやはりPRとしての効果は望めないので、そこにマーケティングやPRの観点を入れ込んでいく必要がある。

そのバランス感覚がとても難しいなと感じています。

ーーそこが難しさでもあり、Nateeの競争優位性に繋がっていますよね。しみこさんがNateeでやりたいことはどのようなものですか?

私がNateeに入った目的でもある、「自分に価値を見出せる人」を増やしていくこと。そして、形のない「技術」や「クリエイティビティ」にもしっかりお金がついてくるような日本にしたいと思っています。

もともと映像業界に長く身を置いていたのですが、才能ある人が正当に評価されていないシーンを何度も目にしてきました。

海外だと芸術を高く評価する傾向があるのですが、日本はそこに遠慮というか、「友達だからタダでやるよ」みたいな、才能を軽んじるふしがあるなと思っていて。

人が「その人らしくあること」を認められ、それが経済的にも報われる。そんな社会をNateeで作っていきたいなと思っています。

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Photo by Ryota Tawa

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