【挑戦者の、一番の応援者になる。】
そんなミッションを掲げて、日本全国だけでなく、海外に留学中の学生まで数万人の学生の就活支援をする、私たちナイモノでは多くの「元教員」のメンバーが活躍しています。
そんな彼らが転職を決めた理由は?
教員経験がビジネスで活かせている部分は?
転職してからの苦労はあった?
今のナイモノでの仕事の魅力は?
そんな質問に、本音で答えてもらいました!!
学生たちだけでなく、新しいメンバーも「挑戦者」。ぜひ、あなたの転職活動、キャリア形成のヒントを見つけてください!!
目次
Q. 教員になった理由やきっかけは?
Q. 転職した理由を教えてください
Q. ナイモノに入社してからの印象は?
Q. 教員経験が活かせている部分は?
Q. 働く中で感じるナイモノの魅力は?
Q. 将来、目指していきたい姿は?
Q. 教員になった理由やきっかけは?
◆見明:もともと親が学校の先生だったり、身近な職業だったのもあったりして地元の国立大学の教育学部に入って、そのまま教師になったという感じですね。ずっと地元で育ってきて、流れに任せて気づいたら、というような(笑)
もちろん教育実習のときから、学校の先生は楽しそうだなと感じたので、最初のキャリアとして教員になろうと決めて小学校の教員になって、3年働きました。
◆藤木:私はもともと何かを教えるのが好きで、妹もいたので面倒を見ていたりして、中学生のときから教える仕事として教師になりたいと考えていました。
最初は音楽の先生になろうと思ったんですけど、音楽は仕事よりも趣味でいいかなと思っていたところ、高校生のときに数学の面白さに目覚めて、数学の先生になろう、と。そんな長年の夢を叶えて、第一志望だった中高一貫の私立女子校で4年間働いていました。
◆佐藤:東北で生まれ育って高校の国語教員として5年働いて、そこから上京転職して1年間、教育系のITベンチャーでの仕事を経験しました。
主免許は家庭科なんですが、国語と特別支援を副免許でとっていて、高校では担任もしつつ進路指導を長く担当していました。
担任をしていたクラスでは、生徒たちに新しい発見や視点を経験してほしいと考えていて、カリキュラム外のイベントや行事なんかもやったりしていました(笑)
◆石島:みなさんに比べて、ちゃんと話せるか不安なんですけど(笑)、ぼくは小さい頃からテニスをしてきて本当にスポーツ一筋で、高校時代にすごくお世話になった先生がいて、恩返しというかそんな先生になりたいと思って、高校の体育教員になりました。
クラス担任もしていたんですが、進路指導とか生徒と会話をしている方が楽しいな、と感じていました。あとは、スポーツは人に教えるよりも自分でやる方が面白い、とも気づいて(笑)
Q. 転職した理由を教えてください
◆佐藤:生徒の就職指導を始めてから、自分の言葉の説得力のなさを感じたことが大きいですね。学校の内側しか知らないのに、大人というだけで仕事や就職について話をするなんて、リアルじゃないなって。
あとは環境的に、歳を重ねるほど仕事への熱量が下がっているように感じて。この環境で20年30年を過ごしたら、と考えたときに自分も同じようになることの危機感から、武者修行に行くような勢いで東京の10数人のベンチャー企業に転職しました。
◆見明:ぼくもそれに近い部分があって、前職では「若いからこれもできるし、あれもこれもできるよね」という感じで、年輩の方々からどんどん仕事を任せていただいて(笑)
長く働けば給料も上がっていくのかなと思いつつ、新しいことに挑戦せずに若手に仕事を振りながらお金をもらうような社会人にはなりたくないな、と疑問を感じてしまったのはあります。
「楽をして仕事でお金をもらう」と考えるならそれでもいいかもしれないんですけど、楽に仕事をすることに意識を向けるような社会人にはなりたくないと思ったので。
(一同:「わかります!!」 「共感の嵐!!(笑)」)
◆藤木:働き始めて、けっこう早い段階で感じたことなんですけど「私が目指すモデルは、これなのかな?」と考えると、私にとってはそうじゃなかったんですよね。
私は必ずしも「すごくお金がほしい!」という訳じゃないんですけど、単純な疑問として、生み出した価値の対価としてお金が発生するわけで。年齢や経験にかかわらず、適切な対価が生まれる環境で働きたいと思ったのが、転職を考えた理由です。
あとは、学生時代に個別指導塾で4年間アルバイトをしていたときに感じていた1対1のコミュニケーションに比べて、数十人に向けた授業ではやりがいの種類が違うな、と。これを定年までずっとやるのか……と想像して、違う未来を選ぼうと決めました。
◆見明:そうですね。将来を考えたときに「自分はこのまま一生、教員しかやらないで過ごすのか」と考えて、動き出すなら今だなと思ったのが3年目でした。
◆石島:ぼくはちょっと違うベクトルなんです。体育会系の考え方かもしれないですけど、人と競争するのがすごく好きだから「競争する相手がいない」ことにワクワクできなかったんですよね(笑)
一応、前職でもKPIというか目標数値のようなものはあったんですが、全員がそれを達成しようという空気感がなくて、環境的に自分には合わないなと思っていました。
あとは体育教師になって教える機会はあるけれど、自分がスポーツする機会が少ないし、土日もなかなか休みがなくて……それがちょっと嫌でした(笑) ただ生徒は好きだし、やる気のある子を支援する仕事をしたいと思っていました。
Q. ナイモノに入社してからの印象は?
◆見明:ぼくはもう、打ちのめされましたね(笑)
振り返ってみると、前職では「お山の大将」みたいな感じで。スポーツをしてきた若い男性教師はどんどん仕事を任せられて、おだてられたら「できる人」になった気持ちになっちゃうんです。
ナイモノに入社してからは絶望というか、本当に良い意味で「こんなこともできていない、あれもできなきゃ」って、身近に仕事ができる人がたくさんいるので、めちゃめちゃ打ちのめされています(笑)
特に、ビジネス視点で考えることの難しさがあって、今はKPIを追って、毎日の達成状況を考えていく必要がありますよね。これまで、そういう「信用とビジネス」を同時に考える視点がなかったので大変です。
◆藤木:私は、むしろそれがある方が楽しいな、って感じています。
教員時代は明確な目標がないので、何を目標にして頑張ればいいのかがわかりにくくて、生徒との会話でもどこに向かって何をメリットと考えるのかが見えにくい。もちろん相手によってもメリットと感じるものは違いますし。
今ではどの学生にどれくらいの時間や思考を使って、彼らや自分にとってのメリットを考えるのが楽しいですし、その判断基準が明確にあるので自分に合っているな、と感じています。
◆佐藤:私は前職の会社で、少ない社員数で売上を高めるための目標への意識やスピードの感覚を磨けたのもあって、ギャップはそこまで大きくはなかったですね。
ただ、ビジネスモデルの違いはあるので、それぞれの学生にどこまでかかわって、どれくらいのスピードで、どんな信頼関係を構築するのかというバランスは探りながら進めていく難しさは感じています。
◆見明:本当に、入社したばかりのときは何もわからなくて毎日追いかける目標はあるし、数字には追いかけられていますし(笑)、考えることはめちゃめちゃ増えましたね。
学校の授業だったらある程度の流れがあって、その日の教科書のページが違うくらいで、やっていることはあまり変わらない。それに比べて、今は毎日「もっとできなきゃいけないこと」がたくさん見えるようになって、その考え方や思考に慣れるのは大事だなと思います。
◆石島:たしかに前職では1年間のスパンで生徒を見ていた中で、今は数ヶ月とか場合によっては数日の単位で動いていくので、スピード感はぜんぜん違いますよね。
そこがナイモノに入ってからすごく視点が変わったところでもあって。環境としては、もう期待通りというか競争し合える環境なのが楽しいです。
それこそ、ただ学生に時間を割くのがすべてじゃなくて、学生にはまだ見えていない視点や新しい世界を提供してあげることで、彼らのメリットになる面白さがあります。
「学生や生徒に寄り添うこと」と「ビジネスや数字」って、分かれているものじゃなくて、イコールになったらそれこそ理想だなって思うんです。
Q. 教員経験が活かせている部分は?
◆見明:ぼくの場合は小学生が相手だったので、自分の言葉が相手にどこまで届いているかはいつも気にしていました。
子どもたちって、叩いちゃったり言い合いをしたりケンカすることもあって、その裏には彼らなりの理由があるはずだけど、そこで発する言葉と本音は必ずしも一致してるわけじゃないですよね。その背景を想像したり理解した上で、本人にとって納得できる対応をすることが大事で。
今も学生と面談する中で、彼らが言っていることと叶えたい理想は本当に一致しているのかは、考えなきゃいけないなと思っています。まだ、「活かせている」とまでは思えてないんですけれど(笑)
そのへんって、中高生相手の場合はどうですか?
◆石島:いや、高校生でも子どもの部分はありますよ。それこそケンカもするし、誰が悪いとかあれが嫌いだとか。
◆藤木:たしかに高校生は中学生よりも大人だなとは思うけど、大学生もまだ社会人になっていないという点では、変わらないとも思います。
活かせていることと言えば、ナイモノで言う「グリップ」みたいな部分はあるかもしれないですね。
それこそ思春期の女子中高生って信頼関係が大事で、ちょっとした言動でそれが崩れてしまうと大変なことになるので(笑) そういう意味で、私は割と信頼関係をつくるのは得意なタイプの教員だったかな、と思っています。
ただ、それで言うと今の仕事で、成果につながっているのは100%全員が女子学生で、それは次の課題かなと思っています。
◆佐藤:私の学校は本当にいろんな生徒がいて、不登校や人とのかかわりが苦手でサポートが必要な子から自主的積極的に勉強をする子まで本当にさまざまで、そんな一人ひとりに合わせるのは意外と得意だったんじゃないかな、と思います。
彼らの情況に合わせて、声のトーンとか表情を変えて対応してきたので、それは今でも活かせている部分なのかなと思いますね。
どこで心を開いてくれるのか、ちょっとでも笑ってくれたらいいな、って面談の中で何回笑顔を見られるか、勝手に自分で目標設定しています。このアプローチはどうだろう? じゃあこっちは?って戦略を変えていく、みたいな(笑)
◆石島:ぼくはただ、生徒からどんな話をされても楽しめちゃうタイプだったので(笑) 女子生徒がUSJに行った話をしていて、それが1時間でもぜんぜん苦ではないし、就職とか志望校についての話をすることに自分の労力や時間を割くことはぜんぜん大変でもなくて、本人が納得いくまで話を聞く。
逆に、教員としてまわりの人たちもそうであってほしいと思っていたんですが、若い人ほど熱意はあるけれど歳を経ていくと変わっていく雰囲気には違和感があって……。それこそKPIが設けられていないとしても、担任クラスの生徒に向き合ってきたスタンスは、今も変わらないですね。
Q. 働く中で感じるナイモノの魅力は?
◆石島:さっきも話しましたが、やっぱり目標に対して競争し合える環境、競争できる人がいるのはめちゃくちゃ魅力だと思います。
◆藤木:私も、そもそも目標の数字があるのが楽しいですね。達成できていないとしても「できていない」ことがわかるし、じゃあどうすべきかを考えられる指標がある。
教員のときは、それがないのが当たり前で自分が仕事をしている意味や達成感が見えにくかったりもしました。今はどの学生が何に取り組んで、どこに内定が出たらどんな意思決定をするのか、って予想しながら自分のかかわり方を変えていけるのが楽しいです。
目標達成に向けて、今の自分がどれくらいできているのかが数字でわかるし、何を変えたらどれくらい変わる可能性があるのかも、道筋を考えられる。あとはちゃんと成果を出すだけなんですけど(笑)
◆佐藤:私もそうで、そもそも全国各地どころか海外の学生、いろんなバックグラウンドがある学生と話せて、彼らが描いている未来を見られるのが楽しいなと思っていて。
そんな彼らに対して、自分ができるアドバイスの方向性や手法について、先輩方に教えていただいて試行錯誤をしながら答え合わせが毎日できる楽しさがあります。
そういう意味で、ナイモノの研修はめちゃくちゃ手厚くて整ってるな、と思っています。
(一同:「それは本当にそうですね」 「前職ではほとんどなかった(笑)」)
◆石島:あとは、学生の新しい側面が発見できるのも面白いですよね。この学生は、意外とこういう企業にも興味があるんだ!とか、仕事をこう捉えているんだ、ってお互いに新しい世界が見える楽しさがあります。
「石島さんが教えてくれた会社、すごく良かったです!」と言ってくれたときはうれしいし、もっと増やしていけるようにしていきたいと思えます。
◆見明:ぼくはちょっと違っていて(笑)、もちろん学生の興味や可能性を感じるけれど、それよりも自分にとっての新しい発見が面白くて。
自分にできることが増えたり、新しいことを憶えて考えられるようになったりすることの方が、今は楽しいです。教員時代は考えたことがなかったことばかりを知って出会えたので、それに向き合えているのが本当に転職して良かったな、と思っています。
それこそ先輩方の数字を見ると、ちょっと頭抱えちゃいます。良い意味で絶望しています、まじかって(笑)
Q. 将来、目指していきたい姿は?
◆藤木:いろんな視点や考え方をもった人になりたいですね。それこそ前職を辞めた理由でもあるんですが、知っている世界や視点を増やしていきたい。
会社の中にもCA(キャリアアドバイザー)以外にRA(リクルーティングアドバイザー)の方やオペレーション、マーケティングの方々がいて、メンバーもリーダーもいて、取引先の会社も学生もいますよね。その各役割の人たちの視点をもって、できることを増やしていきたいと考えています。
あまり明確なビジョンを描くタイプではないんですけど、まずは目の前のことに向き合っていきます。
◆見明:ぼくはこの会社を「海賊船」だと思っているんですよね(笑)
船長が目指す、成し遂げたいものを一緒に叶えていくメンバーがいるイメージで、そこには主力メンバーもいれば「誰やねん!?」みたいなキャラもいるじゃないですか。ぼくはそういうモブキャラになるのは嫌で、その船に乗るならゾロとかサンジでありたいし、この船にちゃんと影響を与えられるようになりたい。
教員時代も期待されるのは嬉しかったし、任せてもらったのはありがたかったけれど、小さい船で仕方なくというよりも、やっぱり大きくなっていく船で影響を生み出したいですよね。「この人に任せれば大丈夫だ」と思われるために、その立ち位置を奪っていくというか、実力で獲りにいくくらいの存在感を出せたらと思っています。
◆石島:ぼくは、少しかっこつけて言うなら「いい大人の見本」として立っていたい、というのがずっとあって。仕事もプライベートも楽しんでいる状態があって、それが他者に好影響を与えていける状態でありたいと思っています。
今の仕事も楽しみながらできているので、それを追求していく中で、会社や他者に対してより影響度を高めていけたら一番幸せだろうなと考えています。
◆佐藤:私は常にわくわくしていたいし、何歳になっても可能性に触れていたい。
この環境の中で、いろんな学生さんの未来を見られたら楽しいし、世の中のいろんな企業で求められている力があって、それをちゃんと言語化して価値を伝えられるようになりたいなと思っています。
世の中にはさまざまな魅力的な会社や人やモノがあって、それを高校生や大学生のキャリアにつながるような情報提供をしていきたいんです。
もともと転職した理由も、ちゃんと社会をわかった上で進路指導やキャリアのアドバイスをしたい、というところからなので、先々はそういうビジネスをできるようになっていければ、と考えています。
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